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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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41.  歓楽通り
は~、これがパトリス・ルコントの理想とする愛の形ですか…。こりゃ、される本人公認のストーカーみたいなもんですかね。ま、セクハラもストーキングもそれが「被害」になるのは、される方の主観でしかないですから、これも有りと言えば有り。それにしても、プチ・ルイもプチ・ルイなら(このオヤジをプチ・ルイという名前にするのも凄いセンスだ)、マリオンもマリオン。こんな関係がハッピー・エンドを迎える訳はない。また、本作でも耽美的映像美は健在でしたけど、娼婦達の語るプチ・ルイの話が、更にプチ・ルイによって語られていくというのは、映画の作りとしてどう考えてもおかしい。「橋の上の娘」に続いて、誰にしているのかも判らない「告白」の多用も安易な気がします。ということで、レティシア・カスタの頬のホクロに5点献上。
5点(2004-10-13 23:17:44)
42.  カンパニー・マン 《ネタバレ》 
ダーレン・アロノフスキー風のヒップホップ・モンタージュで演出された「トータル・リコール」。最もルーシー・リューを魅力的に撮った映画としても記憶されることでしょう。それにしても、どうして本作の設定は産業スパイなんでしょう? どうせ荒唐無稽な話なんだし、設定や背景のディティールをことさら詳しく描く訳でもないんだから、いっそ国家ぐるみの陰謀風に描いた方が物語のスケール感が増した上、逆に荒唐無稽感は減じたと思う。それなりに面白い映画だったんですけど、ヨット上の最後のオチにはガクッときてしまいました。このラストには-1点です、5点献上。
5点(2004-09-03 00:05:10)(良:1票)
43.  隠し剣 鬼の爪
当然「たそがれ清兵衛」の様な作品を期待していたのですが、それは「たそがれ清兵衛」の焼き直しを期待していた訳ではありません。なぜ山田洋次は前作とほとんど同じ題材(とストーリー)を選んだのか? まさか「男はつらいよ」シリーズばりに、この路線で延々と作り続けるつもりなのか? しかし「男はつらいよ」は、車寅次郎という稀有なキャラクターと渥美清という稀有な役者がいて初めて可能だったこと。仮に本作が「たそがれ清兵衛2」だったとしても、同じストーリーを繰り返されては困る。もちろん悪い映画ではないし、大和撫子コンプレックスの私は、松たか子演じるきえに淡い恋心さえ抱いてしまった(特にラストの台詞とはにかんだ表情には恥ずかしながら目が潤んでしまった)。それでも私は納得がいきません、5点献上。
5点(2004-08-07 00:35:25)
44.  華氏451
一昔前SF小説にハマったことがあり、レイ・ブラッドベリの小説も何冊か読んだことがあります。しかしブラッドベリの私の印象は少しファンタジーっぽ過ぎて、この原作も未読のまま今に至っております(因みにマイ・フェイバリットはジェームズ・パトリック・ホーガン)。で、本作ですが、活字離れが叫ばれて久しい現在では余りにもインパクトに欠ける内容となってしまっていたのは残念です。また、一人の人格を放棄し、一冊の本として生きる道を選ばなければならないユートピア(?)も同様に全体主義的で、決してハッピー・エンドには見えませんでした。一番驚いたのは主人公の家の居間の壁にかけられたワイド・テレビ。38年前の作品で、現在と寸分違わぬテレビには(その双方向性も含めて)先見の明を感じました、5点献上。
5点(2004-07-09 16:13:03)
45.  回路
21世紀の、そして日本ならではの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」。死者の概念が「死体」である西洋的思想と「霊魂」である東洋的思想の違いがデジタルとの融合を可能にし、死体に襲われる物理的恐怖と亡者に呪われる生理的恐怖の違いが独特な世界観を形作っています。発想自体は非常に斬新だったと思いますが、個人的にこの脚本には不満です。主人公を一人にして、その一人が追い詰められていく絶望を描くか、エピソードを五つ位に増やして、日常への死の広がりを俯瞰で描いてくれてたら、更に面白い映画になっていたと思います。そんなことで、惜しくも5点献上。
