1. アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件
《ネタバレ》 仏版「シティーハンター」で知ったフィリップ・ラショー主演作品ということで興味を持って鑑賞。主人公の彼女の父親が不倫旅行のドタバタをきっかけに妻への愛情を取り戻す過程はベタながら面白かったですが、まあノリは「シティー」同様のフランス製ドタバタお下品コメディというところでそれ以上でもそれ以下でもないかな(笑)。 [DVD(吹替)] 6点(2021-10-05 22:07:22) |
2. シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション
制作者のシティーハンターに対する愛情をひしひしと感じる映画でした。しかしフランスのコメディ映画ってこれぐらいの下品さがデフォルトなんでしょうか。なお香役の女優が役柄の通りに全然色気がなくて驚きました。よく探して来れたな、と(笑)。 [映画館(吹替)] 6点(2020-01-05 17:06:35) |
3. シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~
分子料理って、何かのギャグかと思っていたのですが実際ある料理名(?)なんですね。そんな分子料理に代表される前衛的料理や三ツ星ガイドをコメディックに風刺しながら、シェフ二人が劇中の料理番組の如くああだこうだ言いながら信頼を深めていくのがテンポ良く描かれていて楽しめました。あとはジャン・レノが侍コスプレすると渡辺謙っぽく見えちゃったのが衝撃的でした(笑)。 [DVD(字幕)] 7点(2016-05-19 21:11:39)(笑:1票) |
4. ボーン・アルティメイタム
面白かったですね。やっていることは常にジェイソンと組織の追いかけっこなわけですが、最後まで緊張感を欠くことなく描き切っていました。 [地上波(吹替)] 7点(2011-01-12 21:56:35) |
5. ブロークン・フラワーズ
「アメリカ、家族のいる風景」を観たすぐ後にこれを観てしまった私は、激しいデジャブ感に襲われたのでありました。話としてはこっちの方に引き込まれはしましたが、謎解きの要素を最後の最後で投げっぱなしにしてしまったので減点。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-08 22:17:28) |
6. 不倫の残り香
病魔に冒されたと知った夫が、若者に金渡して「妻を誘惑してくれ」ってお願いして彼が成功したら「お前は俺の妻と寝たんだ!」と激昂して(変な部下と一緒に)ボコボコにするあたりは観ていて唖然。そして元々なぜ夫が妻の愛を疑い出したのか、そのきっかけが描かれていなかったのにも気になりました。展開はスピーディーなので観ていて飽きさせませんが、登場人物の描写にどうも深みがなく物足りなかったです。 [地上波(吹替)] 6点(2006-11-23 22:25:30) |
7. レオン(1994)
冷静な殺し屋である一方、どこか子供じみた面も見せるレオンことジャン・レノの魅力満載の作品。他ではあまりパッとしないように思える彼ですが、またこういったハマリ役を観てみたいものです。 [地上波(吹替)] 6点(2006-04-23 21:50:15) |
8. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
基本的に前作の舞台は彼女の周辺で展開されていたのに対し、今度の舞台はスキー場だのタイだの、そんな前情報を聞いていたので続編にありがちな大作指向になっちゃいそうでイヤだな~などと思っていたのですが、まあそれほどスケール大きくならずに上手くまとめたかなと。しかし製作者たちはさらに続編を作りたそうな雰囲気ですが、この辺で終わらせておいたほうが美しいのでは・・・と他人事ながら感じてしまいました。 [DVD(字幕)] 7点(2006-02-12 21:44:01) |
9. コーラス
ピエール少年の美声もさることながら、とにかく善良な音楽教師・マチューの人柄に惹かれた。背が低くて小太りで頭髪も後退していて、見た目的にはまるでいい所がない(失礼)な彼だが、音楽を心から愛し、荒れ果てた「池の底」の少年達にコーラスを教えることによって彼らに輝くものを与えようとする、その姿勢には頭が下がる。残念な点は、途中で少し音楽に理解を示した校長が終盤のあの事件で結局圧力に屈してしまったところか。まあそれはそれでリアルなのかもしれないが。 [映画館(字幕)] 7点(2005-12-18 23:39:13) |
10. アンダー・サスピション
《ネタバレ》 警察署から飛び出して色々外に出たり、回想シーンを凝った感じに作っていたりはしますが、元々が舞台劇だということもあり、サスペンスながらどこかこじんまりとした印象を受けました。最後の最後でジーン・ハックマンは冤罪ということが分かるのですが、もう今回の件で夫婦間に生まれた溝が埋まることはないんだろうな・・・とラストシーンを観ながら思ってしまいました。最後の二人の距離が切なかったです。 [地上波(吹替)] 6点(2005-12-18 22:33:06) |
11. ターミネーター2
