1. フェラーリ
《ネタバレ》 F1界の帝王・フェラーリを描く伝記ドラマ。マイケル・マン監督。2人の妻を持つオイラ。仕事をすればするほどにペネロペ・クルスとの夫婦仲は冷めていく。老けメイクして、アダム・ドライバーが好演。事故場面の描写はクルマもヒトもぶっ飛んで迫力あったが、物語自体には引き込まれなかった。 [映画館(字幕)] 6点(2024-07-21 02:38:53) |
2. モリコーネ 映画が恋した音楽家
《ネタバレ》 映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネのドキュメンタリー。映画と共にあった人生。様々な監督、俳優、作曲家など映画関係者のインタビューを散りばめて、制作し続けた作品群を追う。次々と登場する名立たる映画たち。ただ、名作「ニュー・シネマ・パラダイス」のテーマがあんまり取り上げられていない…。これはイカンぞ。もっともっともっとヤらないと…。 [映画館(字幕)] 6点(2023-01-22 03:49:50) |
3. 天地創造
《ネタバレ》 聖なる歴史大作。旧約聖書のエピソードの数々を映像化。特にノアの箱舟とバベルの塔、壮大な建築物が印象に残った。物語は薄味で物足りないね。ピーター・オートゥルなど豪華俳優が脇を固める。 [DVD(字幕)] 6点(2021-06-07 23:11:47) |
4. 戦争と平和(1956)
《ネタバレ》 上映時間3時間半に及ぶ戦争恋愛大作。時代は天下のナポレオン率いる仏軍と露軍の戦い。さすがは大女優オードリー、天真爛漫で尻軽な小娘から戦況が進むにつれて徐々に大人の女性に成長していく様を見事に体現。寒すぎる露の国土、「冬将軍」を食らわされて倒れるナポレオン軍。疲弊しきったチビな皇帝。戦争で多くを失ったアタシ、最大の理解者であるあの人と再会。長尺の割に、戦争スペクタクルとしても恋愛ロマンとしてもイマイチですな。 [DVD(字幕)] 6点(2020-11-08 04:37:09) |
5. ジョン・ウィック:チャプター2
《ネタバレ》 キアヌ・リーブス主演。孤高の殺し屋ジョン・ウィックの闘い、シリーズ第2弾。バズーカ砲でぶち壊された愛する我が家の復讐のため、イタリア、アメリカを舞台に大暴れ。ニューヨークでは街中の殺し屋から狙われ孤軍奮闘(ハゲとのサブウェイファイト含む)。不死身、無敵、とにかくツヨすぎる。 [映画館(字幕)] 6点(2018-01-22 20:32:16) |
6. 沈黙 ーサイレンスー(2016)
遠藤周作が原作。巨匠マーティン・スコセッシによる心の寄るべについて描いた深遠なるドラマ。キリスト教徒弾圧、拷問シーンはキョーレツで目も当てらんない。棄教しても心の中にはカミさまがちゃ~んといるってコト。ただ、信仰の重要性が分からずあまり入り込めなかった。 [映画館(字幕)] 6点(2018-01-15 19:20:01) |
7. 人生、ここにあり!
《ネタバレ》 寄木作り作業場の職員とそこで働く精神病患者の交流。奇人変人、マトモに話の通用しない方々、年を取った幼稚園児…まるで「オリンピア」。こういった方々を相手にする職員はさぞ大変でしょう。個人的に関心の強い題材だけど、ノリの軽さがネックであまり入り込めず。 [DVD(字幕)] 6点(2015-01-04 00:28:04) |
8. グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
《ネタバレ》 今をときめくオスカー女優が、モナコ大公に見そめられ電撃結婚して公妃に。まるで絵に描いたようなシンデレラストーリーに潜む苦悩の日々の内実に迫る伝記ドラマ。華やかに見える王宮に差し迫る国家存亡の危機。それを公妃のスピーチで乗り切ったとはとても思えないけど、映画の品位は高かったのでは。ニコール・キッドマン熱演のグレース嬢も口先をとがらせたヒッチコックもやはりホンモノには似つかない。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-02 00:16:48) |
9. 鑑定士と顔のない依頼人
《ネタバレ》 モノの真価を知るがオンナを知らぬオトコと引きこもりオンナによる壁越しの純愛。オトコがオンナを外の世界に連れ出すことでオンナがココロを開いてゆく。名作「ニューシネマパラダイス」の視点で観ているとこういう筋書きを無意識に想像しまい、まんまと騙された。これはミステリー映画、さすがはイタリアの名匠。作中の高貴でエキゾチックな雰囲気からはあのような結末を全く予想できなかった。全てはオンナの手のひらの上。ナイーブでおセンチな引きこもりオンナが実はドロボー猫だった、何ともあっけない幕切れだが一杯食わされたな。 [DVD(字幕)] 7点(2014-12-31 21:56:16)(良:1票) |
10. WATARIDORI
