Menu
 > レビュワー
 > すねこすり さんの口コミ一覧。4ページ目
すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 432
性別
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/kirin6770
自己紹介 こちらでの書き込みは休止しております。
よろしければ、ブログへお立ち寄りを。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  サルバドールの朝 《ネタバレ》 
「英雄サルバドール」を描きたかったんだろうけど、見事、ハズレました、、、という作品。冒頭に「勇気ある青年」(だったと思う)という字幕が入ったので、そのつもりで見ていたのだが、おしまいまで来てしまって、「はれ?」という感じ・・・。もしや大事な部分を見落としたか? と思い、もう一度見直したけれど、やっぱり彼について描かれているのは、体制反対運動の資金のため、悪銭貯まる銀行を強盗して、待ち伏せていた警官たちと銃撃戦を巻き起こし、挙句、警官を撃って自分も負傷し警官は死亡、それが故にムショ送りとなり、不当裁判の末死刑となった、ということであった。これらの中のどこに「勇気ある」といわれる要素があるのか? 正直、分からない。銀行強盗のこと? 体制に異を唱え闘った、ってこと? こうして事実を淡々と描くのであれば、冒頭のクレジットは不要だし、冒頭のクレジットを強調したいのならこの描き方はないでしょーよ。彼は不当に死刑に処され、本人も家族も哀しみの極みに突き落とされた、ってことなのかも知らんが、銃撃戦で逝った警官だって、その家族も、哀しみの度合いは同じだと思うんだけど。なーんかストレスたまる作品。
[DVD(字幕)] 4点(2009-02-16 14:16:42)
62.  さすらいの航海 《ネタバレ》 
夜中にふと見たBSで、つい見てしまいました。最後まで見ると朝になっちゃいそうだったので、途中から録画し・・・。まあ、内容的には散漫な印象は否めません。妻子があるのに海に飛び込んじゃう男とか、心中してしまう若い男女とか、海に投げ込まれちゃう船員とか、他にも悲劇がテンコ盛りなのに、妙にサラッとしていました。この作品は一応、ハッピーエンドを迎えますが、史実では、その後は悲惨な運命が待っていた人々も多いようで、やはり生きるというのは過酷だな、めでたしめでたしなんてないんだよな、と感じさせられた一品でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-21 11:11:43)
63.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 
ヘレナ・ボナム・カーターが好きなので、畢竟、バートンの映画も大して好きではなくても見るハメになります。さて・・・、バートンらしい画でしたね、絵本のようで。ミュージカルとしては、イマイチでした。なんせ音楽にインパクトがないというか、心に響いて来ず、良いと思えませんでした。歌はみなさん頑張っていましたけど。それにしても、ちょっと切り裂き過ぎです。目を背けてしまいました。若い2人の駆け落ちはどーなったんでしょ? そこまで愛していた妻なのに、いくら15年振りとは言え分からないまま切り裂いちゃうんですかね。バートンは、これを映画化して、何がしたかったのでしょうか。グロ映画を撮ってみたくなっただけ、としか思えませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2009-01-21 10:49:24)
64.  シルク(2007) 《ネタバレ》 
自己陶酔映画ですね。「高尚な作品撮りました」みたいな製作サイドの独りよがりで、見る方はポカ~ン、という感じ。行間読め! というのなら、書いてあるものがしっかりしていなくては、読みようがないんですよ。なぜエレーヌは夫の日本での浮気を勘付いたのか、がこの映画のキモなのに、そこが分からないって、致命的。夫婦のベッドシーンで読み取れってことなんですかねえ・・・。それにしちゃあ、随分、ありきたりな濡れ場でした。なんか、誰々がどーしてこーして、こーなりました! というだけの映画だったような。日本語のセリフも聞き取りにくいところがあったし。唯一の救いは、中谷美紀サマでした。改めて、良い女優さんだと感じました。
