1. バイオハザード(2001)
ゲームは怖すぎて挫折した僕(激爆)にとって、映画版はハイテクな舞台で恐怖感を削がれた。もっとゴシックでアナログな雰囲気な方がよかったかも。ストーリーは全体を見せようとして客観的になっちゃってるのはしょうがないのかなぁ…。アクションシーンも思ってたより少なくてちょっとガッカリしたし。ゾンビを演じてるのも限界を感じたし。超セクシーだったミラ・ジョヴォビッチに+1点(爆) 6点(2002-12-16 00:02:09) |
2. ノー・マンズ・ランド(2001)
ストーリー自体は至ってシンプルで観やすく、反戦だけではないリアリティあふれるメッセージが心にすごく痛い。今作や「鬼が来た!」のような戦争に翻弄される人々を描いたドラマって、実際に戦争を体感していない人(もちろん僕もだけど)にとってすごく身近に感じられるし、なによりメッセージがわかりやすくていい。かといってハリウッドの戦争作品はエンターテイメントに縁取られた脚色ばかりが目立ちこそすれ、その根底にあるものは事実に基づいたものなのは確かだし、改めて戦争映画のあり方や、正義と平和に対する理想と現実のギャップについて考えさせられた。 8点(2002-12-02 01:40:50) |
3. 007/ドクター・ノオ
個人的にコネリー=ボンドが一番好きなので、点数はいきなり若干甘め。最近の作品にないスパイらしい芸の細かい動きが、いかにもな感じがしていい。女性へのアプローチが一番積極的だし(爆)娯楽作品的にも十分。 7点(2002-11-21 23:57:31) |
4. チューブ・テイルズ
イギリスの労働者階級の足である地下鉄に着眼したのはいい。おかげでとても親近感のわく良質なドラマがそろったと思う。ただ個人的に○ロを吐く女性の話は不快感極まりなかったので大きく減点。ショートのレイチェル・ワイズがよかったので+1点(爆) 6点(2002-10-06 23:48:12) |
5. キリング・ミー・ソフトリー
なんといっても、まさに体当たりの演技だったヘザー・グラハムに尽きる!(爆)ストーリーは、サスペンスにしては薄っぺらだし、演出も地味で物足りない。セリフで進む謎解きも消化不良。となると、見せ場は前半の濃厚な官能シーンだけ?…でもいいや(爆) 5点(2002-09-09 01:26:34) |
6. スターリングラード(2001)
「スナイパーVSスナイパー」という戦争モノってことで一見地味に感じたけど、今までのと違った緊迫感があったし戦闘シーンもダイナミックで想像以上によかった。ただ後半の恋愛的要素の強さがどうもしっくりこず、ラストで台無しになってしまったのが惜しいしエンターテイメントと化してしまったのが残念。 7点(2002-07-17 00:25:47) |
7. 耳に残るは君の歌声
個人的に、もうちょっと戦争の悲壮さをクローズアップさせていると思っていただけに、恋愛や人間ドラマばかりが進展するストーリーにもどかしさすら覚えた。しかも展開がすごく早くて飛んでるのでストーリーを整理するのも一苦労だし、感情移入すらできない。キャストが豪華で言う事がないだけにもったいないと思った。 4点(2002-06-29 00:32:27) |
8. ハリー・ポッターと賢者の石
ストーリーはいい意味でわかりやすくて、ファミリーで観る分には十分。逆に物足りなさも少なからずあるけど。CGを駆使した魔法のシーンもけっこういいし、正直152分の長さが気にならなかった。ただ、あのラグビーとサッカーを足したような球技(名前は忘れた)がすごく無駄に感じたし、ハリー・ポッターの周りの子ばっかりが魔法を使うので、どうもハリー・ポッター自身の重要性がいまいちわかりづらかった(ちなみに原作は読んでません…ごめんなさい) 6点(2002-05-22 00:28:25) |
9. 魔王
ナチスの子供の発言に心を痛めたりして、改めて反戦の思いを再確認した。時代の描写も細かいしナイマンの音楽もいいけど、どうもマルコビッチ演じるアベルのキャラに感情移入ができず、ラストもちょっと宗教じみていて不可解だった。 6点(2002-05-03 00:15:23) |
10. ヤング・ブラッド
実は…「三銃士」の話を知らないんでこの世界観もよくわからなかったんですけど…(爆)でもアクション映画としてならワイヤーアクションもそこそこだしストーリーもわかりやすい。ただ、そのアクションシーンも照明が暗いからよくわからないんだけど…。 5点(2002-04-26 23:35:18) |
11. ゴーストワールド
