1. ピアノ・レッスン
美しい。映画館で(試写会でしたが。)、最初から最後まで画面に釘付けでした。音も色もとても美しい。海岸に置きざりのピアノ、海中に浮かぶ姿、雨の中の写真。 [映画館(字幕)] 10点(2006-05-17 16:40:14) |
2. ニュー・シネマ・パラダイス
この映画が嫌いな人はいないでしょう。思い出しただけでも涙が出てきそう。どのシーンをとってもみても、どのセリフをとっても実に美しい。もちろん、ロングバージョンではなく、オリジナル。 [映画館(字幕)] 10点(2005-11-03 18:26:08) |
3. ル・アーヴルの靴みがき
世の中の人たちが、みんなこの映画に出てくるような人たちみたいだったら、とっても平和で素敵な世界になってるだろうに、なぁ・・・。黄色いワンピースとほほ紅が素敵♪ [映画館(字幕)] 9点(2012-07-08 23:11:18) |
4. アーティスト
ザ・映画。ストーリーは単純明快。複雑な人間関係もトリックも何一つない。けれど、映画が好きな人のために作られた映画だから単純に楽しんでほしい映画です。ニュー・シネマ・・・もそうですが、フィルムを使ったシーン、好きです。そういえば、ニュー・シネマ・・・でもアルフレードが火事で大やけどを負いました。それは横へ置いておいて、大袈裟だといわれても、私はあの投げキッスも大好きです。とても楽しい100分でした。 [映画館(字幕)] 9点(2012-04-25 14:44:36) |
5. ナイト・オン・ザ・プラネット
どのエピソードも好きで、映画館→再上映→ビデオ→DVDと何度観ても飽きない。ウィノナはこの映画が一番キュートで、ベアトリスも魅力的。ベニーニのマシンガンエロトークも何度観ても可笑しいし。ラストエピソードとトム・ウェイツの歌声はたまらなく寂しく切ない・・・。 [映画館(字幕)] 9点(2006-05-12 09:05:08) |
6. 愛のコリーダ
どんな言葉も評価もいらない、見るなら見ろ!という映画。定がどういう女であろうが、どういう人生を歩んだ人であろうが、そんなことどうでもいいんじゃない。監督のラストのナレーションに-1。 [DVD(字幕)] 9点(2006-04-27 10:49:46) |
7. ディーバ
20年ほど前、すごーい小さな映画館で観客が私1人、という贅沢な状況で鑑賞いたしました。輸入レコード屋さん(レコードです!レコード!)で必死にサウンドトラックを探して宝物のようにして聞いておりました。 [映画館(字幕)] 9点(2005-11-04 14:46:00) |
8. 少年と自転車
余計なものを削ぎ落とした内容だからこそ、一層胸に迫るものがありました。 少年の赤い服に生きていく力を見ました。 [映画館(字幕)] 8点(2012-08-23 18:52:25) |
9. 無伴奏「シャコンヌ」
ひゃー、この映画に投稿があるなんて!それだけで嬉しい!!!先日、生でシャコンヌの演奏を聴き、この映画をまた観たくなりました。10年以上前にビデオで見て以来、どこへ行ってもどうやってもDVDが手に入りません。もし入手できたあなた!その偶然の出会いに感謝しましょう。ラスト15分で大満足。とても美しいアート映画です。ああ、もう一度見たい! [ビデオ(字幕)] 8点(2012-07-08 23:19:54) |
10. おとなのけんか
ジョディー・フォスターの血管が切れそうな首筋とこめかみ、携帯電話、そしてケイト・ウィンスレットに、両手にいっぱいの黄色いチューリップの花束を贈ります。いやぁ、笑った。 [映画館(字幕)] 8点(2012-05-31 21:54:37)(良:1票) |
11. モンスーン・ウェディング
一緒に踊りたくなりました♪ [DVD(字幕)] 8点(2006-06-23 20:31:27) |
12. 奇跡の海
エミリー・ワトソンは、「・・・ジャックリーヌ・デュプレ」といい、「パンチドランク・クラブ」といい、こういう狂気の瞳を持つ純真無垢な女の役はこの人以外にはいないんじゃないかと思うほど。私にとって、トリアーの作品の中で唯一許せる映画。なんという空の色! [映画館(字幕)] 8点(2006-05-17 15:55:40) |
