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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 290
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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1.  グッバイ・クルエル・ワールド 《ネタバレ》 
なんなの、この映画? 何が言いたいのかワカラン。 設定や人物像もオカシイ。 どこも評価できません。  いろいろあるけど・・ 例えば、ハンマーで殴られた女の回復が早すぎる。 女の彼氏は首切られて死んだのに、女には手加減したというのか・・? んな事して、タレこまれたらヤバいとは思わなかったのか? アホキャラ設定?  バイオレンスムービーにもなれず、ヤクザ引退の葛藤がメインでもなく かと言ってコメディでも、アクション映画でもない。 見どころがありません。  結末も半端です。 「俺たちに明日はない」を狙ったつもり? そして誰もいなくなった・・て感じにしたかったのか・・  面白い映画見たい人には勧められないです
[インターネット(邦画)] 3点(2022-12-18 17:04:17)
2.  グラスホッパー 《ネタバレ》 
多分、ストーリーの弱さは、原作のせいなのかもですが・・それコミでの評価です。 主人公鈴木の活躍がありません。 市場独占の為に、あまりに理不尽な動機のテロ事件。 彼女を殺された鈴木の怒涛の復讐劇が始まると期待してたのに、第三者的な殺し屋が出てきて あっさり仕留めてしまいます。 極悪人の苦しむ姿はなく、断末魔は見られません。 「あなたに復讐は似合わない、だって虫も殺せないでしょう?」 いやいや、ツマんないよソレ。 その辺が評価上がらない原因じゃないのかなあ。 殺し屋鯨と蝉の戦いは相打ちとなったが 死んだ後で、一緒にドライブのシーンて、要る?  原作にどう描かれてるのか気になってきた・・  とにかく、鈴木はもっと仕事してもらいたいし、寺原会長は断末魔の結末としてください。6点    ※原作読みました。 原作と違いますね。  原作では、押し屋の槿が最後まで鈴木に絡んできます。鯨が鈴木に迫るのも阻止。 また、寺原会長と鈴木の対面は無いですね。比与子を殺すのは蜂ではなく槿。 この監督、結構いじくりまわしてしまいました。 結果として、原作にあった「押し屋と鈴木の友情のようなもの」が薄くなってしまいました。  ストーリーを変更した事で、寺原会長がクローズアップ、その結果として、観客の期待は 寺原会長の死に方に寄せられてしまいますが、そこが甘くなったので、映画として失敗。 いつもの事ですが、「原作の方が面白かった」感が残りました。 残念、更に減点です
[DVD(邦画)] 5点(2022-07-17 22:29:18)
3.  黒井戸殺し<TVM>
アガサの原作は知りません。 誰かに勧められて気になっていた作品。 今回やっと見れました。 中盤まではあまり面白いという感じは無かったのだが、ラストでガツンと殴られたような驚きが・・。 なる程、登場人物がそれぞれに秘密を持っていて、本当の供述は半分程度。普通の捜査では迷走確定。 しかし、勝呂探偵の目は最初からターゲットを捉えていたのだろう。すべての不可解な行動と調査は 犯人の筋書きの荒を、一つ一つ拾い集めて推理の土台を固めて行く作業だったと・・。 そして、普段の人を食ったような素振りとは裏腹に、各人物の心の奥にあるものを確実に捉える。 推理物の古典では、現代のような科学捜査は無いに等しい。その中で犯行に至る背景、動機、 実行の可能性、そして犯行を裏付ける材料を積み上げていく。 本来多人数で時間をかけて捜査を される工程を、実に効率よく探って行きながら、周りからは不思議な変人にしか見えない勝呂。 犯人を見事に翻弄し、気付いた時には反論の余地は残っていない。 ラストシーン、解決したものの、救われない現実を前にした孤独な探偵の表情が忘れられない。 強い印象が残る映画でした。  最初と最後が全く違う映画・・。 実にオモシロイ。
[DVD(邦画)] 8点(2020-10-31 21:53:37)
4.  空母いぶき 《ネタバレ》 