5点(2004-05-25 23:13:17)
46.  ガメラ対大悪獣ギロン
きっと、私が生まれて初めて映画館で観た映画がこれだったと思います(確か「妖怪大戦争」との二本立てでした。「妖怪~」の方が目当てではなかったようなので、こちらだけ観た記憶があります)。さすがに印象はぼやけていますけど【イマジン】さん、結構強い筈だったギャオスの首がギロンに簡単にちょん切られちゃって、「ギロン強ぇ~」と思ったことは私も憶えています。しかし切れ味鋭いギロンの造形は、現在では戦隊ヒーローものの敵脇役ぐらいしかできないであろうアヴァンギャルドなものでしたね。何点つけていいんだか分かりませんが、取りあえず5点献上。
5点(2001-12-06 22:53:54)
47.  ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
う~ん、ガメラⅠは怪獣映画の進化形、ガメラⅡは邦画の未来、しかしガメラⅢはいつもの邦画に逆戻りっていう印象でした。確かに渋谷で暴れ回るガメラはすごいけどスケール感は縮小、それに中途半端な人間(というより、思春期少女)ドラマはいらないんじゃないかなぁ(中途半端じゃなければいいんだけど…)。前田愛ちゃんはものすごーく好みだけど、映画としては5点献上。
5点(2001-08-17 19:53:42)
48.  学校の怪談2
前作と寸分違わぬ物語構成。典型的な二番煎じ型の続編です。しかも、特撮的には明らかに前作より劣ってる。一作目がヒットして続編を作ろうとする場合、物語的にはグレードダウンしたとしても、見た目はスケールアップさせるのがサービスってもんでしょう。話が変わらない上に映像がショボくなったんじゃ、何の為に本作を観る必要があるのか。毎週毎週、飽きずに同じ様なテレビ番組を見続ける子供相手の商売だったとしても、もう少し何とかして欲しい。いくら続編好きの私でも、これでは楽しみ様がありません。という訳で、味のある雰囲気を醸し出す西田尚美に、4点献上。
[地上波(邦画)] 4点(2006-09-05 00:01:33)
49.  神の左手 悪魔の右手
とても金子修介が監督したとは思えない、80年代のスプラッター映画をそのまま再現した様な、懐かしさとショボさの漂うホラー・ムービー(これが那須博之へのリスペクト?)。ケーキに釣られて殺人鬼の罠にかかるギャル・ハイカーのエピソードなんか、ほとんど馬鹿映画の領域だし、交感能力を持つ少年は「お姉ちゃん(主人公)が僕を助けてくれるんだ」と言ってたのに、最後は自分の超能力で解決してしまう等、話もかなり無理矢理です(しかも、こんな登場の仕方でお姉ちゃんは大丈夫なのか? 因みに原作は未読)。スプラッター映画らしい流血量と馬鹿馬鹿しい話で、それなりには楽しめましたが、余りにもレベルの低い特殊造形も大きなマイナス・ポイント。原口智生に全てを作り直して貰ってから出直して欲しい。また、清水萌々子ちゃんの恐怖演技も白々しくて寒い。「ローズ・イン・タイドランド」でも観てお勉強して欲しい(って、R-15だからまだ観られんか…)、4点献上。
[試写会(邦画)] 4点(2006-07-22 00:05:15)
50.  火星のわが家
これ、絶対にもっと面白い映画に出来た筈。たぶん企画の出発点では、実在したという破天荒な父親に主眼が置かれてたと思うんですけど、物語上はこの父親である必然性が全く感じられない仕上がり。そして、主役を演じる鈴木重子の低体温な雰囲気そのままに、映画自体も非常にテンションの低いまま進行していく(例によって淡々とした展開と発色の悪い映像)。これは素材とテーマをスポイルしてしまう低予算邦画の典型。また、姉が主人公に苛立ちを覚える様に、鈴木重子の棒読みと言うか、心ここにあらずみたいな喋り方が私の癇にも障る(こんなのは「個性」とは言わないぞ!)。「現実的」な人間を悪役にしてしまう安易な脚本も気に入らない。西川美和の非凡さが改めて良く解りました。そういうことで、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-07-22 00:02:31)
51.  完全なる飼育 赤い殺意
