1. この世界の片隅に(2016)
《ネタバレ》 見応えありました。以前から見て見たいと思っていたのですが、戦争映画は肩に力が入りすぎている作品が多く、観るのに体力がいるし、悲しみの押し売りみたいなものもありますからね…。この作品は、戦時中の日常生活を描いているんですが、ほのぼのさもありながら怖さも感じました。戦時中でも楽しみを見つけられるし、笑うこともあるよね、と思いながら、一方で死が日常化してしまう怖さも描けていたと思います。戦争映画では個人的にはNo.1かな。比較的淡々と描いている作品だけれど、それでもやっぱり見るのは辛いですね。すずちゃん頑張れ!ってなります。次もう一度見たら、点数上がると思います。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-07-17 22:39:20) |
2. 恋は雨上がりのように
《ネタバレ》 You tubeでたまたま予告編(MV)を見て、本編鑑賞したくなりました。正直な感想としては、あまりにも予告の出来が素晴らしすぎるので、期待値上がっちゃったなぁ、という感想。 45歳のおじさんと高校生という、ちょっとヤバめの設定だけど、爽やかなつくり。そして大泉洋らしいコミカルでクスッとできる部分もあり十分面白かったのですが、映画内容自体は、盛り上がる部分がないからかなぁ?上映時間が2時間切っているのに、そこそこ長く感じちゃいました。 ただ、陸上競技の結果、小説家としての今後、恋愛の行方(多分ダメなんだろうけど)、色々自由に想像できる終わり方は好きです。 ラストの<フロントメモリー>の音楽がなられる部分はやられます。<フロントメモリー>で2点ぐらいあげてもいいかな?というぐらい、映画とよく合っていました。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-06-06 19:38:55) |
3. 孤狼の血
《ネタバレ》 かなり見応えありました、いや面白かった。ヤクザ映画は個人的に好きなので色々見てきましたが、本作がナンバー1かと。ストーリーにダレがなく、またラストもスッキリと終わらせてくれている。映画館で見たかったなぁと。演者の皆さん、流石なのですが、役所広司は一段上を行ってますね。彼がいなくなってしまったのが本当に残念です。(続編があるようなのですが、彼がいないので、見たいような見たくないような)1点気になったのは、五十子は何故大上を殺す必要があったのか。警官殺して丸く収まるはずもなく、ここだけちょっと無理があったかなと感じました。ただ、コメディタッチな笑いを小さく挟む邦画が多い中で、ハードボイルで突き通してくれた本作に拍手。 [ブルーレイ(邦画)] 9点(2022-04-24 15:19:23) |
4. 言の葉の庭
《ネタバレ》 映像も世界観も綺麗。主人公もヒロイン?も、友達も綺麗に見える世界。でも違和感を感じる。だから視聴後はなんとも言えない感じになる。2人世界に浸りすぎてて「おいおい、そりゃないでしょ」となるのかな?うーん、不思議な映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-08-13 14:39:41) |
5. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
《ネタバレ》 ドハティのゴジラ愛が十分感じられる作品。いや、こんな人に監督してもらえて良かった!これ以上ないハリウッド化かと。(ストーリーは横に置いておいてかもしれないが) とにかく、本作へのオマージュがたくさん。もうワクワクします。 ラドンの登場、ラドンの飛翔、ギドラの首切れ、モスラの最後(原作はラドンだけど)、芹沢博士の最後(核の扱いは少し残念)、双子設定、バーニングゴジラ…。 いや、、、童心に返ります。 そして、所々で流れる本家ゴジラっぽい音楽。オマージュ嬉しいけどやっぱり前作同様音楽は使えなかったのかなぁ?なんて頭の片隅で思っていたのですが、 芹沢の最後の後で、ゴジラのテーマが! ここしかないというタイミングでの嬉しい裏切り、東宝さん許諾ありがとう。 エンドクレジットで伊福部昭の文字にも歓喜です。あーこんなことなら伊福部先生の誕生日(5/31)に見に行っておけばよかったと後悔。 いやー、正直怪獣プロレスをもっと引きの画で見せてほしいとか、画面が暗すぎる(夜ばっかり)とか、MAD過ぎるストーリーとか色々思うところはありますが、 とにかく、怪獣への愛はこれでもかと感じました(モスラはもう少し可愛さを残して欲しかったかな)。 次作は、ゴジラ対キングコングだとか。もうキングコングが勝てる要素が見つからないのですが、エンドクレジット後のシーンから想像できるのは、ゴジラ・キングコングVSメカキングギドラもあり得るということか…。とにかく今後も楽しみです(この歳になってまた怪獣映画にハマるとは、ありがとうドハティ)。 ちなみに点数は個人的感情もあり大甘です。(2019/06/01) <2019/06/07更新> 次作はドハティが監督を担当しないとのこと。こんな日本怪獣思いの監督はもう出てこないだろうと思い、改めてIMAXレーザー/GTテクノロジーで再鑑賞。 上記の(画面が暗すぎる)は解消されました。ですので、お近くに対応の映画館があるのであれば割高でもIMAXレーザー/GTテクノロジーで鑑賞することをお勧め致します。 [映画館(字幕)] 9点(2019-06-01 19:51:14)(良:2票) |
6. コクリコ坂から
宮崎吾朗が監督した前作「ゲド戦記」で見せたキャラクターの時折見せる気持ち悪い作画が無くなり、その点は好感できます。 一方で、悪くはないんだけれど、なぜか乗り切れない自分がいる。全共闘とかあの辺りに共感できないからでしょうね、たぶん。 そもそも、アニメである必要性が感じられなかったです。 [地上波(邦画)] 4点(2016-08-14 12:51:46) |
7. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 いや~久しぶりのゴジラ!賛否あると思いますが、こうやって映画になるのは単純に嬉しいです。3Dは苦手なので2Dで見てきました。迫力は流石の一言。日本版は単一視点で怪獣の巨大さがあまりよく分からない事が殆どでしたが、人間と怪獣の圧倒的な大きさの違いが色々な方法で再現されいて感動でした。海からゴジラの背びれが見えるだけで、なんかワクワクしましたよ。次回作も決定しているとの事ですので、絶対また映画館に見に行きます。ただ、好きだからこそ気になった点もありまして、①やっとゴジラの戦闘シーンが見れる!と思ったらフェードアウト・・・の繰り返し。1度ならまだしも、何度もされるとフラストレーションが溜まります。②やっぱり、昼の戦闘シーンが見たいです。正直、今回は最後の夜の戦闘シーンより、ゴジラが海を泳いでいる姿の方がずっと感動しました。③やっぱり音楽は伊福部昭にして~東宝さん使用許諾をお願いします!あと、これは希望なんですが、やっぱりゴジラは、昭和の日本がしっくりきます。ハリウッドの技術でやってくれないかなぁ(絶対無理か・・・) [映画館(字幕)] 6点(2014-08-22 20:03:06) |
8. 告白(2010)
世間様からは好評価だし、一度見てみたいとは思っていたが、こんな悪趣味な映画がなんで賞賛をあびるのか全く理解できない。映画の予告にあった“極限のエンターテインメント”ってキャッチフレーズ。どこがやねん!とにかく気持ち悪かった。中島監督好きだったけど、これで一気に評価下がった、もっと作品を選んで欲しかった。 [DVD(邦画)] 2点(2011-12-11 01:07:20) |