1. ベニスに死す
物語の大筋を一言で言い表せる映画というのはそれほど多くないが、本作はまさにそれ。「オッサンが美少年を見つめる話」。こんなに長いのにただそれだけで、こんなに台詞の少ない映画も珍しい。私は男性だが、ここまで見せつけられると「オレもこの子好きかも」なんて錯覚しかけるほど。その力がすごいし、映像も音楽も美しい。 [DVD(字幕)] 8点(2007-03-14 17:01:10) |
2. ニュー・シネマ・パラダイス
レビューが難しい作品。絶大な支持を得ている本作だが、正直「そんなにいいか?」と思う。ハリウッドには絶対作れない世界観はとても好きだが、なんか節々のエピソードが鮮明に蘇って来ない。私は、どんな話だったか思い出せない映画は良作ではないと勝手に定義しているので、まあこんな感じで。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-18 12:40:02) |
3. 海の上のピアニスト
あり得るようであり得ない、素敵なお話です。 様々なシーンで揺れ動く彼の深い心情が音楽を通して非常によく表れていると思います。 特に対決のシーンで彼は何を思って、あのような行動に出たのか。。。 自分なりに納得するまで何度も観たいですね。この映画は深いです。 8点(2004-06-24 00:05:41) |
4. 太陽がいっぱい
なぜか音楽にひたれず、アラン・ドロンも「誰?」みたいな世代なので、全体的に地味でタルい印象を受けたが、内容の割に暗い感じがしないのがいい。ラストシーンは極めて美しく、芸術的。映画史に名が残るのも納得。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-13 15:53:24) |
5. ニキータ
「アサシン」はまだ未見だが、ハリウッドではとうてい作れないであろう本作を観て少し興味が湧いた。地味ーに描いてる割にはバスルームとかですげぇことやるしw フランス映画っぽくて好きだが、やっぱりクライマックスあたりにズドンとくるシーンは欲しかったかな。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-16 18:30:50) |
6. ノー・マンズ・ランド(2001)
すげー地味。あんまりこういうタイプの恐怖に訴える作品は観ないので、「斬新な切り口」と言っていいだろう。「戦争反対」といった固いイメージではなく、「戦争って参っちゃうよなぁ。マジでやりたくねぇ」みたいな、いろんな意味で身近な倦怠感が伝わってくる。良作。 [DVD(字幕)] 5点(2006-03-25 09:51:12) |
7. ロザンナのために
人は生まれ方を選べないから、死に方くらいは選んでもいいんじゃないかなあ。そんな映画。 [DVD(字幕)] 4点(2007-04-10 08:26:42) |
8. イングリッシュ・ペイシェント
ラストは確かに切ない。かわいそうとも思う。しかしどうも持っていき方が強引な気がします。時間いっぱい使っている割に、あそこまで愛が盛り上がる過程を全く描けていないと思います。 4点(2003-12-27 16:05:54) |
9. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
独特な映像が新鮮。ところどころ挟まれるギャグもレベル高し。しかしアドベンチャーのくせして、あまりにも流れが悪い。スケールも小さい。話に入り込める要素は皆無に等しく、観る方はただただ退屈してしまう。これだけ独特の世界観を作っておきながら、全く表現しきれていない。 [DVD(字幕)] 3点(2007-04-03 01:31:06) |
10. 荒野の用心棒
バック・トゥ・ザ・フューチャー3の決闘シーンの元ネタという、それだけの印象しかない。黒澤オリジナルを観た後だったので展開も分かりきっていたし。暗いシーンが多くて何をやってるんだかよく分からなかった(のは家のテレビの不調のせいだと思うけど)。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-03-15 14:33:51) |
11. ピノッキオ
ピノキオ、こわい。妖精さんも、こわい。 [ビデオ(字幕)] 1点(2007-03-16 15:56:12) |