1. 犬王
《ネタバレ》 犬王がどんな人物だったのか興味はあったけど、犬王の人物像を描いた作品ではなかった。 ただ斬新なミュージカル映像が作りたかっただけで、題材が犬王である必要はなかったのかも。 当時の歴史的背景は多少描かれていたけど、犬王に関しては謎のままで、ほぼ踊り狂っていただけ。 見終わって犬王という人物は歴史上には存在しなかった架空の人物のように思えた。 歴史物の作品として、それは少し残念なことかも知れない。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-09-07 11:46:27) |
2. インポッシブル
《ネタバレ》 起きていることは大規模な災害だけど、描かれているのは家族の絆。 実話ということで、悲惨なラストも覚悟してたけど、ハッピーエンドで安心した。 こんな大変な状況でも誰かの為に何かしてあげようとする精神に感動しました。 [インターネット(吹替)] 7点(2023-09-28 17:37:44) |
3. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 聖杯を探し求めて冒険する王道の物語は普通に面白い。 登場人物もそれぞれ味わいがあるし、コミカルなやり取りが楽しい。 敵か味方かわからないヒロインがエロくて良かったけど、悪人では無さそうだったので、最後に死んじゃうのは可哀想だった。 それなのにみんな笑顔でハッピーエンドみたいな幕切れは如何なものか。 聖杯を持ち出そうとした天罰ということなのかも知れないけど、その程度の女だったのかと思うと作品自体が薄っぺらく感じる。 [地上波(吹替)] 6点(2022-12-21 21:30:59) |
4. インクレディブル・ファミリー
前作を見たのがかなり前なので、それぞれの能力とか忘れてたけど、見始めたら直ぐに思い出した。 序盤から激しいアクションシーンの連続でスピード感がある。 スーパーヒーローの苦悩とか、家族の助け合いとか、いろいろと複雑な事情もありながら、事件も進行してく。 イラスティガールが好きだったので、活躍の場が多くて嬉しかった。 最後は家族揃って感動的な結末でした。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-10-07 17:08:51) |
5. 一枚のめぐり逢い
《ネタバレ》 写真の女性を探し求めるロードムービーかと思ったら、意外とあっさり見つかって驚いた。 確かに主人公の命は守られるので守護天使なのかも知れないけど、周りの人がどんどん死んでくので、呪いの写真のような気もする。 最初の行き違いで話せなかったのは仕方ないし、その後なかなか言い出せなかった気持ちも理解できる。 その状況のせいで、なんとも切ないラブストーリーになってますね。 誰かの死のお陰で自分が生きてると思うと心が痛む。 ラストは和解して丸く収まるのかと思ったけど、やっぱり呪いが発動しちゃうんだね。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-12-13 16:38:10) |
6. 生きてるだけで、愛。
《ネタバレ》 ヒロインが頭おかしくて、見てて不快になる。 それが中盤くらいまで続いてどうなることかと思ったけど、仲里依紗が出てきた途端にバランスが取れて面白くなった。 いい人たちに巡り合えて再生してくのかと思ったら、もっと悪化するというのが斬新だった。 結局、最後まで頭おかしいままだったけど、少し理解してあげられるような気がした。 でも、愛がどこにあったのかはよくわからなかった。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-12-10 16:40:03) |
7. インセプション
《ネタバレ》 夢の中で情報を盗むというアイデアは面白かった。 時間の流れるスピードが違ったり、起きる方法とか、いろいろとルールがあって、設定はちゃんとしてる。 夢だからなんでもありというわけではなく、夢だと悟られないようにリアリティを持たせないといけないというのも良かった。 でも、終盤はちょっとくどくて、映像の派手さと反比例するようにつまらなくなったように感じる。 銃撃戦とかやってしまうとよくあるアクション映画と変わらなくなってしまう。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-10-30 07:12:19) |
