1. グラン・トリノ
イーストウッド演じる老人の、周囲との関係や背景を、メディア等での説明により多少でも知っていれば、導入部のシーン達は、やや説明的であり退屈な印象は否めない。中盤からラストにかけては重いテーマもさることながら、時間の流れを早く感じさせるほどだが、イーストウッドの俳優としての最期をさしおけば、そこまでの感動があったかは疑問。心に深く残るものは何であるべきか。本作のキーは主人公の最後まで貫かれた不器用なまでの信念に集約されるだろう。ただ、その信念が単一的というか、唯一無二すぎたというか、そこを評価する人もいるかもしれないが、それが自分の中で「深みであるべき事実」を「単なる周知の事実」へと昇華させてしまったかもしれない。イーストウッドの次回作に色んな意味で期待。 [映画館(字幕)] 5点(2009-05-14 15:23:33)(良:1票) |
2. グラディエーター
良くも悪くも物語。群衆の意思が不可解。時間という制限のために物語をうまく進ませよう、的な意図をあそこまで露出させてしまうのはどうか(笑)。つまらなかったわけではないが、リアリティはない。1つの物語として、楽しめたのは間違いない。ただ、導入部は退屈極まりないし、綿密に練られた脚本なのかもしれないが、もう1度見たい願望はゼロ。何度見ても面白い映画、まして感動する映画とはお世辞にも言えない。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-20 04:21:40) |
3. クライム&ダイヤモンド
回想シーンを軸として、ラストで時間が定点を追い抜いていく所は爽快。ただ、突っ込みどころは満載だし、物足りない感があったのも確か。マイコーの死は物語を加速させる為に必要な脚本だろうが、意外で、どこか残念。もう1回見ようかなって思えた作品ではあるけど、まだ見てない笑。原題より邦題の方がしっくりくる。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-03 11:08:07) |
4. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
そこらへんのハリウッド超大作よりか、全然いいよ。観ててすがすがしい。アンハッピーエンド気味なのが気になったりもして、後味はイマイチというかせつない。「ハッピーエンドでもよかったのに感」は否めないけど、全体を通じてよくできてるし、おバカなしんちゃんがベースだからこそ、メッセージ性も強大。いい映画です。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-06 23:24:03) |
5. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
クレヨンしんちゃんの映画を初めて見た。こんな大人が感動できる映画作ってたんだ?と感心。。泣くほどではないけど、回想シーンとかかなりグッときたりして、色んな意味でいい経験というか、見てよかったと思えた。基本的におバカで楽しいしんちゃんがベースになっていることで、安心して楽しめるし、またそのギャップもとてもいいものになってる気がする。他のも見たいと思った笑 [DVD(邦画)] 6点(2006-12-05 20:02:50) |
6. クラッシュ(2004)
どこかでみんな繋がっている、そしてそれぞれの人間におきるドラマ。人種差別問題を織り交ぜつつのストーリー構成もよく出来ているし、アカデミーが好きそうな作り方?とまでは言わないけど、充分及第点以上です。面白かった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-10 21:23:26) |
7. グッバイ、レーニン!
歴史的、政治的背景はこの際無視して人間のほほえましさ、あったかさを感じました。ただ感動!とまではいきませんでした。 [DVD(字幕)] 6点(2005-12-17 03:35:59) |
8. クリムゾン・リバー
何か難しい所もあるけど、見てる時のドキドキ感というか、サスペンス感はなかなかです。ヴァンサンカッセルがあんなにかっこいいとは知りませんでした! 6点(2003-01-04 05:28:41) |