Menu
 > レビュワー
 > トント さんの口コミ一覧
トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1992
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : メキシコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  逆転のトライアングル 《ネタバレ》 
この話は、イタリアの映画「流されて」に似ている。 舟と、漂流した島で、立場が逆転するというのは、この話が発明したモノではない。  まぁ最近の映画らしく、いい意味でまとまってて、無理も無駄もない。 よくできてる。  さぁ、今後の展開はどうなるのか? トイレ掃除のおばさんの天下は、終わったわけだ。 助かった後のことまで計算しなきゃならない時代なのかね、まったく。 人間を見る目が嫌らしくなっちまうが、仕方ないね。  今、上にいる人間が、襟をただしてくれればいいよね。 いつどうなるか分からないから・・ そんな教訓話。
[DVD(字幕)] 7点(2023-12-16 20:59:27)
2.  MEMORIA メモリア 《ネタバレ》 
アピチャッポン監督、初鑑賞。 ヘルツォークを思い出させるような文明批判映画と感じた。  人類の記憶の中に、西欧文明だけでは不可侵な分野がある、そういうメッセージを受けた。 あのラストの宇宙船が、その象徴だろう。  幻聴のする女性と、石の声が聞こえる男性。 この二人の邂逅に物語は大きく盛り上がる。 そして聞こえてきたのが・・ 砂浜での箱の中に主人公が閉じこめられていて、それをハンマーか何かで、 叩いて、箱をこじ開けようとする声だ。  これが宇宙船なのか(放射線とか言ってる)、彼女を殺そうとした別のなにかがあったのかは分からない。 (ただ素直に考えると、この女性は宇宙から来た人じゃないか?と思えるのだが・・) 
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-28 21:06:04)
3.  アモーレス・ペロス 《ネタバレ》 
イニャリトゥ監督は、見せ方が上手い。 どのエピソードも飽きさせない展開で見せる。  終わってみると、一つの事故現場の3人のエピソードが絡むことなく、 2時間半綴られていくだけだけど、これが面白い。 この監督ならではの、カタルシスといった感じ。  犬がどのエピソードにも重要なのだが・・ 闘犬で稼ぐ兄嫁に惚れた男の話、事故で怪我したバツイチと一緒に住むモデルの話、 テロリスト上がりの殺し屋の話。 どの話も面白い。 殺し屋が最後、殺さないのがまた良い塩梅ですな。
[ビデオ(吹替)] 7点(2022-05-22 22:26:20)
4.  ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ 《ネタバレ》 
自爆テロをメキシコ麻薬戦争と間違えて関連させてしまった政府の失策。 作戦の証拠消しにデルトロと娘は捨てられる。 それでもベニチオデルトロはやはり死なない。  ドローンを使った撮影や地平線から少し上に離れた角度からの映像が多く、 地上の人間は、相も変わらず忙しく殺し合ってる、という感じがする。 それでも話の骨格は、西部劇から変わらぬ、男たちの生きざま。 やはり映画の面白さは、どんなに撮影技術が変わっても、ハートがなくちゃいけないね。
[DVD(字幕)] 7点(2019-08-17 11:59:57)
5.  クロノス(1992) 《ネタバレ》 
まったくロンパールマンほど、デルトロ映画に向いてる俳優いない。 もう素顔がクリーチャーみたいだもんね。  デルトロの美を垣間見られたのが良かった。 ゴシックとロリータが相性いいのはわかるが、スチームパンクとロリータが 相性いいのは発見だった。  まったくデルトロ、とんでもない奴だぜ♪
[DVD(字幕)] 7点(2018-10-11 00:35:23)
6.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
