1. インモータルズ/神々の戦い
ギリシャ神話にちょっとスペクタクルな脚色を加えた叙事詩モノ、なんでしょうが、正直あまり魅力的な話じゃないと言うか、入り込めないと言うか……今一つ盛り上がらない。けっこうドタバタと戦闘シーンも多いのだが、何なんだろう? そして最も気になったのが、CGの多用で画面が暗い。観ていて疲れるんだな。だから尚更気が入らないのかもしれない。 いずれにせよ、私的には思っていたのとまったく違った作品であり、最後までノレなかった退屈な映画だった。ただ、いつかもう一度チャレンジしてみよう、と思わせる何かがあるような気はする。体調と気分の良い時に。次回の観賞で点数が上がることを期待します。w [CS・衛星(吹替)] 4点(2018-01-04 18:16:25) |
2. インシディアス
正直、ケレン味だけで、ホラー映画としては凡庸。『SAW』のスタッフが作ったというから期待したんだが、『SAW』にあった痛さを感じる映像も無ければ、大した恐怖や驚きも無い。ただ、ピュイィーン、キュルルルル、ドッシャーンっ! と音が喧しいだけ。顎のしゃくれた木の人形が映ったときには、思わず「おいっ、SAWのスタッフらしさって、コレだけかよっ!」と画面に向かってツッコンでしまった。ラストもありがちでガッカリ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-06-13 11:40:55) |
3. イップ・マン 葉問
なんか……笑ってしまう。w 日本の次はイギリスですか、そうですか。 なんかねぇ、中国人にとっては積年の恨みを晴らす映画なのかもしれないが、他人が観たら近代中国ってなんてダメな国なの、としか思えない。日本に占領され、イギリスに支配され、現代では立ち上がりかけたと思った途端スッ転がって……。ま、そんなことはどうでもイイけど。 で、映画だ。どこまでが史実なのかは知らないけれど、なんかロッキー3と4を足して掻き回して、中国お得意のヒーロー譚にくっつけました、みたいな映画。でも、見せ方は悪くないんで、それなりに面白くは観られる。 いやいや、そんなことよりこの映画には問題が一つ。見終わった後にまず思うのは、やっぱサモ・ハンすごいわ、と。www ハン・キンポーが完全にドニーを喰っちゃってます。これはマズいっしょ?w あと、最後のブルース・リーネタは、ちょっと可笑しかった。まあ、よく似た子役を見つけてきたもんだわ。w あのわざとらしい仕草の真似が無くても、一目見てB.L.だなって分かったもんね。w 映画としちゃあ、可もなく不可もなく及第点でしょう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-03 21:10:45)(良:1票) |
4. イップ・マン 序章
う~ん。 クンフー映画としては8点、9点付けても良いくらいの出来。ヒーロー譚好きな香港映画らしい映画。しかしねぇ……いつもの反日映画としては「お決まりの」といった展開で情けないやら悲しいやら。w 最後のテロップでは、日本が中国に降伏したみたいなことになってるし。www 韓国と言い中国と言い、テメェん家の不首尾を素直に認められないんだな。何でもカンでも上手く行かないのは日本のせい。で、映画の中で日本人を叩きのめして憂さ晴らし。実際に中国国術がここまで素晴らしいものなら、なぜプロで世界に通用する強豪挌闘家がいないのか? 中国人がここまで一致団結出来るなら、なぜに未だに世界の2流国家なのか? この手のエンターテインメイント映画に政治的メッセージを込めるなら、まず自分の足元を見て反省してからにしてほしいものだ。 とは言え、ホントにクンフー映画としては良くできてる。ドニー・イェンの芝居も良いし、アクションも見応えがある。映画としてのまとまりも良い。クンフー映画好きなら観て損は無い1本。 しかし、それにしても映画って怖い。w これを観て日本兵は中国で酷いことをしたなんてレビューがここにも有るくらいだからねぇ。まったく日本てのは隣人には恵まれないな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-03 19:52:42) |
5. 1303号室
《ネタバレ》 途中まではそれなりに良かったんだけどねぇ……。クライマックスのショボさに唖然。挙句に最後の最後は隣の親子まで幽霊とは。プール付きリゾートマンションの一室を借りて住んでるなんて豪勢な幽霊だな。どうやって家賃払ってるんだろ? それにしても役者の使い方が勿体無い。古田新太は必要か? 初音映莉子は、最近では珍しい純和風の顔立ちをした美人だし、もっとフィーチャーしても良かったんじゃないか? 初音は永谷園のCMに出てた頃が懐かしいなぁ。 [ビデオ(邦画)] 3点(2010-06-15 18:41:07) |
6. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
期待が大き過ぎたせいだろうか、イマイチ、いや、イマサンくらい面白くなかったなぁ。いやいや、まったく楽しめなかったわけじゃないんだが、もう一度観たい! と思えないんだな。まず、敵に魅力が無い。コレが見事に全く無い。たいして強くも無ければ憎たらしくも無い、ただいるだけの敵。所々ピンチが必要な時に出てきて、サクサクッとやられてハイご苦労さん、という便利な敵。しかも、そのピンチにしても「前に観たよな、こんなシーン……」見たいなのばっかりで、ハラハラもドキドキも、どう贔屓目に見ても1~3よりレベルダウン。そして肝心のお話はスカスカ。アレじゃべつにマヤが舞台じゃなくても良さそうなモンだし、ナスカの地上絵なんて全く関係ないじゃん?! しかも結末もムチャクチャなわりに弱い。まあ、シリーズのお約束的な部分は確かに楽しめはしたけれども、結局前3作の後日談的なところに落ち着いちゃったワケで……。製作決定から延期に延期を重ねてこの出来じゃ、もう次は期待できそうに無いな。核実験の直後にノコノコと冷蔵庫から這い出したインディも、たっぷり被爆してるハズでもう余命も長くは無いだろうから(いや、ホントはインディは100歳まで生きるんだが……)、このシリーズはコレで終わりにして欲しいね。 [DVD(吹替)] 4点(2008-11-08 17:49:19) |
7. 陰謀のセオリー
陰謀論を大きくフィーチャーした『バード・オン・ワイヤー』という感じ。でも、話のまとまりやアクションなどの見せ場では、『バード・オン~』の方がはるかに上かな。こっちは、話を繋ぐためのドタバタに終始してる観が強いわりに、コレといった見せ場らしいアクションが無い。ってより、山場らしい山場が無い。敵の組織の正体もよく分からないし、あれだけの組織力を持っといて、ギブソン一人捕まえるのにどんだけ大騒ぎしてんのよ、お前ら?! って感じですな。そして何より、内容の割りに映画が長すぎる。2時間15分もかけて見せる内容じゃない。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-21 18:52:29) |
8. イノセンス
画は素晴らしかったです。CGとアニメがさほど違和感無く合わさっていて……。が、話は全くちんぷんかんぷん。『攻殻機動隊』とやらを知らない私は、まず世界観が分からない。設定も理解できない。その辺りの情報を、原作や前作に頼るのであれば、コレは一本の作品として独立してないよね。賢いんだか的外れなんだか判らんセリフが飛び交い、事件のポイントすら理解できない私を遥か後方に置き去りにしたまま、映画はどんどんと進んでいく……。と思いきや、さっき観たようなシーンがループで挿入され…………。結局、最後までなぁんにも分かりませんでした。w ラストも何かヘンな間があっていきなり終わるし。なんだか「解る人だけ観てくれ」と言わんばかりの映画ですな。画の美しさに1点付けときます。 [地上波(邦画)] 1点(2007-12-27 14:29:52)(良:2票) |
9. イーオン・フラックス(2005)
ストーリー自体は、使い古されたほんっとにSFではよくあるネタ。んじゃ映像はスゴイのか? っつーと、これもまあ普通。ということで、限りなく4に近い5点という感じかな。尺が93分ってのが救いだったね。コレで後10分長かったら確実に4点だったよ。何が不満ってさ、こんなB級SFなのに、あの脱ぎっぷりの良さでは定評のあったセロンが実質脱がないんだぜ?! 信じらんないっ!www [DVD(字幕)] 5点(2007-10-25 19:57:16) |
10. 伊豆の踊子(1974)
《ネタバレ》 もう30年ぶりぐらいで観ましたが、「え?! この映画ってこんな終わり方したっけ?」と、ちょっと驚きました。伊豆下田で船に乗って東京へと帰る友和。必死で手ぬぐいを振って見送る百恵。なぜかずっと、このシーンで終わった印象があったのに……。実際は、船上で百恵ちゃんにもらった櫛をみる友和に、浦部粂子扮する峠茶屋のばあさんの声が被さる。「あんな連中と関わりを持っちゃいけませんよ」と。そしてシーン変わって、酒席で踊る百恵ちゃんに酔ったヤクザ者が抱きついていく。そしてストップモーションで『終』。やっぱりこんな恋はひと時だけの物なんだ、と。かおるはいつまでも初心で可愛い女の子ではいられないのだ、と暗示するラスト。確かに、本編中にもかおるに客を取らせる事を暗示するようなシーンは2度ほど出てくる(まあ、その度にお母さんは断りますが)。これって百和コンビの1本目だった記憶があるんだけど、ベタベタのラブストーリーで終わらせず、当時人気絶頂の2大青春アイドルスター映画のラストシーンとしては、かなり頑張ったラストシーンでしょう。見直しました。w [地上波(邦画)] 6点(2007-08-07 04:22:21)(良:1票) |
