1. となりのトトロ
抱かれたい動物ナンバーワン 6点(2004-01-24 18:37:12)(笑:2票) |
2. 風の谷のナウシカ
私は「地球を守ろう」という言葉が嫌いだ。何と傲慢な言葉だろう。木を伐らないことも、海や大気を汚さないことも、全ては人間の未来のためであって、わざわざ「守ら」なくても地球それ自体は銀河系に生き続けるのに、地球が人間という生き物を創造した時点で自然環境が破壊されることなど予想範囲内だったかも知れないのに、まるで地球の運命がヒトの手の中にあるかのようだ。 ナウシカはその小さき身体で、人間など自然の前では無力で取るに足らないものであるということを感じ取っていく。その無力さに挫折を繰り返しながらも、他の人間とは明らかに違う「自らに課せられた役割」を探して闘い続けるのだ。「強い」とか「美しい」とか「神々しい」とか、そのようなすべての形容詞を並べてもなおナウシカを表現することは出来ない。全ての言葉や感情を超越した存在。もしも「優しさ(厳しさ)」とか「強さ(弱さ)」とか「愛(憎しみ)」だとかをカタチにすることができたら、それが「ナウシカ」なのだろう。 10点(2004-01-09 23:07:25)(良:2票) |
3. Dolls ドールズ(2002)
知らない間に涙がすーっと流れてました。こういう感覚はそうそうめったに味わえない。 10点(2004-01-09 22:02:19)(良:2票) |
4. フロム・ダスク・ティル・ドーン
居酒屋で隣の席に居合わせた自称映画通の男性が自信満々に「フロム・ダスク・ティル・ドゥーン」と言っていた。「ドゥーン」て・・・。それじゃ村上ショージだよ・・・。 9点(2004-01-10 16:30:37)(笑:1票) |
5. マジェスティック(2001)
いわゆる「いい映画」を作りたい、っていう制作者側の意図はよくわかった。私もそれに乗っかって感動してやろうと期待してた。でも、これじゃ乗っかれない。 3点(2004-01-10 20:00:06)(良:1票) |
6. アンドリューNDR114
どうも気持ち悪い。 3点(2004-01-25 12:56:20)(笑:1票) |
7. タクシードライバー(1976)
正直に言う。アイリスの「年増顔負けのテク」が気になって仕方ない。 7点(2004-06-09 17:54:01)(笑:1票) |
8. ハウルの動く城
皆さんの仰るとおりソフィーは頻繁に説明の付かないような行動をとります。しかしそれはそんなに不思議・不自然なことでしょうか?この映画の主たる部分を占める「魔法」「呪い」そして「恋」、それらは全てそれ自体が説明の付かないものであり、だからこそ魅力的なものです。それを説明することは、映画の魅力を削ることになると思うのです。説明が足りないのではなく、説明は要らないのです。この映画には「魅了」という言葉が最も相応しい。そういう映画には迷い無く10点です。 [映画館(字幕)] 10点(2004-11-30 18:26:55)(良:1票) |
9. 息子の部屋
《ネタバレ》 何か大きなものをなくしたとき、泣いている間は楽なもの。想いを涙にすることで、言いようのない喪失感から逃れることができるから。しかし人はそんなにしょっちゅう涙を流してもいられない。悔やんでも戻らないし、せめて立ち止まりたいと願っても押し流されるように「日常」が始まる。息子を近くに感じるために会いたいと願った「彼女」は少年と一緒にやって来た。彼女と少年を乗せて走る車。ジョバンニは、このドライブの終点が何を意味するかを感覚的に悟っていて、もう少し遠くまで、もう少し、もう少しと車を走らせる。やがて夜が明け、国境に至る。息子の死はもう「過去」。決して言葉にはしないけれど、彼らの諦めともとれるような笑顔に、人間の強さや美しさを感じました。非常にリアルで美しい作品です。 9点(2004-05-19 00:11:59)(良:1票) |
10. ピースメーカー
