1. インクレディブル・ハルク(2008)
《ネタバレ》 内容は薄く、アクションばっかりな分、退屈せずに楽しめた。まぁ、ただの化け物なのでヒーローとしての魅力は確かに薄い。アベンジャーズには、むしろヘルボーイやエイブ君を入れてあげてほしい。 [DVD(吹替)] 6点(2011-11-03 23:25:11) |
2. イップ・マン 序章
《ネタバレ》 割と和やかで、笑えたりする前半から、戦争勃発後のシリアスな展開。 ちょっと前半と後半が別の映画みたいだなー、と途中思ったりしたのだが、実は、前半のキャラクターのほとんどがきっちり後半にも出てくるので、なかなか綺麗につながっているのである。 完全に魅せられてしまう詠春拳のアクションは凄い。敵を本気で潰しにかかったときのイップマン無双はマジ怖いっす。そこまで、バッキバキにしなくても・・・!と思ってしまうほど。 悪役の池内博之のキャラクターが良い!極悪非道ではなく、格闘家とし、礼節をわきまえているところがカッチョエー!卑劣なキャラクターは、下っ端にいるけど、そういう役割の振り分けが良い。 でも、イップマンと力の差がありすぎでないかい?とちょっと思った。 もっと二人ともボロボロになるまで闘って欲しかったんだけどな。 [映画館(字幕)] 8点(2011-09-23 10:10:16)(良:1票) |
3. 息もできない
《ネタバレ》 自分を殴り倒した相手にああまでなつけるものなのかな。悪人を懲らしめる手段以外で一般人に暴力を振るうやつには同情できない。家庭環境のせいにしちゃうのもどうだろうなと思うし。映画や役者の熱は感じ取れたが、そこまで絶賛したい映画ではない。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-26 22:14:12) |
4. インビクタス/負けざる者たち
《ネタバレ》 マンデラさんの偉大さは十分に伝わってくる。 しかし、ラグビーチームの面々の描かれ方が薄く、クライマックスにテンションが上がらなかった。 深刻な人種差別問題を提示することではなく、更にその先に眼がいっていて、人種差別の非道さを批判するだけでは何も解決しないという極めて寛大で前向きで実践的で、正当なメッセージである。 マンデラさんもさることながら、マット・デイモン演ずる主将も人格者すぎて、親近感が持てる部分がなかったことや、これといった困難や悲劇が描かれていないことが、僕個人の感動につながらなかったのかもしれない。 [映画館(邦画)] 6点(2010-02-19 10:16:07) |
5. インスタント沼
《ネタバレ》 三木聡映画といえば、子ネタや登場人物のクドさが映画のほとんどを占めていたり、そうでない場合は、それらが内容の邪魔になっていたりすることもあったりと、見づらいものが多かったが、本作は今までの作品で最もバランスが良い。 前半はちょいとダラダラしてるけれど、小ネタを抑えながらも、ストーリー全体がほどよいネタ感を保ちながらも、暴走感はなく、しっかりと見れる面白さ。 奇人変人にならない程度におかしいけれど魅力的な登場人物達も良い。 しかもメッセージ性が強いことにちょっとビックリ。ラストシーンで全部セリフでまとめちゃうのはダメだけど、蛇口のくだりとか、心に残るセリフやシーンも多く、意外性もあって、とても良かったです。沼のシーンで終われば良かったのに。 それにしても麻生久美子かわいかったなー。 [DVD(邦画)] 9点(2010-01-01 19:45:03)(良:2票) |
6. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 長~い会話でためてためてバイオレンスドカーンというタランティーノ黄金パターンの繰り返し。ホント無駄の好きな監督だなー。 バスターズと復讐する女とナチの面々と、キャラクターは多いんだが、無駄話ばかりでそれぞれのキャラクターのバックボーンはほとんど語られず、魅力的だと思えた人物は余りいなかった。バスターズと復讐する女が全く絡まないのも肩すかし。復讐のためにどんな人生を送ってきたかとか、バスターズがどれだけナチに虐げられてきたかなんて事は重要ではないようだ。それならそれで勿体ぶらずドンパチやってくれれば良かったんだが、意外とバイオレンスシーンは少なく、物足りない。コメディ要素も中途半端で笑えないし、どこにも振りきれていないように思えた。ブラピ何もしてないじゃん。敵役のランダ大佐が一人で目立ってたな。良くも悪くもタランティーノらしい一本だが、爆発力がなく、面白かったとは言えない。 [映画館(字幕)] 5点(2009-12-01 21:49:33)(良:2票) |
7. イースタン・プロミス
《ネタバレ》 抑えめのテンションながらもテンポがよく、無駄のなさが良い。突然のバイオレンスシーンや、特徴的な役者陣、そしてフルチンでの死闘がかなり印象的。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-22 23:15:46) |
