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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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21.  ザ・フォッグ(1980)
何とリメイクが全米No.1になってる! てか、リメイクする程の映画か、これ? 本作の逸話と言えば、序盤の超常現象シーンのいくつかが「未知との遭遇」の超常現象シーンと被ってることを知ったスピルバーグが、泣く泣くそのシーンをカットしたということ位で、数あるカーペンター作品の中でも特別優れてるとは思えませんが…。所々は流石カーペンターって描写もありますが、掴み所の無い「霧」の恐怖というのはカーペンター向きではなかったのかもしれません。私、これを高い金出して映画館で観てるんですよ、トホホ…。という訳で、カーペンター風味に+1点して4点献上。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-11 00:02:58)
22.  殺人の追憶
サイコ・スリラーであるとか軍政時代を描いてるとかいうこと以前に、(実際の未解決事件ということで語弊があるかもしれませんが)純粋に「刑事モノ」として面白い。本当にこれが実話そのままなら余りにもドラマチック過ぎる。猟奇連続暴行殺人というだけで充分異常な話なのに、誤認逮捕、田舎刑事の拷問による自白強要、本庁から来た近代的な捜査官、知的障害者、変質者、学校の怪談、雨、謎のリクエスト、いかにもな最重要容疑者、証人の轢死、etc.…と、優れた脚本家でもまとめきれそうもない出来事や人物が次々と登場してくる。また、丁寧で重厚な演出は韓流の底力を感じさせ、ソン・ガンホの人間味が重い話のアクセントになってる。本作は辛さの向こうに複雑な味を持つ上等なキムチの様な映画です、7点献上。
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-26 00:15:27)(良:1票)
23.  ザ・ミッション 非情の掟
韓国映画みたいにやたら音楽だけが大袈裟なのも問題ですが、本作は逆に、今どき聞かない様なシンセサイザー(?)の音色が奏でるテーマ曲の安っぽさが気になります。しかし、ことある毎に流れてくるこのテーマ曲が耳に馴染んで、最後の方は粋に聞こえてくるから不思議。また、ジョン・ウーがケレン味たっぷりに「撃ち合い」そのものを描くのに対し、こちらはその緊迫感と共に、撃つことより撃たれないことを重視したプロの動きをスタイリッシュに見せてくれます。「義理と人情」というヤクザ映画定番のテーマも、現在では新鮮に観られるかもしれません。そんな訳で、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-26 00:01:59)
24.  最後の恋、初めての恋
オーソドックスと称するのもはばかれる余りにも陳腐な設定を寄せ集めて作られた、誰にでも先が読めてしまう純愛ストーリー。話の先が読めることが悪いとは言わない、ハリウッド映画なんかそのほとんどが先の読める話ですしね。しかしハリウッドは、そんな先の読めるストーリーを徹底的に考え抜いたプロットや設定で味付けして、一流の娯楽にしようと努力してます。この映画には全くそれが無い。そもそも、この話は何の為に上海を舞台にしてるのか? 相手が中国人である必然性は何なのか? 脚本では全然その部分に踏み込んでいかない。たぶん企画段階で「夜景が綺麗だから」程度の理由で決められたんでしょう。その意味では、撮影スタッフは役目を果たしました。そんな訳で、その綺麗な夜景に+1点して5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-10 00:17:07)
25.  サマー・オブ・サム
連続殺人鬼・サムの息子が徘徊していた1977年のブルックリンを舞台とした、イタリア系チンピラ達の群像劇。原則的にはプライベートに色々と問題を抱えた軽薄な男の苦悩と、夏の暑さとマスコミに煽られていく群集心理をテーマにしてるんだとは思う。しかし、余りにもストーリーの焦点が定まっていないので、「馬鹿に暇を与えるとロクなことにならない」という教訓話でしかなくなってる。また、スパイク・リーの悪い癖である無駄に長い上映時間もマイナス。サイコ・スリラー風のサムの登場シーンなんかカットすべき。そうすれば話も上映時間もグッと引き締まった筈です、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-02 00:03:58)
26.  サンダーパンツ!