如何なる状況にあっても、N・キッドマンはばっちりメイクで服もしっかり着替えている。素晴らしい。女の鏡である。 5点(2004-01-25 10:35:53)(笑:1票) |
11. たそがれ清兵衛
いまだに「真田広之=高校教師」だった私にとって、これは革命。最初から最後まで彼の魅力にグイグイ引っ張られてしまった。清兵衛の優しい性格が全体に滲み出ている上、果たし合いはこれ以上ない程男前だった。ラストの勝ち方はちょっと間抜けだけど。メディアも宮沢りえの7冠だか8冠だかを騒ぐ前に真田広之の殺陣をほめてやってくれよ。頼むから。---地上波放送にて二回目の鑑賞(サッカーと二股で)。↓おっしゃる通り、清兵衛には色気がある。静かな男の色気。ラストサムライの氏尾には無い匂い。あぁ、思い出したらなんかドキドキしてきた。清兵衛さまのところなば、嫁さ行ってもえがんす。 8点(2004-02-16 22:48:12)(笑:1票) |
12. ドリームキャッチャー
《ネタバレ》 私は好きですよ。特にジョーンジーの1人コントが最高です。要所要所出てくる「ア~イダディッツ!」もいいですね。飲み会で気まずい話になったとき、突然「カンパーイ!!」で強引に話を終了させるようなノリです。しかしまぁ前半の食材だけで十分面白い料理作れそうなもんなのに、そこへ唐突にエイリアンをぶち込んできたキングさんの暴走気味なセンスとバイタリティに感服いたします。それだけ基礎体力(経験とアイデアの蓄積)があるんでしょう。ただ、それらの食べ合わせはものすごく微妙ですが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-20 14:37:43)(笑:1票) |
13. TAXi2
前作よりグッと「くだらない」作品に仕上がっていると思う。それを良しとするかどうかは好みの問題で、私はあんまり...だった。でもそろそろダニエルとエミリアンに愛着がわいてきた。 6点(2004-01-22 19:58:16)(良:1票) |
14. キル・ビル Vol.1(日本版)
友人に「これをおもしろいと言っている女はウケない」と言われてしまった。人格が疑われようがモテなかろうが10点付けてやる!! [映画館(字幕)] 10点(2004-01-10 15:24:16)(笑:1票) |
15. バウンド(1996)
ヴァイオレットの顔に慣れるまで時間がかかった分評価が下がってしまいましたが、好きな作品です。リビングで観ていたので、カラミのシーンは違った意味でヒヤヒヤさせられましたが。 7点(2004-01-11 15:37:00)(笑:1票) |
16. ラスト サムライ
去年劇場で観た映画のほとんどにこの作品の予告があった。ニッポンの歴史と名優を引き立て役にした、トムクルーズの自己満アイドル映画だろうとバカにしていた。ところがどうだ!トムクルーズはストーリーテラーに過ぎない。クラスで言うと書記だ。殺陣もスローにしてくれたり、合戦の戦術も細かく描いてくれたり、時代劇ビギナーでも十分わかりやすい仕上がり(アメリカ人だから当然か)。トムと小雪の絡みは不要だった(あってもいいけどあれはやりすぎだ)けれども、彼がいなければこんな莫大な予算でニッポンバンザイ映画を撮ることもなかったのだからあれくらいの華は持たせてあげても良いだろう。たとえ予算があっても、マゾ気質な日本人には自国の歴史をここまで美化することはできない。たとえまったく同じものを日本人が作れたとしても、観客も遠慮してしまって素直に楽しめなかっただろう。ありがとうアメリカ。感謝の意を込めて満点を捧げます。 [映画館(字幕)] 10点(2004-02-23 01:47:38)(良:1票) |
17. シカゴ(2002)
キャサリン・ゼタ・ジョーンズを「シャンプーの人」若しくは「マイケルダグラスの女」としか思ってなかったことを深くお詫びします。 7点(2004-07-30 18:07:58)(良:1票) |