1. インサイダー
内容からいって、展開は容易に読める「成功するか 失敗するか」の二択。直球勝負だから、ほぼ演技にかかってる。ラッセル・クロウって、演技うまいよなあ。告発者はこんな感じなんだろうなあっていうのが、きちんと伝わってくる。 私事だけど、JTの人と仕事したことがある。かなり理不尽なことをされてメンタルを削られたけど、麻薬の売人と一緒なんだなあと考えるようになった。関わらないほうがいいと、心から言える。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2021-05-31 20:10:31) |
2. イエスタデイ(2014)
ザ・青春映画っていう感じかな。何かを知るって目的じゃなくて、ノスタルジーを味わうために観るような映画。 ニーナが何をしたかったのかが意味不明に思えるけど、主人公自体がフワフワして見えるので、実際に意味不明なのは主人公のほうかも。 セシリアの父が話しているのは広く話されているブークモールではなく、ニーノシュクってことなのか、はたまたサーメ語なのか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-01 18:29:15) |
3. インセプション
《ネタバレ》 意欲的な内容だとは思うけど、面白さにはつながっていない印象。 御曹司をあやつるのが目的ってことだけど、会社の悪い部分があまり描かれていないから 共感しにくいし、方法もまどろっこしいったら ありゃしない。未来にはサクッと脳にハッキングって方が現実的っぽいし。 副テーマっぽい、ディカプリオと妻のエピソードのみに絞った方が、まだ良かったんじゃないかと思う。 あとアクションも無重力描写をやりたいってだけで、テーマとのつながりが薄い。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-02-11 15:10:45) |
4. IT イット “それ”が見えたら、終わり。
《ネタバレ》 まさに「子供だまし」の映画。まだ現実を多く体験していない子供なら、ある程度楽しめるのかも知れない。 でも大人が見るには、絵空事過ぎて シラケるだけ。CGや音で脅かしているだけで、頭使って状況で恐ろしさを表現していない。 で、最後は「愛・友情を大事に、皆で助け合えば勝てる」ってディズニーかよ・・・ ”大人”が見たら、終わり。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2019-11-08 23:05:16) |
5. 祈りの幕が下りる時
《ネタバレ》 既に指摘されている通り、配役への違和感とか 素手で締めるのは難しいでしょ(紐の方がまだ・・・)とか 何故演出家なんて目立つ仕事をしてるんだとか 色々腑に落ちない点は見られますね。 テレビで見るぶんには それ程文句は出ない程度、お金払って映画館ならちょっと不満といった感じでしょうか。 [地上波(邦画)] 6点(2019-06-30 23:09:25) |
6. イップ・マン 序章
カンフーものって格闘シーンはいいものの、ストーリーが雑っていうのも多いけれど、こちらはきちんとしていて すんなり見られる。 主人公も闘志を全面に出すジャッキー風ではなく、クールに決めるブルース・リー風(というかリーの師匠)っていうのも好感が持てる。 日本人だけが悪く描かれているのではなく、盗賊や仲間を売る中国人も描いているので、ゴリゴリの反日映画という訳でもない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-30 14:25:20) |
7. イヴの総て
女優って多かれ少なかれ、こういう詐欺師的素養を持っているんだろうなあと思わせる映画。 ベティ・デイヴィスは「何がジェーンに起ったか?」の怪演で知っていましたが、本作でも力強い演技。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-05 23:51:53) |
8. 田舎の日曜日
まあ雰囲気はいいと思いますが、ストーリーがないと言ってもいいような内容で、ストーリー重視の私には???な映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-03-05 01:08:33) |
9. 犬神家の一族(2006)
原作を読んでおらず、オリジナルも見ていない人なら楽しめるかも。どちらか体験している人ならちょっと不満に思うような作品だと思います。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-03-02 23:29:55) |
10. イル・ポスティーノ
2018年 以前見たことを全く忘れて、再鑑賞。キャスティングはどの役もピッタリという感想は同じ。年取って、雰囲気をもっと楽しめるようになったということなのか、点数は1点増やせます。(巨匠詩人のモデルに関して、現実とかぶっているエピソードもあるみたいですね) 2008年 レビュー 皆さん仰るように雰囲気はいいと思います。主演の男性も純朴と言う言葉が似合う適役だったと思います。でもストーリーはそれほどでもありませんでした。(6点) [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-22 00:12:36) |
11. インファナル・アフェア 終極無間
診察室シーンを中心にちょっとだらけてしまっているように思えます。 あと皆さんおっしゃるように、時間軸をいじり過ぎ。見ているのはマニアだけではないのです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-01-30 23:08:42) |
12. インサイド・マン
《ネタバレ》 私も一見した後では疑問が残りました。ここのレビューと他サイトをいくつか見た結果、大体下記のような内容なのではないかと思いました。 首謀者:銀行内に隠れていた犯人を迎えに来た車に乗っている老人が首謀者(インサイド・マン)、おそらく会長が銀行を創業する前からの片腕的存在ではないでしょうか?(だから会長の過去を知っている。) 狙いはダイヤのみ、書類と指輪は会長に事件を追及させないための保険。但し、何故 今更なのかという点が疑問(証拠の隠し場所が最近ようやく分かった?、最近仲違いをした?) 弁護士:会長に雇われたが、犯人から会長の過去を聞かされ 逆に会長をゆする。(会長は忌々しげに小切手を渡し、イラつく。) 会長:証拠を握られているので犯人を追わせる事が出来ず、警察に事件を埋めさせる様 圧力をかけざるを得ない。 刑事:犯人からは結婚資金用のダイヤ、会長・弁護士からは過去の事件(濡れ衣?)のもみ消しと昇進を得て、会長告発を強く訴える気を削がれる。 大体納得はいきましたが、何故今更という点と会長は何故証拠を破棄してしまわなかったのかという重大な点の説明がなく物語として弱いと感じました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-20 21:39:39)(良:1票) |
13. 妹の恋人
こういう社会的弱者と言われている人達が力強く生きていくというストーリーには、私ちょっと弱いです。泣きはしませんでしたが... 妹が兄に言った「あなたは私に狂っていて欲しいんでしょ」というセリフが重いです。 妹と恋人を普通の親子に置き換えてみれば、自分達の生活にも投影できると思います。駄目だと決め付けるのはお互いにとってマイナスにしかなりません。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-01-15 13:41:33) |
14. 硫黄島からの手紙
既に第二次世界大戦を扱った映画をいくつか見ているものからすると、新たな視点や感慨を得ることは出来ませんでした。 戦局が極端に不利になったら捕虜になることが当たり前だったアメリカ人にとって自決するのが非常に奇異に映るのは分かるが、それを安易に繰り返し過ぎ 戦う前から自決させるのはオカシイ。 とはいえ、こういう映画は作り続ける意義があるとは思うので、甘めに6点。 (獅童って悪役商会より悪人面だから、こういう憎まれ役にぴったりですね。) [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-01-13 21:05:05) |
15. 居酒屋兆治
原作に忠実であろうとしているのかどうか分かりませんが、色んなエピソードを盛り込み過ぎでバラバラ感が否めません。小説をページ飛ばしで読んでいる感じ。 兆治とさよの関係が主題なんでしょうが、ぼやけてしまっています。 大原麗子って本当に色気がありますね。病気で芸能活動から遠ざかったみたいですが、美しい思い出だけを残して去っていったというのは、見る側にとっては良かったのかも。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-01-01 23:54:08) |