1. ラストナイト・イン・ソーホー
《ネタバレ》 エドガーライトの新作ってことで「待ってました!」と思いつつもなかなか時間が取れず、上映終了間際に何とか観賞。 「見えないモノが見えちゃう系」ホラーって決して好きなジャンルではないけれど、一粒で二度おいしい「音と映像の波に飲み込まれちゃう系」は大好物。 今回は、さ・ら・に! 主役を完全に喰っちゃってるアニャテイラージョイに痺れる! おまけにテレンススタンプにダイアナリグなんて…。 『ベイビードライバー』と同じく俳優陣を見てるだけでニヤニヤが止まらんよ。 肝心な物語自体は極めてオーソドックス。 好きな子がああなったらドン引きどころか絶対逃げ出すに違いないのに、同期のジョンが最後までイイ奴なのも現実的でないが、映画自体が夢物語なんでこれで良し! [映画館(字幕)] 8点(2022-01-04 12:30:23) |
2. エイリアン:コヴェナント
もう40年近く前になるが、その昔「エイリアン」という、本当にモノ凄いSFホラー映画があってだな。 それを撮ったのは…、リドリースコット! そう! あんただよ!! 大御所になったあんたが撮った今作は、ホントに撮りたかった作品なのか? それとも商業的な理由で撮らざるを得ない作品だったのか? エイリアンはもういいよ。 あんたにはホントに撮りたい作品を撮ってほしい。 それでも「エイリアン」って言うんなら…、もう一回だけ騙されてやるよ!! [映画館(字幕)] 5点(2017-10-10 18:55:35) |
3. ベイビー・ドライバー
何なの?この映画。 ご都合主義でホント何でもない話。 でも、逆にそれがイイ! それは、これが「観るべき」じゃなくて、音と映像に身を委ねて「体感するべき」映画だから。 主人公がいつもipodを聴いてるっていう設定も、物語上はその必要性をほとんど感じないんだけど、アクション映画でありながら「映像と音楽の完璧な融合」を目指せば、これ以上の設定は思いつかないよなぁ。 脇を固める役者も、み~んな一癖あって魅力的。 観終わった後、一人劇場でニヤニヤしてる自分がいた…。 [映画館(字幕)] 8点(2017-08-26 15:15:25)(良:1票) |
4. 007/スペクター
「んなバカな!」って展開の波状攻撃。 映画としては…うん、大好き。 けど、スパイなのに自分が危機に陥るばっかり(ま、映画だから当然か)なんで、「巻き込まれ感とコメディ色強めりゃ、主人公「ジョン・マクレーン」でもイケるな~。」って思いながら観てた。 もちろん、次回作も期待してますよ! [映画館(字幕)] 6点(2016-01-13 19:31:10) |
5. 黄金のアデーレ 名画の帰還
《ネタバレ》 ヘレンミレンが非常に魅力的。 これは物語云々より彼女を観るための映画なので、邦題が思いっきりネタバレでも許されるのだ! [映画館(字幕)] 6点(2015-12-14 18:13:33) |
6. エベレスト 3D
《ネタバレ》 登場人物たちのキャラクターが意図的に掘り下げられておらず、物語は淡々と進行する。 この、観客をエベレスト登頂チームの一員として参加させるかのような映画の意図に、まんまとハメられましたよ、はい。 けど、史実を基にしているとはいえ「優しさが招いた悲劇」ってのは、ホントにやり切れないよなぁ。 最後に一言。 B級感を大幅に増幅させる邦題の「3D」の2文字、この映画には絶対必要ないでしょ? [映画館(吹替)] 7点(2015-11-09 10:39:56) |
7. インターステラー
《ネタバレ》 映像や演出、演技など、確かに力作! 力作なんだけど…それゆえに肝心なストーリーの中途半端さが、ちょっと残念。 科学的考証に基づく本格SFを目指しすぎたからなのか、「んなバカな…」っていうご都合主義的なファンタジー要素が逆に気になって仕方ないっていうか。 娘との再会にあんまりグッとこなかったのも、少女時代の娘が子供らしくなくて、あんまり可愛らしさが感じられなかったからだけじゃない気がする。 SFより、もっと父娘の絆に振ってくれた方が嬉しかったなぁ。 でもこれ、決して悪い映画ではないよ、うん。 [映画館(字幕)] 6点(2014-12-12 17:32:27) |
8. プレステージ(2006)
「予備知識なし」が完全に逆効果になる、珍しい映画。 [DVD(字幕)] 3点(2008-08-18 11:04:37) |
9. ハンニバル・ライジング
原作はともかく、映画に関して言えばどのレクターシリーズも、『羊たちの沈黙』の完成度は高かったと気づかせるためだけにあるとしか思えないのが悲しい…。 [DVD(字幕)] 4点(2008-05-15 10:19:32) |