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プロフィール
コメント数 76
性別 男性
自己紹介 庶民の個性が尊重されても、アーティストの個性は尊重されない。
寺山修司、中田秀夫、アルジェント娘、アルジャーノンへ花束をフランス映画版。反語的マザコン。
愛されなかったというよりも、許されることのなかった子供。
ひと並みの人生は送れない。

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評価順1
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1.  ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
私の感想は、 ものすごく退屈で、あえりえないほどがっかりさせた 映画だったということです。  あ、違いますね。がんばって否定するほどの価値はなく、単に見て損した、取るに足らない映画でした。 別に0点でもよいのですが、私の場合、10点、9点、1点、0点は特別な場合に予約されていますんで、 2点、つまり映画としての最低点にしときました。  退屈な理由や、面白くないと感じた理由を説明するのはかなり難しいことです。 【フィンセント】さんのレビューが、自分が深堀できなかったことを説明してくれていました。
[DVD(字幕)] 2点(2018-03-26 04:52:08)(笑:2票) (良:1票)
2.  日本沈没(1973) 《ネタバレ》 
「なにもせんほうがええ」 フィクサーの老人は自費で学者三人を雇って、日本民族の存続のために今後取り得る方策を策定させた。 冒頭の言葉は、3つ策定されたプランの最後に附された番外である。 老人から、じつは三人の学者が意見の一致を見たのがこの案だったと聞かされる首相。そして涙する。  ここ。 おそらく現代の日本人にはちんぷんかんぷんなのではなかろうか?  じつはここは、敗戦と大きく関係がある。 そして、これは誰も語らないし、俺もまたいまだに整理できていない。 つまりさ。本当は戦時中に言われていた通り、一億総玉砕しておいたほうが、スジが通ったんじゃないか。(日本民族は存続していい民族ではないのではないか)  これは言ってみれば、共感なのだ。 この感覚は表立って言われなかったが、高度経済成長という見せかけの繁栄を享受しながら、じつは本当はこんなことやっていてはいけない、という感覚をぬぐいきれずにいたのだ。それとは裏腹に、当時は企業戦士とかモーレツサラリーマンとかになることが求められた時代でもあった。(補足:俺は高度経済成長期に子供時代を過ごした)  話しを戻す。この言及があったればこそ、この物語は普遍性を獲得したと思う。 ところが、ここに気付かない現代人からしてみると、地震とか、国家滅亡の危機に際してリーダーはどうあるべきかといった表層的な部分にしか反応できないのであった。  日本沈没とは、戦争そして敗戦の比喩であった。  だが。 今や誰もそんなことは憶えちゃいねえ。 幸福な人たち。
[DVD(邦画)] 7点(2023-08-14 07:46:33)(良:2票)
3.  レクイエム・フォー・ドリーム
かなしい映画だった。  1、主人公がタクシーで、久しぶりに母親を訪ねた時、母親が痩せ薬を飲んでいることを知った時、主人公は「やつらは覚醒剤を処方しているのだから、やめろ」という。そして「テレビに出たからと言って、どんないいことがあるのか」と。このとき、主人公が貿易の仕事は(間違っていないとも言えないが)ウソで、本当はヤクの売人なんだと告白し、いっしょに止めようと言っていたら、良かったのか? 否。母親の答えは決まっている。「薬を飲むのをやめて、どうするの? また、以前の生活に戻るの?」だ。  2、薬を飲み始めた後の母親の日常を早回しで撮ったシーンがある。母親は主婦業もやっていなければ、おそらく仕事もしていない。本人も無為に過ごしていると感じている。しかし、誰しもが同じなのだ。誰しもが、早送りの人生を送っている。  3、母親には当然罪悪感はない。専門医が処方した薬に間違いはないと信じていたから。そして、くだんの専門医も一言も「薬は正しく飲んでいますか?」などとは尋かない。  4、母親は息子さえも美化する。当然だ。息子が立派な人であったなら、母親の人生もまた、正当化される。これは、労力を払わずして、報酬だけ欲しいと言うのと同じことである。しかし、この考えはあまりにもきびしすぎるのも事実だと思う。誰も自分の人生を生きていないというのが真実なのだ。ふと、思ったのだが・・・。むかし、戦争に行った人たちはあの戦争のことを、どう思っているのだろう? 原爆関係では、被害者の立場で戦争反対の旗色が鮮明だが、では外地で戦っていた人たちは? 彼らは侵略者だった。最近、戦争の話もめっきり聞かなくなった。複雑な背景があるだろうが、ばかどもが改憲論の尻馬にのっかているのも腹が立つ。アメリカさんは、戦争がしたくてたまらないらしいが、サイテーだね。戦争の時代に生きていた人も、やがていなくなる。  5、ところで、女性諸君に言っておきたいのだが、やせてることがいいことだという感覚は、完全にメディアに支配されているからね。楊貴妃はデブ女だったって、知ってた?  つまらないことを色々述べてしまったが、1と2が、言いたかったことだ。途中カタルシスを感じないこともなかったが、よい映画だと思う。みんなに観て欲しい。ちなみにこの映画の予告編は、サイコーだった。予告編では、タイトルのフォーが4だった。  最後に、皆さんの感想を読んだ感想。みんな、なんでそこまで他人事だと思えるわけえ~?
