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プロフィール
コメント数 34
性別 女性
自己紹介 基本的に、バッドエンドのものは嫌いです。
散々振り回されて、「バッドエンドとは何事かっ!!金返せっ!!時間返せっ!!」と、素直に感じる自分でいいかなとw
映画は、私にとって、”心のビタミン剤”なので、自分に合わない悪い薬は飲まないのと同じですかね?
専門家ではないので、その”薬”の処方や、成分の内容に詳しいわけではありませんので、ひとまず自分で飲んでみて、「調子良かった!」「調子悪くした!」程度のレビューになると思われます。ご了承下さいませ。

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1.  ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
◇昨日、地上波でやっていましたね。ジョニーがグリンデルバルドの役を降板したnewsの後に、再見したわけですが、グリンデルバルド@ジョニーが、悪のカリスマとして、もの凄ーく、盛り上げた後の次作で、誰がこの役を引き継ぐのか?正確には、「誰が引き継げるのか?」改めて、興味が沸きました。◇”絵ずら”が、好きですね。ストーリー的には、全く、興味が湧かない。何故なら、必要以上に、人間関係をこじらせる事のみで、”物語に厚みを出そう”という感じが、映像美に対して、鬱陶しく感じてしまうから。◇このシリーズは、現在、5部作で予定されていて、あと3作あるわけですが、人間関係のこじらせ感だけで、物語を引っ張っていくには、しんどさを感じます。また、ティナを演じるキャサリン・ウォーターストーンは、現在40歳。5部作作ったら、最後は、”魔法使いのお婆さん”で登場させる目的で起用しているのでしょうか?これもまた、しんどいw 
[地上波(吹替)] 4点(2020-11-14 09:56:09)
2.  Mr.ホームズ 名探偵最後の事件 《ネタバレ》 
◇"最後の事件"を、いつものシャーロックの様に、パリッパリッに小気味よく解決するのではなく、93歳と高齢になった、かの名探偵が、最後の事件を辿っていくことで、その人生を振り返っていくのが、物語の主軸かなと。◇サー・イアン・マッケラン、同じ老人でも、93歳の老人と63歳の老人を、丁度中間の実年齢で演じわけているのは流石です。◇"シャーロック・ホームズ"の物語としてではなく、「偏屈爺さんと少年の心温まる物語」として捉えた方が、受け止めやすいかも。そういう面では、まぁまぁな物語。◇ロバート・ダウニーJr.の映画版シャーロックシリーズや、ベネディクト・カンバーバッチ主演の「SHERLOOK」で、"シャーロック・ホームズ"にハマった人には、ちょっと早い企画だったように思う。◇少なくとも、私は、シャーロックが、こんな平凡な、どこにでもいる偏屈ジジィになって欲しくはない。(きっぱりw)どんなに才能のある、ひとかどの人物であっても、歳をとれば、皆、こんなもん。みたいなのは、現実的ではあるかもしれないが、エンターテイメントとしては、意外性がなく、ちょっと寂しい。いや、"あのシャーロック"なだけに、かなり寂しいw◇「シャーロックに引退の文字はない!!」と、私的には願っているので、4点という所。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2017-04-16 15:07:25)
3.  アンナ・カレーニナ(2012) 《ネタバレ》 
◇有閑マダムのクソみたいな戯言を、約2時間10分、上品ぶって観る羽目になる、超豪華な昼メロ版ですなw◇原作は、1873年から執筆されたトルストイの有名な長編小説で、アンナのお話しだけでなく、実は、もう一人、コンスタンティン・リョーヴィン(アンナの兄の女房の妹、キティに求婚した彼ね。)の物語を同時進行することで、信仰や愛、人々の生き方について、総合的に問うていく超大作と言われている・・・が、原作は長編過ぎて、読んでませんw ◇映画を観る限り、どうしてもアンナの生き方に共感は出来ない。「例え、どんな理由があろうとも、”不倫”を”真実の愛”に変換する事は出来ない。」という、個人的な倫理観があるもんでw ましてや、充分に贅沢な暮らしをし、贅沢なドレスを身に纏い、その美しさを羨望されるアンナの不倫は、単なる”発情”にしか見えない。◇ないモノねだりの愚かな女。自滅してくれて清々したw ◇しかし、この作品を最後まで観られたのは、一風変わった撮影演出。これは、巧みでしたね。本来であれば、ドンドン泥沼化して、暗くなりがちな物語を、どこか軽やかに魅せました。アンナが纏う、豪華なお衣裳も良かったです。◇アンナの生き様に0点(笑)+演出に3点+お衣裳に2点の内容で、5点かな。
[インターネット(字幕)] 5点(2017-03-07 16:38:38)
4.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 
