1. 皇帝ペンギン
美しい南極の映像とかわいらしいペンギンたち、BGVとして音声を消して気に入った音楽を流して見ている分には、とても良い映画だと思います。いろいろなドキュメンタリーで似たシーンは見ていますが映画として集めたフィルムだけあって感動します。この映画に言葉は不要です。ましてペンギンの気持ちになって説明するのはなおさらです。風の音と水の音だけでもいいと思いました。 [地上波(吹替)] 5点(2012-01-03 20:58:32) |
2. 子熊物語
《ネタバレ》 動物大好きで、実写でもCGでも得点が大甘になってしまうのですが、この映画は子熊のかわいさを考慮しても5点です。人間を登場させて半端にストーリーを持たせてしまったのが残念です。それにしても最初に出てくる「この映画で動物を1匹も傷つけていません」というメッセージに、本当?と思うくらいリアリティがありました。子熊がきのこで幻覚を見るシーン、川に流されるシーン、そして毛皮になってしまった親熊のそばで眠るシーン、最高にかわいいです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-16 05:03:42) |
3. 恍惚(2003)
《ネタバレ》 夫の浮気を調べているうちに浮気相手の女性を親しくなっていく、ファニー・アルダンが、どんどん深みのある女性になっていくのが良い感じです。口元を曲げて感情を見せずに妄想を語るエマニュエル・ベアールは良い女優だなあとあらためて思いました。ふたりの女優を見ているだけでも楽しい映画です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-23 19:46:38) |
4. こうのとり、たちずさんで
アンゲロプロスらしい詩的な映像、長回し、ミステリアスな味付け。どれをとっても文句の無いはずなのに、もの足りませんでした。普遍的なテーマであるが故に、もう少し感情移入できる部分が欲しかったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-22 08:13:05) |
5. コーリャ 愛のプラハ
泣かせの映画だと思っていたので、ひねくれやの自分としては斜に構えてみていました。お金で偽装結婚をして、相手に亡命されて残された子供を嫌々面倒見ながら、気がつくと情が移っているなんて、ありがちだと思いながら、気がついたらボロボロ泣かされていました。カラスが置いたらしい安いアクセサリーのシーン。地下鉄での犬と子供のシーン。そんなところに思いきりはまってしまいました。「セントラル・ステーション」とか、この映画とかの、おせっかいを焼くのが嫌いなのに、いつのまにか・・というシチュエーションにめちゃくちゃ弱いです。ちょっと甘めですが9点。しあわせは悲しいときに、気がつくとその中に隠れているあるのかもしれないなあと思ってしまいました。 9点(2005-02-22 08:17:12) |
6. 恋人たち(1958)
クールで乾いた感じがするのに情熱を感じるジャンヌ・モローに脱帽。月の夜の逢い引き、ブラームスの弦楽6重奏をBGMにこんなに美しいラブ・シーンは他に類を見ないです。ただただため息ばかり。 9点(2003-07-23 23:12:45)(良:1票) |
7. 好奇心
ルイ・マルなんですよね。でもやっぱり駄目でした。このシチュエーションは苦手です。 4点(2003-07-08 13:20:04) |
8. 氷の微笑
足を組み直すシャロン・ストーンがかっこよかった。好き嫌いは置いておいて彼女のゴージャスさを見て面白かったと思う映画だと思う。 5点(2003-06-17 15:00:59) |