1. 太陽がいっぱい
今のアラン・ドロンを見てもピンとこんけど、この映画のアラン・ドロンを見れば、「パリで素敵なディナーをアラン・ドロンと一緒にツアー」みたいなのが、いまだに開催されるのもわかるな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-09-26 02:51:37) |
2. 夜よ、こんにちは
《ネタバレ》 面白い題材を、えらく幼稚に料理したなという印象。途中で実際の極左ゲリラによる映像が入っている以上、実話の映画化として観るのなら、アルド・モーロとジュリオ・アンドレオッティの関係が描かれていないのが片手落ち。たらたらーんと始まって、たらたらーんと終わってしまい、フィクションとしてもノンフィクションとしても緊張感がなし。蛇足ながら、この事件が本当に面白くなるのは、この映画が終わってからの展開で、赤い旅団にブチ切れたイタリア政府の無茶苦茶ぶりが、いつか映画化されればいいのにと思う。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-06-28 20:36:14) |
3. ホテル・ルワンダ
内戦を引き起こし、隣人同士が殺し合うようなことをするのは、理由がどうあれ人間としての出来の悪さ故。ルワンダの内戦も、白人による影響が下敷きにあるとは言え、アフリカの人間の人間としての出来の悪さからで、ツチだのフツだのが何人死んだところで、そんなものはアフリカ人の自作自演。内戦は狂気ではなく、馬鹿だからやること。同情する気はさらさらない。ただ単純に、映画としての役者たちの演技の上手さに点を捧げたい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-13 02:12:09) |
4. ルパン
すいません、自分バカなんで、次元とか五右衛門とか出てこないとダメみたいです。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-02-22 21:40:01)(笑:1票) (良:1票) |
5. オリバー・ツイスト(2005)
《ネタバレ》 プラハに19世紀のロンドンの街並みをデデーンと再現してしまったポランスキーのこだわりには、さすがだな、と感心させら、これだけの名優を揃えただけあって、役者の演技も皆良いんだが、いくらディケンズとは言え、実話でもない、ただのかわいそうな坊ちゃんの話に6500万ドルもぶち込むことはないと思う。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-12 01:42:24) |
6. ヒトラー 最期の12日間
誤解を恐れずに言うなら、自国の暗部であり恥部、周辺諸国にとっては忌むべき対象でしかないものをさらけ出すことで、ハリウッドの力を借りず、これだけの規模の映画を創って世界に発信できてしまう、エンターテイメントの駒としての、ヒトラーというリアルヒール持っているドイツという国に羨望を覚える。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-12 01:36:10) |
7. 勝利への脱出
《ネタバレ》 スタローンとペレという、企画書の段階で誰か止めろよ!と言いたくなるような夢の共演が実現し、さぞや強烈なバカ映画かと思いきや、案外に普通。どこと言って褒める部分もなく、脱走物としては致命的に緊張感がないんだが、マイケル・ケインとマックス・フォン・シドーという上手い2人に脇を締めさせた事もあって、期待していた、ツッコミどころ満載以上の、苦笑が連発される映画でもなかった。スタローンも1980年ならばステの副作用もなく、稚拙な作りながら、観終わったあとの気分は悪くない。EDのCMで見せたキング・ペレの迫真の演技は、やはりフットボールファンとしては押さえておきたいところか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-30 21:08:07) |
8. トスカーナの休日
《ネタバレ》 アメリカからイタリアに渡り、廃屋と悪戦苦闘する辺りまでは面白かったのだが、生活が一段落して主人公が異国の地に慣れてからは急激につまらなくなる。どうせ男に振られるんでしょ?どうせ若い二人を助けてやるんでしょ?どうせ新しい男が登場するんでしょ?と、予定調和すぎ。ただ、エロオーラは出しつつも妙に陰気で、これまで自分が非常に苦手な役者の一人であったダイアン・レインは、この映画ではカラッと明るく魅力的。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-01 23:40:26) |
9. キングダム・オブ・ヘブン
《ネタバレ》 お前の良心とやらのおかげで、どんだけ人が死んどるんだと。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-07-29 00:23:13) |
10. 狼の挽歌
