21. かもめ食堂
《ネタバレ》 日本映画で穏やかなイメージは前もって持っていたけど、日本映画独特の「間」が苦手な自分にとってどんな映画なのかなって思っていました。ストーリーは予想通り穏やかで、出演している女性3人と現地の人達も含めて全員がとても舞台に合っていて、自分があたかもヘルシンキの「かもめ食堂」にいるような気持ちになれました。実際、日本を離れて生活するだけでなく外国でお店を出すというのは大変な事がたくさんあるはずなのに、映画を観ている限りはそんな感じをまったく受けさせない、寝る前にゆっくり観れる、そんな映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-11-07 17:40:55) |
22. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 ジャックニコルソンの演技は本当にすごいなぁって思います、っていうなんのひねりもない言葉しか思い浮かばない自分も情けないですが・・・。物語後半にジャックニコルソンの顔をワンショットで約30秒映しつづけたシーン、ジャックニコルソンが被写体だからこそなりたつんだろうなって思います。psああいう閉ざされた世界で強者弱者があまりにもはっきりしていて、なおかつ弱者が言うことが外部の人間には絶対届かないor理解されない、こういう場所で強者に類する人達がまともじゃないと弱者の人達は救いようがない状態なんだろうなって思います。刑務所、精神病院、介護老人センター、etc、こういう所には外部から第三者が定期的に運営に問題ないか視察する必要があるのかなって思いました。 [DVD(字幕)] 8点(2009-08-16 19:53:51) |
23. 崖の上のポニョ
上映中に眠くなった時点でダメだったんだろうな・・・。CGを使わず全編手書きってのはいいけど観ているこちら側としてはCG使おうが使わまいがそんなことはあんま気にしてないんだよ。「CG使ってない割にはすごいな」って悲しいでしょ。ラピュタ世代の自分としてはしごく残念だ。でも上映中、子供の笑い声が結構聞こえたな。子供達は違う風に受け取っていたのかな。映画の内容よりも子供達の笑い声が印象に残った。子供達が楽しんでいる、って事は宮崎駿監督としては狙い通りか。やっぱ子供の笑顔はいいね。 [映画館(字幕)] 5点(2008-09-14 07:26:38) |
24. カプリコン・1
《ネタバレ》 おもしろい。数千億円、いやそれ以上の予算を投じた火星着陸が実はウソだったというだけで面白くないはずがない。更に映画の中での飛行機とヘリの追跡劇、これもすばらしい。ただ、宇宙飛行士3人にあまり魅力を感じられなかったのが残念。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-22 19:58:27) |
25. ガタカ
《ネタバレ》 「遺伝子レベルで人間の社会的地位の優劣を付ける」っていう発想だけでも観る気にさせる。実際の映画もその期待を裏切らない良作。出演者がそれぞれひきつける存在感を持っており、特にイーサンホークとジュードロウのやり取りがグッド。ジュードロウはこの映画ではかなりしぶい。最終的には「才能」ではなく「努力」によって夢をつかむ、というエンディングも良いと思う。ps.最後のお医者さんが出るシーンではこちらも思わず笑み。良作。 [DVD(字幕)] 8点(2008-06-17 08:35:13) |
26. カサブランカ
《ネタバレ》 あの名台詞「君の瞳に乾杯」はこの映画を観るまではキザなハンサムガイが女性を前に使っているイメージがあった。しかし実際のところはなんとも渋いオジサンの台詞。大きく予想が外れたが、これはこれでカッコ良かった。でも実際の英語「Here's looking at you, kid」とリックの感じからして「君の瞳に乾杯」はちょっと違うかなって個人的に思った。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-06 18:07:25) |
27. カポーティ
主演男優賞受賞ということで借りた。主人公の演じるキャラクターがもともとああいう感じなのかもしれないが、自分としては実際の生活でどこにでもいそうなキャラを完璧に演じきる、というほうが役者の実力が試されると思う。そういう意味では今回の主人公はあまりにも特殊すぎた。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-16 09:16:50) |