≪完全なる飼育完全制覇・その5/獲物=伊東美華≫ すっかり「完全なる飼育」じゃなくなってる。物語のモチーフも「女子高生誘拐飼育事件」から「新潟少女監禁事件」へと移行。序盤はどーしょーもないほど陳腐なサスペンス・ドラマとして進み、大沢樹生が余りにも説明的な台詞をベラベラ喋る為、かなりの不安が過ぎりましたが、佐野史郎が登場してからは緊迫感溢れる変態映画へと変貌。クライマックスも結構衝撃的です。しかし、話のモチーフがモチーフなだけに、素直にエロを楽しむことも出来ません。また、伊東美華は確かに熱演でしたけど(演技力は歴代ヒロインNo.1かも)、明らかに詰め物のしてあるバストが、「10年間監禁されていた少女」という雰囲気には相応しくありませんでした。そういったことで、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-04-25 00:05:28)
52.  カーサ・エスペランサ ~赤ちゃんたちの家~
社会が破綻寸前の国に、精神の破綻している女達が養子を貰いにくる話。てか、「話」はほとんど無いに等しく、【野はら】さんのお書きの通り、登場するアメリカ女達も含めた「世界」の病巣を淡々とスケッチしていくだけ。汚職とコネが蔓延る拝金主義の傍らで、途上国では生みっぱなしにされた子供達が里子に出され、孤児院に入れられ、ストリート・チルドレンになる。先進国からやって来た女達は女達で、何不自由なく暮らしながらも、子供が持てない負い目からか神経症。一見、傷ついた女達の癒し系ドラマといった装丁ながら、実は病んだ世界を冷徹に追った非常にブラックな作品だと思います。ただ如何せん、はっきり言って全く面白くありません。何ゆえ、これだけのハリウッド女優を取り揃えたんでしょうか? 4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-03-03 00:02:39)
53.  かげろう(2003)
良くも悪くも非常にフランス映画的仕上がりの、現実逃避的な少年と大人の女のラヴ・ストーリー。同監督の「溺れゆく女」に近い雰囲気でした。一応、大戦時が舞台になってますけど、この映画に於ける「戦争」は登場人物達を1ヶ所に閉じ込めておく為の方便で、生きるのに必要な日常の雑事を一切廃して各キャラクターの立ち位置だけを純化する、一種のファンタジー空間です。戦争の終わる時が現実に帰る時。ファンタジー世界の住人であるナイーブな少年は、当然現実世界で生き抜く強さなど持ち合わせてはいない。そして私には、エマニュエル・ベアールの心情なり変化なりが全く解りませんでした。「溺れゆく女」よりは良かったですけど、私の様な人種にとっては退屈な作品であることに変わりありません、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-26 00:05:09)
54.  悲しみよさようなら
自分は有名女性スターの隠し子で、いつか母親が迎えに来てくれるという「ありえねー」妄想を抱いて現実逃避を続ける女の子を描いた青春映画(ウィノナ・ライダーが、常に膨れっ面で不満を垂れてる根暗なキャラクターを確立した作品か?)。とにかく、この主人公は他力本願の極致。自分は世界で一番不幸だと思い込み、やることと言えば「夢見て」「待つ」の二つだけ。幼い子供ならまだしも、いくら思春期と言えど15歳でこれじゃ、人間として植物状態と同じです。田舎町に住む思春期少女特有の閉塞感を描くにしても、もう少しマトモな女の子を描いて欲しいもんです、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-23 00:06:59)
55.  鏡の女たち
緊張感を高める調子外れのピアノ曲(現代音楽って奴?)。全員が眉間に皺を寄せてる様な重苦しい表情。まるで朗読劇の様な台詞。これらは全てニ昔前のモダンです。吉田喜重は「女の業」から「被爆者の悲劇」を浮かび上がらせるつもりだったんでしょうが(「砂の器」を目指したのかな)、演出手法同様のその古臭いテーマを、どちらも描き切れずに終わってしまった感じ(「反核理念」や、この先まで続く「被爆者の悲劇」自体が古臭いと言っているのではないので、誤解無きよう)。岡田茉莉子じゃなくて一色紗英を主人公に据えた方が、この物語は面白くなったと思う。また、全く印象は違いますが、この狙いは同時期の「精霊流し」に近いものがありますけど、反核を声高に叫ばなかった分「精霊流し」の方がマシでした、4点献上。
