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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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21.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》 
 ガジェットとかは大がかりになってるけれど、話そのものはしょぼいですね。王妃の首飾りが紛失しただけで、王妃の浮気確定→王妃の処刑→英仏両国開戦→フランスの王位簒奪。古典としての価値までは否定しませんが、現代人の眼から見たら、あるいは史実に法って考えても、ちょっと強引な説得力に欠けるストーリーではないかと。  ところでミラさん、ずいぶん胸が豊満な感じが…… あれも特撮でしょうか?w
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-10 11:01:37)
22.  クィーン
 真面目に作られた良品であることには間違いないし、英国の王室と政府の関係、王室と国民の関係とかよくわかって参考になりましたけれど、やっぱり主人公に全然気持ちが入らず、突っ放した目でしか見れない映画は自分にはきついと言うか、一度で充分。  しかし、もちろん全然歴史的背景にも、あちらの価値観にも無知だけれど、国民の人気取りをしなければならず、そうしなければ新聞で叩かれる王室ってなんだかなあ。日本人の目から見たら、やはり一種の神聖不可侵的な(って言葉古いけど)要素を持ってないと有り難味が無くて、多額の税金を費やしてまで維持する意味がないように思われ。別に国家元首が必要であれば、大統領で充分なんだから。  その点で日本の天皇制と皇室のあり方は非常によくできたシステムだと感じました。 あと、誰か特定の人間を悪人とマスコミが決めつけ、断罪し、それに国民世論が簡単に動かされるのって、日本だけかと思ったら、イギリスでも。  民主主義のお手本の国でそうであるなら、これは民主政治、いやあえて言うと衆愚政治の宿命的な欠点ですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-05 12:36:45)
23.  ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 《ネタバレ》 
 観終わって真っ先に思ったことは、日本のテレビドラマあがりの脚本家だったら、たぶんエレナの旦那を適当に始末して、二人を結ばせて「……30年続きますように」くらいのキャッチフレーズをつけるだろうなということ。  というような、ものすごくつまらない個人的な感想は置いておいて、随分見る人を選ぶ映画だと感じました。  アルフレードの行為を肯定するということは、映画というものに対する愛を他の全ての愛の上位に置くこと。本当にそれに共感できる人がそれほど多くいるとは思えないんですが。  今、現在どんなに素晴らしい映画を生み出す監督であろうが、おそらくこの先も本当の愛を得られないずっと孤独な人生を送るよりは、たとえ、どんな境遇、どんな職業であろうとも本当に愛する人と送る人生の方が遥かに幸せと感じるんですが。  正直、通常版は比較的いい印象を持っていたんで、こちらを見たこと自体が残念です。 通常版すら楽しめなくなってしまった。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-08 18:42:53)
24.  影の軍隊(1969) 《ネタバレ》 
 扱ってる題材はすごく興味深いもので、個々のエピソードにも面白いものはあったんですが、演出と全く感覚が合いません。どうしてこの場面にこれだけの時間を割かなければならないか分からないシーンが多々あり(例えば、ロンドンでの英軍兵士の楽しんでる姿とか、潜水艦への乗艦シーンとか、それから前半部分の裏切り者の処刑シーンにしても、意味あるエピソードではあるんですが。映画全体のバランスから言えば随分冗長な無駄な時間を費やしているような)、非常にもったいなかった感が強いです。  あと、ストーリー全体の構成としても、もっと最初からジェルビエとマチルドに焦点をしぼった方がより感慨が深かったのでは?  終盤においてのマチルドの重要性から言えば、彼女が登場するのが中盤過ぎというのはふに落ちません。  最初の収容所、それからパリのゲシュタポからの脱走シーン、途中でほとんど主役の一人と思わせるくらい重点を置かれたジャン・ソワールの描写とか、終わってみると妙に散漫なストーリーに感じざるを得ませんでした。  もちろん逆に群集劇と捉える見方もあるかとは思うんですが、そうすると逆に終盤のマチルドの扱いが重すぎるんですよね。  あと、主人公の二度の脱出とか、あまりにもドイツ軍を間抜けで無能に描いているのはリアリティという面から見てどうかと。特に最初の脱出とか、パリのドイツ軍司令部(少なくとも字幕ではそうなってた)ドイツ兵がせいぜい10名くらいしかいなかったしw 、後は後で煙幕が張られるまでの数十秒間、まっすぐに走っていく民間人に機関銃の弾一つ当てられないとか、渋い映画にしてはちょっと興ざめでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-02 18:14:17)
