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マクドウェルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 58
性別
自己紹介 (04/07/19)最近見た映画で最も面白かったのはパルプ・フィクションです。でもトラヴォルタが死んでしまうのがショックでした。短髪もかっこいいですが、ソードフィッシュといいパルプ・フィクションといい、長髪のトラヴォルタは特にかっこいいですね。でも、あご出てて割れてて、でっかい頭なのに、なんであんなに魅力を感じてしまうんでしょうか。おなかでてるしね。サミュエルLジャクソンと並んで裸になるシーン(パルプ・フィクション)では年上のサミュエルの方が断然いい体してました。パーツでみると顔も体もイマイチなトラヴォルタが、全体で見るとあれだけかっこよく見えてしまうのは、とても不思議です。

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1.  ファーゴ 《ネタバレ》 
大好きな一本。一面白銀の世界で繰り広げられる事件は、どんどんと思わぬ方向へ進んで行きます。よどみのない白銀世界という舞台と、犯人達が引き起こすドロドロのサスペンスが対照的です。この映画、冒頭で「実話」と言っていますが、本当はフィクションだそうです。どこか別の事件を参考にはしているのかも知れませんが、この映画の通りの事件というのはなかったそうです。確認はできないですが、エンドロールにもそう記載されているそうですし、なにより、コーエン兄弟がニューヨーク・ポストにことの真相を明かしています。ちょっと検索すれば出てきますよ。そういう「罠」を含め、どんどんとストーリーに引きずり込まれていく工夫がたくさんあります。よく喋るブジェーミと寡黙なストーメアのデコボコ犯人コンビ、コンビのことを「変な顔」「マルボロマン」といいつつも臆面もなく寝たことを明かす女の子、そしてその方言か知らないですが「ヤー」の連続には笑いを堪えきれません。それぞれのキャラクターもたっていて、あまり知らない俳優でも一回見たら忘れられないインパクトがあります。音楽も不安を掻きたてつつ、白銀世界にマッチしたもので、やはり観るものを引き込みます。ラストは常にあやしい雰囲気をかもし出していたストーメアがすごいことをやらかしてしまいますが、なぜそれほどまでの行動にでたかの背景などを説明することなく終わってしまいます。しかし、それが逆に新鮮で、何でもかんでも説明されるより、謎のようなものを残しておくことで、よりサスペンスとしての不気味さが際立つのだと思います。本当にコーエン兄弟というのは観客を楽しませる才能に秀でているなと感じさせる映画です。「実話」というプロローグを深く考えたら負けです。半信半疑で観るくらいがちょうどいいのです。社会派の監督ではなく、エンターテイメントの監督なんですから。それから、僕はこれを観てブジェーミのファンになってしまいました。ホントに変な顔で、面白くて、可哀想で、いろんなブジェーミを堪能できてしまう。ブジェーミファンなら絶対に観るべき映画ですよ。
[DVD(字幕)] 10点(2005-06-22 02:08:47)
2.  ビーン
ミスタービーンが大流行してた時に映画館まで観にいきました。テレビシリーズのほうは結構観ていたんで、この映画にはちょっとがっかりでした。いままでやってきたネタを総まとめしただけですもん。でもなぜか憎めないキャラなので、観ていてもそこまで悪いとは感じませんでした。あの時は天才とまで言われていたのに、流行が過ぎるとこんなものですね。同情票で1点上乗せ。
4点(2004-07-21 16:02:04)
3.  バットマン リターンズ
今回はバットマンは影薄くなってますね。奇形に生まれ親に捨てられた不幸なペンギンと、何をやってもうまくいかないセリーナことキャットウーマン、この二人のほうが目立ってます。それでもやはり、心に傷を持つ3人の主役が複雑に絡み合っていて面白いです。ティム・バートンの独特の世界観も前作よりも色濃く出ているし、それに加えてはかないラブストーリーも。アメコミの実写版とはいえ、アクションオンリーではなく、「バットマン」のストーリーを軸に、深い物語を展開しています。むしろアクションを楽しみに観ると面白くないと思います。
8点(2004-07-21 15:39:50)
4.  エントラップメント
二千年問題に便乗しているだけで特に面白いと感じるところはないです。何でもかんでも恋愛を持ち込む映画はダメですね。
4点(2004-07-04 23:25:30)
5.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
戦勝国に偏った戦争映画ではないところは評価できる。斉藤大佐が情けなく見えるが、確かに戦時中の特攻隊などを思えばあながち大げさな表現とも思えない。軍規を守り橋を完成させるニコルソン大佐が最後の最後まで「善」であるように思えてしまうテンポの悪さは大幅な減点対象。崩れる橋は戦争の無意味さを象徴しているように思える。
6点(2004-06-15 22:34:24)