[DVD(字幕)] 3点(2009-01-07 14:07:05)
65.  ヴィーナス(2006) 《ネタバレ》 
むむー、ビミョーな映画。欧米人の場合、かなりのお歳になっても、ラブシーンが汚くならないところがスゴイと思うのですが、ピーター・オトゥールはどうみてもヨボヨボの爺さんで、ちょっとヤバイ。映画の内容云々を語る前に、そこが気になってしょうがない。・・・とは言え、この爺さんは自分から積極的に若い女のコに溺れに行っているところが、むしろ好感を持てます。欲望をひた隠すエロジジイより100倍カワイイ。爺さんをおちょくる小娘役のジョディ・ウィッテガーも、可愛げのない図々しい感じをよく出していて、その後の展開に効いていました。まあ、あの爺さんはあれで大往生ってことでしょう。線香花火の最後のキラメキでしたね。・・・でも、まあ、あまり感動するとかそういう類の映画ではありませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2008-11-21 15:44:51)
66.  クリント・イーストウッド アウト・オブ・シャドー
俳優イーストウッドを愛しているのだが、中でも、70年代の彼(若すぎず老けすぎず)が一番好きである。で、この作品の中では、彼の「俳優」としての側面に主に光を当ててくれていたのが良かった。もちろん、「監督」についても語られているが、私的には、監督イースドウッドはあまり共感できない部分が多いので。俳優としての彼を(勝手に)愛して20年以上だけれど、考えてみれば、彼の人生観が反映される監督作品は軒並みあまり好きではないし、ソンドラ・ロックとの泥沼破局なんかを見ても彼の女性観も多分、私には受け入れ難いものがあるんだろうから、恐らく人間イースドウッドとなると、私は彼のことがあまり好きじゃないんだと思う。でも、私が彼に触れるのはスクリーンを通してのみだし、詰まるところルックスと佇まい(と演技)だけで20年以上愛してきたわけだ。・・・という感慨(?)を、この作品を見ながらかみしめた。Ultimate Collector's Edition、購入して良かった!
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-20 15:17:06)
67.  マグダレンの祈り 《ネタバレ》 
なんともはや憤懣やるかたない映画。アイルランドの恥部と言われているらしいこの収容所の話、映像化するだけでも意味があったと思う。先日見た『4ヶ月、3週と2日』もそうだが、性的問題において、性交渉の結果妊娠する側の女性は、本当に不条理な扱いを受ける。オトコは放出して終わり。そして、一緒になって糾弾する側にまわる。お気楽で羨ましい限りだ。常々、妊娠する確率が男女50/50だったらどんなに世の中真っ当になってたろう・・・、と思う。この映画は決して前時代の話じゃない。映画ではカトリックの修道院が舞台だけど、性的な被害に遭う女性に「お前に落ち度があった」と責める構造はゼ~ンゼン変わっていないもの、日本でも。宗教という媒体があろうがなかろうが同じこと。たまたまカトリック修道院というコンバーターを通してそれがデフォルメされた形で表出しただけ。不謹慎かもしれないけれど、妊娠させた男やレイプした男たちを収容し、「避妊の仕方」とか「性欲の抑え方」を不条理なやり方で徹底的に教育する、というパロディー映画作ったらいいのに、などと思った。
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-29 15:07:36)
68.  チャーリーとチョコレート工場
