61. アーティスト
《ネタバレ》 2011年度米アカデミー作品賞受賞作。無色・無声にして無観客(本上映回分観客わずか1名)…。没落していくサイレント俳優と駆け上っていくトーキー女優。2人の愛に言葉はいらない、語らないラブロマンス。初代金の首輪賞受賞の名犬アギーこそ“忠犬”ですな。 [映画館(字幕)] 6点(2012-04-26 22:46:10) |
62. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 レビュー700本目、メモリアル作品。望まぬ戦争が愛する二人を別ち、残酷なすれ違いを生んだ悲劇のラブストーリー。哀愁漂う美しい旋律の主題歌に、満面に生い茂る黄金色の向日葵畑。言葉はいらない、今観ても充分味わえる小品ながら不朽の名作です。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-23 00:53:43)(良:1票) |
63. マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙
《ネタバレ》 鉄の女の栄光と挫折。国を立ち直らせた事に対する家族への代償はあまりに大きくその罪悪感に苦しむドラマです。特殊メイクによりそれぞれの年代を見事に演じ分けたメリル・ストリープの怪演は見逃せません。 [映画館(字幕)] 6点(2012-03-24 00:14:43) |
64. ヒューゴの不思議な発明
《ネタバレ》 あどけない少年ヒューゴが伝説の映画製作者ジョルジュ・メリエスの心を開く決死の冒険譚。映画のルーツに迫るファンタジーで映画ファンとしては見逃せません。復元フィルムを観るラストシーンはベスト洋画「ニュー・シネマ・パラダイス」を思い起こされました。 [映画館(字幕)] 7点(2012-03-05 23:52:10)(良:1票) |
65. エディット・ピアフ~愛の讃歌~
《ネタバレ》 豪放で奔放、感情的で孤独。そんなフランスの歌姫の生涯です。マリオン・コティヤールは女優ながら怪演、晩年は鬼気迫る形相でした。重苦しいドラマでしたが歌声から魂を感じました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-15 01:15:48) |
66. ジョニー・イングリッシュ
《ネタバレ》 なんちゃって“ジェームズ・ボンド”。内容はさておき、アトキンソンの絶妙天然ボケとマヌケヅラを笑う作品。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-05 00:30:37) |
67. スリーデイズ
《ネタバレ》 2度目観賞。無実の愛妻を脱獄させる3日間、タイムリミットサスペンス・犯罪アクション。大胆かつ緻密な犯行。漂う悲壮感と目の離せない緊迫感。大学教授とは思えないほどサマになった銃構えの主演ラッセル・クロウ。ヒロインが驚愕のイナバウアー車外脱出未遂。 [映画館(字幕)] 7点(2011-12-23 22:58:50)(良:1票) |
68. U-571
《ネタバレ》 苦手ジャンルですが生死を分かつギリギリの緊迫感がよく伝わってきました。女性の一切登場しない熱き漢の映画。 [地上波(字幕)] 5点(2010-09-22 18:35:11) |
69. ハンニバル・ライジング
《ネタバレ》 ハンニバル最新作は原点回帰、“人喰い魔”ハンニバル・レクター誕生秘話。犯罪グループひとりひとりに対して復讐を敢行、酷い殺し方満載でハンニバルワールドを充分に堪能できました。コン・リー演じる日本人女性のヒロインや剣道の練習、日本刀を振り回すシーンなど日本人へのサービスも見られました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-05 22:26:57) |
70. レスラー
《ネタバレ》 ロッキーのような熱血スポコンではなく哀愁漂う雰囲気のヒューマンドラマという印象を受けました。リングの上でしか生き場所を見出せない不器用な中年レスラーをミッキー・ロークが熱演。ただレスリングシーンよりもランディの崩れた生活を映した場面が多くあまりスカッとしないです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-06-06 01:07:17) |
71. オーケストラ!
《ネタバレ》 2度目観賞。1時間40分ほどの序盤は退屈なドラマ展開と的外れなコメディのために苦しい観賞時間でした。マリーの出生の秘密が明かされる残り20分からのチャイコフスキー大合奏シーンは大いに盛り上がりました。 [映画館(字幕)] 6点(2010-06-04 20:37:31) |
72. グリーン・ゾーン
《ネタバレ》 複雑なサスペンス展開の中でのデジタル追跡戦、激しいカメラワークで臨場感を演出した戦争シーンなどポール・グリーングラス監督ならではのこだわりが凝縮。ただ画面が揺れすぎて映像を把握しづらかったです。素手の相手に九死に一生のマット・デイモンが拾ったマシンガンを苦し紛れにぶっ放す姿は滑稽でした。 [映画館(字幕)] 6点(2010-05-18 15:42:23) |
73. ロード・オブ・ウォー
《ネタバレ》 ドキュメンタリー調の独特の語り口。情けない弟が死に妻子に見放されてもなお自らの生き方を貫く孤高の男。その果てに何を見たのか…。意外に見応えありました。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-15 18:33:40) |
74. コレリ大尉のマンドリン
《ネタバレ》 ラブストーリーなのに華やかさをほとんど感じないのは気のせいでしょうか。タイトルに出ているマンドリンがストーリー上意味をなしてないのもマイナス要因です。島の雰囲気は美しかったですね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-10 14:09:00) |
75. Dr.パルナサスの鏡
《ネタバレ》 ヒース・レジャーの遺作となった話題のファンタジー。彼の亡き後をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人がかりでフォロー。中身は軽いファンタジーの展開で観るに耐えないですな…。 [映画館(字幕)] 6点(2010-01-29 01:15:48) |
76. テス
《ネタバレ》 女性が秘めた愛への情念の深さを思い知らされました。どことなく恋愛展開のドロドロ感がドクトル・ジバゴや風と共に去りぬに似ているかも。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-03 00:20:11) |
77. ココ・シャネル(2008)
《ネタバレ》 ココ・シャネル生誕125周年記念作。多くの愛に支えられたシャネル。端々しさの残る若き時代、確かなキャリアと自信を身につけ貫禄たっぷりの熟年期。バルボラ・ボブローヴァと大女優シャーリー・マクレーンがそれぞれ二つの時代のココ・シャネルを見事に演じ分けていました。雰囲気が重苦しいのがちょっと残念です。 [映画館(字幕)] 6点(2009-11-21 00:59:39) |
78. ユナイテッド93
《ネタバレ》 我々が決して繰り返してはならない人類史上最悪のテロ事件の一端をリアルに描いたシリアス・ドラマですね。少し観づらい箇所もあったけど、激しいカメラワークがパニック図となった機内の緊迫感をよく演出していたと思います。この悲劇の事実を厳正に受け止めて後世に伝えていかなくてはなりませんね。 [DVD(字幕)] 7点(2009-11-06 01:08:28) |
79. ココ・アヴァン・シャネル
《ネタバレ》 主演シャーリー・マクレーン版に比べさらに恋愛要素が強く、なぜ彼女がトップデザイナーに昇りつめたのか、そのサクセスストーリーがはっきりと描かれてなかったように感じました。全体的に重苦しい雰囲気。 [映画館(字幕)] 5点(2009-11-06 00:32:48) |
80. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 名ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの実話に基づいた決死の逃亡譚。戦時中の殺し合いが描かれ重苦しいけど私たちが決して目を背けてはならない歴史上の事実を忠実に再現していたと思います。戦場に流れる伴奏に哀愁を感じました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-17 01:06:01) |