6.  バリー・リンドン
キューブリック映画の特徴である皮肉や批判が全くと言っていいほどないように思える。テーマは人生は何が起こるか、どう転ぶかわからないといったところだろう。しかし最もキューブリックが表現したかったのはストーリなどではなくて、視覚面だとおもう。この映画のために開発されたカメラでの撮影。人間の表情がやんわりと、とてもきれいに見える。他にも風景やもや~っとした、はかなさのようなものを感じ取ることができた。ストーリーよりも映像に夢中になってしまう珍しい作品。
9点(2004-06-12 15:16:29)
7.  ザ・コミットメンツ
洋楽好きならそこそこ楽しめる映画だと思います。前半はこれからどんなバンドになっていくのかと期待しながら見ることができますが、後半は演奏ばっかりでストーリーの動きが一気に少なくなってしまうのでその曲を知っている人でないと退屈になってしまうかも。典型的なサクセスストーリーではなく、主人公の思い通りに事がはこばないもどかしさがまたいい。
6点(2004-06-12 14:13:35)(良:1票)
8.  シャイニング(1980)
初めてみたキューブリック映画です。これで一発で大好きになりました。役者のセリフではなく、映像で恐怖を煽ってきます。まぁジャック・ニコルソンの顔だけで十分怖いですが。あのホテルの優美で壮大な姿、その裏にある狂気のようなものがにじみ出ていました。あれを見てから一週間くらいダニーのREDRUMのくだりが頭からはなれませんでした。
8点(2004-06-07 00:59:00)
9.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
人類の夜明けから未来へ、モノリスの影響を受けた人類の飛躍的な進歩を描きます。舞台が宇宙へ移ってからはまさにタイトル通り宇宙の旅です。のんびりとリラックスしながら、それでもクラシックと宇宙の景色によって飽きさせません。そしてここからがキューブリックらしい皮肉たっぷりのストーリー。人類が生み出した最高のコンピューターハルと人間との戦い。ここででてくるハルの「ミスを犯すのはいつも人間」というセリフ。人格を持っているとすら思えるハルのこのセリフはそのままハル自身も間違いを起こす事を意味します。ハルの機能を停止させ木星へ降り立つ時、またモノリスが現われ~、そこからは意味不明でした。難解極まりないです。スターチャイルドへの進化は人類に科学を捨て純真無垢な赤子へ立ち返れという警鐘でしょうか…。そこだけよくわからなかったので小説版を読んで勉強中です。
9点(2004-06-07 00:39:59)
10.  時計じかけのオレンジ
キューブリックの魅力が高密度に詰め込まれてます。ストーリーは当時の社会風潮を皮肉っていて、その社会が生み出した、その社会を象徴する主人公のアレックス。彼は暴力とセックスをこよなく愛する根っからの悪人として描かれています。浮浪者への暴力や作家の家へ侵入しての強姦を観て吐き気や嫌悪を抱く人は多くいるでしょう。これだけ残酷なものを観てそう感じるのは当然ですが、勘違いしてはいけないのは、キューブリックが暴力を賛美しているのではないということ。アレックスは社会の象徴なので、彼を嫌悪すると言うことは、気づかないかも知れないけど、そういう社会への嫌悪ということでしょう。頻出する性的オブジェも、人間の本質に迫ったものでしょう。性欲を抑制する道徳観は、生まれた後で付け加えられたもので、本来性欲は人間にとって自然なものだという主張だと思います。BGMも完璧にマッチしています。アレックスの大好きな第九は、はじめは昇天してしまいそうな快楽を彼に与えます。しかし洗脳の副作用により聴くだけで自殺したくなってしまいます。そして元に戻す治療が成功すると、また彼に快楽をもたらします。第九の第四楽章に付けられている歌詞は「歓喜に寄す」という詩で、つまり、政府の政策によって喜びや幸せを奪われるという構図をうまく表現しています。またヘボい内務大臣が現れるシーンでは「威風堂々」で皮肉っているし、作家の呼び鈴がベートーヴェンの「運命」だというのも伏線になっていてアレックスが出所後に再び作家の家に行ったときになるほどと唸ってしまいます。個々の場面を見てみるとごちゃごちゃとした映像が全くなく、壁などの配色もとてもきれいなため古さを感じさせません。アレックスの部屋、キャットレディの部屋、内務大臣が現れるシーンで出てくる刑務所の廊下など、とてもキューブリックらしい奥行きのあるショットで魅せています。前回の投稿からまた何回か見ましたが、何度見ていても飽きることなくまた新しい発見があったり理解が深まったりとまだまだ奥が深そうです。一回見たくらいでは残虐さや疑問しか思い浮かばないと思います。もし最初の残虐なシーンに耐えられるのなら数回見ましょう。そうすればこの映画で訴えかけているものが少しはわかってくると思います。逆に映画に哲学や思想を持ち込みたくない人、そういう観方をしない人にとってはこれほど苦痛な映画はないでしょう。
10点(2004-06-03 23:47:40)(良:3票)
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