1. バイオハザード(2001)
あまり感情移入できなかった。少しチープに映る部分も気になった。 3点(2004-09-25 12:45:20)(良:1票) |
2. ラブ・アクチュアリー
おしゃれでなんか後味もよく(ほろ苦いところもあったけど)、元気になれる作品。できれば一人では見たくなかったけどね…。テーマが簡潔明瞭なので、登場人物の多さは気にならなかった。どれも個性が強いのでむしろ分かりやすかった。何より脚本・構成が相当練られたんだなぁと感心する。メインにしたい2、3のストーリーの間にちょっとしたアクセントのあるストーリーをはさみながら、本線を邪魔しない程度のさじ加減で効果的に構成されていく。それが違和感なく受け入れられた。終わったあとこの人たちは一体どうなったの?と忘れられている人もいたけどね(汗)。笑えるし、幸せになれるし、いいんでないの? 8点(2004-07-12 21:26:51) |
3. ミニミニ大作戦(2003)
ミニミニっていう邦題の意味がはじめはよく分からんかったけど、自分なりに探って納得しました…^^;作戦のスケールは決してミニミニではないよな。キャストのキャラ立ちもはっきりしてて分かりやすいけど、豪華キャストの割には脚本がまとまりすぎるというか、派手さがないのは確か。普通にサプライズもなく淡々と楽しめる作品という感じ。 6点(2004-06-02 00:03:23)(良:1票) |
4. ターミネーター3
いきなりジョン・コナーがブサイクになってるやん!エドワード・ファーロング君のクールで殺伐とした面影はどこへやら…いきなりゲンナリ(~o~) ド派手なアクションシーンはそれなりに見応えがあったけど、やっぱこの物語は心のつながりがストーリーにもっと盛り込まれてないとダメな気がするな~。ジョンが無駄におっきくなってしまったため、彼自身もある程度未来を予期しているのでそういうアプローチの仕方も難しかったとは思うけど… 現代なのに機械が過去の作品の未来以上に未来っぽくて違和感もあったしね。 このレビューにおいて私は前作に唯一の満点をつけているのでどうしても辛くなってしまいます。 6点(2004-02-23 22:29:41) |
5. ノー・マンズ・ランド(2001)
中間地帯の塹壕での人間模様が、このボスニアの紛争、いや戦争というものの縮図を表しているような気がしました。傷を舐め合う両者と、地雷を背に身動きの取れない兵士。この兵士はさしずめ一般市民のような気がしました。何もできずにただ苦しみに耐え抜く、そして最後は何も残らない…という。国連防護軍は結局ちょっかい出してただけでした。戦場で痛みを知らずも高い地位からながめているだけのキャリア官僚のようなもんですかね。私のように捉える人は稀かもしれませんが、このような視点から捉えると、この作品がグッとリアルに戦争というものの非常さを感じることができました。 7点(2004-02-20 22:47:29) |
6. トゥームレイダー2
前回の閉鎖的でチンケで安っぽい雰囲気はずいぶん良くなってて、その点で途中までは面白かったけど、結局猿の怪物とかありえない世界に話が進んで行っちゃうんだよな…アンジェリーナ・ジョリーは肉体派ではあるけれども、かなりの演技派な女優さんなんだから、もうこのシリーズから外してほしいよ。ほとんどがスタントだし、見所あるシーンといえばボディスーツとかキスシーンとかの視覚的な魅力しか思い浮かびません。男女の描き方も、ホント中途半端でした。刺身のツマ以下のつまらなさで無用なものでした。1作目はタイ(だったかな?)、そして今回は中国→アフリカ。監督がアジアびいきなのか分からんけど、次もしやるなら日本でララ・クロフトが暴れてほしいとは思いました。 5点(2004-02-19 01:43:27) |
7. 恋するための3つのルール
リズム感も良くて、普通に楽しめた。雰囲気も音楽も英国調でポップな感じが出ていたので良かった。上品だね。 マフィアを面白おかしく見せてしまうところが英国ラブコメパワーなんだろうけど、ちょっとヒュー・グラントは悠長に構えすぎ!殺しを殺しで報復してくるマフィアの怖さを何と思ってるのか…あの婚約者もジコチューだったし… 例の発音の部分だけど、日本語字幕じゃちょっと理解しにくい部分があった。でもまあヒュー・グラントのラブコメってことで彼のファンにはたまらない作品じゃないかな。 6点(2004-02-17 21:31:36) |
8. ハイロー・カントリー