4点(2004-12-18 02:45:18)
56.  完全なる飼育 愛の40日
≪完全なる飼育完全制覇・その2/獲物=深海りえ≫ 最初っから全く初々しくない深海りえの「パパになってください」に続いて出てくる台詞が「UFOを探してたんです」って…、この不条理感爆発のオープニングに前作から引き続き唖然。そして前半をほとんどすっ飛ばしていた前作に対し、こちらは前半を比較的リアルに描いていく。しかし後半は前作の方が原作に忠実。女子高生側の視点で物語を進めるのも良いですけど、深海嬢の棒読みによるナレーションが入る度に苦笑してしまう。場所が判れば是非行ってみたい、治外法権的性行為空間と化している公園にも爆笑してしまった。それにしても「続編」ではなく、際限なく「リメイク」され続けていくシリーズってのも凄い。これは「富江」シリーズ並の増殖力ですネ、4点献上。
4点(2004-11-12 00:52:39)
57.  完全なる飼育
≪完全なる飼育完全制覇・その1/獲物=小島聖≫ とても処女には見えない小島聖の「アタシを誘拐したのね」に続いて出てくる台詞が「アタシをレイプしたいのね」って…、この論理の飛躍に、開始5分も経たない内から呆然。誘拐の翌日から小島聖が逃走を放棄し、おまけに主従関係が逆転してしまうという、人間心理を無視したスピード感あり過ぎの展開にも唖然。その代わり、後半は思い切り失速してしまう。完全に一刻館を意識した奇天烈な住人達を描く前に、もっとすることがあった筈。ルポルタージュではなく、変態小説といった趣の松田美智子の原作にも原因があるのかもしれませんが、それにしても、いくら大御所・新藤兼人が脚本を書いてるからって、誰か注意してあげる人はいなかったんでしょうか、4点献上。
4点(2004-10-17 20:36:34)
58.  カルマ
あんまりアジアン・ホラーって観てないんですけど、「呪怨」の咽喉の奥を鳴らした様な音といい、本作の木の軋む音といい、そして幽霊の関節の外れた様な(てか、外れた関節を嵌める様な?)動きといい、どれもこれも新鮮味がありませんね。とにかく貞子が(文字通り)世界に与えたインパクトには相当なモノがあったということだけは判りました。本作も幻覚と現実をもっと突き詰めて描けば面白かったと思いますけど、【FSS】さんご指摘の通り、そこに何の工夫もありませんでした。それにしても、本作がレスリー・チャンの遺作だったんですね。改めてご冥福をお祈り致します、4点献上。
4点(2004-08-19 19:41:21)(良:1票)
59.  カーマ・スートラ/愛の教科書
監督がミーラー・ナイールということなので、本作も純粋なインド映画ではありません。そして、スタイルが西洋的なのはいつも通り(と言っても、他には「モンスーン・ウェディング」しか観てませんが…)だとして、本作は何と完全英語劇になってます。また、カーマ・スートラによって成り上がったり身を持ち崩したりといったことがテーマではなく、ストーリーはもの凄くありふれた時代物のメロドラマ。そこにインド風の装飾を施し、「カーマ・スートラ」という、人(主に男)が興味をそそりそうなタイトルを付けただけの代物でした。とにかく人間の描き方が弱過ぎて全く面白くありません、4点献上。
4点(2004-06-17 23:04:29)
60.  風花(2000)
感想としては一言、やけにスケールの小さな映画だなぁ。物語の広がりや登場人物の深さがまるで感じられない。もちろん予算も潤沢じゃないので、背景を映像でしっかり描き込むこともできない。だから小人物の細事を静止画のような長回しでダラダラ見せられるだけの、もの凄く小さな印象を受けました。それに、多々ある回想シーンも飛び過ぎて解りづらいし、小泉今日子の暗黒舞踏シーン(?)は意味不明(ホラー映画みたいでしたけど、死出の旅へ発つシーンだからこれで正しいのか…も)。相米慎二監督のご冥福を祈りつつも、4点献上。
4点(2003-01-01 15:58:09)
040.17%
1351.46%
2793.30%
326911.24%
438015.87%
553122.18%
664126.78%
733814.12%
8823.43%
9241.00%
10110.46%

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