1. ブラックライト
《ネタバレ》 ニーソン主演でアクションだけでなく、ストーリーも期待していたが、これが両方とも大きく裏切られた。 まあ、御年70歳のニーソンさんを考えれば、これでも十分にすごいとは思いますが、それはそれでやはり、アクション映画を謳っていると期待してしまう。 アクションよりもひどいのがストーリ。悪(敵)もショボく、全編で大した盛り上がりもなく、起承転結の結も何のひねりもなく「もう終わり?」で何も印象に残らない作品。物凄く退屈でおもしろくない。 特にがっかりさせられたのは、思わせぶりに、画面が一瞬、数回フリーズして数秒巻き戻る様なシーンが途中で何度か差し込まれるが、これは何かの暗示か?主人公の記憶障害か?と思わせて、結局なんでもなかった。 家族が行方不明の件も、ニーソンの妄想(もともと家族はいない)を疑っていたが、結局は証人保護プログラムだったということで拍子抜け。 それで再会したら、微妙な距離感だった娘と何事も無かったかのように和解が成立しているという、話の繋がりの無さにも呆れる。この程度の作品であれば、上映時間が長いのも困りものなので、冗長なシーンなど途中をカットするのは良いのだが、編集が下手なのか、前のシーンでは無傷の主人公が、次のシーンではいきなりケガしているし、おまけにかなりお疲れモードでヘロヘロ状態になってる。 こんな感じなので、途中何度も差し込まれた「画面が一瞬、数回フリーズ」も、初めは何か考えがあったのかもしれない。 兎に角、製作者の熱を感じない淡白な印象の作品だった。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-11-04 00:55:25) |
2. 悪魔と夜ふかし
《ネタバレ》 最後、ゲストの少女がスキャナーズになっちゃいました。ある意味で時代的には正解かも。。。 1977年のテレビ生放送の封印フィルムを見つけたから、それを見てみようという話だが、それがテレビ史上最恐の放送事故だったのなら、既にみんな目撃(視聴)していて周知の事実的な話なのでは? また、昔のフィルムの内容だとしても、そこに映っている特撮シーンまで当時のレベルにしなくてもよかったんじゃないかと思う。 それにしても前半テンポが良くないのか、それとも字幕説明が多いのか、予想外に退屈な作品だった。 [映画館(字幕)] 5点(2024-10-31 18:42:57) |
3. リトル・モンスターズ
《ネタバレ》 ゾンビ映画で、小さな子供を出して、ハードな展開の後、最後には愛に満ち満ちた感動を与える意外性を狙ったのだろうが、私には全く合わなかった。 ハードを下品なセリフ連呼と血糊の量と勘違いしている節があるし、キャラ設定もあざとすぎる。 それに歌が聞きたいわけじゃないのに、何故かすぐに歌いだすキャラは何とかならないのか。(この演出には出演者への忖度か何かが働いているのだろうか?) 久しぶりにだまされたと思った作品。うんざりしながら、最後まで我慢して鑑賞した自分を褒めてあげたい。 [インターネット(字幕)] 1点(2024-03-18 18:56:48) |
4. バイオハザード: ザ・ファイナル
《ネタバレ》 ローラ頑張ってましたね。 偽バイオハザードやっとシリーズ終了。意地で全作鑑賞。リブートに期待! [DVD(字幕)] 5点(2020-10-16 23:11:59) |
5. スケア・キャンペーン
《ネタバレ》 何とも中途半端な観客への丸投げ作品である。観ているこっちは、少女が仮面の集団の仲間であることは早い段階から分かってしまい、いきなり白けてしまうのだが、その少女と仮面の集団の正体が分からず、なぜ奴らは人を残酷に殺すのか、その目的もネット配信だけなのかどうか、はっきりとしないまま物語は何のひねりもなく、あっさりと終わってしまう。 ラストで彼女が少女と一緒に車で逃げている途中で、ようやく彼女も助手席の少女が仮面の奴らのグルと気づいたようなので、「よしよし、さあこれから最後のバトルだ・・・」と思っていたら、あら?その後がない。。。 また、ラストで縛られた男が焼かれる時、仮面の集団から何かしらネタバラシや、男の最後の抵抗でもあるのかと思いきや、男は観念した様子で何か悟りを開いた感じになってしまい、あろうことかそのままで終わってしまった。(とんだ肩透かしを食らってしまった。)これってカルト集団が出てくるホラー映画のラストでよくやる思わせぶりな演出そのままじゃん。。。 結末を最後まで描かず観客に想像させることで、各々の恐怖を増幅させる意図を持った作品もたまにあるが、それはそこまでの過程でしっかりと敵の正体を見ている側に印象付けできている場合は効果的だが、仮面の集団をちゃんと描き切れていない本作は、仮面の集団との戦いの勝ち負けをきっちり描いてなんぼだと思う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-11-04 02:32:49) |
6. エイリアン:コヴェナント
《ネタバレ》 期待して楽しみにしていただけに、がっかり度が半端ない映画だった。はっきり言って面白くない。何か哲学的な雰囲気の話を混ぜ込むことで、作品の品格を上げようとでもしたかったのかどうか知らないが、そもそも「エイリアン」はSFホラーの傑作だと私は思っているので、今回のような宗教映画的な雰囲気を醸し出して無理に難解に仕立てた観客(ファン)置き去りの作品が、名作エイリアンの冠をつけてシリーズとして肩を並べるのは残念だ。(それもリドリー・スコット自身の作品が・・・) 登場人物にしても、プロメテウスでの生き残りキャラのデヴィッドなんか出されてもよく覚えてないし、今回のヒロインはお世辞にも魅力的とは言えないおばちゃんパーマみたいな頭だし(なんでこんな人がヒロインに???)。宇宙船のクルーはみんなバカばっかだし。。。よっぽど監督はエイリアン以外には興味がないのだろうなと感じるくらいに、登場人物が薄いし雑な感じ。 惑星に調査に行くのも全員一致だったのに、直後に私は反対と言うダニエルズには「じゃあ、さっき確認した時に言えよ!決まった後から言うなよ!!」と思ったが、そもそも脚本がおかしいんだろうね。さらに続編を作る予定との話を聞いて、私の中に「老害」という言葉が浮かんだ。。。 [映画館(字幕)] 3点(2017-09-17 17:07:40)(良:3票) |
