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コメント数 594
性別 男性

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1.  悪魔のような女(1955)
近年シャロン・ストーン主演でリメイクされましたが、このオリジナルはあんな作品とは比べ物にならないほど素晴らしいです。原作はピエール・ボワローとトーマス・ナルスジャックのミステリー小説で、あのヒッチコックまでもがこの本の映画化権を欲しがっていたというのは有名な話です。監督は「恐怖の報酬」のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー。一応ジャンルはサスペンスですが内容はホラー並みに怖く、ラストのどんでん返しには背筋が凍りつきました。「サイコ」と並ぶスリラー映画の最高峰なので、観ていない方は是非ともレンタルして観てみて下さい。
9点(2003-10-15 13:16:41)
2.  赤い風船 《ネタバレ》 
嗚呼、何て素敵な映画なんでしょう!終始無言で時間も短いのに、何故にこうも観る者の胸を打つのか。もう最初にあの大きくて色鮮やかな風船を見た時から、完全にやられてしまいました。まるで子犬のように少年の周りをウロウロと浮遊する赤い風船。道行く人々の傘の中に入れてもらったり、絶妙のタイミングで学校の先生に捕まらなかったりと。街の風景がちょっと薄暗いせいか、より一層風船の美しさが鮮烈な印象を残します。そしてラスト、パリの空いっぱいに溢れ出す大量の風船は壮観でありながら感動的。「星になった少年」ならぬ「風船になった少年」として物語は幕を閉じるのでした、メデタシメデタシ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-02 15:37:27)
3.  あらくれ(1957) 《ネタバレ》 
う~ん、あらくれていますねぇ…。徹底的に虐げられ続ける高峰秀子、美しくも逞しい。女の生き様というか、しぶとさをまざまざと見せ付けられて圧倒されてしまいました。ラストは土砂降りの雨にも関わらず、何故にこうも晴々としているか。スカーレット・オハラ顔負けの性格に、自分が男であることが情けなくも思えてきます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-10 18:38:08)(良:1票)
4.  赤い風車 《ネタバレ》 
トゥールーズ・ロートレック、哀愁の男。2001年の「ムーラン・ルージュ」で華やかなムーラン・ルージュの豪華絢爛さを売りにしていたのとは違い、こちらはパリの影の部分、暗黒と退廃の面を描いていますね。それでもダイナミックなカンカンの舞踏、目まぐるしく展開される色彩表現には圧倒されます。はっきり言って何故ロートレックが一番目の女にあそこまで拘ったのかはよく分からないけど、文字通り人生の階段を転げ落ちた彼の姿には悲哀の念を感じます。ラストの幻想シーンはフェリーニをも思わせる美しさでした。
8点(2005-03-13 10:14:34)
5.  アスファルト・ジャングル 《ネタバレ》 
同じ強奪物のフィルムノワールではキューブリックの「現金に体を張れ」を思い出すけど、こちらは人間の心理描写にまで踏み込んでいて奥が深いと思いました。メンバーは必要最低限の人数、普通警報が鳴ったらそこで終わりだがこの映画の男たちは何事もなかったかのように着々と計画を進めていく。どこかの余分に11人も集めてくる誰かさんとは大違いです。犯人たちに子供がいたり実は破産していたりと訳有りなところも感情移入できるし、綿密に練られた計画がほんの些細な出来事で崩壊していく様も非常にリアルで説得力がある。それにしてもチームの頭脳的存在"ドック"を演じるサム・ジャッフェは渋いですねぇ、もし自分が犯罪計画に参加するならあんなリーダーの下で働きたいですな。
8点(2005-02-15 11:57:38)
6.  或る殺人
レイプ事件を扱った映画というと性質上どうしても重くなりがちですが、これは独自のユーモアを織り交ぜつつオープニングから軽快なデューク・エリントンの音楽が流れてくるという、非常に小気味の良いものでした。主演はアメリカの良心こと弁護士ジェームズ・スチュワート、もうこの人が味方に付いていてくれるというだけで百人力です。しかし相手もそう一筋縄ではいかない、検事ジョージ・C・スコット。とにかく全篇のほとんどが法廷バトルなので、観ているこちらも手に汗握られっぱなし!その見応えたるや相当なもので、小さな字幕を追うのにこっちの目が疲れてしまいました(汗)。ラストまでニヤリとさせられる法廷ドラマの佳作です。
8点(2004-09-27 18:49:47)
7.  暗黒の恐怖
TVシリーズ「24」の原型的な作品。伝染病の感染を防ぐ為に、菌の保有者である殺人犯を追う二人の政府役人の姿を描いた犯罪サスペンス。衛生局の調査官と警察の刑事が互いに反目しながらも、一つの目的の為に協力し合い友情を育んでいくというバディ・ムービーの古典でもあり、また名匠エリア・カザンのキレの良い演出と、鋭いフィルムノワール調のモノクロ撮影が絶妙な効果を上げています。確かに今の時代から観れば多少物足りないかもしれませんが、後に多くの模倣を生んだことを考えればその元祖というだけでも評価に値するのではないでしょうか。それにしてもこの作品、原題も邦題も何だかB級っぽいんだよなぁ…。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-03 17:43:26)
8.  愛と殺意 《ネタバレ》 
ミケランジェロ・アントニオーニ監督の長編デビュー作だそうです。この映画は彼の後期の作品と比べて比較的スマートで観易く、近いところでは同国のフェデリコ・フェリーニ監督の『崖』や『青春群像』などの初期作品群を思い起こさせます。前半は「ある女の過去を探る探偵、そこに秘められた一つの死」という感じで如何にも犯罪ミステリーの匂いを漂わせかなり期待させたのですが、後半以降は結局いつものアントニオーニ節でした。というか監督第一作目にして既に独自のスタイルを確立させていたというのが凄い!後半、主人公二人が突如女の夫の殺害計画を思い付くところなんてほとんど説得力無しなんですけど、それでもあのアントニオーニお得意の「FINE」の唐突さで何もかもが水に流されてしまった感じです。そんな訳でこのレビューもここで、FINE
[地上波(字幕)] 7点(2005-10-19 18:07:40)(良:1票)
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