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61.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
想い人と結ばれる喜び、別れの悲しみ。若き母子家庭の苦労、子供が元気に成長していく姿を眺める楽しさ。自然の中で生きていく苦労、実を結ぶ喜び。ご近所のしがらみ、ありがたみ。秘密を守る事の難しさ、秘密を打ち明けられる相手の存在。親の子離れ、子の親離れ。半狼人という空想上の生物である姉弟の日常が興味深く描かれる中で、人として生きる苦労や喜びもしっかりと描かれている。二人はこのまま人としての生涯を歩んでいくのかと思いきや、後世を選択する分かれ道が訪れる。二人の違いは何だったのだろう。遺伝だったのか、環境だったのか。そんな事を鑑賞後に考えてみるのもまたこの作品の楽しみ方かも知れない。とにもかくにも二人の子供が可愛くて、とてもほのぼのとした気持ちにさせられる反面、突然の別れの寂しさを二度も突き付けられる、中々にしてリアルな人生模様だ。童話的な設定を生々しい人の人生に置き換えて喜怒哀楽を描いた点に高評価を差し上げたい。…それにしても一度目の別れのエピソードは唐突だし残酷だし辛かった。二度目の別れは逞しく巣立っていく子供の背中に頼もしさを感じ、嬉しくはなるが…ちょっと寂しさの残る作品ではあります。辛い別れもあるけれど、残された人達で元気に笑って生きていくんだ!というメッセージが込められているんだと好意的に解釈してみたい。
[映画館(邦画)] 9点(2012-10-10 22:11:32)(良:1票)
62.  フェノミナン 《ネタバレ》 
宇宙人と接触した事によって特殊能力を得た超能力者の話なのかなぁと思って見てたら、実は…と驚かされる。天才になったトラボルタがサイコキネシスの仕組みを理解して使っているというのが画期的。特殊能力者に対する偏見との戦いという裏テーマもあり、とても良い話でした。悪役も上手いけど、こういう役も合ってますねトラボルタ。置き去りにされる悲しみを再び体験する事のないよう逃げ続けたのに結局心を開いた彼女と子供達が、またも置き去りにされてしまうのは多少気の毒ではあるが、別れても大きなものを得られる時もある、という事なのでしょう。残された人達が皆幸せそうにしている姿が印象的。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-04-10 13:47:23)(良:1票)
63.  REC/レック3 ジェネシス 《ネタバレ》 
登場人物達がチンタラしすぎ。普通こんな緊迫した場面に遭遇したらもっと焦って逃げまくるはずだと思うが、なぜかすぐ立ち止まって辺りを見回したり議論を始めたりして、そんな事してるから案の定襲われる。見ててイラつく。はよ逃げろ!結局最後もさっさと走ればいいのにチンタラしてるから噛まれるし。しかし久々にガッチガチの正統ゾンビ物を見せていただいた。それなりに楽しめたので6点。
[DVD(吹替)] 6点(2013-10-06 08:28:48)(良:1票)
64.  パニック・マーケット3D
CGがチープに見えるのは3Dを2Dに変換した画面特有のものなんだろうなと思う事にして、セットには結構お金と手間をかけたなと感心。サメ映画と言えば低予算と相場が決まっているが20億円は結構頑張った方だと思うし見応えもある。興行収入は残念ながら振るわず評価もイマイチだったらしいが、このサイトでは平均点高いので見てみた。感傷的なシナリオが日本人向きなのかなぁなどと思ってみたり。自分的にもサメ映画の中ではかなり面白い方だと思いますよ。津波で海水に浸ったスーパーでサメからのサバイバルとかなかなかにして斬新だし、生き残るために凝らされる工夫も新鮮だった。オススメ出来るサメ映画というとジョーズかディープブルーくらいだったが、これを加える事にする。 水に落ちてブラジャー丸見えの一番いけてるお姉ちゃん、誰だっけ?と思って冒頭確認してみたら一瞬映っただけの従業員だった。いやいや従業員が強盗と仲良くなっちゃうのはどうなのよ。腑に落ちないのはそのくらいで、あとは良い〆だったと思う。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-12-17 11:46:15)(良:1票)
65.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
ん~…普通。無重力の宇宙空間で大変な事になりましたねという緊迫感は十二分に伝わってくるが、博士のおどおど感がリアル過ぎてまるで実話を元にした映画なのかってくらい味気ない。博士という特性を活かしてこう、どこかでビシッ!と痛快に決めて下さいよ。本当にただ単に生還するのが精一杯で、頼りになるジョージクルーニーも早々にリタイヤしちゃうし、凄いねーでも楽しくはないねって感じの映画です。延々と無重力空間を描くというなかなか見た事のない切り口の映画だったのでチョイ甘加点。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2015-06-12 19:06:15)(良:1票)
66.  クロユリ団地 《ネタバレ》 
ブレ過ぎ。どの題材で怖がらせようとしているのか掴み所が無い。ちょいちょい伏線も張って、隣の爺さんに会うまではバッチリ掴みOKだったのに、かなり早い段階で正体見ちゃったからこの後どうなるのかと思えば案の定、爺さんそこでリタイヤ。クラスメートの「あの団地は幽霊が出る」という説や、毎朝聞こえる目覚まし時計の音、公園の少年が指差す部屋が得体の知れない隣室だったり、家族が何度も同じ話を繰り返したりと前振りがどんどん期待を盛り上げてくれたのに対し、実は前敦に原因があったという非常に残念な中オチ。キ○ガイが見る世界じゃ心霊現象じゃなく何でも有りの妄想展開になっちゃうじゃないかと心配していると、大ボスの正体判明で少しも怖くないどんでん返し。さらに手塚理美が本気になった時点でこれは解決しないんだろうなと読めてしまう。ラストはと言うとさらに予想を上回るガッカリで、助けようとした青年がとんでもない目に遭って前敦はさらにヤバい事になっていくだけってそれちっとも怖くないんですけど。あんなに前敦を慕ってた大ボスは最後どこに行ったの?あっさり前敦を諦めたの?盛大にお祓いを始める手塚理美軍団は微塵も役に立ってないし、青年を痛めつける手段が訳分からないしで残念のオンパレードだ。ホラーだったのは最初の爺さんだけで、話が進む毎にガッカリ感が増していく非常に残念な映画。見ている側を騙せばいいってもんじゃないんですよ。余程唸らせる効果が無ければホラーに意外性なんていりません。もっとストレートに怖がらせて下さい。ホラーファンは「すごいな~よく練られた映画だな~」なんて感心したくて見るんじゃなく、恐怖が欲しいんです。それと軽く突っ込ませていただくと、手塚理美の言う「霊は場所ではなく人に憑く」って断言しちゃっていいのか?だったらお祓いは前敦のいる所でやらなきゃ意味無いだろう。なんで遠隔でお祓いが出来ると思ったんだ。お祓い成功するどころかカウンター食らってんじゃないか。ちょっと霊能者にしては無能過ぎる。醍醐味の一つである化物との対決が全く対決になってないのがまた残念。前振りが良かったのと、爺さんがホラーしてくれたのと、序盤のみのる君が可愛かったので3点。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-11-24 21:46:25)(良:1票)
67.  ハンガー・ゲーム2 《ネタバレ》 
何これ…全然殺し合わないし、どっかで死んだっぽい人が上空の画像に映されるばっかりで何が起きてるのかさっぱり分からない。ただ運営が用意したトラップに翻弄されるばっかりで一体この映画は何を見せたいのか。相変わらず無駄な恋愛要素てんこ盛りで本当にラノベだな。さっさと運営始末しろよと思ってたら運営の人間が寝返ったのか俺達の戦いはこれからだみたいにぬかして次回に続く。前回以上に誰も活躍しないし見所もない。よくお金かけて作りましたとしか言い様がない。
[CS・衛星(吹替)] 2点(2015-06-12 18:53:24)(良:1票)
68.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 
「第一章」と銘打ってしまいました。続編作るぞアピールした割には後先考えてない改変が見受けられます。まずそこが失敗。 興収が9億ですから、配収は5億くらいなのでしょう。役者の面子、CG、海外ロケも敢行し、まず10億はかけてるでしょうからまあ惨敗。DBや銀魂の大成功を鑑みればまずこれの続編は期待出来ないでしょう。せっかく実写ジョジョが実現したのに残念です。  てか、テンポが悪い。まずはこの一言。ひたすら間延びした感じでダレる。2時間の尺が必要だったのだろうか。長い原作を部分的にでも映像化した割には中身が薄いです。 かと思えば、このくだりは必要なのだろうか…と思わされるオリジナル展開の数々。山岸由花子は何のために登場したのだろう。数少ない美人キャラの一人であり、異常なほど強引ではあるが、女であり過ぎるくらい女っぽい。そこがまた個性であり魅力なのだが、ただ康一に宿題を課すだけって何なの。どうせ改変するなら康一を守るために戦うくらいの超展開は見せて欲しかった。  そもそも第四部はジョジョ全編の中でも格段ライトな雰囲気の異色作。主人公は表題に反して唯一冒険せず、杜王町から出ません。ごく普通の現代の町が舞台。朝が来て、ポットから湯気が出て、学生がたらたらと通学して…といったのどかな日常の中で事件が起こります。しかしこの映画は終始ホラー映画宜しく、おどろおどろしく暗い画面の中で進行する。現在放送中のTVアニメシリーズでは、第四部のOP「Crazy Noisy Bizarre Town」がやたらと明るくライトな曲になっていたのも、アニメ制作スタッフがこのジョジョという作品の魅力を十分理解し、その魅力をアニメに落とし込む事に全力を傾けているからこそだろう。その作品を纏う空気、雰囲気も大切にしているのだ。  原作者の荒木氏は長きに渡るジョジョのシリーズ中で最も好きなキャラに東方仗助を挙げている。あえて第三部までとは違う身近な日本の街を舞台とし、普通っぽい性格の若者を主人公に添え、ジョジョという作品の非日常性を日常に引っ張り込む事にこだわった。言わば第四部の最大の魅力は、日常に巣食う非日常、そのコントラストにあるのではないか。 聞けばこの映画、荒木氏ともかなりの協議を重ねたそうな。果たしてこの様に終始ダークな作品になると知らされていたのだろうか。  原作ありきの映画には二通りあり、①原作通り(原作を読めば分かる)→説明をある程度省けるというメリットがある。一方、②原作を歪曲する(初見でも分かる様に作る)→きちんと説明せねばならないという手間暇が必要になる。この映画はどちらにも振れていない。かなり歪曲しているのに説明不足なのだ。弓と矢が何なのかよく分からないし、シアーハートアタックも唐突に現れて何が何だか分からないまま消えた。原作を読んでいる自分ですら「はぁ?」である。 長いシリーズの第四部から突然スタートなのだから、この作品独特の設定(スタンドが何たるかとか)をそこそこ説明し、まずその魅力を初見の人に伝えなきゃいけない。そこをかなり簡略化して余分な会話と沈黙を挟み過ぎている気がする。もうちょっとテンポ良く進めればもっと色々と伝える事が出来たのではないだろうか。苦手な亀を助けるくだりもカットされたが、承太郎が言った「仗助の能力は優しい」を端的に表現する名シーンであるはず。  しょうがない、続編に期待…と言いたい所だが、ここまで原作を歪曲してしまうと、この先どうやって整合するのだろうという不安がある。あそこに吉良吉影が介入する意味が全く分からないし。吉良は女の体を自由にしたいだけであり、そんな自分の行いを隠す事のみに能力を使う。絶対にバレない様に周到に事を進めるのだ。遠隔操作ゆえ正確に標的を狙えないはずなのに、四人も入り乱れる場にシアーハートアタックを放り込むというリスクを背負ってまでたった一人を消して即退散したのが、どう考えても合点がいかない。肝心な大ボスの行動原理が第一章にして崩壊している。  原作と違うからといってそんなに目くじらを立てたくはないが、プラスを削ってマイナスを足した感が否めず、とても残念に思えてしまう作品。役者もいいし金もかけてるだろうしで、そんなにマイナスしたくはないにしてもまぁ4点くらい…と言いたいが、このレビューを投稿する時点で平均点がピッタリ5.00なのですよ。自分が4点をつける事によって真ん中より下にしちゃっていいのだろうか、このせいでまさかのまさかに進行していた企画がポシャったりしないだろうか…と、承太郎さんに弾丸2発渡された仗助宜しくプレッシャ~なのでここはファンである山﨑賢人さんの出演を祝して+1の5点としておきます。
[地上波(邦画)] 5点(2019-04-18 01:28:54)(良:1票)
69.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
ゲームなのか現実なのか観客が混乱する様、二重三重の仕掛けが巧妙に張り巡らされている。ゲームがいつ開始するかも分からない段階で唐突に「残念ながら不合格となりました」という謎の電話。これによって終始猜疑心を抱きながら鑑賞し続ける事となった。この電話が無ければ「どうせゲームなんでしょ」と安心しながら観た事だろう。見事にしてやられた。そして見終わった後、なぜこの映画の評価が高いのかを納得する。最後の最後でこのゲームの、そしてこの映画に込められたメッセージを知る。感動と同時に、命があった事への安堵感を得る。いやいやこの人ガチで何度か死にかけてるだろ!と思い切りツッコミを入れて、笑って終われる。予備知識無しで、サスペンスのつもりで鑑賞して欲しい。
[DVD(吹替)] 8点(2014-06-15 06:49:08)(良:1票)

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