《ネタバレ》 季節に応じて長距離移動する渡り鳥たちの1年を追ったドキュメンタリー。解説が少なくスクリーンを通して静かにバードウォッチング。渡り鳥やペンギンたちの名場面集、よく撮れていると思います。ただ鳥に関心がないので時間ばかり気になりやや退屈…。 [地上波(吹替)] 6点(2013-04-07 23:55:48) |
11. 永遠のマリア・カラス
《ネタバレ》 絶頂期を過ぎた晩年のオペラ歌手マリア・カラスとそのプロデューサーの苦悩の日々が哀愁漂うタッチで綴られています。オペラ歌手としての峠を越した彼女は口パク―音声技術の細工で表現された一大歌劇「カルメン」は結局偽りのものでしかありません。そのことを誰よりマリア本人が悟った寂しさが滲むフィナーレ。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-02 00:49:51) |
12. エル・シド
《ネタバレ》 忠義に厚く慈悲深く屈強な中世スペインの騎士“エル・シド”の壮大な戦いの人生、180分に及ぶ骨太歴史大作。忠誠心一筋でアフリカのイスラム教徒との戦いを先導、まさに理想のリーダー像。チャールトン・ヘストンとソフィア・ローレン、二大俳優共演。 [地上波(字幕)] 7点(2013-01-30 00:21:26) |
13. ローマ法王の休日
《ネタバレ》 駄作ながら早くも2度目観賞。コンクラーヴェから逃げるおじいちゃん。存在感のない影武者を立てたり、華も覇気もないジイサンバレーボールを見せたり全体的にムダなシーンが多く、さらにストーリーが支離滅裂なコメディ・ドラマ。「私は主ではない」などフランス映画らしい何とも皮肉でビミョーな終わり方。これでは昨年の映画館観賞ワーストは免れません。 [映画館(字幕)] 5点(2013-01-19 00:05:16)(良:1票) |
14. 山猫
《ネタバレ》 アラン・ドロン出演の貴族恋愛ドラマ、高い評判、これは期待大と思って観ましたが全く引き込まれる場面なく終わってしまいました。180分がかなり長く感じました。もっと年食ってから観るべきでしょうかね。 [地上波(字幕)] 5点(2013-01-13 01:01:15) |
15. イル・ポスティーノ
《ネタバレ》 朴訥な郵便配達夫と共産党大詩人の出会い。イタリア漁村の風光明美を舞台として素朴でのんびりした物語がゆったり綴られています。そして悲劇の結末…切ない友情。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-17 01:28:29) |
16. 続・荒野の用心棒
《ネタバレ》 棺桶を引きずる地獄の使者ジャンゴ、若き頃のフランコ・ネロが老けメイクして好演のマカロニ・ウエスタン。クリント・イーストウッド主演の前作とは異なるアナザーストーリー。パンドラの箱から飛び出すのは破壊力抜群のマシンガン。ドロンコ女レスリング。耳を切って喰らわせる、血みどろに砕かれた両手などグロいシーンも印象的。前作を凌ぐ良作です。 [DVD(字幕)] 7点(2012-08-08 01:48:44) |
17. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
《ネタバレ》 善玉、悪玉、卑劣漢が織り成すマカロニ・ウエスタン。前作より増してシブみとスゴみを発揮する主演イーストウッド。よく練られたシナリオ。決闘前の焦らす演出が見事でした。 [DVD(字幕)] 6点(2012-07-21 00:55:32) |
18. 夕陽のガンマン
《ネタバレ》 2人のハードボイルドなガンマンが大活躍するマカロニウエスタン。西部劇の英雄、若きイーストウッドがタフガイでシブすぎです。西部劇定番の口笛のようなテーマ曲。 [DVD(字幕)] 6点(2012-07-14 22:50:26) |
19. 荒野の用心棒
《ネタバレ》 イーストウッド西部劇第1作にして代表作、“マカロニウエスタン”。突如現れた孤高のガンマンが悪を懲らして町を救い颯爽と去っていく、西部劇の典型です。人物相関が分かりづらいですね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-01 01:35:52) |
20. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 レビュー700本目、メモリアル作品。望まぬ戦争が愛する二人を別ち、残酷なすれ違いを生んだ悲劇のラブストーリー。哀愁漂う美しい旋律の主題歌に、満面に生い茂る黄金色の向日葵畑。言葉はいらない、今観ても充分味わえる小品ながら不朽の名作です。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-23 00:53:43)(良:1票) |