やっぱりシュワちゃんの代表作といえばこの作品がそれに当たるんでしょうなぁ。ターミネーターシリーズではこの頃が一番強そう(ってか頼りになる?)な感じ。そんな彼とジョン・コナーとの別れは切なすぎ。ここで完結しておけば良かったのに・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2005-10-02 22:26:19) |
12. クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
1がイマイチだったのであまり期待はしていなかったんですが、とりあえず前作よりは面白かったかな。それなりに手に汗握る展開でした。雪崩の次は水攻めかよ!とも思いましたが(苦笑)。ジャン・レノはやっぱり格好良い。 [DVD(字幕)] 6点(2005-10-02 22:23:50) |
13. クリムゾン・リバー
《ネタバレ》 ジャン・レノは渋かったし、リアルに見える死体など、小道具関係は頑張ってたと思うんですが、肝心のストーリーが面白くなかった。いきなり双子で出てきて雪崩かい!みたいな。 [DVD(字幕)] 5点(2005-09-25 22:03:57) |
14. トゥー・ブラザーズ
公開当時(といっても去年か)の売り方や看板広告などを見るに、少年と虎の友情物語かと思いましたが・・・中身は清々しいほどの二匹の兄弟虎のアドベンチャームービーでした。この虎が仲良いのは分かるんですが、少年やハンターとの交流をもっと描いて欲しかったです。それにしても犬と虎を一緒に飼う行政官の家って何かすごい。 [地上波(吹替)] 6点(2005-09-18 12:54:16) |
15. ヒューマンネイチュア
カウフマンの他の作品よりはストーリーは分かりやすかった。でもこの作品はカウフマン独特の皮肉をオブラートで包み隠さずバンバン晒していくので観終わった後はちょっと胃もたれ気味。 [DVD(字幕)] 6点(2005-08-14 00:35:45) |
16. バティニョールおじさん
《ネタバレ》 「何で俺がこんなことを・・・」と言いながらも、子供たちの世話を最後まで焼いてしまうバティニョールおじさん。彼だって子供達にイライラしたり、妻子ある身でありながら、逃亡中に匿ってくれた女主人となぜかいい感じになったり・・・と、根っからの善人ではない、そこら辺にいるようなしょぼくれたオッサン(失礼!)なのがリアルでポイント高いです。それだけに、ラストで「俺も一緒に行く!」と、子供達と旅を続けることを選択した場面では彼の心の変化を感じ取ることができて、観ているこっちも優しい気分になりました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-08 20:36:38)(良:1票) |
17. ピエロの赤い鼻
《ネタバレ》 悲しくも心温まるヒューマンドラマ。確かにエピソードは美しすぎるし、親子の不和に関してももう少し踏み込んで描いて欲しかった点もあるにはある。だが、絶望の底にあった人質の頭上で、敵味方関係なしに「生きる希望」を示したドイツ兵の強さ、心の優しさには胸が締め付けられずにはいられなかった。そんな彼の想いを継いで毎週ステージに立つジャックの中に、「ピエロのゾゾ」は今でも生きている。笑いという最強の武器が人々に希望を与え続けられる限り。 8点(2005-03-29 16:20:35)(良:1票) |
18. アバウト・ア・ボーイ
身内の印税収入のおかげで働いたこともなく、悠々自適の生活を送る主人公。羨ましいというよりもありえないと思いました(笑)。ストーリーそのものはコメディなのかヒューマンドラマなのかでちょっと主題がブレている気が。個人的に一番面白いな、と感じたのが時間を何コマに分けて計画的に行動していくところ。明日から私もそうしよう。多分すぐコマをオーバーするだろうけど。 7点(2005-02-26 23:33:07) |
19. 列車に乗った男
《ネタバレ》 二人の男が人生を交差させる最後のシーンが良い。マネスキエは列車に乗り、ミランは家で静かにピアノを弾く。お互いにありえたかもしれない未来は、結局夢の中でしか実現しなかったけれど、微かながらそこに希望が見えたのは何故なんだろう。人生の終着駅を間近にしてのこの二人の出会いは、決して無駄ではなかったと信じたい。 6点(2004-12-31 00:12:40) |
20. ニュー・シネマ・パラダイス
前から観よう観ようと思っていたがなかなか借りられず、ようやく観られたこの作品。序盤からアルフレードに感情移入してしまいました。夏は暑いし冬は寒い、それに何より孤独な映写室の仕事。それでも観客の笑顔が何よりの報酬として長く続けられてきたという彼の言葉にまずグッと(トトもちゃんと聞いとけよ!笑)。それでもこの仕事に興味を持ったトトには最初の頃から「別の道を探せ」と諭してきたのは、この仕事に誇りを持っている反面、この町の、この仕事の限界にも気づいているからなのでしょうか。時は流れて、彼もこの世を去り、壮年になったトトに渡された遺品のキスシーンの繋ぎ合わせフィルム。アルフレードの人生はただフィルムを切り貼りして上映することだけだったのかもしれません。それでもこのフィルムには、彼の一職人としてのプライドが隠されているのではないでしょうか。以上自分勝手な解釈でしたが、良い映画でした。 7点(2004-11-09 22:31:08) |