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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4684
性別 男性
年齢 41歳

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21.  一枚のハガキ 《ネタバレ》 
他の方も言われている通り、舞台を見ているような感じの作品でしたね。良くも悪くも、とても素直で直球な作りでした。それはすなわち、戦争がもたらす悲しさ、悲惨さ。その一点。新藤監督の最後の作品となりましたが、彼が映画で伝えたかったものは終始一貫してましたね。翻弄される人たち、特に友子さんにとっては実に痛ましいストーリーとなってるんだけど、でも単に悲しいだけの映画ではなく、ところどころ笑える、ある意味ではコメディのような仕立てにもなってるわけです。それはたぶん、戦争という過酷な経験に比べればそれ以外のことはたいしたことないんだよ、とか、あらゆる生き様において人間はとても愛らしい生き物だよ、とか、生きてさえいれば、必ずいいことあるんだよ、とか、そういうポジティブなメッセージを伝えたかったんだなと思います。友子さん役を演じるには、大竹しのぶではおばちゃんすぎるのでは?という気もするけど、なかなか若い人でこの役を出来る人はいなかったのかも。なんにせよ、新藤さんの遺作として、希望を感じられる結末であったのはとても感慨深いです。
[地上波(邦画)] 7点(2015-01-14 00:24:22)
22.  イントゥ・ザ・ストーム 《ネタバレ》 
私は「ツイスター」すごく好きだったし、あの作品から大分年月も立ってるんでどれほど映像が進化してるのかな~と思ってみたけど、正直それほどでもなかったですね。序盤からアホなユーチューバーや高校生たちが出てくるもんだから、これ大丈夫かしらと思って見てたけど、まぁストーリーはないに等しいのですよ。スペクタクル映画だから、主人公は竜巻だろ。ストーリーなんていらんねん、て言う意見もわかるけど、映画としてボリュームが全然ないのよね。印象に残ったシーンといえば、マンホールの下にみんなで逃げて、勇敢なおっちゃんが外に出て車でみんなを守ろうとするシーン。そんで空中に舞って一瞬美しい夕日がのぞいて、そんで地獄に真っ逆さまみたいな。あのシーンだけは良かったですね。印象に残ったのはそれぐらい。あとは飛行機が次々飛んでくシーン?いくら竜巻とはいえ、飛行機があんな簡単に飛んでくもんなん?
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-12-26 20:32:33)
23.  インポッシブル 《ネタバレ》 
2004年のスマトラ島沖地震による大津波で被災し、生還した一家の真実の物語。まずなによりも、津波が押し寄せてきて、ルーカスとマリアが流れる濁流の中で必死にもがくシーン。とってもリアリティがありましたね~。なんというか、自分もその惨状を追体験しているような気分にさせられました。2度の津波に襲われ、そして水中で身体が様々なものにぶつかる。そういう状況で、家族5人が助かったのは本当に奇跡ですね。脚の怪我や、飲み込んだなにかを嘔吐するシーンなど、けっこう痛々しいシーンもきちんと描いていて、より恐ろしさが伝わってくる。ルーカスもヘンリーも良い演技でしたが、やっぱりマリア役のナオミ・ワッツに拍手ですね。女優魂が感じられる。ヘンリーが必死に探しまわり、ようやく再会するシーンも勿論感動的ではありますが、それよりもルーカスが周りの人たちのために名前を集めて呼びかけ、他人の家族を再会させてあげたり、「それじゃだめだ」と男性が電話を2度貸してくれるシーンとか、そういうエピソードがぐっときます。いつも近くにいてそのありがたさに気づきにくい家族の関係、そして人々の善意、そういうものを再認識出来る作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-06 22:19:39)(良:1票)
24.  1911 《ネタバレ》 
ジャッキー・チェン出演100作目ということで観てみました。いつものジャッキー映画とは違い、コミカルさは微塵もない実に堅物な歴史映画。ジャッキーのカンフーアクションもほんの少しだけありましたが、あくまでもサービス程度。なのでそういうのを期待しちゃうと肩すかしです。辛亥革命がどういうものであったか、孫文や清王朝がどのように考え、どのように動いたのか、そういうの全く知らなかったので、とても興味深かったです。ただ、ストーリー構成はものすごく大味。出来事をそのまんまなぞっているだけという感じで、心揺さぶられる要素は少ないです。勿論、当事国の人が見ればまた思いは全然違ってくるのかもしれませんが、、、。
[DVD(字幕)] 5点(2012-09-15 00:01:21)
25.  インキーパーズ 《ネタバレ》 
