1. アンブレイカブル
サービス精神旺盛のシャマランは゛逆゛の構図にありったけの思いを込め多用。 見上げた息子に変わったところはないかい? コミック本は本当にコミック本なのかい? これはシャマランは自身の視点に対して、観客はどう反応を示すかという実験であり、挑戦であり、挑発ですね。 観念としてデキているヒーロー像の視点を変えたことは、シャマランの技量の高さが改めて判るというもの。だけど、「シックス・センス」は明らかな非現実世界であったからいいけど、これは現実世界として運ぶだけにむずかしかったと思う。 7点(2004-12-27 04:33:56) |
2. アザーズ
血が流れないで、精神的に追いつめられる恐怖があるというのは見事。オチのハマリ心地も悪くない。 6点(2004-09-29 21:15:11) |
3. アイ,ロボット
映像技術の進歩は人間型ロボットをより人間に近づけた。サニーを観てると、”人間とロボットの関係”というものが、妙に現実性のある話に思えてきた。アクションも見ごたえ十分で、単純に楽しめる作品。 8点(2004-09-29 03:48:01) |
4. 赤と黒(1993)<TVM>
ユアンが出ている。単にそれだけのことで見ることにした。見る前から判っていたことだけど、こういう作品は超苦手で全く合わない。それだけのこと。もちろん原作も知らん。もうとにかく、ユアンの尻と女優の脱ぎっぷりに拍手。 3点(2004-09-16 02:29:08) |
5. アンダー・サスピション
対照的なキャラを演技力の確かなジーン・ハックマンとモーガン・フリーマンが織り成す。脚本はいいが、出来は緊迫感のない非常に退屈なものになっている。人は誰しも、秘密というか「癖」があるはず。それが敵視されると・・・。この映画は冤罪を扱った中で最もリアリティーがあるのではないだろうか。 3点(2004-08-26 21:28:12) |
6. APPLESEED アップルシード
CG作品において、リアルな人間に近付けた時に、はたして「感情移入」できるか。その点において、今作は、まずまずといったところ。 [映画館(字幕)] 7点(2004-04-23 02:49:11) |
7. アメリ
《ネタバレ》 CGの使い方に好感が持て、終始、センスの良さを感じる作品でした。ユーモア満載でしたが、中でも、冒頭のサッカー中継を中断させるシーンがお気に入り。この復讐された隣人のおっさん、演技がうまくて笑えました。ただ、アメリとニノは、お互い、どこにそんなに惹かれるのかな?似たもの、変人同士とはいえ、よくわからないなー。ここで、「うんうん、わかるわかる」って思えたら、もっとよかったんだけど。私的には、部屋を明るくして観るのがお薦めですね。 7点(2004-04-01 00:56:53) |
8. アップタウン・ガールズ
阿呆なラブストーリーを絡めといてハートウォーミングはねーだろ。 3点(2004-02-25 22:20:01) |
9. I am Sam アイ・アム・サム
《ネタバレ》 裁判の判決の場面は描かれていないが、今後、サムはルーシーと、また暮らせることになったが、養育に里親の手を借りることになったんだろう。サムの友達・アニー・リタらが、それをバックアップして、ルーシーは成長していくのだろう。ラストのサッカーのシーンで、それがよく表れている。この終わり方、とっても良かった。つまり“過剰に手を掛けすぎず、社会全体でバックアップするのが大切”ということかな。 サムの障害をもっていることを受け入れ、前向きにできることに取り組む姿、他の父親とは違うことに戸惑いながらも、純粋に愛してくれる父親を思いやるルーシーの姿を観て、胸が一杯になって涙が込み上げてきた。中でも、サムが読めない単語を、ルーシーが読めないふりをするシーンが印象的。このルーシー役のダコタ・ファニング、ほんとキュートで愛らしい。演技力は計り知れないよ。里親役のローラ・ダンは、チョイ役なのに鮮やかで存在感のある演技を見せてくれました。どんなに愛情を注いでも、サムには勝てないと理解した辛さがすごく伝わってきた。検事や福祉局の人は、悪者として描かれていなくてよかった。彼らは正論を言っているし‘社会にいなくてはいけない人’だからね。だが、もし、悪者と感じていれば、この作品の評価・意義は低いものになっていた。「愛こそすべて」だとは思わないけど、それがなによりも大切なのは、間違いないと思う。子育てに悩んでいる方は、一度観て欲しいなー。ただ、リタの境遇に入り込めなかったこと、サムの視点から撮ったと思われる過剰なカメラワーク、それに、サムが売春婦と話しただけで逮捕というのが、自分にとってはマイナスです。まあ、それらを引いても傑作。この作品が偽善だなんて、全く思いません。 9点(2004-02-24 05:33:03)(良:2票) |
10. 愛と青春の旅だち
卒業式の鬼教官との場面で胸が熱くなって、涙がこみ上げてきた。ルイス・ゴセットJrの演技力は突出してますよね。ラストのお姫様抱っこのシーンはいかにも感動しそうだけど、このラブストーリーの展開に共感できないもんだから、「ふ~ん、よかったね」って感じだった。 5点(2004-02-02 15:47:13) |
11. “アイデンティティー”
“してやられた!”感がなんとも心地よい。 [映画館(字幕)] 10点(2003-11-19 22:06:26) |
12. アダムス・ファミリー2
クルスティーナ・リッチのあの不気味な笑顔が忘れられません。これを観て、女優としての彼女の将来が心配になってしまった。ゴメスが赤ちゃんの将来について心配するシーンがいいですね。1よりも笑う事はできました。 5点(2003-10-14 21:35:41) |
13. アダムス・ファミリー(1991)
ブラックコメディーは苦手です。あまり笑えませんでしたけど、ユーモアがあって観てよかったと思えました。クリスティーナ・リッチが光っていましたね。 5点(2003-10-14 21:14:42) |