25.  アンダー・サスピション 《ネタバレ》 
 最初は何気に録画しておいて見てみたら、モニカ・ベルッチが出てて、ラッキーって感じだったんですけど、見始めたらちょっとどうかと思い始めました。 確かにハックマンは相当怪しい人wですけど、状況証拠だけでここまで詰めるのは邪道です。あげくが夫婦関係まで完全に崩壊させて。 とにかく署長に一言「謝れよ」 後日談はないけど、本部長が予言したとおり弁護士が全精力を使って、署長、刑事等にしかるべき報復をすることを期待します。 と、冷静になって見ればここまで没頭させて見せてくれるのは相当優れたシナリオなんでしょうね。 点数は、ストーリーへの熱中度で満点さらにモニカ・ベルッチでそれを超えてるんだけれど、それからストーリーと分かっててなおかつ残る警察の強引な手法をマイナスして
[地上波(字幕)] 6点(2010-06-14 18:22:26)
26.  007/ムーンレイカー 《ネタバレ》 
 最後のスペースシャトルからの実況、女王陛下もご覧になったんでしょうか? つくづくこの当時はMが男性でよかったと思います。(今のおばちゃんだったら…w)  あまり皆さんの評価は高くないようですが、自分的には冒頭の空中落下、加速装置、 シャトルの噴射口の真下等、それなりにスリル感があったのでユーモア部分とうまくバランスがとれて結構楽しめました。(ただ、ボンドを殺したいなら、1 銃で狙いをつけたら速攻で撃て、2 凝った殺し方をしたいのもわからなくは無いが、せめて身体検査をして腕時計くらい取り上げろっていう敵方に対する強い要望は変わりませんがw) 平成22年10月18日追記 二度見る映画じゃなかったなあ、二度見ても楽しめるユーモアでもスリルでも無かった。 塚、007が自分にとって面白くない場合は、どうしても「ゆるさ」が気になるんだなとよく理解できた。  上記で触れた部分以外にも、例えば殺したはずの人間が生きて宇宙ステーションに乗り込み、重大な破壊工作を行った、そんなの捕まえても拘束もせず、立たせたまま長々としゃべる、あげくが極めて重大な場面で破壊工作をされる、正直イラっときました。  あともう一つイラっとする点が今回充分理解できた。 仮面ライダーと比較しみようか?仮面ライダーは、確かに怪人には苦戦することもある、 しかしながら一般戦闘員相手にする時は、絶対的に強い、何人相手にしても一撃で倒す。 そういうことで強さが表現されている。 ところが、007は敵の幹部クラスではない、ごくごく一般的な「戦闘員」相手にも結構苦戦するんですよね。飛行機のパイロットとか、救急車に乗っていた見張りとか。 細かいシーンにもある程度のスリル感出したいんだろうが、ヒーローとしての強さ、爽快感を著しく損なってると思うのは自分だけかな
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-12 10:59:00)
27.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
 フィクションはフィクションとして楽しめと言われそうだが、やはりどうしても引っかかる点は引っかかるわけで。 以前から、引っかかってた外国人がロシア国内をそんなに好き勝手に動き回り、そんなに自由にロシア人に話しかけられるかという点は、まあ、スターリン死後ということもあり、多少は緩和されてたのかなと。(でも映画撮影時点でも、外国人の移動はモスクワ周辺に限られてたそうで、だからソ連側は撮影現場はウクライナではないと言い張ったとウクライナ大使館のホームページにありましたが) あと、ロシア国民の明るくて楽しそうな生活についても以下同文、フルシチョフっていうのが、それほど嫌いな政治家じゃないんで、まあスターリン統治下に比べたら多少は改善されてたかと。  でも、これはない、絶対あり得ないと思ったのが、第二次世界大戦中(当然スターリン統治下)に、イタリア兵の命を救い、助けられたイタリア人がそのまま夫として暮らし続ける。唖然とした。 スターリン統治下のソ連でそんなことが、許されるわけがない。夫は即捕虜収容所、妻はスパイ容疑で収容所。これが当然。 大げさだと思われるかもしれないが、今の中国よりもさらに厳しい専制国家だったと言えば、ご理解いただけるか?  少し調べてみたら、ソ連が後援した映画だった言うこと。 独裁専制国家の後援を受けて、それを美化する映画を作るのはどうなんだろうと思う。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-11 15:24:08)