7. マッドマックス 怒りのデス・ロード
《ネタバレ》 この作品はマッドマックスの冠が無いほうが絶対良い。百歩譲ってもスピンオフにすべきだ。個人的にはV8スーパーチャージャーでの疾走を期待するも、前回、今回ともあっさりマシンはお払い箱に・・・それに世界観がマッドマック2から変わらない(成長していない)のもちょっとね。。。その世界観はもう飽きたし、もう少し想像力を豊かにして新しいマックスのドラマを見せてもらいたかった。この内容じゃ、マックス役は誰でもよかったんじゃないかと思う。 [映画館(字幕)] 4点(2017-07-17 03:05:55) |
8. ブレイブ ワン
《ネタバレ》 社会的にはエリカとマーサーの行為は許されるものではないが、その行為によって救われた者が居ることも事実であり、個人的にはエリカが救われた(逃げれた)事には安堵した。が、エリカが救われたとは言ったものの、ただ警察に逮捕されなかっただけで、彼女は人を殺したという罪に一生苦しみながら、残りの人生で二度と笑顔を見せることは無く、人を愛することも無いのだろう。それにマーサーは今後自分の職務に誇りを持ち、忠実にまっとうして行く事は難しいだろう。悲しい映画だ。 [映画館(字幕)] 7点(2007-12-16 01:37:43) |
9. バイオハザードIII
《ネタバレ》 バイオハザードという映画も、ゾンビ物としてようやく評価対象となった。また、バイオハザードシリーズとしては、ようやくスタートラインに立ったという感じ。ただし、本来バイオハザードが持っているどうしようもない閉塞感は、今回砂漠の中を旅することで微塵も感じられず、できれば次回は「Ⅲ」の攻撃的な演出と、「Ⅰ」の逃げ場の無い息の詰まる小さな空間を融合して欲しいものだ。それからスキャナーズばりの超能力も反則!また、ゲームは謎解きがあるから答えが必要だけど、そもそもこの手の映画には変な理屈はいらないし、何でゾンビが発生したかなんて小さいことにはこだわらなくてもいいから、生き残るために次どうしょう…で突き進んで欲しい。 [映画館(字幕)] 7点(2007-11-06 01:26:00) |
10. インベージョン
《ネタバレ》 無難な出来で、それになりに面白かった。後日談でキッドマンの旦那が、同僚に「記憶に無いんだけど、俺、誰かに脚撃たれてんだよな~。」と一言。そして後ろを向いてキッドマンが、そっと微笑むシーンか、キッドマンの仕業と分かって、「何で撃つんだよ!!(怒)」とか、もめたらそれはそれで面白かったかもしれない。最後があっさり終っちゃたのが少し残念。 [映画館(字幕)] 6点(2007-11-03 11:47:15)(笑:1票) |
11. 蝋人形の館
《ネタバレ》 最近のリメイクホラーにしてはそれなりにいいでき。ラストの館が溶けて行く中でのバトルと脱出劇はなかなか良い。リアルな痛さが伝わってくる映画。 [DVD(字幕)] 7点(2006-06-18 00:26:17) |
12. ゴジラ FINAL WARS
《ネタバレ》 これでゴジラも幕引きなのに、何故、主役が松岡、菊川なのだろう?何故、レスラー、K1戦士ばかり出ているのだろう?何故、外人が日本語吹き替えなのだろう?何故、バイクアクションのスピード感がないのだろう?数多くの謎を残してこれでオシマイ。映画全体の色が今までと違いすぎるし、これはゴジラ映画の色ではない。映画の狙いが、人間ドラマかといえば人間描けてないし、アクションかといえばアクションしょぼいし、笑いをとりたかったにしてはネタが寒い。ゴジラは監督によって、色々アレンジがあってもいいと思うが、これはムチャクチャでやりたい放題。東宝の過去の作品を味付けでちりばめてオマージュとし、あと自分の撮りたい事を撮って、つなぎ合わせたらこうなりました。さらに、ちょっと画面のトーン暗めにして、アダルトな映像にしてみました。てな感じ?日本のゴジラ映画なのに、マトリックスやMI2他の真似が露骨に見て取れてしまい、唖然。(今だにマットリックス・・・。それも全国劇場公開作品で・・・恥ずかしい。)海外で公開したら笑われる!北村さんって実際たいしたことないんだなあ、と感じました。期待してがっかり。 2点(2004-12-05 22:42:47)(良:3票) |
13. アンデッド
《ネタバレ》 つっこみどころが色々あるけど、意地悪な意味じゃなく楽し~くつっこめる、とても好感がもてるゾンビ映画の1本。ただ、オープニングから事件発生までがだらだら長く(数分なんだろうけど長く感じる)、つかみはOK!といかなかったのが残念。そこをカットすれば、100分をきってもっとすっきり纏まるのに。 7点(2004-09-21 00:04:41) |
14. マトリックス レボリューションズ
駄作。2作目・3作目がこのような結果ならば、1作目をもう少し何とかしておけばよかったのでは・・・。続編なんて要らない映画だと思う。世紀の大傑作(1作目)もこれで台無し。1作目の栄光が見事に木っ端微塵。さみしい。 2点(2004-05-17 00:22:40) |