最初はカウボーイの開放感あふれる世界観を期待していたんですが、何かドロドロした人間関係ばっかり描かれてて、何かスッキリしない映画でした。正直面白くないです!最後までリトルボーイがビリーがごっちゃになってしまってたため、なんでリトルボーイ(ホントはビリー)があんなに自分の感情を押し殺して兄貴の肩を持とうとしているのか分からなかった。あとであらすじを確認してみたら大きな間違いをしていることが分かって結果的には自分の中でつじつまは合ったけど…ウディ・ハレルソンは毎回豪快な役を演じてて好きなんですが、今回はビミョーだったですね。あの口に物が入ってるかのようなしゃべり方は相変わらずですね。パトリシア・アークエットが「トゥルー・ロマンス」のイメージが強烈なだけに、なんかおとなしすぎる演技が逆に肩透かしを受けたような、そんな印象でした… 3点(2004-02-11 18:43:24) |
9. エイリアン2
久々に見たけど、こんなもんかぁって感じ。いつまでたってもエイリアンが出てこないんだけど、出てきはじめたらとことん出てきたね。もちろんあの牙で噛まれるのもエグいんだけど、銃で撃ったら撃ったで酸性の体液を浴びて大火傷してしまうってのが恐ろしいね。しかしあんなところにずっといて一酸化炭素中毒にはならないんでしょうかね?57年も宇宙空間に漂っていたと冒頭にあったけど、あれ何か意味があったんでしょうか。さすがのシガニーも最後はお疲れだったようで、ラストはもっと早く登れよ!とか思ってしまったけどね。確かにラストは拍子抜けの倒し方だったけど、恐怖感や驚きの方が勝ってたのでこの点数です。 6点(2004-02-09 13:26:21) |
10. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 あのラストは見たくなかったな…でもそれはセルマにとってはずっと覚悟してきたことで、目が見えないということは死と同様だということだったんだろうね。劇中の線路を貨物列車が通り過ぎるシーンで、「過去も未来も見えてしまった。だからもう見なくてもいい」なんてフレーズがあったと思うけど、最後は彼女の意に反した結末ではあったにしろ、それでも彼女にとっては目が見えなくなる(=死)までの過程が苦痛だったわけで、最後はやっと解き放たれた気分だったのではないかな。しかし残された人たちの中で一番かわいそうなのはジェフでしょう…セルマに好意はあるものの、一定の距離以外には近づけず、もどかしいけど何もできない、そして何一つとして残るものがなかった。言い方は悪いけどセルマのわがままに最後まで振り回されてしまったという感じ?所々、聞こえる音からリズムを作って、空想でミュージカルを思い浮かべるシーンがあるけど、あれがなかったら重過ぎる。ただでさえビョークの歌声は哀れみを持ったものなのに。しかしビョークの見た目以上の才能の豊かさというか、ラストは震えるほど自分の世界に入ってたというか、いろんなものを放出してたね。ドキュメンタリータッチで随所に手ブレごめんのハンディカメラを使用していたのも印象的。印象には残ったけど、もう1度見ようとは思わないね。 6点(2004-01-23 13:43:45) |
11. クライング・ゲーム
あの瞬間、ビックリしました(笑)。なんか中性的な人だな~と思ってたら…これ以上は口チャックですね。もっとバイオレンスシーンやきわどいシーンが多いかと思ったけど、そんなことなかった。まぁあのシチュエーションがきわどいのかもしらんが。でもなんかこういう愛の形も本気でいいと思ったね。なんか脳内の忘れられたツボを押してもらったような作品です。 7点(2004-01-17 22:22:38) |
12. イグジステンズ
《ネタバレ》 まず冒頭のゲームコントローラーの肉感に脱力。別にグロテスク方面に話をもってかなくてもいいと思うのにね~。監督の作風が影響してるのかな。後半はなんだか展開が急で分かりづらかった。ゲームの世界と現実が幾重にもくくられてて、見ている人にも何が現実か推理させたいんだろうけど、ラスト急によく分からんくなって、結局放棄してやった。ゲームの中で自分が与えられた演技をし終わった人は、その後ゲームの世界ではどうなるの?すぐに現実に戻れるわけではないし、死んだりしたらその人の時間関係はどうなるんだろうな~。 3点(2004-01-11 21:48:27) |
13. トレインスポッティング
《ネタバレ》 レントンが再び麻薬におぼれ、堕落していく様子が、痛いくらいに描かれてたね。幻覚や幻聴などの禁断症状を克服しようとしている時も、ベッドの中からのカメラワークや、天井をはう赤ん坊の演出なんかはホラーぽくて恐かった。イギー・ポップという人は全く知らないが、全般的に英国ロックの雰囲気がかもし出されててスピード感を増長させてる(麻薬の開放感みたいなのと合わせられた?)。この映画でユアン・マクレガーという人を初めて知ったが、世間で言われてるほど?魅力を感じなかった…(発展途上期?)ま、私自身が素人なんですが。 5点(2004-01-03 16:42:17) |
14. ショコラ(2000)
