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にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3273
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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61.  好奇心
ルイ・マル作品らしく、無難に楽しめる内容。 扱っているテーマ自体は過激なものではあるが、それがいたって普通に淡々と流れる辺り、いかにもフランス映画、いかにもルイ・マル作品である。  我々、日本人が持つ欧州の国に対する開放的なイメージ。 そして、性にも開放的だというイメージ。 そういったイメージがあるので、際どい内容でも、日本映画みたいにジメジメした感じにならない。  過激な内容を、洒脱な音楽と共に軽くみせてくれる感じが、なんとも重くならず心地よい。
[DVD(字幕)] 6点(2010-10-28 23:42:38)
62.  殺しのテクニック 《ネタバレ》 
終盤近くまで、「なんて中途半端なんだろう・・・」と思いながら鑑賞していた。 主人公の佇まいや音楽、度々訪れるイベントなどが、全て月並みで作りこんだ感じがしないのだ。  しかしラストシーンでの主人公とセキとの勝負シーンは、リアリティもあって楽しかった。 このラストシーンがなかったら、それこそ形だけの二流フィルムノワールになっていただろう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-31 22:54:13)
63.  ウンベルトD 《ネタバレ》 
念願かなっての鑑賞で、シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞した。 恩給で生活している社会の一線を退いた老人が主人公で、生活の頼みの綱であるその恩給が、不景気にともなって減少し、老人達の生活を逼迫していくという、現代日本においては実に現実感のあるお話である。  その老人は、ブチ模様をした小さな犬を飼っている。 妻も死に、孤独を癒す唯一のパートナーだ。  居を構えていた古アパートは、次第に売春宿と化していき、昔から住んでいたというのに、その老人は追い出しの圧力を受けている。 僅かな額の恩給では、アパートを出たとしても生きていくアテもない。 経済的に窮地に追い込まれた老人には、もはや生きる希望も失い、死を考えはじめる。 そこで唯一の心残りは、愛犬のブチ犬で、自分の亡き後に面倒をみてくれる場所を探したりもするが、全くアテがみつからない。  そこで、老人はブチ犬と無理心中を思いつく。 犬は当然嫌がり、怖がる。 寸での所で死を免れた老人とブチ犬であったが、犬の方は飼い主に恐れをなし、かつてのようになつかなくなってしまう。 必死に、ブチ犬の興味をひこうとする老人。 最後には、ブチ犬は老人にシッポを振ってついていき、その二人(?)の後ろ姿で「FINE」の文字。  いやぁ、なんて心温まるラストシーンだろう。 犬好きにはたまらないラストだ。 いったん飼い主である老人を避けるが、今までのご恩を思い出したんだろうか、また老人になつくまでの過程を描いたラストは、名作に相応しい出来栄えである。  ヴィットリオ・デ・シーカと言えば、『自転車泥棒』と『靴みがき』辺りが代表作かもしれないが、本作こそ、デ・シーカの最高傑作に推したい。 イタリアン・ネオ・レアリズモの名手として、現実の厳しさをうったえつつ、そこに人間と飼い犬(伴侶や家族に当てはめて考えてもよい)との絆を描いてみせた本作は、バランスもよく、まさに名作に値する。
[映画館(字幕)] 8点(2010-02-27 23:34:37)
64.  神の道化師、フランチェスコ
ロベルト・ロッセリーニの描く宗教美の世界。 寓話の世界をそのまま映像化したような映像は、完成されたモノクロ映像美と相まって、観る者をその世界に引きずりこむだけの静のエネルギーを持っているが、キリスト教に無関連の人が観た場合に、どれだけ感銘を受けることができるかは疑問が残る。
[DVD(字幕)] 5点(2010-02-16 17:39:39)
65.  SOS北極.../赤いテント
話としては面白いが、北極探検に参加したからには(時代的背景や諸事情によって参加せざるを得なかったという場合は違うが)、リスクも承知なわけで、遭難事件が発生し、それに伴い悲惨なことが起ったとしても、それは好きでやったんだから仕方ないでしょ的な思いが、どうも頭から離れなかった。 雪山の遭難でもそうだけど、危険を承知でそういった場所に挑んだ人間達が、どんな苦悩に苛まれようと、それは我々の知ったことではない。
[DVD(字幕)] 6点(2010-01-26 01:19:54)
