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Balrogさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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1.  気狂いピエロ
フランス語とランボーが分かればあと100倍楽しめるんだろうけど、十分感動的。ゴダールは好き勝手やりすぎ。だがそれが良い。
[DVD(字幕)] 10点(2010-06-28 22:41:11)
2.  ギルバート・グレイプ
最初に好きになった思い出の作品です。ディカプリオの神懸かり的な演技とジョニーデップの抑えた渋い演技が最高です。ジュリエット・ルイスも魅力的で、ストーリーは地味だけど味がある、お気に入りの映画です。
[DVD(字幕)] 10点(2008-11-16 01:02:25)
3.  きっと、うまくいく
かなり面白い。笑いあり涙あり音楽あり歌ありダンスあり、謎あり、どんでん返しあり、とインド映画の特徴をきっちり踏襲しながらそのそれぞれにおいて最高といってよいレベル。キャラクターも素晴らしく、言葉遣いに難がある部分もあったが、会話も気が利いており、インド映画ではなくあらゆる映画の中で近年出色の出来。
[映画館(字幕)] 9点(2013-06-28 21:22:52)
4.  嫌われ松子の一生
傑作。これがゼロ年代の鬼才。このストーリーでここまでのポップさとフラッシュバックのようにシーンを繰り返すなどの手法の斬新さ、そして映画らしさを失わない映像感覚、天才だと思う。一人の女性の一代記というある意味単純なストーリーだが、絶妙に時間軸をクロスさせ、最後まであきさせない。脚本のうまさが光る。時間軸だけではなく、伏線がしっかり張ってあるところも見所。中谷美紀の熱演は勿論最高だった。ただ最後の太った松子だが、中谷美紀の顔は太っていないのでどうしても違和感が残った。エンターテイメントに徹しているかと思えばラストのグライダー滑空のようなカメラワーク(どうやって撮ったのだろう)で川や土手を映し、家、階段まで持っていくあの美しさ、芸術性も見逃してはいけない。
[DVD(邦画)] 9点(2011-05-10 01:18:06)
5.  キャビン・フィーバー(2002)
とてつもなく好き。
[DVD(字幕)] 9点(2011-05-04 16:22:58)(笑:1票)
6.  キサラギ
ここ最近で一番面白かったです。12人の~を彷彿とさせる状況。こういうシチュエーションが大好きなんですが、伏線はまぁ甘いですがそんなことが気にならないくらい良く出来ています。 5人の熱演によるところが大きいと思いますが、脚本も良いですね。次々と明るみに出る事実と、5人の推理。そして衝撃の…。まぁ段々先が読めてしまうので、誰も先が読めないような展開があったら文句なしで10点なのですが。 それからラストにもマイナス1点ですが、随所で笑いがあって、全く退屈せずに楽しめる映画というのは近年貴重ですので、是非観て欲しいです。
[映画館(字幕)] 9点(2007-08-12 20:29:30)
7.  キツツキと雨 《ネタバレ》 
冒頭から「うまい」と唸らされる。構図や伏線、脚本など全てが自然でよどみがない。笑わせるテンポもいいし、しつこくならない程度に息子とのドラマが垣間見え、全体のバランスも崩さない。傑作。どちらの主人公も自分に厳しくストイックに生きてきた人間だが、どうもうまくいかない、不本意なことがある状況から始まる。これは「甘いものを食べない」ということを厳しくお互いが守ることによって象徴的に表現されている。お互いの交流をテンポ良く描きながら、似た者同士が理解し合っていく。一方で監督と岸は似ているだけでなく、岸は監督に息子の姿をも見出している。それが息子の理解にもつながる、といううまい流れとなる。中盤以降で二人がストイックさを有る意味捨て、あんみつをたっぷりのシロップで食べるが、そこから二人は不自然な厳しさ、無用なストイックさを捨て、ある意味素直になって初心に帰ることができたのである。監督は「父親にもらったビデオカメラが原点」という話に戻ることによって自信を深め、岸は「君の父親はそんなことを思っていない」と自分に重ねあわせることによって、息子を純粋にかわいく思う気持ちへと回帰している。序盤で「最初はかわいいが、すぐにかわいくなくなる」と岸自身が言っているのも重要で、その「最初」に戻ることを意味しているのである。他にも感心するような伏線がちりばめられており、素晴らしい映画であった。