高校を卒業した女性二人が人生のすれ違いを憂う青春ドラマ。ソーラ・バーチ演じるイーニドがすごく僕とかぶってて、なんか自分が主人公になった気分で観れた(笑)キャラはイーニドを含めて個性的だし、BGMもジャンルが豊富でいい感じ。苦労して大人になった人やこれから大人になる人に観てもらいたい。 8点(2002-04-13 00:00:22) |
12. さらば青春の光
イギリスのかつてのビッグ・バンド、ザ・フーがプロデュースした、モッズの青年にスポットを当てたヒューマンドラマ。1960年代のイギリスの話(この世相が事実なのか正直わからないけど…)なんだけど、現代になっても色あせることなく鮮烈なストーリーは圧巻。他人事とは思えなくて親近感のわくキャラクターがいいし、ザ・フーのナンバーが数多く聴けるサントラだけでも+1点(爆) 8点(2002-03-25 00:52:33) |
13. トゥームレイダー
↓確かにストーリーはいいデキではない。善悪がごちゃまぜで曖昧。何がどうなってるのかもわからないし。ただ、アンジェリーナ・ジョリーはハマり役だし、親子共演も興味深い。テクノ系のBGMもいい感じ。アクションは豊富でCGも迫力あった。 6点(2002-03-08 23:36:16) |
14. シーズンチケット
少年2人がなんとかサッカーのチケットを買って、スタジアムで観戦する為に東奔西走するさまが、悲哀に満ちながらもおもしろおかしく描いてるので最後までおもしろかった。少年2人を取り巻く環境がまた複雑でいろいろ考えさせられるけど、それをスカッと締めてくれるラストがとてもいい。これって…コメディですよね? 7点(2002-02-24 23:38:54) |
15. ブリジット・ジョーンズの日記
ブリジット・ジョーンズのドジっぷりがおもしろく、二人の男性の間で揺れる恋心もうまく表現されてると思う。ヒュー・グラントのプレイボーイっぷりはもはや貫禄クラスだし、コリン・ファースのちょっと不器用なエリートもサマになってた。特にレニー・ゼルウェガーがハマり役で、体を張ったコメディエンヌっぷりはもはやアカデミー賞モノ!クオリティの高いラブコメを堪能できた。 8点(2002-02-08 23:49:18) |
16. テルミン
不思議な電子楽器・テルミンを開発したレオン・テルミン博士の生涯は、まさに米ソ冷戦の影響で波乱に満ちていて、映画としても感動モノ。別れ別れになった知人と久しぶりに会うイベントは、ほんとイイものを観た気がした。そしてそれまで知らなかったテルミンがいろいろなジャンルで用いられていて、確かに音色は奇妙だけど愛着があるし、改めてテルミンの功績を認識した。 7点(2002-01-16 00:32:46) |
17. g:mt/グリニッジ・ミーン・タイム
クラブ系サウンドがクールな、若者の苦悩と挫折を描いたヒューマン・ドラマ。この作品に対する先入観が「トレスポ系の明るい作品」ってあった為、どんどん渦中に巻き込まれる若者のストーリーがかなりと意外だったけど、人生についてけっこう深いトコまで描かれていて最後まで引きつけられた。ただキャラの個性が一様でキャラ分けがあまりできていないのが残念。 7点(2001-12-19 02:16:21) |
18. クイーン・コング
自称サディストの女流監督とコソ泥のヒッピーをはじめ、おバカなイギリス人と現地住民のハチャメチャな言語と脱力系のダンスに完全ノックアウトされ、クイーンコングのテーマ(?)もキャッチーで面白く、クイーン・コングの強さとカワイさと純情さに思いっきり惹かれました(笑)しかしこの作品の要素はおバカだけでなく、女性の人権や現代人の価値観に一石を投じる深~い作品。映像技術的にはかなり苦しいかもしれないけど、僕個人としてはかなり好きです、これ。というわけでちょっとだけ点数をオマケ。 8点(2001-12-12 23:32:12)(笑:2票) |
19. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
BVSCのライブの模様と、そのメンバー個人の人生とキューバ音楽のつながりを綴ったドキュメンタリー。高齢になっても元気で前向きで、音楽を愛する情熱が全く失われていないライフスタイルに驚嘆し、哀愁が漂いながらも詩・歌共に熱いキューバ音楽に満足。ストーリーとかドラマ性はほとんどないけど、人生について何か大事なものを学んだ気がする大切な1本。 7点(2001-11-23 23:53:50) |
20. ワンダー・ボーイズ
ストーリーが語り口調で客観的にとられているので、ストーリー自体はおもしろいんだけどどうもイマイチのめりこめない。キャストは細かいところまでが個性的だしBGMもいいんだけど、ラストだけがハッピーエンドってトコも納得いかない。これをドラマと取るかコメディと取るかで評価が変わるんだと思う。 6点(2001-11-14 23:43:29) |