66.  1900年 《ネタバレ》 
歴史の波と階級格差に翻弄されたロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデューの親友ふたり。 しかし、衝突し合いながらも、老いるまでどつき合う二人を見ていると、心の奥底では繋がっていたのだと感じる。 環境によって、仲がいいはずの親友同士が、こうした諍いを起こすのは、私達の世界にもある話で、ある意味、とても哀しい話ではある。 だが、ラストでそれは美しく飾られ、幕を閉じた。 ベルナルド・ベルトルッチは、こうした歴史大作を作らせると巧い。 『ラストエンペラー』と並ぶ、ベルトルッチの一大叙事詩的作品であり、見応えのある作品だった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-01-14 23:10:46)
67.  暗殺の森
ファシズム、ホモ、レズ、小児性愛、スワッピングもどき、殺人・・・と、タブー三昧だが、別に過激でもない。 内容は、ファシズムに関するものがメインで、何とも解りにくい。 映像は美しいが、映像だけで楽しめるほど美しくはない。 消化不良という言葉がピッタリくる、ベルナルド・ベルトルッチの代表作。
[ビデオ(字幕)] 3点(2010-01-03 01:27:07)
68.  夜よ、こんにちは
サスペンス的演出がなかなかに良く、緊迫感をもって楽しめる。 ただし、題材が個人的には興味をひかれるものではなかったのが残念である。 ブルジョアと労働者階級との闘争に、キリスト教会的権威も絡めた内容だが、そんなことに大した興味のない人が観ても、十分に楽しめるとは言い難い。
[DVD(字幕)] 4点(2010-01-01 02:52:44)
69.  記憶の扉 《ネタバレ》 
この手のオチものって、あまり好みではないし、しかも実は死んでいた・・・ってのは、オチとして夢オチに匹敵するやめてもらいたいオチの一つなのだが、それでも、それまでが十分面白いから、何とか許せる。  死人ジェラール・ドパルデューと署長ロマン・ポランスキーとの緊迫感あふれるガチンコの遣り取り。 これだけでサスペンス的な雰囲気を十分に堪能できる。  それにしても本作のジェラール・ドパルデューは、曙太郎に見えて仕方なかった。 ジェラール・ドパルデューって、こんな顔だっけ?! しかも体型がやばすぎ! あの体型だと相当に不健康だと思われるので、これ以降のジェラール・ドパルデューの健康状態が気になって仕方なかった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-24 01:15:28)
70.  黒い瞳
監督のニキータ・ミハルコフは相変わらず巧い。 最後の余韻の残し方なんて半端なし。 観た後も、あのオチのことを考えてしまった。 マルチェロ・マストロヤンニが演じたいい加減な男が、ロシア人女性を裏切ったことによって、幸せになれた誠実な男。 これは何とも皮肉。 この事実を、この誠実な男が知ってしまったら、どうなるんだろう・・そう考えてしまった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-16 00:07:45)
71.  マカロニ
初老男性二人の奇妙な友情を描いた人間ドラマ。 二人の会話はそれなりに楽しめるが、どうも話として軽いというか、最後なんて特にメルヘンすぎる。 洒脱さを楽しめれば良いのだろうが・・・
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-12-03 00:27:11)
72.  ただいま 《ネタバレ》 
ちょっとした過ちが、殺人につながり、そしてそれが一人の女性の人生を奪ってしまった。 何とも哀しい話だ。 哀しい話だけで終わってしまうところが、この作品の最大の難点。 悲劇があったとして、悔い改めてこれからの生活を前向きにいこうとか、何らかの希望や、温かい何かがあっていいはずなのに、それがまったく見えてこない。 単なる悲劇で終わっている。 ただ哀しい話で終わらせず、そこへのプラスアルファ、つまりは、何か観ていて得られるものが欲しかった。 テーマとしては、深くて重みがあっただけにもったいない。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-21 20:37:47)
73.  ブラックボード 背負う人
いかにも映画第三国的な雰囲気を持った作品で、エキゾチックな気分に浸れる。 しかし、どちらかと言うと、そのエキゾチックさが、私にとって不慣れな映画文法と相まって、マイナスな方向に働いている気がした。 どこに映画としての面白さを感じていいのか、最後まで戸惑いながらの鑑賞だった。  ブラックボード(黒板)を背負う自称“先生”は、教育というものに無縁で無関心な人達に一方的に勉強を教えるが、ことごとく無視されるというストーリーは、クドさもあるし、イライラもする。  おそらくこの作品が扱いたかったテーマは、こういった不安定な環境に居る人達への「教育の機会」「教育の方法」という、社会的・国際的問題なのだと思われるが、その真面目さが面白さを削いでる気がした。 