8. イエスマン "YES"は人生のパスワード
《ネタバレ》 ジムキャリーのコメディの中ではかなり薄味か。そもそも、イエスマンになるには財力がないとはじまらない。人に奢ることも、何かを勉強することも、旅行もできない。ただの銀行マンにしては彼は金持ちすぎやしないか? さんざんイエスを言い続けた結果、破産してホームレスになったが、それでもイエスと言い続ける。みたいなところまでいってほしかったなー。あと、あれだけの怪しさを見せたセミナーには、陰謀の一つも持っていて欲しかった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-09-09 17:03:02)(良:1票) |
9. イントゥ・ザ・ワイルド
《ネタバレ》 大自然サバイバルロードムービー。お金も身分証も使わず、食糧は狩りで調達するといった徹底的なストイックさをもった甘えのない青年の一人旅には胸を打たれます。壮観すぎる風景の数々を見てるだけでも満足できるし、音楽の使い方も秀逸。二時間半のボリュームにも納得の隙のない骨太な一本。短かろうが長かろうが、彼のように満足できる一生を送りたいものですね。 [映画館(字幕)] 8点(2009-02-02 00:10:53) |
10. 1980(イチキューハチマル)
時はジョン・レノンが死んだ翌日から、そんなことはまったく関係なく恋をする三姉妹コメディ。時代感がほのかに出てる程度のキャスティングが映画の雰囲気にばっちはまってて良いです。笑い何処も充分、ちょいとした切なさもグーです。意外とスポットの当たらない時代をサッパリと撮ったいい映画だと思いますよ。 [DVD(邦画)] 7点(2008-05-17 14:27:03) |
11. インファナル・アフェア 終極無間
Ⅲまできっちり骨太さを守ったこの三部作は偉い。ただ、今作は時間軸が交差し、妄想も絡まり、前二作との絡みがあってややこしく複雑で混乱して、ついていくのが精一杯で堪能しきれませんでした。また1から見直したいと思わされた時点で、Ⅲも認めちゃってるんだろうと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-18 14:05:56) |
12. インファナル・アフェア 無間序曲
見た感じも前よりっしっかりした感はありますし、内容も前作とひけをとらぬ濃密さを堪能できます。 前作の主人公の過去という設定らしいですが、若き日の…ということでキャストがちがってるので混乱してしまいました。しかし、その二人メインというよりも、その周りの刑事とマフィアのストーリーのため、ちょっとくらい混乱しても大丈夫です。 3はキャストが戻るらしいので安心です。ラストのほうの盛り上がりは1のが上だし、話もややこししいですが、3もみたくなる良い続編だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2008-03-18 14:01:13) |
13. インファナル・アフェア
《ネタバレ》 はっきりいって演出や映像面は個人的に受けつけず、特に音楽の使い方や人が死んだときの演出なんかひどいと思いました。 しかし、そんなことを帳消しにするくらい優れた脚本で、最後まで先の読めない圧倒的な緊張感のもとに、いつの間にか時間を忘れ、真剣に見入ってしまいました。面白かった。 [DVD(字幕)] 9点(2008-03-18 13:55:49) |
14. インビジブル(2000)
前半戦はやや退屈でこのまま行くのかと思ったら、後半から路線が変わり面白くなってくる。主人公が狂うまでの動機づけが弱いのが難だが、なかなか意外性があって楽しい。映像はスゴイけど、良くも悪くもベーコン兄貴に相応しいB級。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-03-18 12:10:48) |
15. インソムニア
監督、キャストが好きなので期待して見たが、意外と普通。特異な映像や、重苦しい雰囲気はあるもののストーリーが面白くない。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-18 11:54:53) |
16. イノセント・ボーイズ
《ネタバレ》 最初の印象と違って、途中から意外と重い話になってきて嫌な展開になり、気持ちの良い映画ではなかった。アニメも微妙。結局、何も解決せずに終わったし、何が言いたかったのか。 [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-18 10:38:29) |
17. イカとクジラ
離婚した身勝手なダメ夫婦と、その息子のダメ兄弟をぬめっとしたタッチで描いた家族ドラマ。リアルな人間描写が生々しく、気持ち悪く、妙に印象的。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-18 10:13:03) |