8点(2002-11-08 04:17:18)(良:2票)
4.  NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ
マジか? なぜ、こんなに評価が低いんだ? しかもレビュー数、少なっ!!  めっちゃ面白かったんだけどな・・・。 マンガ的だけど、それも狙ってやってると思うし。 ここは重要だ。 ニッポンのマンガ+日本人監督。絶対に狙ってるぞ。  しかも、数少ない日本人監督のハリウッド・デビューじゃねーか! そこだけでも、もっと贔屓目に見てもいいと思うぞ。  つーか、これが俺の十数年ぶりのレビューなんだけど。 <- 他の人にとってはどうでもいいことだけど、自分にとってはかなり記念的なことなんで、わざわざ書いてみますた。  ところで この3年くらい、グロ系の映画にハマっていたので、この程度では全然グロさは感じません。というか、どこらへんがグロいんですかね? むしろ爽快なアクション映画にしか見えないんですが。
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-19 02:52:58)(良:1票)
5.  去年マリエンバートで
え? これは10点でしょう。むかし、自主上映の団体があって、赤字がひどくなると、この映画で急場をしのいだ訳です。
10点(2002-11-08 04:19:35)(笑:1票)
6.  キルミー・レイター
へたくそな映画である。気に入らないのは、音使いと、ストップモーションやらスローモーションやらの使い方。ホンは悪くない。そして、ヒロインが気に入ったので、5点か?
5点(2003-07-21 00:32:13)(良:1票)
7.  激突!<TVM>
おもしろくない。いつも思うのだが、みなさん評価の高い作品を誉めているのでは? これがいわゆるメディアに支配されていると言う現象である。スローテンポに疲れるし、そもそも相手方の背景が分からないのって、無差別攻撃の対象にされているのと同じで、そこにドラマが生まれようもないのでは。あるいは、いつもカツアゲされる子供といっしょで、「どうして俺が?」なんて思ってもしょうがないジャン。
1点(2002-11-08 06:39:42)(良:1票)
8.  残穢 -住んではいけない部屋- 《ネタバレ》 
映画に怖さを求める人が大量にいることがだんだんと分かってきました。 みなさん、間違ってますよ。 この映画は憤るべき映画です。 私は完全に怨霊の側に肩入れして観ました。 作り手は原作者も含め、怨霊を生者に仇為す存在としてのみ描いています。いやいや、完全に間違っとるだろう! 保身のために殺された者の無念をそこまで、ないがしろに出来るとはとんでもないことである。  作り手と、観客の反応との両方に、がっかりしましたね。
[DVD(邦画)] 2点(2024-03-31 01:43:26)(笑:1票)
9.  細雪(1983)
ひさびさに観ました。まさか、ここまで見どころ満載映画だったとは(絶句)。  ここまで話しに起伏がないにもかかわらず、緊張を持続したまま見させたのは、甘い生活に似ています。  能って独特の緊張をまわりにいる者(たいていは観客)に強いるものなんですが、この映画にもそれがありました。和というものは、本来けっしてみやびなものではなく、一種の殺伐さ、研ぎ澄まされた感覚を言うのだと思いだしました。  見どころのひとつは着物。市川崑きものを語るというメイキングみたいなのがついていたんだけど… なんと制作費の七割が着物代だったと聞いたことがある(メイキングにはなかった。だったら、どこで聞いたんだろ?)。いったいいくら掛かったのか? そりゃ、すさまじいはずだわ。  あと、岸恵子と言えば、私の中では別格中の別格、マレーネ・デートリッヒよりも岸恵子のほうが更に格上なのである。 <- 絶賛するにもほどがあるってレベル。 コーフンし過ぎて乱文になっちゃった。
[DVD(邦画)] 8点(2023-01-22 01:55:12)(良:1票)
10.  007/スペクター
撮る前から分かっていたことがひつとだけあった。正直言って、Mを殺してまで盛り上げた前作の後では、何を持ってきても見劣りすることはわかり切っていた。 今回、制作陣はそれを逆手に取った。 よっしゃああああ、今回は好きなようにやってええんじゃあ! ってな具合。 その結果、怪作が出来上がった。 思想性はほぼ完全に欠落している。前作の大英帝国の凋落そのものに一矢報いようとするすさまじい気概とは、あまりにもかけ離れていた。 今回は娯楽映画って、これでいいんじゃないの、と言わんばかりである。 うん。俺は支持する。  余談だが、今回のヒロイン。他の映画を見ると全然魅力的に見えないのだが、今回はヒロインらしいヒロインだった。
[DVD(吹替)] 7点(2022-06-28 03:48:33)(笑:1票)
11.  嫌われ松子の一生
この映画の主人公のような女性を知っている。 彼女たちが不幸になったのは、自業自得ではない。  彼女たちが「依存」しているかのように見えるのは、あなた方が既に与えられている側の人間だからに過ぎない。  ラストは商売上の理由でこうなっただけだと思う。個人的には、そこで迎合したのは気に喰わないが、逆に言えば、だからこそウケたのだと思う。  下妻とこれ、二本立て続けにスマッシュヒットを放ったこの監督は、告白以降失速した。(売れたかどうかではなく、単に売上だけを目指して成功した恥ずかしいやつに堕落した。要は無残にも中身がなくなっていた。そして、話しを戻すが、この映画のラストでしたのが迎合だったと監督には自覚できなかったことが、その原因だ。その意味で、この監督は既に消費された)  TAMAKISTさんのレビューがよかったんで、書く気になった。
[DVD(邦画)] 8点(2023-01-08 03:26:43)(良:1票)

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