28.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
スピットファイヤー三機の働きで、30万の兵士が助けられたり戦争が勝てるなどというほどあまいものではないんだぞ(元ネタわかるかなw)  といいたくなるくらい戦局の全体像がわからない映画。
[映画館(邦画)] 5点(2017-09-14 18:00:00)
29.  マルセイユの決着 《ネタバレ》 
 金のために人の命を奪うことには、全く良心の痛みも倫理的な疑問も感じないくせに、仲間を裏切ったことにされるとか、仲間が拷問にあうとかすると発狂寸前まで独善的な怒りを発し、自分が正義であるかのように振舞う人物なんて、あまりに基地外過ぎて嫌悪感の対象にすらなりません。  彼に比べれば、仲間の復讐の意味も込めて、拷問をする警察官達の方がよほど人間的です。  ところが、そんな基地外をなにか人間的な魅力のある人物のように描こうとしたり、彼の独善的な「正義」が受け入れられたりする、おかしな映画です。  だいたい、正直モニカ・ベルッチがヒロインのわりに、観客のそれなりの期待に答える気が全くない制作姿勢にも疑問を感じます(笑)
[DVD(字幕)] 5点(2010-11-29 15:42:19)
30.  シベールの日曜日 《ネタバレ》 
 純真だから素晴らしい、常識的なのものは駄目駄目みたいな表現、指向の方がむしろ陳腐な気がします。  人を傷つける純真さもあれば、逆に人を守る常識もあるわけで。 だから、ファンタジーに対して無粋な突込みかも知れませんが、ピエールのことについて、全て理解してるような彫刻家の言動には、かなり苛立ちを感じました。  結局、何を表現したかったのか理解できませんでした。むしろ、戦争で精神を病んだ青年の悲劇みたいな展開にした方がわかりやすいし、訴えるものがあったかもしれません。  戦争の後遺症で明らかに常軌を逸して子供に返ってる青年と、孤独の中で生活してきたため、身近に現れたやさしい大人に恋愛感情を持ったやたらませた少女の恋愛を、純粋で素晴らしいと称えられても、あまりにも普遍性が無さ杉。       どっちかつうと、マドレーヌの方の愛情の純真さと、どうして彼女がピエールに対して 愛情を持つようになったかの方が関心がありますね。
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-26 13:08:51)(良:1票)
31.  レディ・チャタレー(2006) 《ネタバレ》 
 毎度の悪い癖で、映画というよりは、原作批判になってしまうわけですけど、あまりにも「性」が美化されすぎてはいませんか?たしかに人間生活の重要な部分を占めることまでは否定しないけれど、あきらかな肉体レベル(もっとはっきり言えば動物レベル)の欲求不満から始まった関係であって、それ以上でもそれ以下でもないんで、見てて別に嫌悪感も感じませんが(事後の後始末をきちんとしないのは衛生的にどうよとは思いましたがw)、それを人間性の発露とか純愛とか、そんな感動は微塵も感じませんでした。  というか身体障害者をこれほどあからさまに蔑視する作品が、映像という形にしろ、文学という形にしろ、現代的な価値を持つのか疑問を感じます。
[DVD(字幕)] 4点(2011-08-08 16:05:41)
32.  ミッション・クレオパトラ
 観てる途中でなぜこんなに笑えないか、考えてしまいました。やはり、笑いというのは、文化に密接に関係してるのであるのだから、あまりフランスの文化に触れてきてない日本人に理解するは、そもそも無理なのではというのが結論です。 (特に印象に残ったのが、名前に対する拘り、アメリカンジョークで名前間違えて大笑い ってありましたっけね) モニカ・ベルッチ最高なんだけど、画面に出てる時間、特にアップが少ないので、それだけでこの映画を見るのは辛い。
[DVD(字幕)] 4点(2010-08-09 12:32:21)
33.  ストーン・カウンシル 《ネタバレ》 