古典的児童文学の物語を下ネタとSF的設定で粉飾し、オーソドックスながら凄くモダンな童話に仕上げた、子供向けとしては非常に優良なコメディ映画。生まれながらに負け組入りが約束されてる様な主人公の少年が、友情によって短所を長所に変えて夢を叶えるというのは、イギリスお得意のダメ人間再生物語でもあります。何十年も生きてると、今日も昨日と変わらない一日を生きるしかない訳ですけど、本作の主人公は毎日が「人生最高」か「人生最悪」の日。これは毎日を新鮮に生きられる子供の特権です。繰り返されるこのモノローグに私は一番グッときました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-20 00:18:47)(良:1票)
27.  ザ・インタープリター
国連本部内での初めてのロケや空撮を駆使した映像、主演二人の存在感等で重厚な映画にはなってますが、サスペンス色は薄い仕上がり。それは、物語が「暗殺計画」と「通訳の過去」に二分されてしまう為。これなら暗殺計画を偶然聞いてしまうシーンはカットして、最後までニコール・キッドマンの証言の真偽を伏せておいた方が良かった。それに、私には本作のキッドマンの人物設定が凄くご都合主義的に見えた。てか、そもそもこんな人間を国連が雇うか? 物語の背景となる国際政治情勢の描き方も中途半端なので、社会派作品としても今一な印象。それでも最後まで飽きさせずに観せる所が名匠の実力なんでしょうか。ところで、バスのシーンはロンドン同時爆破テロを思い出させて、少しゾッとしましたね、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2005-09-09 00:08:21)
28.  ザ・ビッグ・ワン
全編、マイケル・ムーア面目躍如のアポ無し取材(てか、単なる嫌がらせ)で構成されてるので、「華氏911」よりは遥かに面白く観れました。本作の事例で、ライブドア問題で一躍注目を浴びた「企業は誰の物か?」という命題の答が明確になります。我が国のアンケート等では、未だに「従業員の物」と答える愚か者が多いのに驚かされますが、企業は間違いなくオーナーの物。株式会社では株主がオーナーです。本作に登場する莫大な利益を上げてる優良企業の、不必要に思えるリストラの目的は利益そのものではなく、収益性の拡大によって株価を上昇させ、株主の利得を最大化すること。最近はCSR等も叫ばれる様になりましたが、現状ではオーナーへの経済的責任は社会への道義的責任に勝るのです。ところで、私もラジオのシーンには納得。「“The United States of America”なんて説明的な国名はカッコ悪い」って、確かに言われてみればそうですよね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-17 00:20:53)
29.  サイドウェイ
正に「現代の」大人の為だけの映画。子供(つまり自活したことの無い人)が観ても面白くないだろうし、昔の大人(つまり今の高齢者。ま、老人も大人ですが…)が観ても面白くはないでしょう。大人と言っても、年を追う毎にその精神年齢は下がり続けてる訳ですが、21世紀に入って、その傾向はより顕著になってきてる様に感じる。その理由は情報過多。あらゆる情報に触れ、様々な事に目移りしてる内に成熟が遅れてしまうのです。昔ならその道の人にしか判らなかった様な事も、今では一介の英語教師が極められる様にもなった。しかし、友人にワイナリー経営を持ちかけられても端からその気は無く、教師でいることにも満足できず、小説執筆も諦められない。この中途半端な未成熟感こそ、現代の大人の姿です、7点献上。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-17 00:09:31)(良:1票)
30.  サクラ大戦 活動写真
大帝国劇場の入口にちゃんと掲げといて欲しい、「一見さんお断り」と。そうしないと、私の様な馬鹿な輩が何も知らずに入っちゃうぞ。だから、演じられたストーリーも設定もイミフ。以下、私的な印象二点。①CGシーンはそこそこですけど、人物の動きは並以下。特に舞台シーンの動きは旧態依然としたぎこちなさ。ここは宝塚女優をモーション・キャプチャーする位して欲しかった。②歌に迫力が無い。唯一人、久野綾希子がキャスティングされてましたけど、どうせなら他の声優も舞台女優でいって欲しい(ま、これは無理な相談でしょうが…)。あらゆるタイプを取り揃えた美少女キャラとメカを見せるだけのファン限定映画なのは解りますが、もう少し一般に開放しないと、顧客の新規開拓も出来ないと思うんですけど…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-27 00:47:03)