そりゃ満点ではないですが。 娯楽映画を期待して観に行った自分としてはある程度満足です。原作は知りません。 公開前に総理役の佐藤氏がお騒がせしてましたが、映画の中では普通にお仕事されてました。 昔から日本映画はヒューマンドラマに時間使い過ぎて、低予算の為見せ場が少ないのは覚悟してましたが 少々改善してます。アメリカ軍の「ファイヤー!」よりは日本軍の「撃てー!」がハマりますね。 レーダーのシーン、アニメ「パトレイバー2」の幻のスクランブルを思い出しました。雰囲気もあって 盛り上げ方としては良いです。 端々に、気になる演出があります。運悪く居合わせた女記者が、生気の無い病人然として変なのとか、 戦争の危機感で世間が買い溜めに押し寄せてるのに、何も知らずに朝を迎えるコンビニ店主も変。 松坂君が撃たれて死ぬシーンも、引っ張り過ぎ。致命傷で即死なのに、撃たれてから倒れるまでが長過ぎ。 倒れないでいられるくらいの症状なら、直ぐに救護措置するはずなのに、皆見てるだけの違和感。 捕虜になっても諦めず1人で抗った敵兵士も、少し話しただけで泣き出すとかもねえ 戦闘兵器の知識が無いのでアレですが、迎撃ミサイルって、あんなに上手く正面衝突可能なのかなあ? デコイとかフレアとかの囮アイテムの効果も、敵と味方で、こんなに差が出るものなのか・・? いろいろ都合の良い描き方ですが、娯楽映画としての戦闘シーンならこんなもんでしょうか。 それぞれのセリフって、やたらキザっぽいんですが、原作漫画の通りなのかなあ?真っ直ぐな視線で あのセリフ・・ かわぐち氏の他の漫画「沈黙の艦隊」を思い出します。 チョット着いて行けない。 気が付けば、気に入らないポイントばかり挙げてしまいました。 しかし、総じてはなかなかの映画だったような気もします。てか、今までの日本のこの手の映画が あまりに陳腐で、お涙チョーダイばかりでヘンテコなクライマックスの後に、人気歌手の歌で終るとか みんな同じで、飽きてウンザリしてたからなのかも・・ 今回は歌ではありませんでした。良しとします。 政治的なドラマ部分は、シン・ゴジラの影響なのか丁寧に纏められてると思います。これが無いと 娯楽映画の中でもおバカアクションカテゴリに陥ってしまう。 専守防衛の定義が足枷になって動きの鈍い自衛隊が、時間の無い中で攻撃方法を模索するとか、他の国には ありえないシーンですが、これも日本という国独特のモノであり、ちょっと上手く行き過ぎですが良しとします。 この外せない基本設定の上で、ギリギリ上手く行くというところが娯楽映画でしょう。 現実には無理っぽいところを、なんとか切り抜けるってとこ、娯楽映画なら当たり前ですからねえ
[映画館(邦画)] 7点(2019-06-27 23:46:08)
5.  来る 《ネタバレ》 
端的に言えば、消化不良。 中盤の高揚感はいい。頂けないのは、序盤のイクメン家庭のエピソードがくど過ぎ。 「イクメンとは名ばかりの、クズ親父でした」を、描くのに時間掛け過ぎ。披露宴2次会で新郎に モノを投げる友人達に、共感すら覚える。その辺は、描くより説明にでもしてくれ。 で、変な盛り上がりの末の結末が、???過ぎて、各自勝手に解釈してねのスタンス。 序盤のグダグダを辛抱したのに、期待させといて途中で放り出される苦痛。耐え難い・・ どなたかの「来る来る詐欺」の評価で、嫌な予感90%でしたが、確かに結末は来なかった感じ。 原作知らないのでアレですが、勝手な想像はできない事はない。 最強霊媒師とその軍団は身内の反乱で邪魔されて、勝利できず悪霊と差し違えた? で、霊媒師の妹のカップルは、駄目夫婦の娘と3人で生き残った?  ただなあ、それを描かず、唐突にシーンが飛び、挙句に娘の夢の中「オムライスの国」とかを ほのぼのと見せるセンスは、ホラーの本編より100倍の破壊力を見せ付けてくれた。 褒めてません。せっかくの映画を破壊して終るセンスに、顎が外れそうなんです。  人間の心の闇に付け込む悪霊。 で、家庭の現実から逃避して、ブログの中の自分に酔いしれる親父。 そのストレスで2歳の娘にやつ当たりしまくり、育児放棄して浮気をする母親。 そんな母親を相談にのるついでにネンゴロになる父親の親友。 それぞれが抱える精神の影の部分により、次々と悪霊の餌食になる展開。 戦うべく対峙した3人も、それぞれが隠していた影の部分によりダメージを 受ける終盤。