1. カリートの道
《ネタバレ》 いわゆる生き方に関する作品。かなり渋い作りになっているのだがいくつかツッコむとすれば、『エスカレーターに寝そべって敵をやりすごそうとしているパチーノは大の大人が鬼ごっこの鬼から逃げてるみたいで石川梨華に「ばかっぽくてさ~」と言われちゃいそうであり、敵のおデブちゃんも明らかにドーナツの食い過ぎであろう事が明白でクライマックス近辺にもかかわらず作品とは全く無関係なエルビスプレスリーをふと思い起こさせる程の体格であり、ボスのリーゼントも撃たれた後エスカレーターの手すりと手すりの間をまるで裏返しにされた亀のような間抜けな格好でスルスルと滑り落ちていく様を見て同じやられるにしてもうつ伏せなだけ曙太郎の方がマシだなと思わせ、最後にはパチーノ自身も予想どうり関西のすうどん並にあっさりとアイツに殺されてしまって』期待しまくってた俺のこの作品に対する心象をどんどん悪くさせていったので5点しかあげない。残りの5点はお笑い芸人界の片隅でひっそりと手淫の道を歩きつづけるブルーリボン新人賞受賞者で先日空き巣に入られてしまった岡村隆史さん(33)に捧げる。 4点(2004-04-10 06:46:46) |