《ネタバレ》 ラストシーンこそ秀逸だが、それ以外はアクションも恋愛も盛り上がる場面も少なく、イマイチ、パッとしない映画。ただ、チャールズ・ブロンソンとテリー・サバラスが同時に画面に映ることで、なんかわからんけど凄い映画だ、と思わせる脂っこいパワーがある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-01 20:09:30) |
11. スパイ・バウンド
《ネタバレ》 何この、続きは来週月曜日発売のジャンプでね、みたいな終わり方は [CS・衛星(字幕)] 2点(2006-01-27 20:15:50) |
12. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
紙の上の企画から、この映画を実際の映像にした技術、そして、その技術を支えた苦労やマメさは素直に凄いとは思うが、それだけ。内容が伴っていず、舞台背景こそ面白いが、ストーリーはあまりにも凡庸。現実離れした冒険譚にしては、作りに遊びがないのもつまらない。 あと、微妙にミスキャスト。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-01-07 07:14:55) |
13. 明日を夢見て
ニュー・シネマ・パラダイスとどっち取るかで、その人の人間性がわかりそう。自分は、こっちの方が好きな人間性です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-20 06:34:13) |
14. 暗殺の森
徹底的に細部まで腐心した、名匠ベルナルド・ベルトルッチの究極の演出。あまりにも神経質に細部にまで執りすぎ、一部で崩壊さえ見受けられるが、それさえも、ある種の凄味に思える。脚本と役者の演技は凡庸で、台詞も単体では印象的ではあるものの、映画の流れで見ると浮いているように思える。しかし、ベルトリッチの演出は鬼気迫ると言っても過言でなく、息を呑むとは、まさにこのこと。弾けた瞬間に消えてしまうような、ベルトリッチの身を削るような小さな演出に心打たれる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-20 06:12:39)(良:1票) |
15. デス・サイト
《ネタバレ》 落書きみたいなシナリオ。この酷いシナリオを一生懸命に映画にされたらたまらんもんがあるが、造ってる側も、このシナリオではどう頑張ってもマトモな映画にならないのはわかってるようで、投げやりに作ってるのがありあり。どうでもいいよ、もう、みたいな気楽さで不思議と観れてしまった。最後の「妊娠してます」というオチは、こんな酷いシナリオねーよ!と逆に笑える。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-20 04:41:22) |
16. パッション(2004)
ジーザスヲタ用のPV。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2005-08-08 07:49:59) |
17. ジンジャーとフレッド
やっぱり、ジュリエッタ・マシーナが肌に合わなんで、どうしても点数が上がって来ない。 内容はまずまずで、停電してからは少しばかりグッと来るものもあるんだが、ジュリエッタ・マシーナが受けつけない。以前から好きになれないジュリエッタ・マシーナなんだが、30年前40年前とまったく同じ雰囲気のままで、延々と自分と肌が合わないところが、なんだか凄い。顔や体型も、道や崖やカリビアノ夜のころと、ほとんど変わってないんじゃないだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-07 08:31:06) |
18. カットスロート・アイランド
花火大会で事故でも起こったかのように、延々とドッカンドッカン派手に爆発してるのに、どういうわけか観終わったあとの印象が地味。まさに、この映画そのものがジーナ・デイビス。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-04-02 03:59:22) |
19. 魅せられて(1996)
この映画を公開直後に観た時には「ああ、この映画のせいでリヴ・タイラーはヨゴレ女優になるのが決まったな」と思ったもんだが、良い方にハズレて良かった良かった。 1点(2005-03-21 15:34:21) |
20. ムッソリーニとお茶を
《ネタバレ》 映画としては構成がグデグデ過ぎ。あっちゃこちゃに話が飛んでるのを、無理矢理に束ねてる印象で、映画としてまとまりがなく、せっかくの豪華女優陣の熱演も浮いてしまい、どの映画でも常に浮いてるシェールだけが、妙になじんでいるという皮肉なことに。ただ、最後の「ルカはアーチストになり、この映画の監督を務めた」という一文に、時間と歴史の流れの重みをジーンと感じた。 5点(2005-01-26 03:31:18) |