弱点の無い筈の、姉の霊媒師ですら、悪魔との戦いの為に子供を犠牲にしようとして 葛藤した結果、精神に隙ができてしまい悪霊に負けそうになり、最後の手段に出た・・? のかな 中盤の盛り上がりと小松菜奈と松たか子の姉妹霊媒師は、なかなか良かった。それだけかな  話がどうとかではなく、見せ方・終り方が面白くない。 そうじゃないだろ感が充満。 ただ、解釈が変れば、印象も変るかもなので、原作読んでみますか・・? 気は進みませんが・・  追記・・小説読みました。一部理解に苦しむ描写があり、映画と比較出来るまでには至って無いのですが     ハッキリとした差は、母親の生死の件ですねえ。原作では母親は生き残ってます。     映画では、トイレのドアからひょっこりはん的登場の「ぼぎわん」ですが、原作では便器から登場・・(笑     右腕奪われた霊媒師も、原作では直後に死亡してまして、リベンジに来たりはしません。     そして悪霊の登場場面、原作は割と具体的な形で来ました。映画の抽象的な戦闘とはかなり違う。     で、映画では描かれない琴子の生死・・、原作の方では生き残って後始末してました・・。     また、原作には「オムライスの国」は出て来ませんし、それよりも最後に不吉な光景があります。     除霊が完璧ではなかったという暗示なのか・・?? と、結構違うストーリーです。     で、これらの改変がどんな意義があるのか?       孤児になった千紗が真琴の許でオムライスで本当に幸福になれるのか? まあ誰にもワカリマセン。     いずれ、悪魔祓いがテーマの原作を、大袈裟なイベントにする事でエンタメ要素大盛りにした点は     良かったと思いますが、悪魔の正体を描写する事から逃げたという印象は、確信に変わりました。     どうしても褒められない・・ ので、点数は変えませんです。 
[映画館(邦画)] 3点(2018-12-27 18:47:05)(良:2票)
6.  クリーピー 偽りの隣人 《ネタバレ》 
いーかげん無能な日本警察の描写は見飽きました。もうよして欲しい。 冒頭の、サイコパスが人質から刃物を離して、高倉を突き刺した後の数秒間、何もせずに見ていて人質まで殺されるシーンに この監督のセンスが、とてつもなく遠い所にあると痛感し、後は下らない映画が早く終らないかと待っている始末。  元捜査一課の刑事なのに、自分の嫁が薬物で朦朧としてるのに気が付かない。現職刑事も危険人物のアジトにノコノコお邪魔して 人知れずヤラレちゃう。自分が関心持って調べ始めた事件の、その犯人の家の隣に引っ越してしまう都合の良い設定。 高倉も、先に入った刑事の気配の無くなったアジトで、元刑事なのにお客さん状態。長い間、状況支配しコントロールして来た 犯人も、澪の母親に殺されそうになって、少しは勉強したはずなのに、高倉に銃を預けるアホな下りに、顎が外れるかと・・。  いやいや、こんな穴だらけのシナリオでよくまあ大金使って映画にしたもんだ。誰かシナリオに穴があると指摘する身内は居ないの? このサイトで評価が低いので予想はしてましたが・・ その通りでした。 記憶が戻った早紀ちゃんの態度が硬化したのは、何だったのか説明無しって・・ねえ。記憶が曖昧なのは薬のせいだったとする? 警察は精神不安定な関係者の検査はしないって・・??  だめだ、他の映画見て口直ししないと・・
[DVD(字幕)] 4点(2017-07-29 19:46:29)(良:2票)
7.  グリーンマイル 《ネタバレ》 
あれー? ファンタジー作品とは知りませんでした。 刑務所が舞台だから、もっと社会派のヒューマンな映画だと思っていたらビックリ。  無実の死刑囚がやってきた刑務所のお話ですが、超最低野郎と半端な最低野郎の2名に対し、 翻弄され、奇跡を体験し、最後は苦悩する刑務官達。物語を受け入れれば10点満点の映画。 ただなあ、散々泣きべそかいて感動して見終わっておいて心苦しいのですが・・・ 超常現象を持ち込んで話を進める手法は、やはりこの手のお話には禁じ手ではないでしょうか。 無実の可能性をもっと現実的な手がかりから得るとかして、人間を超越した特殊な能力は無しで お願いしたいものです。あと3時間は長過ぎ・・。 そこで自分としては2点減点ですが、それでも8点とします。 にしても涙腺に来たなあ。
[DVD(字幕)] 8点(2017-05-21 15:51:58)
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