《ネタバレ》 ラッセ・ハルストレム監督というのは、美しい情景とともに、微妙な人間関係の中から人間の本質というものを描き出すのがうまいと思うんだよな。新しい人間との出会いによって、古い因習から解放される、堅物のままじゃ人生楽しくないよ、と。これもおとぎ話みたいなんだけど、そういうところをつぶさに描き出されているので思うより深い映画だなと思う。しかしチリペッパー入りのホットチョコっておいしいんでしょうか。全般チョコ、チョコ、チョコ、だったので少し胸やけがしそうです。 あとジュリエット・ビノシュという女優さんを初めて見たけど、なんだかほんわかしてていいですね。他の作品も見てみよっと。 6点(2004-01-02 21:18:11) |
15. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 うーん、そこまで入り込めなかった。恐くもないし、核心が分かりづらい。1度見ただけじゃ理解できないのかも。キューブリック監督が時代を経てもまっったく色あせることのない映像を残してくれていることはすごいと感じたが…。 閉塞感と館に眠る呪いが彼の人格を切り刻んでしまったんだろうけど、バーのシーンとか、グレティのおっさんとダンスパーティーで逢うシーンとか、幻覚なのか現実なのかよく分からなかった。彼との出会いが結局さらに破滅させていくことになるのだが。彼は望んでそうしたのだろうか、自由が欲しかったのかな。ストーリーのキーとなる部分は大体分かったけど、もう少しジャックの心の動きの変化を細かく追って欲しかったなぁ。映像美とキャストの演技は納得できるものでした。特にジャック・ニコルソンは狼キャラがピッタリです。 5点(2004-01-01 00:42:02) |
16. エリザベス
《ネタバレ》 国家と結婚したとされる彼女の心の葛藤、そして歴史的な背景が混ぜ合わさって、自立していく過程はしっかり描けていたと思う。ケイト・ブランシェットの演技は最後は鬼気迫るというか、開眼したかのようなものだった。あまり西洋史の伝記に出てくるような映画は見たことなかったのである意味新鮮だったが、公爵の多さや、どれが敵国でどれが味方で、どいつとどいつが造反してるんだっけ?とかごっちゃになってしまった部分がある。衣装も似てるし、ひげ生やしてるし…。歴史的教養がなさすぎなのも問題だ(汗)。カトリックとプロテスタントの違いがそもそも分からん(激汗)。アンジュー公の女装とかエリザベスが法案審理の際に演説の内容を苦心してリハしてる姿とか、そういうユーモアある部分が心に残ってしまう。やっぱ荘厳すぎてこういう類の映画は向いてないわ。こういうのを見る際には相当気合いを入れて意気込まないと無理。 4点(2003-12-30 22:18:20) |
17. 戦場のメリークリスマス
どいつとどいつがつながってるのか、という人物の相関関係は、1度見ただけでは分からなかったけど、たけしの鬼畜の演技とかから日本軍が戦場で残してきたものの雰囲気は伝わってきた。一番印象的なのは、セリアズの回想シーンかな。長い間祖国を離れたので弟を夢にまで見る気持ちも分かるが、あまりにもデビッド・ボウイが少年役には無理があるほど老けてたので違った意味で印象に残った。にしても女性が1人も出てこない映画って珍しいのでは。教授の演技はまあこんなもんとして、眉毛や鼻筋とか戦争中なのにきれいにメイクされていた…かなり違和感を感じてしまった。音楽がすばらしいのでこの点数でもいい方。 2点(2003-12-26 23:00:31) |
18. ドラキュラ(1992)
《ネタバレ》 ドラキュラ伯爵の七変化、恋の魔法と呪い、時代を超えた愛など、一人舞台、とくと拝見いたしました。猿になってみたり、ドラクエのボスみたいになってみたり、気体になってみたり、そのストーカーぶりと行動力には驚きました。最後ミーナがドラキュラにとどめをさしたのは、光が差してきたからかなぁ。眠い目をこすりながら見てたのでよく分かりませんでした。最後はドラキュラとアンソニー・ホプキンスがごっちゃになってしまってた。 4点(2003-12-24 23:56:59) |
19. グリーンフィンガーズ
こんな解放的で自由な刑務所があるんだな~と思ったのが第一印象。庭師という自分の生きる目的を見つけた後、釈放されてもプチ犯罪をしてまで刑務所に逆戻り…なんて破天荒なところが冷静なキャラだと思ってただけに驚いた。最後の展示会を見る前におじいさんがポックリ逝っちゃったんだけど、その遺志を継いでみんな一丸になって協力し合う姿はかなりベタだったけど、よかった。脇役も結構面白かった。花の専門家のくせにミツバチアレルギーなんてウケた。一つ一つの出来事をほとんど引っ張らず、短い時間に詰め込んだ感じだったけど、サスペンスじゃないんだし、分かりやすさという面ではいいんじゃないんでしょうか。 6点(2003-12-15 21:48:40) |
20. スパイ・ゲーム(2001)
CIA内での確執や、二人の冷めたようで義理堅い人間関係など表現が難しそうに思えた。人間ドラマだな、これは。思ったより見せ場が少なくて派手さはなかったな。 4点(2003-12-15 00:20:44) |