8. E.T.
《ネタバレ》 有名な作品なので見たつもりになってたけど、実際に見てみると想像と少し違った。 ETがなかなか登場しないようなミステリー作品かと思ってたけど、いきなり出てくるんですね。 何かの調査に来たんだろうけど、置いてけぼりは気の毒でした。 これの逆バージョンの映画を見たような気もするけど、なんとか連絡して救助してもらう展開は説得力があった。 ETと少年の交流を描いた作品というイメージだったけど、三兄弟がそれぞれに活躍するのが良かった。 特に妹がいい仕事してたように思います。 大人たちも悪人というわけではなさそうで、ETをなんとか助けようとするのが感動的でした。 あそこまでしてもらったのに逃げるのはどうかと思うけど、解放してもらえるかわからないし、仕方なかったかな。 何十年も前の作品だし、映像的にしょぼく感じるかと思ったけど、なんだか神秘的で心惹かれる作品でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-11 17:39:53)(良:1票) |
9. インフェルノ(2016)
《ネタバレ》 誰が敵で、誰が味方なのかわからないというミステリアスな構成は面白い。 記憶喪失なので自分自身すら怪しいという設定も巧い。 でも、シリーズ作なのでラングドン教授は白確定というのはモッタイナイ。 これは時限爆弾作品だけど、時限にする必要性がさっぱりわからない。 本人も仲間も命を捨てるほどの覚悟なんだから、最初から自爆テロで良かったのにね。 百歩譲って直ぐに死ぬのは嫌ということなら、逃げる猶予くらいの時限にしておけば良かった。 謎を解く時間を用意するアホな計画に付き合わされたラングドン教授にお気の毒様と言いたい。 仲間にすら教えないほど慎重派なのにアホな犯行動画を残したのもどうかと思うよ。 黙ってやれば人類は救われたのにね。 もっと言うなら、なんで1個なの?と問い質したい。 お金ならいくらでもありそうなのにいくつか作っておかないのがアホ過ぎる。 何から何までアホ過ぎてどうしようもないけど、謎解きゲームと思って見たらそこそこ面白かった。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-21 12:34:59) |
10. インビクタス/負けざる者たち
ラグビー映画のつもりで見始めたのにマンデラ物語が始まって驚いた。 でも、心に響く言葉がいくつもあって、それはそれで良かった。 序盤は当時の出来事を淡々と描く感じで、落ち着きのある雰囲気が好印象。 終盤に向けては選手も応援する国民も徐々に盛り上がって行ってとても感動的でした。 ラグビーが国民の心を1つにして行く光景に自然と涙が零れました。 とんでもない大差で負けていたけど、日本もこの大会に参加していたことが少し誇らしかったです。 [インターネット(吹替)] 8点(2021-05-07 11:03:59) |
11. 1980(イチキューハチマル)
作品のクオリティとしてはB級だけど、プロが撮っただけあってピントはあってる。 もし制作費が300万円だとしたら頑張ってると言えなくもない。 ちょこちょこ笑えるとこもあったので、上手く編集したら面白い短編映画になるかも知れない。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-04-22 06:00:28) |
12. 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
最初のうちは面白かったけど、段々と飽きてくる。 結局は手の込んだ死に方より、シンプルな方が面白いのかも知れない。 ちょっと重い話とか、いい話をぶち込んで、なんとか盛り上げようとはしていたけど、いまいちだった。 それでも、ラストのオチが面白かったので、甘い点数を付けておきますね。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-19 16:03:49) |
13. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
序盤はインディ・ジョーンズらしさも感じられたけど、中盤以降はやり過ぎ。 謎解きとか、探検というより、道中のドタバタがメインになってしまってる。 コメディと思って見るなら悪くないかも知れないけど、シリーズとしては最後の聖戦で最後にしておくべきだったのかも知れない。 [地上波(吹替)] 5点(2020-03-21 19:01:25) |
14. 嫌な女
どっちが嫌な女なのか、考えさせられる。 人それぞれで感じ方は違うかも知れないけど、どっちも嫌な女じゃないような気もする。 それぞれに嫌な部分もあったし、好きになりそうな部分もあった。 少なくとも見た目が良いので、多少のことは許せてしまう。 キャラの印象は強く残ったけど、どんなストーリーだったか直ぐに忘れてしまいそう。 [インターネット(邦画)] 5点(2019-02-22 21:41:55) |
15. 異人たちとの夏
