41. ラストエンペラー
批評家の間では不評とか。史実に基づいて作られていないなど。なるほど確かに坂本氏が甘粕役をやってるくらいですから。ベルトリッチについても、「1900年」をピークに力量が落ちていると言う声も聞かれます。個人的にはこの監督のファンなのでそれなりに楽しめましたが。他に競争相手のなかった年でしたが、イタリア人に対するオスカー獲得は嬉しかったです。 10点(2002-02-27 12:04:14) |
42. シンデレラ(1976)
<ネタバレあります>誰でも知ってる物語だから、安心して観ていられる?かな。地下の台所に押し込められるシンデレラ。しかしどう考えてもボクの部屋よりよっぽどまし。それに舞踏会のシーンにしても絢爛豪華って感じじゃなく、やっぱ低予算って言うか、古い映画って言うか。この点もマイナス。ここが盛り上がらなかったらどこに見せ場があるのだろう。物語の最後は身分の違いで王家から結婚を反対される。そしてシンデレラは一人身を引き、遠く離れた屋敷へ。たまには会いに行くよって。そう“愛人にされる”そうな。良い話だし生唾ものです。だってシンデレラが愛人ですよ。しかしそこは童話の世界。再び現われた魔法使いのおばさんがトランペットもどきを吹き吹き、シンデレラはめでたく王子様と結ばれたとさ。な~んや!なんか唄って踊って誤魔化されたような?そうそう、この作品因みにミュージカルです。 5点(2002-02-03 16:13:25) |
43. フェアリーテイル(1997)
この物語、“妖精の写真は本物か?”“妖精は本当にいるのか?”と言うところがテーマ。本当にいるんだろうか?と興味本位で観たんだけど・・・何と前半から妖精を登場させてるじゃないか? 個人的な先入観では、“妖精はいるのか?”それとも“少女たちは嘘をついているのか?”“単に大人たちには妖精が見えないのか?”そのことを伏せて話は進んで行き、観ている観客にそのどちらを信用するかを問う設定なのかと想像していたら・・・このことが何より期待外れでした。 7点(2002-01-11 12:38:29) |
44. 名探偵ポワロ スタイルズ荘の怪事件<TVM>
トリックそのものは良かったですよ。しかし犯人がこの人とは?このシリーズに乗れずいる自分の所為でしょうか、あまりに普通に感じましたけどね。やっぱ地味な作品に思えました。とにかくポワロの処女作の映画化としては評価したいですね。 6点(2002-01-08 12:26:51) |
45. BROTHER
ストーリーはあって無いようなもの。最後はイタリアマフィアに対し抵抗する間もなく呆気なく皆殺しってところは、やっぱちゃっちい日本人だし、ここが変だよ!ってとこでしょうか?今や日本映画の先頭を走っている武作品って感じですが、一方で日本の映画みんなが、武の映画みたいになっても困る気がしますが・・・・・ 8点(2002-01-07 12:38:53) |
46. レイズ・ザ・タイタニック
実際に観るまではてっきり、“タイタニックもの”だと思っていたら、現代にて引き上げる話だったんですな。当時の冷戦時代の面影を残す作品で、それなりに楽しめました。最後の主人公たちの選択には拍手です! 8点(2001-12-26 12:40:02) |
47. 死と処女(おとめ)
タイトルにある「死と処女」ってシューベルトの楽曲名だったんですね。処女に“おとめ”ってくどくふりがなが付いてるから、どういう意味があるのかと思っていたら、これを観て初めて分かりました。☆で内容ですが、やっぱロマン・ポランスキーですな、って感じで・・・・・ 6点(2001-12-07 12:34:21) |
48. リトル・ブッダ
ベルトルッチは好きな監督なんで、勿論本作も楽しんで観たんですが・・・。子供たちが良いです。ブリジット・フォンダも。全体的に申し分ないんですが、作品的には「あなたはチベットの高僧の生まれ変わりです」って言われてあたふたする姿にターゲットを絞っても面白かったと思うのに、若き日のブッダのエピソードを盛り込んだのは、やっぱ西欧人への“ご親切な仏教解説”ってとこでしょうか? またしてもこの監督特有の“長さ”を感じてしまいましたかな。 8点(2001-12-07 12:28:26) |
49. 未来惑星ザルドス
