1. 御法度
《ネタバレ》 過去に何度も鑑賞した作品。10年以上ぶりの鑑賞でしたが、やっぱりこの映画は好きです。「衆道」については正直言って嫌悪感しかありませんが、この作品においてはなぜか不快感をそれほど感じない。それは、松田龍平の妖艶な見た目があまりにも美しく、この映画独特な世界観とみごとにマッチしているから。ただ、加納と湯沢のシーンだけは本当に気持ち悪い、見たくない。(笑) あのシーンは絶対ないほうが良かったと思います。殺陣はどのシーンも緊張感があり、音楽も作品の内容と世界観にぴったり。ラストシーンは美しく妖艶な雰囲気を残したまま終わります。描いているテーマやストーリーだけでは評価できない映画。独特な世界観、雰囲気。理屈抜きに観ていて引き込まれる。これこそが映画!だと思います。 [インターネット(邦画)] 9点(2019-07-07 11:37:16) |
2. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
《ネタバレ》 ゴジラは海外の作品も含め何作か観てきましたが、その中でも一番面白かったかも! 前作はとにかく暗いシーンが多くて怪獣がよく見えない!という最悪な印象しか残っていませんでしたが、今作は本当に面白かった。怪獣映画に特別な思い入れがあるわけではないけど、昔からモスラが好きでした、かわいくて。(笑) で、今作でモスラが出ることなんて全く知らなかった私は、序盤でめちゃくちゃテンション上がりました! ただ、あの嫁さんだけはダメ絶対!ただのテロリストじゃん・・・。(笑) この辺りは、ゴジラがメインと割り切って観れるかどうかで評価が分かれそうです。確かに言えるのは、製作者がゴジラをリスペクトしているのがしっかりと伝わってきたこと。日本人だからこそ、あのおなじみのテーマ曲のアレンジ、ゴジラの咆哮、怪獣の激闘。なんか嬉しい気持ちになりました。 [映画館(字幕)] 8点(2019-06-26 07:28:34) |
3. 告発の行方
この映画の一番の魅力は、ジョディ・フォスターの演技にあると思う。彼女の迫真の演技、そして物語の結末が気になり、作品の世界にグイグイ引き込まれました。キャサリン役のケリー・マクギリスは実際にレイプ被害にあっていたそうですが、作品を観終わった後にそれを知りました。またいつか改めて、彼女の視点になって見直してみようと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-06 14:39:19) |
4. GONIN サーガ
平日のまだ明るい時間の上映ということもあり、お客さんが少なかったのですが、鑑賞していたのは自分を含めてなんと5人!! 嘘みたいですが、本当の話です。お客さんが少ないのは悲しかったけど、偶然とは思えない、不思議なお得感がありました。(笑) 19年前に見た「GONIN」は未だに僕の一番好きな映画です。それだけに期待のハードルが高く、観るまでは本当にとても不安でしたが、1作目のファンにとって最高な続編に仕上がっており、鳥肌が立ちました! 特に印象に残ったのは、1作目のファンにはおなじみのセリフや音楽が随所にちりばめられていたこと。これには、監督・スタッフの、GONINファンに対する愛を感じました! [映画館(邦画)] 9点(2016-01-17 13:17:35) |
5. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 ゴジラが見たいのに、人間ドラマが大部分を占めている。会話シーンが長く、なかなか怪獣が出て来ない。出て来たと思ったら、暗くてよく見えない。クライマックスのシーンもとにかく暗くて、そればかり気になってしまった。 [DVD(字幕)] 1点(2015-02-07 08:56:13) |
6. 50回目のファースト・キス(2004)
初めて予告編を観た時から気になっていた作品。ようやく鑑賞しましたが、期待通りの素晴らしい映画でした。ドリュー・バリモアは、「デート・ウィズ・ドリュー」を観てからというもの、ほんとに素敵な女優さんだと感じていたんですが、この作品の彼女も最高でしたね。アダム・サンドラーも、彼女の前で見せる笑顔がさわやかで良い! コメディ・タッチではありますが、主人公の一途な思いに涙する場面もあり、愛情に満ちた素敵な作品でした。この手のジャンルが苦手でない人であれば、誰にでもおすすめできる良作です! [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-05 03:54:28) |
7. 高校生心中 純愛
ラストの雪山のシーンが印象に残る作品でした。この、最後の結末まで全てを見せない終わり方が良かったな~。この映画、ラストまでの過程は確かに悲劇なんだけど、それほど重たい映画ではなかったように感じます。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-14 05:20:20) |
8. コントロール(2004)
話が進むにつれて、少しずつ、リー・レイに感情移入していました。それだけに、最後の展開は切なかったな~。最後のオチ(?)は、確かにこの作品の面白さの一つ。だけど何よりも、主人公の心情の変化を見ているのが、なんだか妙に心地よかった。最後は切ないけど、安心して楽しめる映画です。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-16 07:03:00) |
9. GONIN
文句なしの傑作! ヤクザの事務所に乗り込むシーンでの「赤い花」、命をかけて敵討ちをする三屋の表情・・・。かっこ良すぎる! ビートたけし演じる殺し屋に追われる、独特の緊張感もたまりませんね。僕の中では未だに邦画No1の作品です! [DVD(邦画)] 10点(2008-01-30 04:36:10) |
10. ゴジラ FINAL WARS
《ネタバレ》 北村龍平監督のファンにとっては、ニヤリとさせてくれるシーンが多いです。ゴジラ映画はほとんど観た記憶がないけど、怪獣の対決もなかなか面白かった。ただ、アクションシーンは北村龍平監督の過去作品と比較すると、いま一つ物足りない感じ。ハリウッド作品を彷彿とさせるシーンは日本映画としては珍しいけど、僕達が洋画でさんざん目にしてきたものばかりだし・・・。もっと、北村龍平にしかできないアクションを見せてほしかったなぁ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-23 17:25:23) |