説教臭い映画で、嫌味この上ない。こういうのはブラックとは言わない。笑えない。サイケな色彩とCGで斬新な映像を作りながら、中身はチョー保守的道徳教科書並み。ジョニー・デップも何だかキモイ。子ども向けに作ったのかもしれないが、子どもに対する仕打ちがコワ過ぎる。面白みもなく、悪趣味。不愉快。
[DVD(字幕)] 3点(2008-10-27 14:21:42)
69.  つぐない
こういう作品を題して「雰囲気映画」と、私は呼んでいる。雰囲気美人の映画版・・・、ともちょっと違うか。美しく見せて高尚な文芸作品ぽいけど、実は中身はスカスカで。キーラ・ナイトレイはそもそもあまり色気のある女優ではないと思うのだが、なんだかこの作品では美しさが激減しており衝撃的。おまけにジェームズ・マカヴォイなる俳優も個人的に趣味じゃないので、2人の恋にもあんまり「感じ」なかった。『つぐない』という邦題はいただけない・・・。原題どおり『贖罪』でしょう、この内容は。
[DVD(字幕)] 5点(2008-10-15 16:07:59)
70.  ユナイテッド93
まあ、ドキュメンタリーと見紛う危うい映画。綿密に取材を重ねて丁寧に作られた作品であることはよく分かる。一般乗客にとっては、あまりにも不条理な死。でも、これが「記録映画」的に「真実」として大勢の人間の印象に残ることは、ある意味危険かも。製作者たちは誰も現場を見ていない。これが「まんま」あの時起きたことかどうかは分からない。事実をアメリカ側に有利に歪曲していない可能性もゼロじゃない。といって、私はこの映画を根本的に否定する気にもなれないのだが、これを見せられても、正直なところ、緊張感と虚無感だけが伝わってきて、それ以外に感じるものがほとんどなかったのも事実。勇敢に戦った市民たちがいたのだ、という記録のため? 特典映像に各遺族を追ったものが入っていたが、遺族にとっては慰めにもなっていたようだから、それだけでも意義はあったのだろうか。こういう生々しい大事件を後から映像化(TVドラマも含め)する意義って、一体何なのだろう、といつも思う。記録映像ならば分かるが、商業ベースに乗せる意味が、やっぱり分からない。悲劇に群がるハイエナ、と言っては言い過ぎなんだろうし、自分も見ているわけだから同類であることも自覚しているが、何かこう、引っ掛かる。いっそ「事実をもとにしたフィクションだ」と明言してくれれば、見る方もすんなり見られるのだが・・・。この作品に対する感想というより、ほとんど愚痴になってしまった。
[DVD(字幕)] 4点(2008-09-19 16:39:32)
71.  ロミオとジュリエット(1968)
高校のreaderの時間、サブテキストとして『Romeo & Juliet』が使用され、授業で一文ずつ訳が順番に当たるのだけど、16歳当時は、ラブシーンの訳なんかが当たったらどーしましょ!と、いちいちドキドキしたものだ。なにせ「激しい恋に落ちた」だの「一糸纏わぬ姿で抱き合った」だの、高校生にはかなり刺激的な文章のオンパレードだったのだ。今思えば、カワイイものであった。そのサブテキストに、ところどころ挿入されていたのが、この映画のシーンからのカット写真であった。それもモノクロで。ホワイティングの見事なお尻がバッチリ写った後姿と、ベッドにぐったり裸体を横たえるオリヴィア・ハッセーのカットがバーンとでっかく載っていて、予習するときも、授業中も、和訳どころじゃなくてそのお尻に見入ってしまったのは、決して私だけじゃなかったはずだ。その後、二十歳を過ぎてから実際に映画を見て、テキストで見たモノクロ写真が、色彩鮮やかな動画で目の前に蘇った時には感動したものだ。月日は過ぎ、オトコの尻を見ても動じなくなってしまったオバハンになるまでにも、何度かこの映画は見たわけだが、見る度に感動の度合いが薄れるのは否めないものの、ビジュアル的満足度は落ちることがない。主役二人の美しさは、それこそ感動ものだし、衣装、美術も素晴らしい。音楽も、台詞回しも、耳に心地よい。もう、これだけで映画として十分な気もする。なんせ、中身はシェークスピアの名作なんだから。ゼッフィレッリに初めて接したのがこの映画なのだが、これで私は彼のファンになったのかも知れない。いろんな意味で、とても思い出深い作品。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-08-19 15:50:31)