悪くなかったと思いますよ。 最近の米製ホラーは、やたらと グロやショッキング映像で派手さを 競うものばかりなので、こういう古典的な 作品もたまにはいいと思います。  幽霊話なんですが、幽霊はほとんど出てきません。 それ自体映さずに、観客に想像させることによって より一層の怖さが出る。地下室で、クレアとルークが 幽霊をおびき寄せようとするシーンがこの作品で 一番怖かったです。 逆に、白塗りの人が出てきたり自殺したおっちゃんの霊が 出てくるととたんに陳腐になる。 そして、全く解決していないストーリー。 結局幽霊の目的はなんだったのか? 消化不良なのは事実なんですが、「雰囲気」は 凄くよく出ていたので6点を捧げようと思います
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-07 11:23:06)
26.  イルカと少年 《ネタバレ》 
とてもいい映画でした。 実話だというのがまたいいですね。  こういってはなんですが、アメリカという国の 懐の深さみたいなものを感じます。 尾を失って死にかけのイルカが、 人々に希望を与える存在になるまでには、 数多くの「寛容な心」が関係している。 主役の少年は、最初に立ち入り禁止の施設に 侵入するけど、「は~いここは部外者禁止ね~」 みたいに門前払いされてたら このストーリーは成立してないわけです。 お母さんだって、「馬鹿なことしてないで補習しなさい!」 みたいに息子が熱心にヘンテコな 施設に出入りしてることに理解を持たなかったら やっぱり成立しなかったし、義足制作者のおっさんも 「そんなのやったことないから出来ないよ~」なんて 話に乗らなかったらやっぱり成立しなかった。 11歳の子供が寄付を集めることに対して 施設の人の理解がなかったらお金は集められなかったし、 報道もしてくれなかったでしょう。 そして最終的にあの大富豪の理解も得られなかった。 全ては、寛容な心の繋がりが この奇跡を生み出してるんだってのがわかる。 逆に言うと、こういう感動的な奇跡というのは、 理解や共感の気持ちがなければ生まれないんだって、 そういう教訓を教えてくれてると思う。
[DVD(吹替)] 7点(2012-08-18 19:38:40)(良:1票)
27.  イン・ザ・ダークネス 《ネタバレ》 
女の子たちが男にさらわれる系の作品は数多く出ているし、 過激な内容も多いのでそういうものに比べたら随分と生温い。 さらった実行犯の兄ちゃんはおっちょこちょいだし、 警官役のおっさんもたいして凄味がない。 彼女をさらわれた兄ちゃんが不憫なので、 最後まで一緒に生き延びてほしかったなぁ。 ハラハラドキドキや過激サスペンスなら他に 抜きん出てるのがいくらでもある。 この作品での見どころは、主役の女性二人が美人だってこと。 これすごく重要。そんでまたビキニ姿を披露してくれる。 そんなわけで、目の保養に5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-13 09:36:43)
28.  一命 《ネタバレ》 
三池監督はいつも彼なりのジョークを必ずといっていいほど入れるものですが、本作はそういうシーンもほとんどなく、相当な真面目路線で硬派に作った印象。これは最初から賞を狙っていたんでしょうねぇ。ライティングもすごく暗いので、人によっては見にくいという批判もあるかもしれませんが、個人的にはこの作品のテーマにこの黒を基調とした重々しい画が合っていたと思います。市川海老蔵の初主演時代劇ということですが、彼の歌舞伎的な言い回しのある演技もなかなか様になっていて格好よかったです。時代劇ではあるけれども、このテーマは現代にもそのまま通用するお話で、武士の面目と人の情けのぶつかり合いはなにかと考えさせられます。個人的には、そういう面目とやらの上っ面や空虚さを、もっと痛烈に描いても良かったかなと。一番印象深いシーンは、なんといっても序盤の千々岩求女の切腹ですね。見てるこっちもお腹痛くなるほどのリアリティ。直接かっ割いてるところを見せてる訳ではないんだけど、音がなかなかリアルで、観る者に「想像」させる巧さが光ります。そんなわけで、リアルな江戸時代を堪能出来たわけですが、それ故に終盤の竹刀を持っての100人切りみたいなリアリティのない展開はちょっと違和感を持っちゃう。この点は三池監督らしい展開なんだけど、前述したように彼の色を抑えながらやってるもんだから、それが中途半端に感じてしまう面も否めなかった。貧乏を描くトーンも、やや上品すぎるきらいがあったと思うし。しかしながら、良作である事は事実です。皆の演技も全体的に素晴らしかった。7点を献上。
[DVD(邦画)] 7点(2012-06-03 19:32:49)
29.  インモータルズ/神々の戦い 《ネタバレ》 
「ザ・セル」のターセム監督だけあって、映像的にはところどころはっとさせられるものがありますね。最初のキューブ状の物体が映し出されるシーンから期待が膨らみましたよ。神々が住んでる天空の神殿、ハイペリオンが潜んでいた場所の、現代建築っぽい風貌などヴィジュアルで楽しめる。CGも、大波のシーンとか、最初の戦闘シーンなんかがいいですね。歴史ものの戦闘シーンというのは、普通カットを短く切って「ごまかし」で繋ぎあわせるものだけど、今ではCGがあるから、一連の流れを1ショットで見せることが出来る。このへんの目を見張るような映像は「300」の製作陣ならではですね。ただ、ストーリーがお世辞にも面白いとは言いがたい。神々が、はじめて人間の前に姿を現してた高いを披露するシーンはめっちゃカッコいいんですよ。だけど、終盤での闘いの神々は、なぜか衣装が安っぽく見えるんです。ちょっとゴレンジャーっぽく見えるときもある(笑)。そんなわけでまぁ、「300」ほどではないけど、 ギリシャ神話の世界が好きな人にはお勧め、といったところか。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-04-17 13:07:24)
