1. ランド・オブ・ザ・デッド
知能を持ったゾンビが仲間に指示を出して人間を襲わせる。なんとなく「チルドレン・オブ・ザ・デッド」を彷彿とさせる設定だが、内容はスケールのデカイ「死霊のえじき」といった印象。ただ、デカ過ぎて閉塞感は皆無。今までのリビングデッドサーガではサラリと伝えていたメッセージ性を今回では前面に打ち出し、極めて大衆向けの作品となってしまっているのにはガッカリだが、人間側の描写よりもゾンビ側の描写を重視した新しい試みには好感が持てる。ゾンビがこれまで以上に哀れな存在として描かれていて、完全にゾンビに感情移入させようと意図した演出も見られる。そういった意味では、新たなシリーズの始まりとでも言うべき作品なのだろうか。それにしても、タイトルバックの演出といい、武装トレーラーの登場といい、ロメロはザック・スナイダー版「ドーン・オブ・ザ・デッド」に影響を受けてしまったのか?それともアレはただの対抗意識なのか?少し気になった。 [映画館(字幕)] 8点(2005-08-28 17:03:51) |
2. デリカテッセン
ジュネ版「悪魔のいけにえ」。怯える男性の頭部に肉包丁を振り下ろすオープニング、謎の鳴き声が聞こえる缶詰を延々と作り続ける男、水浸しの部屋でカタツムリや蛙を養殖しては1人でモグモグ食べるオッサン…。文字にすると正気の沙汰とは思えない電波話を、こんなにも後味爽やかな、それでいて優しい気持ちになれるファンタジーに仕立ててしまうこの監督は本当に凄い。ラストシーンの美しさに胸を打たれた。 8点(2005-01-27 02:27:25) |
3. 2046
映像、音楽は本当に素晴らしいと思う。しかしストーリーがどうも・・・全体的に見ると非常に退屈な映画であった。ダラダラとした大して面白くもない恋愛話が延々と続く感じ。期待していた「2046」部分もあまりに短くて拍子抜けしてしまった。もっと掘り下げれば傑作になってたと思うんだけどなぁ・・・。 4点(2004-11-12 23:44:52) |
4. ロリータ(1997)
印象としてはキューブリック版と変わらず。でも上映時間が短い分こっちの方が好きかな。関係無い話だが、ウチの近所ではこの映画が何故かポルノコーナーに置いてある。勘違いして借りちゃった中学生もいたりして実に微笑ましい。 7点(2004-10-05 23:20:50)(笑:1票) |
5. バイオハザードII アポカリプス
ゲームまんまの衣装で登場するジル・バレンタインに、やたらめったら短足で背の低い追跡者…。伝説の「実写版ストリートファイター」が脳裏をよぎったが、ストーリー部分が割としっかりしていたので悪夢の再来にはならなかった。ストーリーは完全オリジナルだが、ゲーム版3のOPを完全再現していたり、アリスがベロニカのクレアそっくりなアクションを披露していたりと原作へのオマージュも忘れていないところも良い。ただアリスと追跡者のボクシングだけは興醒め。その後、追跡者が○○になる安い展開にも疑問。それでも「ゲームの映画化」でしかも「2作目」という悪いジンクスが付きまとう中で、これだけ面白い作品に仕上がった本作は十分評価に値すると思う。さて、3作目はどうなることやら…。 7点(2004-09-19 19:32:45)(良:1票) |
6. デモンズ’95
《ネタバレ》 イタリアの人気コミックの映画化…なのに邦題はデモンズ。しかも95。デモンズって95作目まであったの?という冗談はさておき、いざ蓋を開けてみればこれが傑作だった。シュール系ゾンビ映画とでも言えばいいのか、内容は極めて難解で哲学的。最初は割りとまともに話が進んでいくが、主人公がゾンビに噛まれて死神と出会ってから、明らかにストーリーが狂った方向に進んで行く。夜の街へと向かい、平然と一般人を虐殺する主人公(この時のBGMが第9“時計じかけのオレンジ”バージョン!)。謎だらけの展開は最後まで続き、結局何の解答も示されないまま幕を閉じる。人によっては怒りしか沸いてこない映画かもしれないが、この映画の持つスタイリッシュで退廃的な美しさは一見の価値あり。 [DVD(字幕)] 7点(2004-07-16 15:59:29) |
7. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
《ネタバレ》 トトのS○Xシーンだけはマジ余計だった。 6点(2003-11-02 19:41:36)(良:1票) |
8. アメリ
ジュネ映画にお馴染みの出演者が出てて、ちょっと嬉しかった。妄想癖のある女の子という設定も面白い。でも、あんな女性が現実にいたらキ○ガイ扱いされるのがオチですよね。 [映画館(字幕)] 7点(2003-07-24 10:32:42)(笑:1票) |
9. バリー・リンドン
溜め息が出るくらい美しい映像を堪能する為の映画だと思います。長さを感じないという意見を良く聞くけど、自分には果てしなく長く感じられました。キューブリック作品らしく静止画が多いせいもあり、うっかり気を失いかけた事もしばしば・・・。おまけに主人公の性格が個人的に最悪。全く感情移入出来なかったのも残念です。 7点(2003-06-24 20:57:07) |
10. レオン(1994)
評判が良い割には楽しめたかったという印象。べッソンが評価される理由がイマイチ分からないです。ジャンルは全く違うけど「ロストチルドレン」の大男と少女の恋愛模様の方が断然「純愛」って気がしたけどなぁ。 6点(2003-06-07 12:39:11) |
11. ロスト・チルドレン
昔見た悪夢にも似ているが何処か温かみのある世界。この独特の味はハリウッドには到底真似出来ない。ハリポタ見て喜んでるガキどもに、是非とも見せてやりたい究極のファンタジー映画。 10点(2003-05-12 20:45:23)(良:1票) |
12. フィフス・エレメント
どうもべッソンの映画は肌に合わない。妙にオシャレな世界観が好きになれなかったみたいです。やっぱ未来はブレランみたいにジメ~ッとしてないとね。ストーリーも笑っちゃうくらいの馬鹿馬鹿しさ。 5点(2003-05-12 00:08:45) |
13. ヴァイラス(1999)
簡単に言うとエイリアン+ターミネーター+ゾンビ。期待しなければそこそこの作品。 6点(2002-12-27 23:00:50) |
14. バーバレラ
鳥篭監禁責めやパイプオルガン型セックスマシーンなど、かなり変わった拷問が見れます。金のかかってないバカ映画。 6点(2002-12-12 21:41:30) |
15. バイオハザード(2001)
随所にロメロのゾンビ三部作へのオマージュが感じられて好感が持てます。ゲームのファンとしては、リッカーが生物兵器として描かれているのに違和感を感じるけどまぁ許せる範囲。ラストの崩壊したラクーンシティを見れただけでも個人的には満足です。不満点を挙げれば、ガンガン鳴り響くロックと、人間離れした動きでスタイリッシュにゾンビを倒すミラジョボビッチはバイオの世界観とは違う印象。どっちかと言うとデビルメイクライ。 7点(2002-09-01 12:28:38) |
16. ターミネーター2
キャメロンのしつこい演出のおかげで、息つく間もないアクション大作に仕上がってます。が、1作目の方が僕は好きです。 7点(2001-12-09 15:24:00) |
17. TAXi
音楽は好き 5点(2001-05-04 21:20:46) |