72.  クィーン
日本における「皇室報道」を見ると、あれほど「やんごとなきお方」たちに、公式には気を使っているのに、その一方で、ポルノネタと同列に大衆週刊誌の餌食にしている。その扱いって、どーなの? 過剰に敬う一方で徹底的に貶める。ヘンなの。ある意味、芸能人以上に貶められている。それは、英国でも似たようなものの様で・・・。ただ、こういう映画を作れるだけ、英国メディアはまだマトモなんだと感じました。日本ではほぼ100%ムリでしょうからね。あちらのロイヤルファミリーでは離婚もアリ、従軍もアリと、日本のそれよりは何歩も先進的。どちらが良いか悪いか分かりませんが、日本のメディアにこんな勇気は少なくともないでしょうし、お役所も許さないでしょうね。そしてまた、受け手の国民も、皇室のスキャンダル映画なんかが作られれば、日本ではもっと過激な上映反対運動などが起きそうな気がします。肝心の映画の内容は、まあ、はっきり言って全般にかなり退屈でした。大体、なんでいまさら・・・? という意図もよく分からない。そんな中で、とってつけたようなあの「女王の涙」は、映画の中だけのものだろう、と思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-08-04 16:37:10)
73.  未来世紀ブラジル
私の中では、良い映画というのは、1)もう一度見たいと強く思う、2)分かりやすい、3)2時間未満、の3条件が大前提。1)から順に絶対要素が強いので、3)は必ずしも当てはまらなくともお気に入りは少々ある。で、この作品である。1)もう二度と見たくないと激しく思う、2)意味不明、3)140分以上、ということで、世に言う名作でありながら、私の中では駄作の極みに近いと言えます。基本的に、妄想映画はキライなんで。見た後に激しい頭痛に襲われたのもトラウマになりそうだ。見たことを後悔する映画に出会ったのは初めて。
[DVD(字幕)] 1点(2008-07-22 14:59:01)(良:1票)
74.  ミス・ポター 《ネタバレ》 
とてもサラ~ッとした質感、でも、きちんとミス・ポターやその周囲の人間性が伝わってくる素敵な一品。婚約者が急逝するシーンは、もう号泣・・・。ところどころで絵の動物たちが可愛く動くのもナイス。こういう嫌味のない作品は、イイですね。衣装、美術も素敵で見ていて楽しいし。彼女のように、自分の腕一本で世を渡っていける人は、本当に魅力的。人生のどんな修羅場も、それを糧にして乗り越えて行けるもの。一握りの才能に恵まれた人々よ、と遠巻きに羨望の眼差しで見るだけでなく、自分も努力しなくては、と励まされた気分。
[DVD(字幕)] 7点(2008-07-04 10:55:02)
75.  ブラザー・サン シスター・ムーン 《ネタバレ》 
『法王の銀行家』という、ヴァチカン史上最大のスキャンダルといわれた題材の映画のDVDと一緒に借りたのだが、まあ、対照的な代物でした。方や聖職者の欲にまみれた醜聞、方や何もかも捨て去った聖人伝。でも、もともと宗教そのものに懐疑的な人間にとって、この『ブラザー・サン シスター・ムーン』に共感・感動するのは難しい。『法王~』の方が、人間臭さ全開で、(難解だが)正面から見ていられる。一方この『ブラザー~』は斜めになってしまうのだ。なぜか。この映画に描かれているフランチェスコの回心してからの行動は、聖人そのものだが、まったくもって「鬱陶しい」のである。それもこれも、私自身の心の裏返しなんでしょう。それだけ、私の心はねじくれまくっているのでしょう。つまり、全く感動できなかった、ということです。ラストシーン、教皇がひざまずいた後、再び金ぴかの法衣を纏い、頭上に金ぴかの帽子(?)をいただいたのは何なの? 足への接吻は、パフォーマンスか? ・・・とか、そういうことはもうどうでもよい。ただ、映像の美しさには、ゼフィレッリらしいなぁ、と感心。ドノヴァンの歌も美しい。つまり、中身など考えて見るより、その美しさを堪能すればよいのだ、と分かりました。でも、また見ることは・・・、なさそうだな。
