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レインさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 885
性別 女性

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21.  或る夜の出来事
1934年っていったら「キング・コング」の次の年ですよ~スゴイ! キャプラ初期のヒット作はお金も時間もかかってなさそうだけど、十分オモシロイ。 かわいくないエリーがだんだんかわいく見えてくる。 エリーの衣装はローブ、イブニング、ウェディングとある中で、ずっと着ていた質素な服が一番似合っていたし、巨額の大金をふりまわすわりに金勘定が細かいのが庶民的。 新聞記者ピーター(「風共」のレットより感じイイかもね)の特ダネ交渉は20年後の「ローマの休日」がソックリいただいてる。 エリーのパパは名の知れたパイロットよりホネのある貧乏記者がお眼鏡にかなったよう。 エリーの結婚式の後は2人が画面に登場しないのも粋な演出に見えるんだけど、すでにスターで短期間しか参加しなかったコルベールの都合ってことはないよね? 重要視していなかった作品でオスカーをもらった彼女は壇上でキャプラに謝辞をのべ、彼女もエリーのように改心したってこと。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-09 07:00:01)
22.  新しい人生のはじめかた
ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンのラスト?ラブ。 秋のロンドンが舞台のアメリカ映画、監督・脚本はイギリス。 一度共演ずみでエマの方から声をかけたそうで息もあっているよう、目を見はるような才気走ったところはなくても丁寧な作りは好み。 ハーヴェイ(脂の抜け具合がよろし~意外とコートが似合う)とケイト(少し太っちゃったね!)の半分アキラメの人生。 元気のない2人が出会った効用は大きくて、ハーヴェイの娘の披露宴スピーチでは継父(ジェームズ・ブローリン)にも花を持たせる心ばせが場をなごませ、ピアノのシーンもしっとりと。 エマの方が背が高い・・・と思っていたら、ラストシーンのためだったんだ。 助演女優もキャシー・ベイカー(米)、ブロナー・ギャラガー(英)と好きな人たち。 デーム演じる被害妄想ママも進展があってお守役を卒業できそうな気配。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-02 07:00:00)(良:2票)
23.  アナザー・カントリー 《ネタバレ》 
パブリックスクールの青春。ブラナーやデイ=ルイスも出演した舞台劇の映画化。 モデルであるイートン校での撮影がかなわずオックスフォードでロケされたのは、名門にマイナスイメージは不要というところか。 派閥に分かれるスクールの生活は英国上層社会の縮図のようだが、自由気儘な策士ガイ(ルパート・エヴェレット)は学内の権力闘争の中で危険分子と見なされるも行動を改めようとはしない豪胆さ、同室のガイに言い寄られてもなびかないクールな共産主義者ジャド(コリン・ファース)の思想は違っても友人として彼を見守る立ち位置が好ましい。 ハーコート(ケイリー・エルウィズ)への思慕を隠そうともしない無防備さゆえに、自身のものと疑わなかったエリートコースから永久に外れたガイが選んだ道は。 老ガイ(メイクアップの出来がよくない)の回想として語られる日々、モデルがある2人を結んで織った物語は英国の裏の歴史でもある。 デカダンなエヴェレットはブルジョワ学生に嵌り、早い時期から老成していたファースは今と変わらぬ声を聞かせる。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-18 07:00:01)
24.  アリゾナ・ドリーム
初めて見たクストリッツァの映画。(当時は変わったアメリカ映画と思っていたけど、アメリカ映画じゃなかったよ…) 画面の中をおさかなが優雅に泳ぐ映画は「ランブルフィッシュ」以来か。 「シザーハンズ」の次のジョニーはまだ若いのにフェイ・ダナウェイと互角に渡りあい、ダナウェイは風変わりな熟女エレインになりきって喜びも悲しみも生き生きと演じていた。 その間にアコーディオンを弾き鳴らす個性派リリ・テイラーのグレイスがいて不思議な三角関係に。 ただ変わってるだけじゃなく、グレイスがビヨ~ンとなったり鶏アクセルなんて面白いでしょ? 小ぜりあい多い愛憎の日々の中で、エレインが念願の小型飛行機を飛ばすシーンがゴタゴタを吹きとばす爽快感。 ヴィンセント・ギャロの米国映画モノマネは長くてなんか痛かったけど、「チキ・チキ」のオルゴール人形もいたりする。 最後は意外な展開。 「パブリック・エネミーズ」で久々にジョニーと共演したリリは、大スターになっ(てしまっ)た彼に歳月の流れの早さも感じたのではないかしらん。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-24 00:00:01)