 制作費が限られているなら、やたら大がかりな設定にしなければいいのにw。 もう現地での敵が3人?とかちゃちでちゃちで。 あと、あれだけ周り固めといて、母親だけ組織外の人間ってのがそもそも無理な設定だよね。  ただ、モニカ・ベルッチが素敵なんで、彼女のPVとしてファンなら一見の価値はあるかな。  平成23年7月21日追記 ヤフオクに安い出物があったんで落としちゃいました。だって自分持ってるのテレビ放映版で例の「治療シーン」が無かったから(爆笑)(過去に同じような理由でマレーナのディレクターズカットを購入したことがあります。どんだけベルッチが好きなんだよ俺はw) で、買って良かった。いくつか新たなる笑激がありました。 まず制作費32億円!いったいどこにそんな金が消えてったやら。(ま、自分がプロデューサーならベルッチ出演料30億円、カトリーヌ・ドヌーブ100万円、残りで制作とかありえますがw)そんなにお金あるんなら、もうちょっと「ストーンカウンシル」に雑魚の手下つけてやればいいのに。あれじゃ、日本の悪の秘密組織にも負けるw それから何と言っても肝心の治療シーン、ま、ベルッチさんに関してだけは十分買ったかいがありましたが、それよりもあの治療師の爺さん(爆笑)わざわざ素っ裸にさせられて、手には動物持たされ、訳のわからない呪文唱えさせられて。あの役をやった現地人の俳優には、十分事態が把握できてたんでしょうか?ベルッチさんの入魂の演技といい、ひたすら真面目に進行されたであろう撮影現場を想像すると、大爆笑を禁じえません。 あと、おまけのベルッチのインタビューもいいですね。ルックス最高なんですが、非常にセクシーで知的な風貌とインタビューに答えてる内容の馬鹿さ加減のギャップが、また笑えます。
[DVD(字幕)] 4点(2010-05-31 10:31:44)
34.  キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 
 洋画の歴史物ってあまりはずしたことはなかったんですけど、これは駄目でした。 まず、皆さんのレビュー読んでると、そのまま歴史と受け止めてる方が多いんですが、随分改変が多いですよ。塚、テレビドラマの断りじゃないけど、「この映画に出てくる登場人物、出来事は全くの架空の物であり、類似していたとしてもそれは全くの偶然である」くらいの注意書きが欲しいくらい。w  まず主人公のバリアンですが、エルサレム生まれの貴族であって、フランスとも鍛冶屋とも全く関係ありません。エルサレム陥落後も彼の一族はキプロスの貴族として栄えました。  またシビラとの結婚話があったのは彼の兄であり、駄目になったのは国王の意思でした。  それとエルサレムは講和じゃなくて、降伏開城であり、退去が許されたのはあくまで、サラーフッディーンの慈悲です。  西洋史に疎い日本人だったら別に気にもしませんが、欧米の人はどう思ったでしょうね。 で、そんなに無理してまで改変して何かを訴えようとしたんでしょうが、無理がひびいて、おかしなところだらけで、もうメロメロです。  いくら辺境とはいっても、中世のキリスト教国で非嫡出児の家督相続とかありえないし、それまで鍛冶屋として生きてきた人間が、剣の腕がいいのはまだ個人的な資質として説明できるとしても、戦略的な才能をいきなり示し、素人を率いてイスラムの大軍と互角以上に勝負する、もう訳わかりません。  王女との結婚にしても、無理やり彼が断ったことにしたために、彼の行動を思慮の浅い ものに感じさせてしまってます。 別に映画なんだから、必ず歴史どおりにする必要は全然無いんだけど、変えたなら変えたで、説得力のある現実よりおもしろいものにしてもらわないと。  あと、全般にほとんど敵視に近い宗教軽視もすごく違和感を感じました。 別に製作者が宗教を軽んじるのはかまわないんだけど、自分が軽くみてるからといって、中世のイスラム教徒や十字軍の騎士にまで軽んじさせるのは、最初からリアリティを放棄してるとしか思えません。  人間の価値観は、環境や教育で形作られるんだから、その時代の価値観とかけ離れた価値観の人間を創造しようとしたら、それなりの描写の積み重ねが必要かと。  このての宗教軽視って日本の歴史学者だけかと思ったら、キリスト教国の人間にもいるんですね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-16 11:21:02)
35.  パリは燃えているか 《ネタバレ》 
ぬるいの一言につきます。(ま、戦争映画を期待してみた方もまちがってるけど) ドイツ人の将軍やスウェーデン大使が、美しいパリ(笑)を守るためにがんばるという中華思想にはいささか引きました。(東京やドレスデンのことを考え合わせると特にね) 戦略的に考えれば、少なくとも橋くらいは落とすべきでは。 あんなやる気のない司令官の下で戦わさせられたドイツ軍の一般将兵カワイソス。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-11-15 07:35:44)
36.  ソフィー・マルソーの三銃士
