1. ゴジラ-1.0
演技が最高にキツかったけど終盤では割と気にならなくなっていた。 やっぱり死地で交わされる敬意っていいなあ… 山﨑貴は子供に大人の扉を開かせるような作品が撮りたいの?わざと誇張した演技で撮ってるの? あの厨二テイストは彼なりの傷で永遠に求め続けるものなんだろうと思った。 でも不覚にも2回泣いた。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-08 11:20:47) |
2. ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期
《ネタバレ》 毒殺したら検死でバレるんじゃね?とか金属ならまだしもセルフレームのメガネをあんなふうに皮膚に刺せるか?とか気になるところがあってせっかくのクライマックスにそれほど集中できなかった...。 ソフィアコッポラの演技は風評ほど悪いとは思わなかったし、色気のある美しい眼差しだった。まあ確かに死に際には物言いがつくかもしれないが。 恥ずかしながら、誰が誰だかちゃんと顔を覚きれず、それでも物語が進行するのでシーケンスがよく理解できてない。 あと最後のシーンはもはや自己模倣になっているがアレでいいのか?ビンセントはどうしたよ。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-03-19 15:31:55) |
3. ゴッドファーザー PART Ⅱ
《ネタバレ》 若き日のデニーロがこんなにカッコよかったとは知らなかった。 並走して進む物語はカットバックを多用するため、本作でもやはり一度見ただけではすぐには理解が追いつかなかった。 ラストシーンでは暴力で災禍の種を摘む、たとえそれが親族であっても、というゴッドファーザーとしての役割の辛さと、その判断における苦悩が大袈裟な演出を控えた丁寧なトーンで刻み込まれている。 良作だとは思うが、少々粗が目立つような気配もあり、さすがに前作よりはやや評価が落ちるか。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-03-17 13:27:53) |
4. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 重層的なプロットであり、一度見ただけでは伏線が全然わからなかった (解説サイトを見てようやくわかった)。 画面のトーンは暗く、一族の業を感じさせる。 もう十分に言われ尽くされてきた話だが、マーロンブランドの演技が要として作品を太く支えていた。 馬の首、祝福と殺戮のほか、名シーンがいくつもある。 北野武がこれに影響を受けているのがよくわかった。 [インターネット(字幕)] 9点(2024-03-17 13:22:01) |
5. 恋人たち(2015)
喪失と再生。 頑張って、そして人に優しく生きていれば、 誰かが実は肯定してくれてて、 それに気づいてなんとか小さな変化と自己肯定と一緒に生きていける。 人に優しくしない人は、誰かの後押しも得られなかった。 もちろん、現実にはより暗い地獄があって、そうじゃないこともあるけれど、 飯食って笑っていければなんとかなるんだ、という希望を、 嘘でもいいから持って生きていきたい。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-05-14 00:53:51) |
6. コンタクト
《ネタバレ》 映像も展開もやや物足りない感もあるものの素晴らしかった。 ただ、後半の展開がやや早すぎたかも。 [ビデオ(字幕)] 8点(2021-08-12 11:17:49) |
7. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
原作ファンなので、こんな風に押井守節全開でカバーされてしまうとどうにもモヤモヤしてしまう。とは言え、よくここまで映像化したと思う。 だけどなぁ…オレが原作で感動したことは何一つ満足の行くクオリティでは可視化されなかった…。商業作品としてはよく出来たのではないでしょうか。ちくしょう。 [DVD(邦画)] 5点(2017-05-26 03:18:30) |
8. 恋人までの距離(ディスタンス)
先輩が「おもしろいから見ろ」と勧めてきたので見た。普通、そんなことを言われようものなら、ハードルがあがってしまうこと請け合いだが、この作品は期待を裏切らなかった珍しい作品。出会いからエンディングまで、絶妙なバランス感覚で描かれる稀有の作品。暴力、セックスがなく、人も死なない映画。この作品を見たときはいつだって、恋はいいものだと思わせてくれる。 [DVD(字幕)] 10点(2017-05-26 02:43:50) |
9. この世界の片隅に(2016)
《ネタバレ》 「また見たくなる映画」という類の映画では無いが、稀有のクオリティ、バランス。絵、アニメーション、テンポ、脚本、演出、音楽、声優、それらが全て調和していた。戦争は舞台であって、描いたのは主人公の人生と、人の在り方だったように思う。でも、それが見たければ原作を読めば良いだけのこと。この映画では、ただただ、能年玲奈の演技に圧倒された。彼女は琵琶法師の如く、自分を無にして物語を伝える力を持つが故、意図されたパワーが減衰せずにダイレクトで響く。いや、増強すらされている気もする。現代にクラウドファインディングがあって良かった。拍手。 コトリンゴの「悲しくてやりきれない」も、他のアーティストに劣らないとても良いカバーだった。バークリー音楽院卒だからというわけではなく、彼女の才能なのだろうと思う。 【追加】原作を読み直したが、いくつかの場面でアニメは原作を上回っていると感じた。もしかしたらこの監督は…すごい監督なのかも知れない… [映画館(邦画)] 10点(2017-01-07 21:39:35)(良:1票) |
10. 恋の門
ありきたりではない内容。テンポも良い。キャスティングも良い。松尾マスターがいい味出してる。もしかしたら…主人公役はもっと適役がいたかも知れない。でも個人的にはまあまあ満足。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-10-31 11:28:37) |