25.  アイス・キャッスル
フィギュアスケート映画の草分け的な存在。 少女マンガチックな○○のスケーターの青春、タイトルも「氷の城」。 時代を反映してジャンプはダブルまでだけれど、マーヴィン・ハムリッシュのテーマ曲「この愛に生きる」にのって、清楚なブルーのコスチュームで滑りきるレクシーは美しい。 一度は奈落におちた彼女を支える人々にスケリットやベンソン、デューハースト(「赤毛のアン」のマリラ)といい役者がそろい、ラストも心にくい演出。 実績あるスケーターでもあったプラチナブロンドのリン=ホリー・ジョンソンは、これで注目されて「007/ユア・アイズ・オンリー」のボンドガールに。 2010年リメイク。
[地上波(吹替)] 7点(2011-01-01 00:00:01)
26.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
映画通がほめるのは脚本が練られていてきっちりと構築されているからだと思いますが、テクニカルな映画はあんまり得意じゃない。計算された世界は息がつまりそうで、情感が少ないからラストも唐突で取ってつけたような感じを受けます。下世話な材料を品よく料理しようとしてるのも、なんかね。それでもいいと感じるのは、ジャック・レモンの純朴な男の哀感と彼の元に急ぐシャーリー・マクレーンの表情。「よかったね」と思える。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-08 06:50:03)
27.  アバター(2009)
ストーリーは論外なので、かめろん先生ご自慢の3D映像だけ堪能するつもりでシアターへ。3Dは視覚に今までにない体験をさせてくれます。でもデザインワークが好みでなく、土着的民族ナヴィの風習や生活には興味薄で途中でアキてしまって。(お定まりの戦闘の前に)ネイティリも個性が感じられず「絆」の名で動物を私物化してるのも傲慢な感じがしましたね。CGは無機的なものには有効ですが有機的なもの(特に動体)を掌握するにはまだ。パンドラのシーンは実写とは差がありすぎてバーチャルにしか見えませんから、完全な3Dアニメ作品にした方がまだ抵抗なく見られたかも。3Dが見られるような都市部に住む、自然に接する機会の少ない人を楽しませるための人工的な自然環境にはなると思いますが。かめろん先生は基本的な部分はいつまでも洗練されなくて、情熱的で才能あるクラフトマンでもアーティストではないんだな。(ホントは軍隊や戦争大好きなんでしょ?)「タイタニック」やこれのようなご大層な作品だとボロがでてしまう気がします。ご本人はきっと「全世界がまたオレにひれ伏した!」とご満悦なんでしょうけど。今後はムービーは3D、シネマは2Dと二分化していきそう。(3Dに加点してるので2Dだと6点)
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-01 07:00:26)
28.  アンネの日記(1959)
映画としては成立しているが、ヴィジュアルもふくめてオリジンからは距離があるといわねばならない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-17 00:29:49)
29.  ある日どこかで
ロマンティックで切ないタイムスリップ・ラブストーリー。クリストファー・リーブの「スーパーマン」以外でのもっともいい作品だろう。ジェーン・シーモアも一番美しいかもしれない。どこか物足りない気がするのは、メビウスの輪のように物語の始まりが謎につつまれたままなのと雰囲気が上品でおっとりしているからだと思う。冒頭に現れる老婦人の、パンフレットにしるされたリチャードの名前にふれる手があとから重みをもつ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-11 00:30:38)(良:1票)
30.  アメリ