意味不明なストーリー。SFもの。賛否が分かれそうな作品です。でも個人的には好きな方です・・・と言っても、最後の「こ、こっれがS○Xなのね・・・」って台詞を聞くと、純粋に好きって言い切ってしまったら危ない奴に思われたりして。ベートーベンの楽曲とショーン・コネリーの赤いパンツが印象に残ります。 7点(2001-12-06 12:40:41) |
50. フラッシュ・ゴードン
ルーカスがこれをやめて「スターウォーズ」に、って話は有名ですが、個人的にはルーカス監督が撮らなくて正解の気が。それなりにヒーローものとして楽しめました。でも最初に観たのは子供のときだったんですよね。そう、良くこんなの観たよなあって感じも。なんかムチャケバケバしいです。 7点(2001-11-29 22:04:19) |
51. 続・恐竜の島
前作からの流れを引き継いでくれてるのが嬉しい。希望の持てるラストで締めくくられるところは流石続編。しかし“鎧武者”はどんなものかと・・・・・ 8点(2001-11-12 12:16:13) |
52. 恐竜の島
子供の頃、夢中になって観ました。今となっては特撮技術も古過ぎるのかもしれませんが、なかなか最後まで楽しませてくれます。監督のケビン・コナーは、恐竜ものが好きなのか他にも「地底王国」なんかも作ってくれてます。 9点(2001-11-12 12:13:43) |
53. 調教師
<ネタバレアリマス>このタイトルからは、勿論、その手の作品を期待してたんですが・・・・・調教されるのは女性ではなく男の方とは。生殖機能が働かない足の不自由な老人が、若い男に淫らな行為をやらせて、それを隣のビデオ室で堪能する。しかし肝心のヒロインがその部屋に入ったとき、なっなんと若い男はカメラを壊してしまったではないか!んなあほな・・・・・おいおい・・・・・? 2点(2001-10-12 12:07:30) |
54. アイズ ワイド シャット
キューブリック作品らしく、いつものついて行けないノリでしたが、またそこが良いところ・・・・・かな? 7点(2001-10-12 12:04:42) |
55. I SHOT ANDY WARHOL
アンディ・ウォホール関係の映画だって聞けば、決してまともな訳が無い。それにしても予想以上に無茶苦茶ですね。無茶苦茶な主人公を観ているとかなりイライラしますが、それを狙った作品なんだと思えば逆に凄い映画でもあります。 5点(2001-09-28 12:32:09) |
56. クレオパトラ(1963)
主演がエリザベス・テーラーだからでしょうか? あまりクレオパトラを悪女風には描いていませんね。やたらと金を掛けたセットやエキストラは分かりますが、何か期待したほどの“見せ場”と言うものに巡り会えなかったような。4時間って言う長丁場もマイナスでしょうか? 何でもこの作品、制作費を回収できなかったそうな。個人的にはこの手の大作は好きな方なんで満足しましたが・・・ 6点(2001-08-30 12:26:27) |
57. ジキル博士はミス・ハイド
これを観て大林監督の「転校生」を思い出しました。あっちもなかなかですが、こっちも軽いコメディに仕上っていて、少しHで良いです。 6点(2001-08-22 12:33:38) |
58. グレイストーク/類人猿の王者ターザンの伝説
これほどリアルに作られたターザンものを観たのは初めてでした。って言うより、ターザンものじゃないですね。ラストの結末も納得です。 5点(2001-08-21 12:26:55) |
59. レリック
怪物って強いのか弱いのか良く分からなかったですね。暗がりでの登場シーンのみで、且つ最後まで姿をはっきりと見せなかったし。の割りには宿主がいてって、ヒロインだけを襲う口実めいていて、そう思うのもあまりその辺の説明が少なかった所為ゆえでしょうか? 中半の一人一人襲われる展開は良かったんですが、ラストの終り方も含めて消化不良の気がしましたが・・・ 5点(2001-08-17 12:29:46) |
60. スペースバンパイア
話題になりました。冷静に考えると宇宙から来た吸血鬼って訳で、ホラーと言うほど怖くも無いし、アクションとかも今一つの気が。SFXも良いって?今観れば普通ですかな。しかしダン・オバノン脚本ってとこは注目です。それ以上に、主人公のお姉ちゃんの大きな胸しか印象に残ってないってのも事実なんですが・・・ 5点(2001-08-16 12:21:05) |