1. イヴの総て
《ネタバレ》 化粧室シーンの淡々としているようで瞳の奥底をギラギラと光らせているイヴ。”目に力を入れる”とはこういうことなのかとかなり強いものを感じた。受賞式で「自分の心は正しい所に置きなさい」とイヴへ語り掛けるマーゴ。彼女はイヴを決して見捨てていない。いつか目にする真実の姿を早く見たいのだろう。とにかくこの師弟コンビは素晴らしい。「格好良い」という言葉はこういう人達に使うべきだろう。 9点(2004-12-29 22:33:21) |
2. 活きる
最初は福貴が竹中直人さんに似てるなぁと観ていたけど、話がどんどん進むにつれて「いや待てよ。ほらっあの人誰だっけ?あ~思い出せない。ん~・・・そう!」 「蓮池透」さんに見えてきました。「グォ・ユウ」はたまた「蓮池さん」のどちらに失礼になるかは分からないけど結構似てます。ただ顔が似てるという単純な理由も確かにありましたけど福貴の「これから良くなるさ」という希望とも諦めともとれるセリフを私が今もし蓮池さんお会いできてもこういう言葉しかかけてあげることしかできないだろうなというやりきれない心情的なものもありました。その辺を含めてどうにもならなくても必死に生きる福貴と生きているか分からない家族を待つ蓮池さんが妙にダブって”頑張れ”的観方をしたのでありました。 8点(2004-10-25 01:33:39) |
3. IT/イット〈TVM〉
”パチンコ”という攻撃方法は「グーニーズ」の専売特許ではありませんでしたかそうでしたかいやいやなるほど。 5点(2004-09-06 00:56:27) |
4. インソムニア
アル・パチーノは「セントオブウーマン」に続いて目を殺した演技をしていた。死んだ魚のような目とはこのことなのかいやそれ以上に顔の表情自体を殺した演技をしているパチーノは素晴らしい。 5点(2004-09-03 21:41:38) |
5. インサイダー
はっきり言ってこの作品に”面白み”は感じ取れなかったけど見るべきものを見たというなら評価は高い。この手合いは日ごろ観ることはないけど結構はまれて考えさせられるものがあった。権力という”力”は個を屈服させることより守る為にあるべきなのに何故人は権力を持つほどそれを保身の為に乱用しようとするのでしょうか・・・。一度権力を持ってみないとその権力者の”心”は計れないでしょうね。 8点(2004-07-19 21:09:31) |
6. 生きるために
《ネタバレ》 この作品はビデオで観た記憶がある。「生きてこそ」の隣に置いてあってウィレム・デフォーが出演ということでなんとなくで借りたものでした。そのなんとなくで借りたものにこれほど心に響き寒気がしたものは無い。アウシュビッツ収容所という過酷な状況下において生きなければならないという人々の”想い”が伝わってきました。本作で必要なシーン(残虐な行為)がカットしてあるので多少なりとも脚色してはいいのではと思いました(「夜と霧」エキスを20%ぐらい注入したら多分最高な作品に仕上がったと思います)私はこの作品を観終わったあとすぐにバケットを買いに行き涙を流して食べた記憶があります。これほどパンの美味しさというより食べ物のありがたみを心で感じる作品は無かったし自分がいかに幸せな状況で生活しているんだなと実感できるものはそうそうに無いと思いました。 8点(2004-06-30 14:43:14) |
7. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
駄虫をよくここまで集めたもんですね。駄虫、駄虫のオンパレード。気持ち悪さが鳥肌となって伝わるこの作品はしょぼいホラー映画より怖い。個人的には剣を振り回してくる敵に向かってバーン!と一発弾痕くらわすところに文明の力を感じました。 8点(2004-06-20 19:27:55) |
8. インビジブル(2000)
もしよければDVDかなんかで未公開シーンみたいなのをつけてほしいです。あえてどことは言いませんけどね。 4点(2004-06-07 12:42:50) |
9. イン・アマゾン
墜落ものとして『生きてこそ』を狙ってたのかどうかは知らないけど全体を通してジャングルの”怖さ”が伝わってこない。もっとジャングルの”恐ろしさ”を演出出来ないものだろうか?。以前どっかの局がテレビで20分ぐらいヤマビル特集をやってたけどそっちの方が100倍恐ろしかったよ。『インアマゾン』・・・とりあえず①~④までぐらいシリーズがある。全部観ても千石先生の爬虫類特集にもかなわない。 [ビデオ(字幕)] 3点(2004-06-07 12:39:56) |
10. 生きてこそ
食うべきか?食わざるべきか?と問われたら私としては食うしかないがせめて塩ぐらいは欲しいですね。 【 蛇足 】 : 正直なところこのレビューは前文一行だけに凝縮したものを詰め込んだつもりでしたけど下記ような蛇足レビューを書かないとこの手の《人間の尊厳》を描いた作品で”笑”を狙って書いたようなレビューは良識派の方々にとって「不謹慎だ」ととられかねないので私がこの作品を観て感じたレビューを書かせていただきました。さて古代から続く食文化において必要最小限な調味料はなんだろう?と考えたら”塩”が真っ先に出てきました。塩というものは天然でも取れるし人工によっても出来るこれほど身近にかつ簡単に手に入る調味料は他に無いと思います(お暇なら私の『北京原人』のレビューでも読まれてください)。いろいろな料理を作るにあたって、もし塩抜きの料理があったとしたらどうでしょう?それは必ず「一味足りない・・・」と感じられること間違い無いと思います(一味どころか不味いとさえ思うかもしれません)。考えてもみてくださいほとんどの料理に塩という調味料は無くてはならない存在なのです。ましてや人体における塩分を摂取するという行為は栄養学上においても必要不可欠であります。 塩という存在は”食”においてあまりの身近さゆえにそのものの持つ本来あるべき実質的な価値を忘れ去られがちであり、人は塩に対する感謝の念つまり”ありがたみ”を忘れてはしないだろうかとも思います。だからこそ、その”当たり前”的発想を今一度見つめ直してみるということで物事の本質をより一層深く感じ取れるのでは・・・みたいなことを書いてみた次第でごさいます。要は人間五体満足健康であることだけで幸せなんですよ。人生っていろいろと悩み苦しむこともあるけど生きているだけで素晴らしいことであり価値があることなんですよ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2004-06-07 04:19:28)(笑:2票) (良:2票) |
11. イン&アウト
《ネタバレ》 予告編が良すぎるんですよこの作品は(予告編なら7点です)。自分の思っていたストーリーとは違ってたので読みがはずれたのにちょっと残念。でもあそこでカミングアウト出来たのでなんとなく憎めない作品です。 5点(2004-06-04 22:29:35) |
12. インデペンデンス・デイ
《ネタバレ》 ウィル・スミスに3点とヴィヴィカ・A・フォックスに2点づつ。ウィル・スミスが戦闘機を降りてエイリアンをぶん殴りにいくまでの歩く姿のノリがいいです。ヴィヴィカ・A・フォックスは美人なのでそれで結構です。そういやこの作品もそうだけど「普通の人々」「旅立ちの時」と立て続けにジャード・ハッシュの出演してる作品を観た覚えがありました。案外いい役者さんですね。 5点(2004-06-03 23:32:51) |