ジュネの映画が大ヒットするなんて誰も予想しなかったこと。女の子に受けるキラキラ要素とマニア受けのコテコテ要素が混在するモンド・ビザール。自分で作りあげた夢の世界の住人アメリ(オドレイ・トトゥのなりきりぶりはすごいが少々苦手な子…)のちいさな冒険。停滞気味のシネマフレンチの壁を破ってスコーンと抜けた感じはよいが、「デリカテッセン」「エイリアン4」「ロング・エンゲージメント」も含めた5本の中で、自分にとってのメダイユ・ド・オーが「ロスト・チルドレン」であることに変わりない。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-07 00:04:47)
31.  アイアンマン 《ネタバレ》 
メカニカル・アーマー型のアメコミヒーロー映画は意外にもこれまでになく、演技派でいるのに飽きたダウニーJr.と、少しくたびれた感じがいいグウィネスのコンビが魅力。 モンテ・クリスト伯(岩窟での鍛錬+相方の死)、007(女好き+秘書とのつかず離れずの関係)、ロボコップ(装着メカ+機械を埋め込まれた人間の悲哀)と多面的にポイントをそなえ、近年のヒーローとちがいテーマを入れつつエンタメであることを踏まえ深刻ぶってないのもよい。 トニー社長の(自分があげたことになってる)ブルーのイブニングを着たペッパー・ポッツを見ての「オッ」みたいな顔もキュート。 頭剃ってるジェフ・ブリッジス(オバディア)は、大きな見せ場が2つとも削られて不満だと思いますが。(特にラスト)
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-25 00:01:40)
32.  アメリカン・グラフィティ
長年シカゴ・トリビューンのコラムニストだったボブ・グリーンも著作「17歳」で追想した60年代前半のアメリカ。サンフランシスコとコロンバスという違いはあれ、当時の米国田舎町での高校生の夜はどこでもこのようなものだったのだろうと思わせる。時代の変革が押しよせる前の、アメリカが穏やかで幸福だった時間をそれとも知らず生きる若者たち。これで万事休すかと思われた時、キャロルが立ち去る前にとった行動はあたたかい気持ちにさせてくれた。
[地上波(吹替)] 7点(2009-05-28 03:39:03)
33.  愛人/ラマン
ジェイン・マーチは少女マルグリットからは遠く思われるのだけれど、あからさまな濡場も感心はせぬのだけれど、ショロンとサデックのあの情景、連れ込み部屋の外の雑踏は眼と耳から20年代のインドシナへ心を運ぶ。出会いの日少女を威圧するように大きかった黒塗りのリムジン、男の権力と財の象徴であったそれは、別れの日のサイゴンの埠頭では潰れた甲虫のような打ち拉がれた姿を小さく日に晒して、彼女が海上で流した涙よりもさらに哀しく。
[映画館(字幕)] 7点(2009-05-24 05:27:33)
34.  アルゴ探険隊の大冒険
XTCも好きだったイアソンとアルゴ号。どこかコミカルなスケルトン軍団はあまりにも有名だけれども、最大のスターはやはり青銅の魔人テイロス。造形や動きもさることながら軋るイヤな金属音が恐怖感を大きく増幅し、潜在的な巨大な存在に対する畏れの気持ちを呼び覚ますほどに怖く、この残響音に比べれば彼の断末魔の叫びなど牛の鳴き声程度にしか聞こえない。最早作られることのないダイナメーションのマスターピース。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-19 16:54:39)
35.  嵐が丘(1992)
初見は「嵐が丘」らしくないと思えた。 薄く寂寥感が強いのは坂本龍一のムーアを吹き渡る風のような美しい曲のせいでもあるけれど、それが品ともなっていて原作のグロテスクなまでに濃厚な愛憎劇とはちがい、このあまり重たくないコズミンスキー版が好きな人もいると思う。 このヒースクリフ(レイフ・ファインズ)はイザベラ(ソフィー・ワード)を甘言でつったりはせず、財産狙いのならず者であることを隠そうともしないのに、イザベラは彼に屈してしまうのが面白い。 ジュリエット・ビノシュは火のようなキャシーと水のような娘キャサリンを演じわけ、ジェレミー・ノーサムは「エマ」のナイトリーとは対照的なヒンドリー。 3組のカップルから3人の子供が生まれ、その結びつきも通常の感覚とは異なるもの。 舞台はヒース生い茂る荒野(ムーア)だが、あえて石灰岩を敷きつめたような野にキャシーとヒースクリフを置いた画が、すでにこの世のものではないかのような幻想美。 シンニード・オコナーが作者エミリー・ブロンテに扮し、物語の外苑を歩む。
[映画館(字幕)] 7点(2006-01-26 20:44:57)
36.  アイス・エイジ