30.  犬飼さんちの犬 《ネタバレ》 
サモエドはやっぱり可愛いですなぁ。僕のような犬好きには、 サモエドスマイルを見てるだけで癒される。映画としては、まぁ、一人の犬嫌いのお父さんが、あれこれと経験するうちに犬好きになっていく、それだけの話なんですが、お父さんが散歩中にサモンをしかり、そして行方がわからなくなりあちこち捜すも家の前で見つけ安堵~の展開は、なんだか心温まるものがありましたね。あれ時、初めてお父さんとサモンの心が通った瞬間なんだなと。そのシーンが、個人的にはお気に入り。お母さんが街角でライブしてる展開は若干意味不明だったけど(笑)。
[DVD(邦画)] 6点(2012-02-17 02:54:06)
31.  インシディアス 《ネタバレ》 
音が怖いんですよねぇ。不協和音のストリングを凄まじい音で流したり、薄気味悪い笑い声やビーム音等々。音で驚かせるやり方は安直なのでそれほど評価は出来ないけど、家の中をぱっぱっと横切ったり、いきなり映ったりする前半の見せ方はなかなか上手いなと思いました。「ソウ」とはまた違ったタイプのホラー映画で、新しい試みをやってみようという製作陣の心意気が感じられる。ただ、父親があっちの世界に行ってからは完全にお化け屋敷状態になってましたね。
[DVD(字幕)] 6点(2012-02-06 19:15:56)(良:1票)
32.  陰謀の代償 《ネタバレ》 
ここや他のサイトでも酷評だったので、どんだけひどいのかと思って身構えてましたが、そのせいか割と楽しんで観る事が出来ました。子供の頃に、その環境故に起こってしまった過ち。そういう宿命的な罪に、大人になり警察になってもずっと苦しみ続ける。その主人公の心中には多いにシンパシーを感じるものがある。そしてまた、その警察が罪をもみ消す体質となって主人公を待ち構える。なんとも不条理というか。「悪貨は良貨を駆逐する」じゃないけど、善い心を持つ人ほど生きにくい世界だ。ただ、終盤のドンパチからラストにかけて、その悪が倒されて世が正されるわけでもなく、最初から最後まで晴れる事のない世界観なので、とても一般的にはウケそうもない。アル・パチーノは大好きな俳優だが、この作品のパチーノは出番も少なめ。個人的には、レイ・リオッタの悪い面が久々に拝めただけでも幸せ。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-01-21 00:43:25)
33.  インシテミル 7日間のデス・ゲーム 《ネタバレ》 
テンポが良く、かったるいような場面もなかったので最初から最後まで飽きずに見る事が出来ました。エンターテイメント作品としてはそれなりかなと思うのですが、そもそもの設定がちょっとありえないんですよね。世界中の人たちが鑑賞してるほどのイベントなのに、なんで選ばれる人たちはあの館の存在を知らないのでしょうか。あるいは、そもそもこういうタイプの作品にそういうツッコミはナンセンスなのかなぁ。もっと突っ込みたくなるシーンは、石原さとみが藤原君を殺そうとするシーンですよ。弛緩剤を投与して藤原君がフラフラなのはわかるけど、なんで石原さとみまで一緒にフラフラになってるの(笑)。
[DVD(邦画)] 6点(2011-02-26 19:31:07)(良:1票)
34.  インセプション 《ネタバレ》 
「父親の王国を息子にツブさせる」ための計画と、コブの死んだ妻との潜在意識の2つの軸で物語が構成されているが、計画自体は作品のアクション面を担当していて、妻との潜在意識のほうがどちらかというと主軸なんだという気がする。パリの街並みが盛り上がって上と下が合体したり、合わせ鏡やエッシャーの階段など眼にも楽しい映像が目白押しだが、特に良いのはホテルのロビーでの無重力&格闘シーン。あれは一見すると「マトリックス」風であるが、あっちとは違いCGを頼らず全て実写で取り組んでいる点が素晴らしい。特典映像などを見ると、本当に大掛かりなセットを構築して重力から逃れた世界を作り上げており、なによりも実写でなければ、この凄みは出せないであろう。ただ、それに対して、次の層である「雪山」のシーンのとってつけたようなアクションシーンはなんとも陳腐さを感じざるを得ない。ラストでの、現実に戻って空港に着き、子供達と出会うシーンは音楽と相まって相応しいカタルシスを味わう事が出来るし、トーテムで終わらせる締めくくり方は実に憎い演出だ。私は無事に彼が現実に戻ってきたものと信じたいが、よく考えると、子供達の服装が潜在意識で見る子供達の服装と全く同じである点が気になる。ひょっとしてひょっとすると、、、、。そういう考えも思わせるのは、見事である。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-12-28 19:11:46)
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