昔見たはずなんだけど、改めて見直してみたら全く見覚えが無くてびっくりした。 こんな作品だったとは想像もしてなかったので、終盤の展開は衝撃的でした。 僕が見たつもりになってた異人たちとの夏とは何だったのだろう??? 中盤のノスタルジックな雰囲気が懐かしくて、ちょっと泣きそうでした。 秋吉久美子が妙にエロくてドキドキしましたよ。 名取裕子もエロかったけど、終盤の扱いが雑で、これほどの大女優でも昔はこんな仕事させられてたのかと思うと感慨深かったです。 [DVD(邦画)] 7点(2017-03-26 14:44:05) |
16. いのちの食べかた
台詞もナレーションも無しという試みは面白い。 最初はちょっと退屈かなぁって思ってたけど、ひよこが登場した辺りから映像が本気出し始めた。 残酷なんだけど、ひよこは可愛い。 あと、子豚も可愛かった。 でも、みんな食べられちゃうんだけどね。 こういう仕事をしてくれてる人が居るから、僕らは肉を食べられるんだなぁって改めて感謝しました。 終盤の映像はかなりグロテスクだけど、眼を背けず直視しないといけないような気がした。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2017-01-26 16:50:16) |
17. インサイド・ヘッド
開始10分でもう泣きそう。 脳内会議みたいなアイデアは昔からあるけど、それ自体を1本の作品にしてしまったピクサーの功績は大きい。 今まで謎だった頭の中の複雑な仕組みがわかって良かったです。 感情のコントロールが出来なくなったときにこの作品のことを思い出して、少し冷静になれたらいいな。 そして、感情は自分にだけじゃなくて、他の人にもあるということを理解させてくれる。 特にママの感情のリーダーがカナシミだったのは奥深い設定だなぁって感心させられた。 変なCMソングが勝手に再生されるなんて小ネタも脳の仕組みの不思議を象徴する興味深い現象だね。 因みに僕の場合は、ポ~ニョポ~ニョポニョポニョポニョポ~♪ 終盤の展開には散々泣かされたけど、僕も複雑な感情をコントロール出来るようになったようで、成長するってこういうことなんだろうなって納得出来たような気がします。 あと、初見では開始10分で泣きそうだったけど、改めてもう1度最初から見始めたら、開始6分で泣きました。 [DVD(吹替)] 8点(2016-08-27 16:08:58)(良:2票) |
18. イニシエーション・ラブ
《ネタバレ》 コメディなら笑わせるのが目的で、ホラーなら怖がらせるのが目的で、本作の目的は騙すことなんだろうけど、完璧に1000%騙されてしまったので、この点数にしておきます。 日焼けの水着跡とか、コーラで汚れた服とか、着てきた服が買って貰った服だったり、借りた本があったり、妊娠したりとか、ヒントはいっぱい仕込まれてたけど、そもそも松田翔太になった時点で気付かないといけないわけで、それを勝手にそういう演出なんだと思い込んで騙されてしまうなんて、心の隙を突かれた感じです。 挙句の果てには、大学の専攻も違うし、下の名前も明かされるのに2人がぶつかるまで気付かなかった。 一旦信じてしまうと、とことん騙されてしまうんですね。 もうオレオレ詐欺で騙される人を笑ってられないです。 少し言い訳をするなら、物語自体が面白くて、この三角関係がどうなってしまうのか興味津々で、謎解きどころじゃなかったというところでしょうか。 前田敦子の醸し出す昭和感が魅力的で一気に物語に引き込まれてしまうんだけど、それを上回る木村文乃の平成感が刺激的で心が揺らぐ。 まあ、木村文乃もがっつり昭和の女なんだけど、東京の女は時代を先取りしてるんだろうね。 もう1回最初から見たら、騙されてた自分がアホみたいに感じられて、笑いが止まりません。 人ってこんなにも変わってしまうもんなんだなぁって納得してた初見の自分に、別人ですから!ってツッコミを入れてる2回目の自分が居ました。 騙しの小道具にもなってた電話の使い方が上手くて、携帯の無い時代の恋愛ってこんな感じだったなぁって懐かしかったです。 あと、冷静になって時間軸を考察してみると、正式に付き合い始めたのは別れた後のようだから、ギリギリセーフで二股じゃないような気もする。 前田敦子の視点で構成されたバージョンがあれば、心の移り変わりを垣間見られて、また違った面白味がありそうですね。 [DVD(邦画)] 10点(2016-08-18 15:33:25)(笑:1票) |
19. イタリア的、恋愛マニュアル
このマニュアルが使えるかどうかは別として、作品としてはとても面白かった。 短編でよくあるパターンの雰囲気だけの作品とか、ラストを有耶無耶にした消化不良な作品は無かった。 どの話も起承転結があって、きちんと映画として成り立ってたと思う。 ヒロインの魅力だけならダントツで1話目が良かったけど、2話目以降の熟年カップルの苦悩が面白くて仕方なかった。 イタリア人も恋愛で苦労してるんだなぁって、しみじみ笑えました。 あと、カメラ目線の演出が斬新で、友人の愚痴を聞かされてる感覚がありますね。 仕事の愚痴とかは楽しいもんじゃないけど、恋愛トラブルの愚痴は笑えるもんだなぁって、ニヤニヤしながら観賞しました。 [DVD(字幕)] 8点(2016-02-01 13:20:51) |
20. イゴールの約束
事故なんだから仕方ないとは言え、心苦しい話だね。 イゴールは子供なりに約束を果たそうと頑張ったと思うよ。 あと、鶏を食うのかと思ったら占いに使うとか斬新だった。 [DVD(字幕)] 6点(2016-01-27 14:03:35) |