アイスエイジ=氷河期。PXやDWのような派手さはないけれども、心をこめて作られた温かさが伝わるブルースカイ・スタジオ作品。白い雪や氷の表現もそれ自体が美しいのに加え、素朴なキャラクターデザインを際立たせ、毛皮の奥の体温を感じさせるのにも一役買っている。ゆったりと進む物語はCGアニメというより動く絵本を見ているようだ。騒がしいシドやスクラットとは対照的に静かなマニーやディエゴの内なる葛藤もしっかりと描かれている。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-18 09:19:32)
37.  あなたが寝てる間に・・・
このシンデレラの王子様は二人。冬物語ゆえ人の温かさが身に滲み、素朴な手触りはヒロインが身を包む父の形見のコートにも似て、心和ませる。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-11 07:42:12)
38.  アバ/ザ・ムービー
「レッド・ツェッペリン/狂熱のライヴ」リバイバル時に併映となり、ZEPを2度見るために鑑賞を余儀なくされた本作であるが、予想外の拾い物でキラ星のごとくの名曲パフォーマンスに圧倒。一人のジャーナリストが独占インタビューを求めてメンバーを追うストーリーや音楽紙編集長の「・・・world WIDE!」の掛け声と共に画面比率を変えるアイディアもなかなか。傑出した作曲能力・歌唱力を持つ彼らは90年代を席巻したスウェディッシュ・ポップの先鞭でもあり、スクリーンでただ一度目にしたステージは実際のコンサートに近い感慨をもって鮮烈な印象を残す。アバはこの後ZEPの第9作録音時にポーラースタジオを貸与することとなり、あながち無関係でもなかった?ラッセ・ハルストレム作品というのも驚き。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-03 08:13:45)(良:1票)
39.  あの頃ペニー・レインと
キャメロン・クロウの記事が掲載されたROLLING STONEも持ってるし、邦題とポスターは素敵。けれど満たされることはなかった。漂うニンフ、ペニー・レインは70年代グルーピー像としてはあまりに淡くはかなく、意図的な上澄み映画であったとしても物足りなさが残るオブラートでくるまれたファンタジー。未知の世界に飛び込む少年の高揚感と、実際にZEPが逗留したハイアット・ホテル(現在のコンチネンタル・ハイアット、撮影用に当時のロビーを再現)が見られたのが収穫で、名曲の数々もいくらか空虚に響く。ノスタルジックな邦題はクロウも気に入ってるそうだけど「あのころはフリードリヒがいた」がベースかなぁ?
[映画館(字幕)] 7点(2005-11-11 19:47:57)
40.  アメイジング・スパイダーマン
5年しか空いてないのはライミに続投させるつもりだったからですが、別シリーズになったのでそれだと近すぎる感は否めず、ライミ版がエルフマンの音楽もふくめて個性的だったので、ややおとなしい印象を受ける「アメイジング」。 「500日のサマー」の監督なので、ピーターとグウェン(スーパーマンにロイスとラナがいるように、スパイダーマンにもMJとグウェンがいます)のボーイ・ミーツ・ガールっぽいところも。 半分英国人のアンドリュー・ガーフィールドは繊細さがあるけれど、トビー・マグワイアのような強烈な個性がないのでちょっと弱い感じ。 グウェンのエマ・ストーンは元のブロンド+前髪+ブルーアイで「ゾンビランド」より可愛いヒロイン、彼女の方がピーターより目立ってしまっているかもしれません。(彼女のパパが警察官なので面倒なコトになっていて、ピーターが部屋にいるため「今日はアノ日なの」といってパパを追いはらうグウェンがなかなか☆) メイおばさんがサリー・フィールド、ベンおじさんがマーティン・シーンと豪華なキャストですが、メイおばさんは旧作のローズマリー・ハリスの品のいい老婦人という感じが好きかも。 マーティン・シーンは「星の旅人たち」よりオジイサンぽいヘアメイク、ピーターの愛情表現にはにかむ笑顔がよかったのに退場が早いったら。 ライミ版でもスパイダーマンのVFXは十分アメイジングだったので、クレーンを使用するなどして見せ方を工夫しているよう。(クレーンの作業員が「ヒッチャー」(85)のC・トーマス・ハウエルなのにびっくり!) コナーズ博士の右腕が崩壊するシーンは胸が痛みました、彼にとっては積年の夢だったのですから。 ヒロインから離れようとするのは旧作1作目に似ていますが、あれよりも明るさがあるラスト。 旧作同様、原作者スタン・リーが音楽教師として姿を見せていました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-07 07:00:00)
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