11. インナースペース
初めて見た当時、そこそこには楽しんだんだけれど、何を見る(あるいは見せたい)映画なのかちょっと戸惑った覚えもある。コメディなのにそれほど「爆笑!」というシーンも無いし、特撮は思ったより良くないし…。やはり人体内に入るという点で「ミクロの決死圏」と比べられるのは仕方ないと思うが、「ミクロ~」があの時代にあれだけのモノを作ったのに対し、本作はちょーっと作りも姿勢も甘過ぎるんじゃないか? 5点(2003-11-12 15:21:44) |
12. インビジブル(2000)
内容的には可も無く不可も無く。まあこんなモンでしょ? という感じ。ただエリザベス・シューって、僕が覚えている限りでは「バック・トゥ・ザ・フューチャー2&3」のジェニファー役以来、物凄く久しぶりに見た気がする。この映画は、それが一番の収穫だったな。(笑 5点(2003-11-12 15:13:43) |
13. インデペンデンス・デイ
アメリカ万歳のバカ映画。この一言に尽きる。しかも作中のどのエピソードのネタも全く目新しさが無い。アメリカ人でない私にしてみれば、大金使ってゴミ作るな、と言いたいところ。コレと「アルマゲドン」と「パールハーバー」は、無駄金使い捲くってるだけで、ほんっとに観る価値の無いクズだと思う。 2点(2003-11-12 07:05:54) |
14. インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険<TVM>
これって、アメリカでのTVシリーズのパイロットっつーか初回の2時間スペシャルですよね? そう思って見ると腹も立たん様な気が…。 えっ、違うの??? 4点(2003-11-12 06:59:30) |
15. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
話のスケールは一番大きいんだけれど、シリーズ三作目ともなるとドキドキ感では「レイダース」に敵わず、テンポの良さでは「魔宮の伝説」に及んでいない気がする。話も結局「レイダース」の亜流だしね。まあ、ジョーンズ親子の掛け合い漫才で一味違ったものにはしてありますが…。序盤、リヴァー・フェニックスが帽子や鞭などを手に入れていく辺り、ここでも「ヤング・シャーロック」を彷彿とさせる。スピルバーグは、よっぽど「ヤング・シャーロック」を気に入ってたんだろうね。 8点(2003-11-12 06:51:05) |
16. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
インディ・ジョーンズシリーズの中では、話のスケールや時代背景において他の2つとは毛色の違う一本。内容的にも、同じスピルバーグの「ヤング・シャーロック」と被る部分が多いのが気になるが、これはこれで楽しめる。3作中では一番娯楽に振られた作品だと思う。あと、やっぱり何度見ても笑えるのはオープニングのタイトルが出るところ。「おいおい、いくら惚れてるからってケイト・キャプショー生きかよ! タイトルくらいはちゃんと出そうぜ!!」ってスピルバーグに言いたくなる。タイトルがちゃんと出ない映画なんて他に覚えが無いもんね。 9点(2003-11-12 06:41:33) |
17. いとこのビニー
ペシがダメ弁護士の奮戦ぶりを好演して、それなりに面白い映画なんだけれど、何か今一つスコーンと抜けた所が無い…。もう少し面白くなりそうなんだけどねー。佳作という言葉がピッタリの映画です。 6点(2003-11-11 20:01:39) |
18. いつかギラギラする日
鉄砲撃って、カーチェイスして、殴り合いがあったら良いアクション映画っスか? そんなことは全部20年も前にマックイーンがやってる。結局、日本のアクション映画はハリウッドから20年遅れてると言うことを思い知らされる映画であり、工夫の無さでは香港映画の足元にも及ばないと、悲しくなる映画。ま、荻野目慶子のキレっぷりも目新しいワケじゃないが、頑張ってるねーとは思うので2点。 2点(2003-11-11 19:49:45) |
19. イーストウィックの魔女たち
豪華なキャストなのに、かなり面白くない。「永久に美しく」よりは若干マシか、ひょっとするとイイ勝負してるくらいの、ある意味ビックリ! な映画です。 2点(2003-11-11 19:35:10) |
20. インプラント
まずストーリー的に怪物どもの目的が分からない。だから話に入り切れない。そして映像的にクリーチャーの造形が見えない。だから目で見て恐がることもできない。まあ、この手の映画に難癖付け出すとキリが無いんだけれど、さすがにもうちょっと企画を練ってから作れよ、という感じ。 2点(2003-11-06 03:06:38) |