バレエは詳しくなくとも、耳馴染みのある「白鳥の湖」が、こんなにも、ドラマチックな曲だったとは・・・。 ラスト3分の演出が、珠玉だと思います。  この映画の監督さんは、9.11後のある一人の少年の心の再生を描いた”ものすごくうるさくて・・・”の 監督さんなんですね。最近知りました。少年の心の機微を豊かに、温かい目線で描き出せるのが、この監督の 得意技なのかもしれません。  アニメーションCGなどの映像技術が成熟し、もはや、映画で再現不可能な映像はないのだろうとさえ思う昨今、 だからこそ、こういった作品に、映画としての、より高い価値を感じます。  舞台となったイギリスの田舎の炭鉱町や、そこで働く人々の日常、決して豊かではない厳しい現実の生活を リアルに描くことで、少年ビリーの夢が、いかに突拍子もない事であるかが冴えました。  「バレエなんか、女がやるもんで、男がやるもんじゃない!」って父親の価値観も、日本のお父さん達のそれと 似ていて、父親として戸惑う姿にクスリとさせられましたが、それだけに、スト破りのシーンは、 同じ子を持つ親として、何度見ても泣かされます。  この映画を最初に観た時は、自分の息子(次男)が、ちょうど、ビリーと同じ年頃のころ。 子育てに悩んだ時期でした。  この映画の時間軸と同じ時が流れ、久々にみたラストシーン、 人生という大舞台に、美しく、雄々しく、見事、羽ばたいて見せた息子ビリー。 その背中の、なんと大きくなった事か・・・。  まぁ、俳優さん、超有名プロバレエダンサーさんですからねぇw  それはわかってはいても、今では、巣立って行った息子達の後ろ姿と重なり、 胸が一杯になります。  嬉しい涙で締めくくれる、本当に、良い作品だと思います。
[インターネット(字幕)] 9点(2017-02-07 11:59:28)(良:2票)
5.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
映画「アメイジング・グレイス」で知り、「スタートレック・イントゥダークネス」でロックオンされ、「SHERLOCK」で首ったけになった、べネディクト・カンバーバッチお目当てで、公開終了ギリギリに、飛び込み鑑賞しました。(間に合って良かった♪)■だがしかし、この作品の中に、お目当ての”ベネディクト”は、いません。そこには、”アラン・チューリング”がいるばかり・・・。もうとても、演技とは思えず、その人(アラン)、本人として、彼の人生とその物語に引き込まれた2時間。■「時として誰も想像しないような人物が、想像出来ない偉業を成し遂げる。あなたが普通じゃないから、世界はこんなにも素晴らしい。」心に残る、このキーワードは、ベネディクトの主演を差し引いても、今のところ、今年一番の逸作ではないかと思わせます。■現在では、名誉も回復し、”コンピューターの父”と賞賛されるアランですが、もしかしたら、そうならざるを得なかった、彼のひた向きで、せつない想いとその苦悩を、ひしひしと感じ、これからは、パソコンを起動させる度に、アランのご冥福を祈って、合掌してしまいそうです。文句なしの10点献上♪
[映画館(字幕)] 10点(2015-06-08 14:41:22)
6.  僕が星になるまえに 《ネタバレ》 
イギリスBBCのTVドラマシリーズ「SHERLOCK」で、日本にも多くのファン層を確立し、今や、「英国の至宝」とまで賞賛されるようになった、ベネディクト・カンバーバッチが、「SHERLOCK」第1シーズンの放送前、もしくは、撮影が重なっていたかな?とゆう頃の作品です。■私は、「アメイジング・グレイス」で彼を知り、「SHERLOCK」で、その類稀な演技力に魅了された口ですが、この作品は、未見でした。この度、たまたまケーブルTVで放送され、観る機会に恵まれたのは、大変、ラッキーでした。■物語は、29歳で末期ガンに侵された青年ジェームス@ベディクトが、彼の3人の親友、デイビー、マイルス、ジムと、ジェームズが最後に、どうしても行きたいウェールズのバラファンドル湾へ、キャンプをしながら旅をする。。。その道中の悲喜こもごもを、4人の男達の友情を軸に描いた作品。■しかし、そこに描かれたのは、”いかにも”な、熱い男の友情ではなくて、ごくごく日常的で、淡々としたやり取り。最後まで、淡々と終わる感じ。■男同士の友情って、きっと、どんなことでも、お互いを許しあえること。”逝く”ことの選択さえも・・・。そして、男の生き様って、”許したこと”を、背負って生きていくことなのかな・・・って、一応、女の身としては、そんなふうに感じました。その生き方が羨ましくもあり、何ともせつなく不可解でもあり。。。静かで、とても、味わい深い作品でした。■ベネディクトのSHERLOCKでの演技を見た後だと、この作品で演じたジェームスは、まさに対極のキャラ。次第に、衰弱しながらも、最後まで、”孤高に生きること”を選んだジェームスを、ベネディクトが、満身創痍、見事に、演じ切りました。■モルヒネを切らし、激痛に身悶え、デイビーに、「苦しい・・・助けて・・・。」と、すがるシーンは、壮絶で、もう見ているのが辛かった・・・。ベネディクトの演技力は、素晴らしい。”英国の至宝”と言われる所以に、改めて感服しきり。だけど、もう少し、ストーリーや演出に、盛り上がりが欲しかったかな?と、ゆうところで、7点献上です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-05 16:46:30)
7.  タイタス
グロい。圧倒的に救いようがない。これにつきます。舞台名作「ライオン・キング」の演出で有名なジュリー・テイモアが監督とゆうことで、「何か救いがあるのでは?」と、それを探すべく、辛抱して最後まで見ましたが、その後、一週間ほど、食欲が失せ、体調を崩しました。演出や物語のグロさ、人間のもつ醜悪さ、愚かさに、酔える人には格好の作品でしょう。だけど、巨費を投じて、それを作ってどうするの?人類を自殺に追い込みたいの?と、ひとり憤慨していた作品。観たことを封印したいと思った、唯一の作品です。
[地上波(字幕)] 0点(2015-04-14 11:48:58)
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