[ビデオ(字幕)] 3点(2009-11-14 17:05:55)
74.  ブルジョワジーの秘かな愉しみ
「秘かな愉しみ」とか題名にあるから、てっきり同じブニュエルの『小間使いの日記』みたいな淫靡な内容を勝手にイメージしてみたんだけど、見事に裏切られた。 しかも、何が言いたいのか分からず、困惑しながらの鑑賞となってしまった。
[ビデオ(字幕)] 4点(2009-08-23 00:18:22)
75.  大列車作戦 《ネタバレ》 
バート・ランカスターの骨太なかっこよさ炸裂の作品。  序盤はよくあるアメリカ映画もので、相手方をただ悪者としてしか描けない勧善懲悪、ご都合主義映画かと思ったら、最後の最後であらら・・・の展開。  ナチスの大将がバート・ランカスターに言った最後の言葉にしびれた。  「おまえはそこまで必死に画を守ったが、画の良さなんかこれっぽっちも分かっていないだろ?」  みたいなセリフ。  バート・ランカスターの愚直ぶりを見事に皮肉ったセリフで、相手方のボスにも花を持たせるという洒落たはからいを見せている。  この辺りから、アメリカが単独で製作した作品でなく、フランスやイタリアが製作国に名を連ねているというのが伺える。  アメリカ色に偏りすぎておらず、絶妙なバランスを持った作品である。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-15 00:44:48)(良:2票)
76.  マイ・ネーム・イズ・ジョー
冒頭の5分から既にまったく肌に合わなかった。 これは相性が悪いというほかない。 音楽も好きになれないし、映像も凡庸、ストーリーも全く興味が湧かず・・・
[ビデオ(字幕)] 1点(2009-08-10 02:05:29)
77.  たそがれの女心
残念ながら観た直後でも大した印象が残っていない。 DVDまで購入して観たのに、これは残念無念。  シャルル・ボワイエやダニエル・ダリューといった出演陣に古臭さを感じてしまったのも、その一因かもしれない。
[DVD(字幕)] 5点(2009-08-01 21:24:09)
78.  アレクサンダー大王
テオ・アンゲロプロス作品を観るのもこれで何本目だろう。 結構観た気がするが、この退屈感は何本観ても解消されることはなかった。 特に、本作は殊更退屈だった。 退屈プラス理解不能。 話が陳腐とかではなく、むしろ高尚な感じのするものなのだが、そもそも冒頭からラストまで何が言いたいのか解らない状態が3時間半持続し、致命傷を負った次第である。  共産主義体制であるとか、宗教であるとかの問題が背景にドデーンと据わっているのは分かるものの、それに対する知識も造詣もないので、やっぱり解らない。  あと、この監督の作品とは波長が合わない。 何も起らない作品が嫌いというわけではないが、この作品の何も起らない感じは、どうにも私の感性とマッチしないようである。
[ビデオ(字幕)] 1点(2009-07-26 22:47:52)
79.  特別な一日
子供6人を抱える母親が、家事に追われ、刺激を求めたというソフィア・ローレンの心理は理解できたものの、同性愛とやらのマルチェロ・マストロヤンニが、ソフィア・ローレンを執拗に誘う心理がどうも理解できなかった。 反ファシズムの党員として、アパートメントから出立する前日の「特別な一日」にそういう行動に出たともとれるが、それにしてもシックリはこない。 前半から中盤にかけての、男性から誘われる側の女性の心理を緻密に描いた部分は良かったのだが、後半にかけていまいち乗りきれない作品だった。  ただし、淡々と描写される室内の登場人物達の動き、屋上での男女二人のやりとりなどは、とても印象に残るシーンだった。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-29 00:10:57)
80.  パリの灯は遠く 《ネタバレ》 
淡々と進む展開は、いかにもフランス映画って感じでそれはいいんだけど、話があまりにつまらない。  アラン・ドロン演じる主人公のフランス人をどんどん追い詰めていく内容で、その狙いは分かるのだが、スリリングさもないし、謎かけもないし、工夫がない。 それでもアラン・ドロンの魅力でなんとか魅せるが、それ以外に見所がないのが、どうにも救い難い。 
[ビデオ(字幕)] 3点(2009-06-27 00:30:57)
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