13. きっと ここが帰る場所
ゆるーいロードムービーです。 15歳の心のまま大人になりきれていなかった主人公が、亡くなった父親の思いを辿る旅を経て大人になっていく、という話ですが、道中のエピソードがなんとなくキレイだったり、クスッと笑えたり、ちょっとダークだったりするわけです。 ショーン・ペン演ずるシャイアンのトボトボと歩く猫背の背中がイイ感じです。老眼鏡越しの上目遣いが火野正平そっくり。 [映画館(字幕)] 7点(2012-08-23 18:59:06) |
14. ひまわり(1970)
この映画を見た後、ひまわり畑を見るとあの音楽が頭をめぐる・・・。たらら~ら、ららららら~ら~・・・ 反戦映画ですよね。 [映画館(字幕)] 7点(2012-04-25 14:48:00) |
15. オープン・ユア・アイズ
ペネロペ・クルスは英語でアメリカ映画に出ているよりも絶対スペイン語でスペイン映画に出るべき女優だと思う。その方が断然魅力的。色、かなぁ・・・。バニラ・スカイよりこっちの方が何倍も素敵だ・・・。アメリカ映画に出てるとただのお色気美人女優に成り下がってしまうので、そういうことがないようにいて欲しい。映画のレビューというよりペネロペレビューになってしまいました。すみません。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-11 09:41:23) |
16. オール・アバウト・マイ・マザー
話はヘビーなのに全体がからりとしていて暗くなく見終わった後、結構いい気分でした。トーク・トゥ・ハーよりこちらの方が私は好き。キャラクターがそれぞれとても個性的でおもしろいし。 [映画館(字幕)] 7点(2006-05-29 17:31:19) |
17. アメリ
《ネタバレ》 ちょっとクスッと笑えるので観ている方もほんの少し幸せな気分のお裾分けにあずかれます。わたしもブリュレのカラメルをこんこんと叩いて割る瞬間がとっても好きで、その分点数も甘めになったかも。本当かどうかわからないけれど、当初アメリの役はエミリー・ワトソンにオファーが来ていたとのこと。エミリー・ワトソンならこんなにヒットしなかった! [映画館(字幕)] 7点(2006-05-29 17:26:17) |
18. 海を飛ぶ夢
淡々とラモンの世話をするマヌエラが秀逸。尊厳死については昨今、軽々しく「賛成」と言われがちだけれど、命についてはもっともっと深く考えるべきであると思う。神父が非常に傲慢な人物に描かれていたけれど、彼も四肢麻痺障害を抱える身として「他人のやっかいになりながら生きながらえる」ことの価値を見いだしたかったのだと思う。人に迷惑をかけないために自ら命を絶つことは決して美徳ではないし、その人が命を絶ったからといって残された家族は救われないのでは。「自らの意志を尊重する」というのはそう簡単なことではない。神父の介護をしていた彼の迷える瞳が印象的でした。 [映画館(字幕)] 7点(2006-05-17 16:31:35) |
19. コックと泥棒、その妻と愛人
参りました。インパクト度は10点。10点つけたいんだけれど、見終わった後、しばらく何も食べたくない気分になったため-3点(食べられない度は10点)。ホント、ここ数年で一番参った。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-12 14:39:31) |
20. ピアニスト
点数にすごーく悩む一作。もう一度観るか、と問われれば恐らくもう観ないであろうとは思う。ただ、この映画を観たことを忘れられるか、忘れるか、と問われれば、答えは明らかに「忘れない・忘れられない」である。他人に観ることを薦めるか、と問われれば、うーん・・・相手によりけり・・・恐らく薦めない。心も体もとっても痛い作品でした。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-03 17:20:05) |