[DVD(邦画)] 8点(2013-03-23 12:18:32)(良:2票)
8.  キッズ・オールライト 《ネタバレ》 
「家族」映画がここまでくるのに2010年まで我々は待たなければならなかった。この一つの事実がこの映画を画期的なものにしている。この映画はニックを男性で描けば、何の変哲もないパターン化された家族映画である。しかしニックは女性である。果たしてこれは「男が女に変わっただけ」と言われて4,5点をつけられてしまうような事実なのであろうか。私はそうは考えない。20世紀に生まれた映画が、21世紀に入って初めてこのような作品を生み出したことは決して偶然ではないのである。レズビアンカップルは「典型的な」家族になることができる。浮気や子供の反抗期やカップル間の不和に悩み、おいしい食事や楽しい会話や子供の旅立ちを喜ぶことができる。この事実を克明に描く点で(しかもレズビアンカップルであることは子供たちは所与のものとしており、そこを争う映画ではないのである)この映画は画期的である。レズビアンカップルの誕生を描くのではなく、それは既に前提なのである。新しい家族像をこの映画に求めるのは筋違いというものだろう。この映画はその「家族」に彼女たちを含める、言い換えれば彼女たちをスタートラインに立たせるものなのだから。
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-20 00:48:29)
9.  キック・アス
面白かった。スタイリッシュな映像はすごい。音楽と映像をシンクロさせて、演出が凝っていました。
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-11 22:50:44)
10.  ギャラクシー・クエスト
おもしれー!
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-11 23:57:17)
11.  Kids Return キッズ・リターン
タイトル通り。子供達が戻ってきます。安藤政信が初々しくていい。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-30 21:53:09)
12.  奇跡の人(1962)
 ヘレン役の演技がすごい。特に食卓でのシーンは迫力があってほんとすごい。とても単純で有名なストーリーでも、きちんとした演技があれば感動できるということを知りました。特に構成も変わってるわけではないし。  ヘレンが新たな世界を持った喜びや歓喜が伝わってきて、この映画を観た価値があったと思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2008-02-20 00:07:43)
13.  吉祥寺の朝日奈くん
タイトル通り、吉祥寺人のための映画といっても過言ではないが、それを無視しても、一ひねりしたストーリーと、小気味よい演出がこの映画を単なるローカル映画に陥ることから救っている。私は吉祥寺周辺に住んでいるので、どこもかしこも吉祥寺ばかりで、そういう人が観るとそれだけで満足できるかもしれない。しかし注目したいのはほのぼのとした雰囲気に似合わぬ毒があることだ。これは身構えて観るとすぐに分かってしまうと思うので、身構えない方が賢明だろう。「あれ?どういうことだ?」と思うシーンが氷解するラストはなかなか秀逸である。キネマ旬報など映画、演技関係の本がラストに本棚に戻っているのは上手い。献血から子ども、そして鼻血という「血」のつながりも洒落ている。観終わってから、「あの場面ではどういう気持ちだったのだろう」といろいろ考えると面白い。90分にしてはそれなりに満足できる映画であった。ところで、遠野とはやはり武蔵野市の友好都市である岩手県遠野市からとっているのだろうか。なかなか凝っている。
[映画館(邦画)] 7点(2011-12-07 10:59:16)
14.  奇跡(2011) 《ネタバレ》 