[DVD(字幕)] 4点(2008-03-31 16:34:17)(良:1票)
76.  ヴァージン・フライト 《ネタバレ》 
もともと障害者モノはアレルギーがあってあまり見ないようにしてきたのだけれど、これは大好きなヘレナ・ボナム・カーター主演というので例外的に見ました。ありがちな感動押し売りではなかったし、デリケートな話題を真正面から取り上げて嫌味なく描いているし、何より、彼女の人生の最後に素晴らしい一幕があったという点ではとても素敵な映画に仕上がっていると思います。・・・が、銀行強盗の話はいただけない。突拍子がないし、意味がない。ラストの、ジェーンの(正確にはボイスチェンジャーの声?)独白も、それを言っちゃぁおしまいよ、的な説教めいたものになってしまっており、興醒め。この二点がなければ、もっと素晴らしい作品だったのに、残念。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-03 10:48:53)
77.  恋におちたシェイクスピア
アカデミー賞と設定の妙で期待して見に行き、大いに裏切られた一品。なんだ、あの男装は! 全然サマになってないじゃないか。ジョセフ・ファインズがそもそも好きでないのも大きいのだろうが、魅力のない二人の主役のラブストーリーは退屈そのもの。グウィネスってそんなイイ女優か? 表情も乏しいし、大根に思える。良さがサッパリ分からん。キャストが違えば、もっと素敵な映画になったろうに。惜しい。
[映画館(字幕)] 4点(2007-09-25 17:02:03)
78.  理想の女 《ネタバレ》 
この映画は、何と言ってもヘレン・ハントに尽きる。色気たっぷりのオンナ全開から一転、娘に愛情を向ける母親へ。オンナ全開とはいえ決して下品でなく、母親と言っても愛情押し売りでなく。なんと魅力的な女性として演じてくれたことでしょう。おかげで、スカーレット・ヨハンソンは影が薄くなってしまいましたが。映像も美しい、美術も素敵、見所満載のお得な映画でした。再見必至。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-25 15:00:41)
79.  嵐が丘(1992)
見ながら「うーん、ヘレナ・ボナム・カーターが適役なんじゃないか?」と思っていたのですが、同じことを思った方がやはりいらっしゃいましたね! これこそ、彼女の出番の役だと思うんですけど。ヒースクリフ、最後までレイフ・ファインズに見えなかったけれど、これがデビューだったのですね。でもちょっとイメージ違うんだよなぁ。ま、どうにもならないことにケチつけても仕方ないですが、映画としてはのっぺりしていてつまんなかったです。もっと愛憎絡み合う濃厚な人間関係が展開されて欲しかった・・・。でも、独特の暗い雰囲気と、音楽は良かった、ということにしておこう。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-10 16:30:49)
80.  ダメージ
その昔、何気なく深夜放送で見ていたら、「おっ、ジェレミー・アイアンズさまだ!」とついつい最後まで見てしまった映画。ジュリエット・ビノシュってあまり好かれていない様ですが、私は結構好きです。それも、この映画を見て好きになりました。こうやって、男の人生をいとも簡単にズタズタに出来るオンナって、ないものねだり重々承知で少し羨ましい。そして、その魔力から解き放たれて冷静になった男がふとそのオンナを見て「普通のオンナだ・・・」と感じてしまった時の心情を想像すると、これってある意味ホラーじゃないか。「何であんなオンナに」って、どこか「雨月物語」に通じるものがある気がするのです。そしてまた、こういうダメな優男を演じさせたら右に出るものナシのアイアンズ。エロと恐怖を堪能させてもらえる、結構好きな映画の一つです。
[地上波(吹替)] 7点(2007-08-09 16:24:21)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS