1. アルカトラズからの脱出
《ネタバレ》 前半、なんて退屈な映画なんだろうと見ていたのですが、中盤から俄然緊迫感が出てくるのですね。実際の脱走計画を実行に移し始めてからの日々は、高い知能指数を誇るモリスがあの手この手で看守たちの目をあざむくものだから、最早痛快にさえ感じてしまいます。これはもう教育上良くない。「刑務所は脱走するためにある。」みたいな。でも閉じ込められたら脱走したくなっちゃうのは本能なのかもしれませんね。 ちなみに一人残ったバッツ、ベッドの中で涙しながら、逡巡していたのでしょうか。で、結局逃げることに決めたようですが、時すでに遅し。最後のチャンスを失う瞬間を見てしまうのはなんともつらいです。それにバッツには余命僅かの母親や優しい奥さんがいるわけですから、これはほんとつらかった。 緊張がピークに達したのは、「モリスを別の場所に移せ。」「では水曜日に」「遅いな。火曜の朝だ。」の所長たちの会話シーン。え?火曜の夜に脱出じゃ間に合わないじゃん!思わず、「いつ脱出するの?」「今でしょ。」ってフレーズが頭に浮かんじゃいましたが、ここはウルフのファインプレーでモリス達は脱出の予定を早めたのでした。でも本当に焦りました。 この素晴らしい映画、前半が長すぎなければ最高だと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-26 02:23:22)(良:2票) |
2. アイス・キャッスル
《ネタバレ》 予想していたより、嫉妬や葛藤が入り乱れる一筋縄ではいかないサクセスストーリーでした。その分、最後の爽快感は素晴らしいものがありましたが。 父親は娘に傍にいてほしい。 ビウラはアレクシスの才能を開花させたい。 デボラはアレクシスの才能を開花させることで、実績と名声が欲しい。 それぞれがアレクシスに求めるものが違うことで、ドラマに深みが増した気がします。 そして恋愛係のニックとブライアン。 これにスケートでの成功と挫折、そして再起をもりこんでいるものですから、そりゃあ面白い。・・・と言いたいところですが、個人的な意見で、どうも登場人物の誰にも感情移入できるほどの魅力を感じません。 フィギュアスケートにあまり興味がなかったのもイマイチ盛り上がれなかった原因かもしれません。 スケートで拍手喝采を浴びるシーンとラストはとても良かった。 無名の選手が注目される瞬間というのはたとえフィクションでも気持ちが良いものですね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-03 00:51:55) |
3. 悪魔の墓場
《ネタバレ》 ストーリーが割りとしっかりしているゾンビ映画だと思います。 これぐらいのテンポで出てくるゾンビもまた乙な感じで良いですね。 ただ道具使うのだけはやめて。 あと変な儀式もやめて。 それ以外はまぁ良いでしょう。 特に病院で出てくる頭に包帯巻いたゾンビはなかなか良いビジュアルでした。 お笑い芸人の誰かに似ている・・・ (1箇所だけつっこみ) →「こっちに来い。警官、君もだ!早くこっちに避難するんだ!」 「・・・・逃げ道がない。・・」 っておいおい! あまりホラーにつっこみはいれないほうなんですが、 そこだけはつっこみまっせ! [DVD(字幕)] 6点(2012-07-20 15:24:50) |
4. 悪魔の追跡
《ネタバレ》 途中ですぐに気付いてしまいますが、道中出会う人達が警察も含めみんなグルだという発想はとても良かったです。 はじめは逃げてばかりだけど、次第に戦う意思を見せ始めるのも好感が持てます。しかも結構善戦します。 カーチェイスや、蛇や、最初の儀式は、楽しめますが怖くはないです。緊迫感もそれほどには感じません。 むしろ、最初の町を離れてしばらく進んだところで着いたキャンプ保養地。安全なところまで来たという安心感を与えておいて、プールに入ったら、周りの人がみんな見ている。あのシチュエーションが一番怖いです。 人は見えるものより、見えないものに恐怖を感じるものですね。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-01 10:17:42) |
5. 悪魔の沼
ホラー映画なのに眠気を誘われてしまった。その時点で0点です。ですが、出てくる女優さんたちが、みんなきれいな方たちだったので1点だけ。 とりあえずホラー映画としては0点。 サスペンスとしても0点。 見所はありません。 [DVD(字幕)] 1点(2012-02-27 00:48:03) |