なんか、フランス映画ってどの作品も何かしら違和感があるんですよね。登場人物の気持ちの流れ、行動原理などでいちいち引っかかるものがあって。英米映画には全く感じることがないのに、何でだろう。ほとんどその独自の文化に触れる機会を持たなかったからしれません。  ただ、上記にあげたような点に関しては、一つの異文化としてそれなりに鑑賞することもできるんですが、駄目なのがギャグ、お笑い。全く理解できなくて、くすりとも笑えない。この映画に関してがまさしくそうで、ひたすら退屈であやうく眠りかけました。例えば、あの家来からお金をだまし取る場面とか、単なるゴリ押しとしか見えないんでしょうが、フランス人が見たら大爆笑するなんらかの要素があるんでしょうね。 やはりお笑いやギャグを理解するのには、その背景にある文化とか社会風俗になじみがないと無理なのかな。たとえば、吉本の喜劇をそのままフランス語に翻訳してフランス人に見せても多分クスリとも笑わないと思われ。 ただ、美乳の気前良さには感動しました。結構出し惜しみする日英米の女優たちは見習ってほしいw
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-09-08 13:12:09)
37.  いのちの戦場 -アルジェリア1959- 《ネタバレ》 
 仏軍の残虐行為のひきがねを、アラブゲリラ側の残虐行為と描くあたり、まだまだ。植民地を持つこと自体悪であり、間違っているという認識は製作者にないね。  そもそもヨーロッパ人が他国を侵略し、植民地にし、なおかつ現地人の独立運動を認めないで武力で弾圧しようとしたことが全ての原因であって、惨禍の全責任がフランス側にあるにも関わらず、あたかも戦争そのものに伴う普遍的な悲劇であるように描くところが傲慢。アラブゲリラにとっては極めて正当な戦いなんだから。  あと気になったのが仏軍の装備のショボさ。ほとんどゲリラと同レベルの小火器のみで、移動も非装甲車両、そりゃ数において負けてるんだから、発狂寸前の悲惨な戦いになるのも当たり前。  本当にそうだったのか、それとも脚色されてるのか少し気になるところです。 平成23年6月19日再見 例えば、ガダルカナルでジャングルをさまよう日本兵、あるいはニューギニアで戦友の死体を貪り食う日本兵等を描いたところで、それで戦争の悲惨さを描いたことにはならないんだよね。なぜなら原因は戦争そのものじゃなくて、あまりに稚拙な作戦、計画なんであるから、戦争を普遍的に批判することにはならないと思う。  それと同じでこの映画も、「大義の無さ」「敵側の問答無用の残虐さ」「ゲリラを相手にする正規軍にしては、あまりにあまりな装備の貧弱さ」等、等、特殊な事情がありすぎて、この映画が戦争の悲惨さを普遍的に批判してると言われても……
[DVD(字幕)] 3点(2010-12-22 11:44:37)
38.  ダブルフェイス 秘めた女 《ネタバレ》 
 微妙ですね。よくできた話とは思うんだけれど、どうも前半の伏線のはり方がいまいち 分かりづらく、上手く消化されてないような。部屋の配置の変化とか場所が分からなくなることとか。こちらの理解力のなさもあるかも知れませんが。  ただ、主演二人がとても魅力的だったことは間違いありません。(特にラストシーンの薄着、ベルッチが西瓜だとするとマルソーはメロンぐらいかなw)  平成29年7月15日 非常に複雑でわかりにくいから気づきにくいけれど、完全に理解してみれば、粗だらけの極めてずさんなストーリー。  ここから完璧なネタバレ   まず一人の少女が死んで、もう一人少女が記憶喪失と人格障害起こして(なんと言うご都合主義w)、自分が亡くなった少女だと言い出したとしても、それで押し通すなよ、え、死亡届どうすんだよ、戸籍は? フランスに再入国するときのパスポートは? イタリアの方は廻りにやってることもろばれだろうし、フランスの方だってあの年齢の少女に友人とか知り合いが全くいないはずがない。旅行先から全くタイプの違う女の子連れ帰って、うちの娘ですが、なにかってそんなの通用するわけないだろw  それとまあ、善意に二重人格物と考えてあげるにしても、本来の人格が徐々に蘇ってくることと、家具の配置、家の場所、人の顔が変化していくことに全くなんら論理的な説明がされてません。 まあ人格が変われば違ってみえるだろうなくらいの適当なストーリー作り。  いくら女優が魅力的でも、ここまで駄作では、断捨離検討のためじっくり観た二時間弱の時間を非常に無駄にしたと言わざるを得ません。 ああ、本当にくだらない映画!
[CS・衛星(字幕)] 2点(2011-11-07 14:29:42)(笑:1票)
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