31.  ザ・ウォッチャー
神経症的なキャラクターはジェームズ・スペイダーの得意とする所ですけど、彼に対するキアヌ・リーブス演ずる犯人のキャラクターが弱すぎる。本来、シリアル・キラーの恐怖は殺人それ自体の恐怖ではなく、犯人が存在することへの恐怖、そしてその動機に対する恐怖の筈。この犯人はなぜ人を殺すのか? それがさっぱりだから、ちっとも恐ろしく感じない(「スペイダーに構って欲しい」ってのは、最初の殺人動機にはなり得ない)。これはキアヌの演技の所為ばかりじゃない。余計な爆発シーン(しかもラストはCGもろバレ)に予算をかける前に、そこを突き詰めて欲しい、3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2005-06-12 00:11:33)
32.  ザ・リング2
祝・中田秀夫監督ハリウッド進出…と、いきたい所ですけど、邦画リメイクに反感がなく、続編好きでもある私が観ても、本作に好意的感想は持ちかねます。そもそも「ハリウッド・オリジナル・ストーリー」ってのが、てんでダメ。折角前作でばっさりと削った日本版の悪い部分を、わざわざ続編で持ち出してくることないじゃない。また、サマラの呪いの源をアメリカ流に単純化・矮小化した上、こんな無茶苦茶なオチで解決なんて、納得しろと言う方が無理。大体、前作と辻褄が合ってないんじゃないの? これじゃ貞子も浮かばれないよ。ストーリーがこんなだから中田演出も相まって、まるで日本版「リング2」のリメイクを観てる雰囲気。しかも、馬の次に鹿を持ってくるセンス。それって自分達が馬鹿ってことを言いたいのか? 3点献上。
[試写会(字幕)] 3点(2005-06-12 00:10:54)(笑:1票)
33.  サハラに舞う羽根
もの凄く古臭い戦争メロドラマ。原作が古典だからしょうがないのかもしれませんけど、そもそもこの物語を21世紀に映画化した意義が全く見出せません。たぶん製作側としてはメロドラマではなく、「戦争に行かない者は臆病者である」という唯一点に、戦時下の国策映画としての意義を見出したのでしょう。それが証拠に、本作はアメリカとイギリスの合作です。それに、大儀なき戦争に於ける戦う目的に、「隣にいる戦友の為」という常套句を、ここでも性懲りも無く繰り返してる。「角陣」の戦闘シーンなんかそれなりに新鮮でしたけど、話がこれじゃどうしようもありませんヨ、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-12 00:08:41)(良:1票)
34.  さゞなみ
さざ波よりも津波の様な映画が好みだと自分で解ってる筈なのに、わざわざ「さゞなみ」と銘打ってある映画を観た私が悪いんです。が、それでも言わせて貰えば、淡々とした長回しの映像も特に美しいとは思えなかったし、主人公と母親、主人公と便利屋(?)の関係と、それぞれの心情も私には良く解らなかった。だから最初から最後まで、とにかく退屈で退屈で…。ということで、大変心苦しいのですが、自身の正直な気持ちで2点献上。
2点(2005-03-24 00:08:01)
35.  サル
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の手法で「es[エス]」的な投薬実験スリラーを描く、国産のモキュメンタリー映画。手法が手法なので、全編が堂々のビデオ撮り。で、とにかく中盤までがダラダラし過ぎ。もう少しテンポ良く編集できないものか。大体この程度の中身で1時間47分は長すぎるよ。また、隠し撮りの雰囲気が所々で途切れ、もの凄く堂々と撮影してるのもいかがなものか。エピローグも完全に劇映画化しちゃってるし…。こーゆー映画は企画とコンセプトが命なんですから、そこを徹底しないで、ここまで中途半端にやられちゃうと、作品としては全く評価できません、3点献上。
3点(2005-03-12 00:09:58)
36.  侍(1965)
