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1.  アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 《ネタバレ》 
いやいやいやいや…全部トニーが悪いんじゃないか。せめて敵に操られていたという事にしてくれよ。しかもどうせみんなには反対されるからコッソリやってしまおうと画策し、ハルクまで巻き込む始末。完全に悪党のやり口である。さらに男っ気が無く高潔であったのが魅力の実質ヒロイン・ブラックウィドウさんがこのハルクに突然接近し始める。あなた達の頭の中はどうなってるんだ。僕達の夢を本作は破壊し過ぎである。 癖のある連中が仲違いしながらもいざとなったら力を合わせてSHIELD(盾)となる、といった点が魅力なのも分かる。いやいや、結構仲良くしてるじゃないか。パーティーやったりさ。かと思えばちょくちょく無駄にスティーブとトニーが衝突したりと、そこまで念入りに衝突と融和を繰り返さなくても良いのではないか。みんなが感じ悪い人に見えてしまうよ。いつまでもスティーブの「口が悪いぞ」をみんなで皮肉っぽく連呼し続けたり、それじゃエクスペンダブルズでジェット・リーに向かって低身長連呼したスタローンと変わらん。なんだろう、アメリカ人ってのはこうもあからさまに他人を揶揄するのが当たり前なのだろうか。 前作でもみんなで訳の分からない口喧嘩始めたし、でもその時は「その手に持った杖を置いてくれないか」と、敵に操られて仲違いしていたのでは?という解釈も出来たが、今回はトニー自身がそれを否定してしまっている。本当に自分の意思でアレを作り、人類にとって必要だと主張し続ける。果てにとんでもない驚異に発展してからも、その信念を変えた様には見えない。意図したものと違うヤバいのが出来上がってしまったから仕方なく始末しなきゃって乗りで皆の命を危険に晒す。素直に「俺が間違っていた。協力して欲しい」と言ってくれ早く。金で賠償出来ない物もあるぞ。 ついには人工知能ジャービスまでをも人型に作り変えようとし、「正しい心を持った」スティーブがそれを阻止しようとする。当たり前だよなあ。しかしなんか知らんけど成り行き上それを作らねば解決出来ないみたいな事になってソーまでもが協力して新生ジャービスを誕生させてしまう。いやいやそいつまで敵に回ったらどうするつもりだったのよ。スティーブが「正しい心を持った」者であるというのは、ソーのハンマー持ち上げごっこの時にひっそりと証明されている。よく見てないと分かりにくいシーンだが、誰もが持ち上げられないハンマーを、実はスティーブはちょっぴり動かしているのだ。ソーだけがそれに気付き驚くが、スティーブは持ち上げられなかったみんなを気遣ってか、自分にも無理だと言って握る手を離す。 これは伏線である。「スティーブは正しい」のだ。しかしやはり「正しい者」であるソーの決断でジャービス人型化が実現してしまうというのも皮肉な話だ。要するにトニーは正しくないのである。 本作は「力ある正義は人類にとって敵にもなり得る」という矛盾がテーマなのかも知れない。それはそれで結構だ。しかしそれによって大きな犠牲を払い、その犠牲に対する深い哀悼の意が感じられなければスッキリしない。超能力のお姉ちゃんなんか元々トニーを恨んでいた挙げ句、命にも等しい相方を失ったのだ。よくシラッと仲間になってくれたものだ。例えば続編で相方が生還し、トニーの翻意が表明され、命を救われ絆が生まれ、そこで初めて味方になる…みたいな展開なら納得出来たかも知れない。続編まだ見てないからトニーと彼女の関係がどうなるか分からんけど。 これだけ厳しく書いてしまったのは、一連のMCUシリーズを気に入っているからである。今回だけはどうしても書き記しておきたかった。酷評ばかりになってしまったが、全体的に見れば不満ばかりだった訳でもない。映像でもキャラクターでも十分に楽しめる。なので真ん中よりちょっと上の6点。
[インターネット(吹替)] 6点(2020-11-22 15:58:32)
2.  アナベル 死霊館の人形 《ネタバレ》 
死霊館でしょ?幽霊を期待してたんだけど、なんだよ悪魔って…また悪魔かよ…もうね、古いの。悪魔って時点で怖くなくなっちゃう。しかもチャッキーみたいに人形そのものが襲ってくる訳でなし、人形に悪魔が乗り移ってるだけなんでしょ?ボコボコにされる罪もない人形が可哀想だった。てかこれ宗教ビデオだよね。
[地上波(吹替)] 3点(2018-10-11 22:46:32)
3.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
…ありゃ?何となくデジャブ。塔の上のラプンツェルを見てるような…森で出会った男性の助力でとか、結局その人と恋仲にとか…真実の愛は男ではなく別の所にってのもマレフィセントで見たな。いやマレフィセントの方が後に公開されてんだけど自分は先に見てしまったもんで、新鮮味がイマイチ。つまり大した感動は得られなかったので、なぜこの作品が空前の大ヒットを記録したのか分析してみたい。結論から言うと多分に女性向け。まず、どういう訳かミュージカル形式は女性に受けるらしい。さらに「ありのままの」のくだりは抑圧された女性諸君が共感するに足るシチュエーションと歌詞で、綺麗な自分だけの城を、欠点だと思っていた能力を駆使して自由自在に築いていくという逆転の発想によるコンプレックスの解消と開放感が得られる訳よね。あの場面を徹底的にプッシュして宣伝したのは戦略として大いに頷ける。いい曲だし、歌詞も共感ポイントだし、画は綺麗だし。共感出来た人はさぞかしあのシーンは気分が良いと思う。オチに関しては、男に頼って生き残ろうとしたけど結局は真実の愛は色恋沙汰ではないよ男に依存すんなよ本当に大切なのは家族だよって所でしょうか。うん、ターゲットを明確にしたのは戦略として正しいと思う。しかし個人的にはどうしても新鮮な感動は得られなくて、いつも通りのラセターだなぁって感じ。かと言って決して悪いストーリーではないし、CGもカッコよかったから半々の5点としておきます。
[地上波(吹替)] 5点(2017-03-06 03:48:38)
4.  IAM A HERO アイアムアヒーロー
あら?やたら評価が高いから特別な何かがあるのかと思ったら、普通~のゾンビ映画でした。いや、ゾンビ物は好きなんでアクションシーンはそこそこ楽しめる訳ですが、いかんせん序盤のテンポが悪い。英雄もちょっと弱すぎてイライラ。あと色んな人が色んなとこで早く逃げろよなんで逃げないのって軽くイライラ。これだけ本格的な「日本が舞台の終末ゾンビ映画」は初めての様な気がするので嬉しいが、プラス要素とマイナス要素が相殺して本当に普通な感じ。ゾンビ好きは一度見ておいてと言えるけど、二度目を見る気になるかというと疑問。有村架純が可愛いのでちょい加点。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-02-12 20:47:48)
5.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
戦争で変わっていく旦那の変化に耐え切れない妻は嘆き責める。結構これがウザいのだが、なぜか最後の帰還を果たしてから態度が軟化する。旦那が病気である事に気付き、献身的になるのだ。回復し、今度は彼自身が苦しむ帰還兵のために献身する。ド派手なガンアクションと緊迫した狙撃戦ののち、こうしてこの映画がヒューマンドラマである事に気付かされる。イーストウッドさすがである。終盤の脱出劇でも十二分にミリタリーアクション映画として楽しめる、優れた戦争映画。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-06-01 05:40:34)(良:1票)
6.  アントマン 《ネタバレ》 
主人公は離婚し、元妻は既に再婚。親権も取られてしまい、愛娘の誕生日に出向いても元妻と新旦那に邪険にされる。これ系の映画は数あれど、この映画ほどこうした微妙な人間関係を綺麗にまとめたパターンは珍しい。主人公スコットは元妻の新しい旦那パクストンとは娘を巡って反りが合わず、さらにスコットは犯罪者、パクストンは警官という困った関係。だが二人は友人であり、娘を救ったスコットを見直したパクストンがさりげに逃亡の手助けをしてしまう。最後は娘と妻と四人で食卓を囲い、友情が健在である事も確認された。感涙ポイントである。蟻と協力し自ら蟻のように縮小化して戦うという新しいヒーローのアクションも見所だが、悪役であるはずのダレンが恩師ハンクを始末しようとして躊躇してしまう等、登場人物達の人間臭さがなかなかにしていい味を出している。アベンジャーズのファルコンがゲスト出演し、スポット参戦かと思ったらきっちり続編への含みを持たせて締めくくり期待させてくれる。終始上手い構成。全体的にコメディタッチで、胃もたれしないのも良い。マイナスポイントとしてホープの声。どうも違和感あると思ったら内田有紀らしい。話題作りに役者を声優に抜擢するパターンは成功例も多いので決して反対はしないが、これは失敗。パワフルな役なのに声へろへろ。もうちょっと修行させてから本番に臨ませようね。
[映画館(吹替)] 7点(2015-10-09 14:02:03)(良:1票)
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