1. コリーニ事件
《ネタバレ》 なかなかに重たい内容だったが、かなりの見応えがあった。 特に後半は怒涛の展開で、惹きつけられた。 事件の動機となったシーンの役者(特にマイヤー役とコリーニの父親役)の演技は特に名演で、 かなり効果的に随所で挿入されていた。 細かいツッコミどころがないわけではないが、 これは「名作」と言ってもいい出来だと思う。 [インターネット(字幕)] 8点(2022-11-13 09:36:52) |
2. 恋は雨上がりのように
もうちょっと重ためのドロッとした映画を想像していたが、 観てみると、まあなんとスッキリとした映画。 全体を通して明るい色合い(特に空の色)が美しい。 120分弱で見事にうまくまとまっていたなあ、と。 主役のお二人はハマリ役でしたね。 [DVD(字幕)] 6点(2022-01-03 18:07:32) |
3. ゴッドファーザー PART Ⅲ
《ネタバレ》 前2作と比較すると、何か異質な印象を受けた。 トムがいないのも大きいと思うが、物語の中でのマイケルの立ち位置が変わり、 十分かどうかはさておきマイケルの役割をヴィンセントが引き継いだことで、 前2作とは趣向が異なる映画になったことが理由なのかな、と。 「そういうもの」として割り切ってみれば、アリなのかもしれないが、 これで3時間はいささか長く感じる。 とはいえ、メアリーが死んでも特に感じることはなかったが、 マイケルがかつてなかったほど泣き叫び、後に哀愁に満ちた最期を遂げる様子には、 シリーズを通して鑑賞するとグッと来るものがあった。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-06-24 10:37:34) |
4. ゴッドファーザー PART Ⅱ
《ネタバレ》 前作に引き続き鑑賞。 こちらもなかなか良かったが、いかんせん3時間半は長すぎる。 対比のために、過去編と現代編は分けられなかったのだろうが、 もう少し過去編(ビトーが何もないところからいかに上り詰めていったか)を丁寧に見たかった気がする。 現代編については、終盤、マイケルに仇名した人々が順々に映っていったところで、 「ああ、みんな死ぬな」と思っていたら案の定。 マイケルの兄のフレドにいたっては、息子のアンソニーの面倒を見させるなど、 いったん許したように見せかけて、結局殺していた。 最初から殺すつもりなら、大事な息子に変なことを吹き込まれないように、 あんまり関わらせないようにするものだが・・・。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-20 10:43:16)(良:1票) |
5. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 この3時間という映画の長さから、敬遠し続けてきたが、意を決して初鑑賞。 この長さなのに、一気見するのがまるで苦ではなかったのは、 この映画の内容の密度の濃さによるものだろうか。 重厚かつ非情な展開が延々と続くのに、そこまで胃もたれせず見続けられたのは、 単純に話の面白さと、テンポのいい展開が大きい。 (若干、冒頭の結婚式のシーンは長かった気がするが。) マイケルについては、事情が事情とは言え元カノを捨て、シチリア人の女性と結婚し、早々に死別し、 すぐに元カノとの再婚に切り替えた点を除けば、有能でクールだし、個人的にノンストレスなキャラクターだった。 これも大きいかもしれない。 それにしても、重要な人物がバッタバッタ・サクサク・アッサリ死んでいくのは、マフィア映画だし仕方ないんですかね。 最後の一斉暗殺大会は、こんなにきれいに上手くいくのか?と、多少、ご都合主義のようには感じた。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-19 10:20:36)(良:1票) |
6. 交渉人(1998)
《ネタバレ》 前半の緊迫感はなかなか良かったとも思う。 ただ後半が今一つ。 途中まではシカゴ警察全体の陰謀のような、壮大なスケール感があったが、 最終的にはこじんまりとした黒幕だったなあ、と。 内容的には1回見れば十分 ただ、主役のお二人はいい味を出していた。 サミュエル・L・ジャクソンはこういう役はピッタリだったと思うし、 変にどちら側にも肩入れしすぎない、ケヴィン・スペイシーの立ち回りも絶妙だった。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-04-10 11:08:51) |
7. コンスタンティン
キアヌ・リーブスのスタイリッシュさを楽しむ作品。 「マトリックス」が好きなら、そこそこ満足できるのではないでしょうか。 話の筋は、概ねのところは理解できたと思うが、 細かいところで「?」となったのは自身のオカルト知識不足によるものか。 当初に想像していたラストに収束するのかと思いきや、 ひと捻りあったのは良かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-03-20 22:32:35)(良:1票) |