武士の身分を求めながら計らずも倒幕に加担してしまう皮肉に、実の親と知らずに首を獲ってしまう運命の悪戯…。桜田門外の変に加わった一人の浪人の姿から、人の愚かさと無力さを描き出した岡本喜八初の本格時代劇(らしい)。所々に長めの回想シーンが挿入される脚本構成が物語の流れを止めていたことと、【たいほう】さんご指摘の様に三船敏郎に年季が入り過ぎてたのが個人的には不満でしたが、クライマックスのダイナミックな大立回りと、全然古びた感じのしないモダンなカット割は流石に岡本監督でした。ということで、心よりご冥福をお祈り申し上げつつ、6点献上。
6点(2005-02-26 00:15:46)
37.  里見八犬伝(1983)
本作も角川大作映画の例に漏れず酷い出来だと思う。とても伝奇物語とは思えないチープなセット、エド・ウッド作品の様なムカデの妖怪、対象年齢を広げてある筈なのにしつこい位に続く薬師丸ひろ子の濡れ場、そして夏木マリの意味の無いヌード、何故かグスタフ・クリムトの「接吻」の前で果てる志穂美悦子(長渕剛に汚される前の悦ちゃんの美しいこと…)、etc.…と方向性がバラバラ。これも深作欣二らしい勢いと言えばそうなんでしょうけど、ヤクザ映画とファンタジー映画は違う。流石にクライマックスの活劇は迫力ありますけど、それだけで2時間16分は辛いです、4点献上。
4点(2005-02-26 00:07:22)
38.  ザ・コア
いや、確かにこれが50年代SFや60年代の東宝特撮映画なら、出来の悪い子供に頬を緩める親の気持ちで鑑賞することも可能でしょう。娯楽SF映画に「こんなコト有り得ない」と、いちゃもんを付けるのがおとな気ないことも重々承知しています。それにしたって、こりゃいくら何でもありえねー。砂漠の真ん中で、大学にも研究機関にも属してないおじさんが、信じ難い発明をしてるのがありえねー。こんな簡単に地球の核に到達するのがありえねー。7,000℃以上と言われる地核で平気な乗り物がありえねー。マグマに乗って簡単に地表に帰還するのがありえねー。そもそもが、地中に潜ったら「景色」なんて無い訳だから、殺風景でつまらない映画にしかならないってことに気づかなかったことがありえねー。という訳で、3点献上。
3点(2005-02-15 02:32:28)(笑:1票) (良:1票)
39.  THE JUON/呪怨
(ちと長文…) 位置づけとしては「呪怨3」って感じもしますが、中身は「ザ・リング」以上のまんまリメイク。しかし、撮影それ自体がだいぶ贅沢になった様なので、作品の質としては一段も二段も上がってます。時間軸を前後させる構成も、より巧くなってた様な気もするし(何回も同じ物を作れば上達もするか…)、個人的にはオリジナルより楽しめました(唯、伽椰子が殺される理由には多少難有り)。興収1億ドルも突破したし、多分こっちにも「2」があるんじゃないですかね。ところで、本作にはそんなことより画期的な意義があります。日本人が作ってる訳だから当たり前っちゃぁ当たり前なんですけど、それは過去のどんなアメリカ映画にも無かったリアルな日本の描写(若しくは日本で生活する外国人の描写と言ってもいい)。一昨年は「ロスト・イン・トランスレーション」等という勘違い映画が持てはやされましたけど、私に言わせれば本作の方が遥かに上質ですよ。ということで、この製作スタイルを決断したサム・ライミに6点献上。
6点(2005-01-28 00:07:11)(良:1票)
40.  ザ・カップ 夢のアンテナ
インドに亡命しているチベット僧達の現状を、世界中の少年達と同じサッカー狂である少年修行僧の成長を通して描いていく、実話を基にしたハートフル・コメディ(それにしても、この「夢のアンテナ」って副題は、だいぶ映画の趣旨を歪めてる様な気がする)。例え故国で迫害にあった政治難民だとしても、例え御仏に仕える修行僧であったとしても、その前に彼らは極普通の(そして文字通りの)腕白小僧。心の宇宙が広がる前に、彼らの眼前には無限の宇宙が広がっている。やがてその中から、本当に大切な何かを自らが発見していく。生きること、これ即ち修行なのです、6点献上。
6点(2005-01-05 13:34:09)
040.17%
1351.46%
2793.30%
326911.24%
438015.87%
553122.18%
664126.78%
733814.12%
8823.43%
9241.00%
10110.46%

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