走る。この動作をこの映画は描き続ける。決して類型化された逃走や疾走ではなく、愚直なまでの走るという動作をここまで徹底して描いた映画は他に無いだろう。カメラも一緒になって走っているように画面は揺れる。少年たちの無邪気な走りをカメラも完全に把握することは不可能だ。走る彼らの手や足がこの画面の枠に収まらず、そこからはみ出すような感覚こそがこの作品を躍動感あるものにしており、それこそがいみじくも原田演じる祖父が「あの火山は生きている。だから時々エネルギーを外に出さないといけない」という趣旨で言ったように、灰の正体なのである。「わけわからん」と灰の意味をずっと問うていた兄は、まさに生きることの意味を問うていたのであり、それが「世界」であるという解答を得るきっかけが新幹線であった(勿論「世界」とは何か、などという野暮な疑問は無用である)。彼が授業中に朗読した詩が「生きる」であったことは偶然ではない。その意味でこの映画は紛うことなきロードムービーであり、帰るべくところに帰るストーリーは必然的で自然であった。アニメやいかにも映画「らしい」演出など、ドキュメンタリータッチの是枝風と呼ばれていたものは影を潜めているが、時折インタビューのようなぶつ切り編集(勿論わざとであろうが)や光の透明度など、随所に「らしさ」がみえた。といっても光や花火やらダンスはまるで岩井俊二だと思ったのは自分だけであろうか。良作。
[映画館(邦画)] 7点(2011-06-12 21:45:57)
15.  きょうのできごと a day on the planet
視聴者に媚びず、説明的な描写を極力抑えている。安易に共感や感動、スリルを求めずに、映画「的」な展開やストーリーを省いたからこそこの映画は映画たり得ている。時間軸を動かす手法はうまくいっていたし、モラトリアム人間達の刹那的な哀愁が垣間見られ、成功している。構図や撮り方、カットも行定監督なりの視点が感じられた。短い出演ながら、池脇千鶴が光る。
[DVD(邦画)] 7点(2010-09-04 08:14:47)
16.  CUBE
アイディアの勝利ですね。ただもっと工夫できた気もします。
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-17 00:18:19)
17.  北の橋 《ネタバレ》 
ファンタジーというジャンルは言い得て妙かも。 ストーリーはほんと意味不明ですが、恐らくそれが作意だと思うので、感じるままに観る映画なのだと認識しました。不思議な所がいっぱいありますが、女の子のキャラが面白すぎます。 後半はもう奇妙さに引き込まれます。最後のカラテの組み手なんて本筋と全く関係ないし、撃たれて即死したかのように見えた女は、カメラに見切れる最後の一瞬何事も無かったかのように動きます。一体なんなんだ。 シュール過ぎてきついかもしれませんが、「ドンキホーテ」を下地にしていると事前に知っていれば見やすいかと思います。つまり幻想と現実が入り交じっているということです。
[DVD(字幕)] 7点(2008-07-25 22:05:17)
18.  キンキーブーツ 《ネタバレ》 
佳作ですね。歌も靴も視点、設定も良かったけどなぜストーリーがあんなに平板だったのか疑問です。王道過ぎて刺激が全く有りませんでした。不動産屋がチャーリーの婚約者の職場を訪ねたところでもう全体の筋が読めてしまい、がっかりしました。おしゃれで途中までとても気に入っていたのですがそこが残念です。しかし面白かったです。期待してなかった割にはすごく楽しみました。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-06 00:35:10)
19.  菊次郎の夏
いい音楽ですね。これはタイトルが全てです。
[DVD(邦画)] 6点(2013-06-16 15:10:28)
20.  きっと ここが帰る場所
評価が難しい映画。ロードムービーの割には一つ一つのエピソードにあまり思い入れがなさそうだし、やけに色々画面が飛ぶので、どちらかというと「バベル」のような多場面が交差している印象がある。ストーリーもどのようにつながっているか正直追いきれない部分が多く(例えば忍び込んだときの通信簿の意味、ユタ州ハンツヴィルに行ったことと太った息子と二人暮らしの女性との関係(父親がハンツヴィルと言っていた)、そもそもなぜハンツヴィルに手がかりがあるとわかったのか、家出した男と主人公、女の子の関係など)、いわゆるアート系の映画なら「雰囲気で」でもいいのだけれど、ナチスの残党を敵討ちに追いかけるというストーリーはなかなかそうもいかない。分からなくていい部分と分からなければならないんじゃないかという部分が混合して、なんともいえない気分になる。そしてデヴィッド・バーンに絡んだネタなどふざけた部分もあり、不思議な作品になっている。
[映画館(字幕)] 6点(2012-11-28 02:31:59)
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