21. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 愛犬との別れまでは、切なさに感情移入させられ素晴らしい出来。ただ、ゾンビが出てくる映画とは知らなかった。チョット残念。そして生存親子との出会い方がひどく安直な展開で、それからが更に残念。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-03 01:41:05) |
22. 明日への遺言
《ネタバレ》 ある面公平性など望むべくもない東京裁判、有名なパール判事周辺外でこんなことがあったのを大岡昇平が書いたこの労作を読むまで知らなかった。この裁判、数々の問題があり否定されて然るべき事が多々あるのだろうが、その否定で止まってしまい、強引に自己都合の結論を導き出してあることが多いのもまた事実。分かりにくいがこの映画、実はそこから進みきちんと総括しているように思う。 [映画館(邦画)] 6点(2008-04-09 23:48:02) |
23. あなたになら言える秘密のこと
《ネタバレ》 あの重たすぎる秘密が明らかになって、この映画の説得力が格段に増した。そこまで政治的、辛すぎる事柄にしなくとも、と思われる向きもあろうが、自分は逆だ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-03 11:56:54) |
24. 秋日和
何が良いんだか、本気で悩んだ。自分が歳を重ねたから小津作品を魅力的に感じるようになったのかと思っていた。しかしそれだけでは無いことに気付かされた。確かなことは、その時代背景に被る自分らの親を、ある面意識して観ていることだけは間違いない。 [DVD(邦画)] 8点(2008-01-30 01:14:53) |
25. アンフィニッシュ・ライフ
日本で公開されない、この尺度を時々不思議に感じる。この作品は確かに地味だが、普通に主張しあう3人のBIG・NAME、ごく自然に楽しめる。えてして佳作はこんな扱いを受けるものだ。 [DVD(字幕)] 8点(2007-10-02 00:10:07) |
26. アルティメット
中身の無さは相当なもんだ。でも「ストーリーを追っても無意味よ」と開き直ったかのような作りはある面貴重。こき下ろされても弁護しようもないが、自分にはこの手の作品は必要だなあ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-19 02:16:56) |
27. あるいは裏切りという名の犬
好みの映画。ハリウッドでリメークされるという。それを観て再度このフランス映画を観たなら、アメリカに対するシニカルなプライドを前もって隠し味として忍ばせていた感じがするのではないか。この独特の重厚感、フランスは遠い。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-24 23:46:14) |
28. アフリカの女王
《ネタバレ》 戦況をほとんど知らぬ主人公達の行動故、艱難を乗り越え辿り着いたところには想像とは遙かに違う状況があった。普通なら、そういった展開になるべき序盤。しかし、余りに無理筋を連発したことで、ドイツの軍艦を「道理」と共に吹っ飛ばしてしまった感。これは出演者に救われている。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-01 20:19:36) |
29. 悪魔を憐れむ歌
デンゼル・ワシントンはやはり上手い。無理に恐怖を煽らない悪魔像はこれはこれで良いのではないか。ストーンズが好きだから曲の使い方にも妙味を感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-17 22:32:19) |
30. アサルト13 要塞警察
《ネタバレ》 「悪」側の切り札(名前忘れた・どうでもいい)役立たず。まったく。大きく減点。 [DVD(字幕)] 7点(2006-09-13 01:25:32) |
31. 阿弥陀堂だより
《ネタバレ》 老若男女というものを含め、今自分の持つあらゆる背景により一番評価が左右される作品だろう。はっきり良とできる強調材料は北林谷栄(さすが)と樋口可南子(失礼ながら以外だった)の配役の妙ぐらいなのかもしれないが、逆に目立つ欠点も感じず安心して鑑賞できる映画だったように思う。自分の「今」に合っていたのかな。余韻がとても快い。ただ、「服と車」。原作の表現を知らないが、狙いは理解するにしても、この描写は少々あざとい。 [DVD(邦画)] 9点(2006-05-04 00:22:43) |
32. アート・オブ・ウォー
まったくこの欄の点数配分の参考どうり 可も不可もなくってとこ。 損も得もしてないっすね。 ビデオでも良い感じ。 5点(2004-10-24 00:18:11) |
33. アメリカン・ガン
《ネタバレ》 ジェームズ・コバーンの遺作なのだそうだが。アメリカのガン社会を扱ったストーリー。そう言えば「荒野の七人」でのコバーンはガンではなくナイフの達人だった。象徴している。 5点(2004-02-22 01:08:25) |
34. アンダー・サスピション
《ネタバレ》 ハックマンとフリーマンの共演、それを見るだけで価値を持たせた作品であると思う。否認、秘密の露呈、困惑の重なり移り変わりがさすがハックマン。引き込まれます。ただ、話の内容が決定的に嫌いなのでここらへんかな。 7点(2004-01-10 01:17:40) |