ギャングや犯罪映画を創る一方、「最後の誘惑」「クンドゥン」などの宗教映画を創る面ももつマーティンスコセッシ。 この映画では、日本の踏み絵の時代のキリスト教布教の人たちには辛い時代を素材に映画を創り上げている。究極の選択を迫る日本のやり手ぶりが同国人として観ててツライ。あの宣教師の「転ぶ」場面では、もう母国に帰れと心の中で叫んでた。本当にあちらの人たちは自分たちの信念を普遍と信じ、世界中に出かけていくとこは20世紀になっても変わらない。仏教徒に転じたリーアムニーソンの話す日本文化論は興味深い。風土と文化は分かちがたくつながってるからね。 しかし、観終わって冷静になると、あの筑後守を演じたイッセー尾方も俳優として、究極の選択を迫られたんだろうなと思う。だって世界で一番嫌われる役を演じたら、その後の自分の役者人生にどれほど影響があるかという悩みもイッセーにはあったろうに・・。
[DVD(字幕)] 9点(2017-11-30 22:06:28)
7.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 
麻薬モノと戦争モノが合わさったような映画、いや現実か・・。麻薬に限らず、紛争などのあらゆる問題が男のやり方では解決できないのは、もう確か。で、この映画の興味あるとこは、そんな最前線に女性が入っていくとこだ。しかし結局、男のやり方を女性がしたのでは、何も解決にならない。そんな感じで映画は終わる。映画としての目新しさは特にないが、リアルに事務的な部分も描いたとこが新鮮だった。CIAだけでは現場に行けないからFBIの人間も連れてくるとことか、この任務は法に違反してないなどの書類を書くとこなど、普通のアクション映画では見られない場面が興味深かった。
[DVD(字幕)] 7点(2016-10-21 19:32:34)
8.  火山のもとで 《ネタバレ》 
名匠名高いジョンヒューストンが、じっくり異国での男女の愛とその破滅を描いた映画。かつて合法とはいえ人を殺した罪悪感から、友人と妻との間を必要以上に勘ぐり、自信が持てない男をアルバートフィニーが熱演。何とか妻と友人が立ち直らそうと頑張るのだが、友人は戦場から生きて帰ってきたという罪悪感をもつ、ちょっといい男。そんな友人なので、元旦那はもう酔っぱらってばかり。奥さんの献身ぶりがますます旦那を酔っぱらわせる。最後は、地元のワルに金を目当てに女を抱かされ、旦那も奥さんも死んでしまうという悲劇。本当に切ない話。ジョンヒューストンは、「黄金」や「ロイビーン」で男の大味も描ける監督だが、こういう女性の美しさも引き出せるんだね。あぁそういえば、キャサリーンヘップバーンの「アフリカの女王」もヒューストンだったか・・(未見)。今の女性映画に慣れてる向きには、このような女性は男性に都合がいいと思われるかもしれないが、映画全盛時、男らしさ女らしさとはこのようなものだったのですぞ!?
[ビデオ(字幕)] 8点(2015-06-07 11:49:18)
9.  エル・トポ 《ネタバレ》 
ホドロフスキーといえば、バンドデシネのメビウスの原作者。だから映画冒頭は、画面をメビウスのマンガの絵に置き換えて、観ていた。でも話が案外、面白い。そして、その世界が最後まで、どんでん返しとか、宇宙人とか、アクション・CGとか一切そんなのに頼ることなく、だれずに展開する。ホドロフスキーの世界観は、一流の芸術家のそれだ。世界は広い。人間の芸術は凄い。ホドロフスキーが新作を発表するという。我々は、彼とリアルタイムに接することができて、後の世代に羨ましがられるかもしれない。
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-07-28 21:45:22)
10.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
最後、迷路の道が開いたとき、奇跡が起きるかと思ったのですけど、やはり空想は空想だった。でも素晴らしい作品でした。10点!!
[DVD(字幕)] 10点(2008-09-08 16:23:56)(良:2票)
11.  バベル 《ネタバレ》 
「クラッシュ」観た時にも思ったのですが、いくつかのエピソードが同時並行的に進んでいって、テーマのもとにまとまる、という形は、映画が進化していった一つの形なのでしょうね。この映画ではモロッコの親子、アメリカの夫婦、メキシコのおばちゃん、日本の孤独な女性というエピソードがあるのですが、「バベル」というタイトルである程度テーマは分かるようになってます。一番、このテーマに則してるのが、日本のエピソード。でもこんな内容で全世界に流されたら、日本のこと、勘違いされてしまう。そこが不快。 
[DVD(字幕)] 5点(2008-05-13 21:35:16)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS