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81.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
プロレスのテーマ曲というのが子供の頃からの一番の印象。当時としては正に驚愕の映像技術であり、それについては素直に評価する。人類の起源、宇宙基地、地球外生命体、神(?)と大風呂敷を敷いた割りに、メインは退屈極まりないコンピューターの反乱だったという期待はずれの作品。この映画が走りとすら思える無責任な終わり方にしても、単なるキューブリックの自己満足としか思えない。
4点(2004-02-28 05:22:11)(良:1票)
82.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 
「赤壁の戦い」があるので「Ⅰ」よりは断然面白いが、人間ドラマは相変わらずつまらない。曹操の描かれ方が余りに馬鹿で悪者と単純で、有名所の将軍が出てこないので曹操軍に魅力を感じないのが今一つ面白さに掛ける理由だろう。アクションに関してだけ言えば、私としては完璧な出来に近いと評価している。此れだけ迫力のある”戦”を撮れるのはもはや豊富な資金と人海戦術が可能な中国だけだろうし、邦画では逆立ちしても撮れない(特に有能な監督がいない)ので羨ましいとさえ思う。ハリウッドのCG臭いのには飽き飽きしていたし。問題のストーリーであるが、根本から言うとサッカーをしている暇があれば多勢に無勢でとっとと攻めればいいだけ。80万の兵糧にどれだけ金が掛かるか、また便所も中国ならそこら辺に垂れ流してそうでそりゃ疫病も発生するだろう。見方の死体を敵に向けて流すなど、こんな将に誰が付いて行こうとするだろうか? ”仁”と”義”は中国発祥だろうに。それでいて患者を見舞って決起に繋がるとかクサ過ぎるのである。中盤の些細な謀略戦などは中々楽しめる、だが小喬が人質になるのだけはもはや漫画である。その弊害として、「三国志」ファンとしては苦肉の策の語源となった”黄蓋の鞭打ち”が出てこないので何とも悲しい。孔明の有名な「10万本の矢」であるが、何度読んだり見たりしても、何故1%でもいいから火矢を混ぜなかったのが不思議でたまらない。その矢の雨の中、態々余裕をかましている孔明、100本足りないとか度量の小さな事を言う周瑜のシーンにセンスの無さを感じる。劉備軍はこの戦いでは、確か退路を断っただけなのでどういう描かれ方をするのかと思っていたが、裏から攻めるので良し。集団による盾の使い方が実に上手い。曹操は関羽が逃がしてやるのだが、映画なので変えたのは分かる。ただ、将同士の一騎打とというのが実にジョン・ウー的で「やっぱりやってしまったか!」という感じ。曹操にこの時、司馬懿のような優秀な軍師が付いておれば歴史が変わっていたであろう。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-27 22:00:03)(良:1票)
83.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
非常に完成度の高い社会派サスペンスである。最近、無責任に謎だけ残して終わる映画が多いが、これは”死刑の是非”というテーマがあるため、極端ではあるが犯人の行動が十分納得出来る。怪しいケビン・スペイシーが出ている時点で最後のオチは予想出来たが、だからと言ってつまらないとは全く感じなかった。それは、時間の組み立て方が実に巧妙なためで、怒濤のクライマックスにしても、ケイト・ウィンスレットの演技に、ついのめり込んでしまった。観終わった後の余韻といい、ここまれにみる秀作である。
10点(2003-12-24 01:05:21)(良:1票)
84.  ジャンヌ・ダルク(1999)
英語を話す時点で観る価値は無い。歴史を語る上で言語を軽んじるなど言語道断、アメリカに魂を売ったとしか思えない。次に、きついモデル顔のジョヴォヴィッチに全く女性の魅力を感じない。しかも、”神と言う奴ほど信用出来ない”という考えの私にとって、時代背景を考慮しても、あのヒステリックな言動は度を越しており、終始苛立ちを覚えずにはいられなかった。
1点(2004-02-28 04:39:10)(良:1票)
85.  パプリカ(2006)
「夢」という実に興味深い題材を、芸術性の高い今敏がどう料理するか期待していたのだが、完全に私の趣味と違った。「夢」という何でもありの世界を描くに、刑事のトラウマを描くのは理解できるし、分かりやすい。ヒーローに変身するのも分からないでも無いが、全く理解出来ないのは、人形がゴチャゴチャ行進するシーン。なんと単純な想像力、無意味な行動であろうか。私は、こんなくだらない夢を一度も見た事がないし、何度も見せられて本当にイライラした。ストーリーは犯人究明までは良く出来たサスペンスで面白かったが、分かってからがヤケクソの何でもありで全く楽しめない。そもそも犯人の目的て何よ? 単に、見たい夢を見れる装置を開発して儲ければいいのに。
[DVD(字幕)] 4点(2008-02-23 15:41:00)(良:1票)
86.  アイランド(2005) 《ネタバレ》 
近未来SFというと、どうしてもB級感が漂うためスルーしてしまう事が多いのだが、此れはいい意味で期待を裏切る出来であった。最近良くある、無責任に謎を残して終わるでも無く、また起承転結とキッチリと構成されているの点が好感が持てる。正直、今回のオチは特別驚くようなモノでは無かったが、それは革命的な「マトリックス」などの作品が数多く創られ、大抵のモノでは驚かなくなったのが大きいと思う。主役2人は見た目は勿論、いい雰囲気を持っており、今後も注目したい。途中のアクションだけは、如何にもマイケル・ベイであった。肝心のクローンであるが、臓器を取り出すためだけに1人丸ごと創ってしまうというのは、効率からいってもアメリカがやるとは思えない。感情があるからより非人道的と感じるのであって、態々記憶を植えつける理由も分からない。テレビでやっていたが、ヤモリの再生能力を元に、必要な臓器のみを創るという技術の研究が進められているとか。
[映画館(字幕)] 8点(2006-11-17 03:32:43)(良:1票)
87.  マッハ!!!!!!!!
本格派アクションスターの出現を本当に嬉しく思う。オリジナリティー溢れるアクションは”凄い”の一言。肘・膝がもろに顔に入ってるせいもあり、実に痛さを感じる。しかし残念なことに、これだけのアクションがあるにも関わらず観終わった後味は悪かった。ストーリーが小学生レベル、繰り返しとスローを多様する編集が鼻に付く、終盤ダレルといった問題を誰でも感じると思う。アクションをこれでもかと詰め込むのでは無く2/3に減らしても、主人公の感情を高めたりすることによって減り張りを利かせば、もっと爽快感を得られるものになった筈。最初のブルース・リーを彷彿とさせる瞬殺の様に。あと、ムエタイの試合をああいう下劣な戦いにしてしまったのは残念で仕方ない、もう少し神聖さのある現実味のあるものにして欲しかった。
7点(2004-12-15 01:01:05)(良:1票)
88.  親切なクムジャさん 《ネタバレ》 
三部作最後は女性と言うことで、此れまでの暴力ではない精神的な恐ろしさが出ていた。イ・ヨンエのきつく無い顔立ちは日本人にも好まれると思う。前半の紹介を含めた時間軸の使い方、暴力シーンを含めた演出は、流石パク・チャヌク監督である。結構呆気なく復讐を果たしてしまうのかと思ったら、終盤まさか展開。やはり此れが問題である。本来、最後の家族会議だけで1本別の映画が創れてしまうぐらい、難しくて重い。先ず果たして親切なクムジャさんに本当にその権利があるのだろうか。親切なクムジャさんが庇ったお陰で殺人鬼が野放しだった訳である、知らなかったでは済まされない。次に、被害者家族に十字架を背負わせた事への罪。一生そのおぞましい記憶は残るし、自殺者が出るかもしれない。親切なクムジャさんに全く葛藤とか後悔が見えないのも現実離れしている。すべてにおいて悪いのは警察だが。
[DVD(字幕)] 6点(2007-01-07 01:13:06)(良:1票)
89.  活きる 《ネタバレ》 
この手の貧しいが必死に生きた人々を描いた中国作品に駄作無し。今回はコン・リーが控え目な役を演じており、亭主・子供達と共に実に生き生きと描かれている。終盤は不幸な娘が死なないようにと、そればかり願っていたのだが結局報われなかった。死によって盛り上げるやり方はどんな監督でも出来る訳であって、チャン・イーモウならもっと他の描き方で感動を与えて欲しかった。親より先に死ぬこと程不幸な事は無い。文化大革命と聞くだけでゾッとするが、今回「覇王別姫」程キツいシーンは無く、直接生死にも関わってこなかった。饅頭の爺さんの登場だけは未だに意味不明である。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-16 05:50:19)(良:1票)
90.  凶気の桜
完全にイッてしまっている。窪塚はこれを境に、実生活でも奇行が目立つようになった。今後は窪塚の名前だけでは売れないだろう。
2点(2003-12-28 01:14:13)(笑:1票)
91.  ザ・リング
ここまで忠実にリメイクされているとは思わなかった。反対にそれなら、創る必要は全く無かったと思う。「リング」は日本の数少ない世界に通用するであろう現代映画(ちなみに9点を付けた)で、そのチャンスをみすみす逃してどうするのだろうか。日本独特の雰囲気+美男美女で良いだろうに。日本物はアニメかサムライしかダメなのかと空しくなる。登場人物、生い立ち、貞子の怖さとどれをとっても日本の方が優れていた。違いは、子供が不気味だったことぐらい。
3点(2004-04-12 05:18:57)(良:1票)
92.  ゴジラ FINAL WARS
監督が北村ということで期待はしていなかったが、思ったよりかは面白かった。あくまで”ゴジラだけ”についてだが。流石に特撮の限界を感じるが、個人的には昔を思い出し温かさがあってこれはこれで良いと思う。長年の技術に北村が合わさって、良く言えば破天荒で新鮮味のある、悪く言うと軽薄なモノとなっている。ゴジラの強さだけを強調しているが、すればする程怖さを感じないからまた不思議である。さて問題の”北村得意”の箇所であるが、ショボイ松岡のアクションなど誰も望んでないと分からないのであろうか。刺身のつまを前面に出すなと。大体、主役にど素人の臭いしかしない松岡、菊川を選ぶ事自体あり得ない。北村はこの若さでもう「裸の王様」である、こういう低レベルのバッタモンを恥ずかしげもなく発表し、あまつさえ「次はハリウッドだ」と言う。自分大好きで周りを気にしない図太い神経はある意味羨ましいが、邦画の未来を考えると不幸としか言いようが無い。映画業界の幾ら駄作を創り続けようが辞めさせれない甘い体質が一番問題であろうが。 
[DVD(字幕)] 4点(2005-08-05 20:59:52)(良:1票)

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