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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  さんかく 《ネタバレ》 
百瀬、佳代、桃、という、主要な三人については、みなさんのレビューで大いに笑わせていただいたし、その人物評については出尽くしておりますので (笑) 、あえて別の切り口から一つコメントを。 本作、と言うよりは、この監督のほとんど全ての作品で言えることですが、年頃の少女が主演のごとく登場するにもかかわらず、「親」が全く登場しません。(壊れた父親、がいることはある) 三人の会話の断片にちらっと登場しても良さそうですが、それすらない。 かつての相米慎二監督は、その作中において、子になおざりな親たち、離婚寸前の親たち、、といった、大人の不在 (喪失) を通して子供たちの成長、を描いていましたが、吉田恵輔監督の支柱はそこに近いように感じています。(そもそも、田畑智子、一夏の物語、お引越し、親の不在、といった本作のキーワードから、相米慎二監督「お引越し」へのリスペクトは隠せません) もちろん、本作を恋愛劇として観るなら「さんかく」ですが、桃という子供、に対して、百瀬、佳代の二人は未成熟な大人、、その視点で観ると、大人たちが不甲斐ない歪な家族ドラマのようにも見えるのが本作の面白いところ。 しかし、二人の監督それぞれ個性があり、相米監督はあくまで "家族" がテーマですが、吉田監督は "恋愛群像劇" にこだわっているようです。それも、いじわるで挑発的な (笑) 実は、優しくて愛がある、というところは同じかな。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-08-17 12:01:05)
2.  サバイバルファミリー(2017) 《ネタバレ》 
ソフトなパニックムーヴィーで、お気軽に楽しめました。 やはり、小日向さんファミリーが、本当にサバイバルしているところがよい。(大雨、野ぐそ、豚と格闘、いかだ作りに川渡り、、) 高速道路の交通網を遮断して撮影したり、意外と制作費もかかっていますよね。 生活必需品がほぼ品切れ状態のスーパーマーケットの光景とか、どうしても「3.11東日本大震災」直後の買い占め状態を思い出してしまったけど。 この家族を見ながら、色んなシミュレーションができて楽しかったけど、こういう大混乱 (パニック) は、ある意味では日常生活の「ありがたみわかり機」ですね。電気、ガス、水道。(ライフライン) 魚、肉、飲料水。(食全般) 車、電車、飛行機。(交通網) あってアタリマエなので、いざ無くなってみないと、そのありがたみになかなか気がつかない。 そもそもですが、身体が健康であること、そして家族がいること、、その「ありがたみ」に気がつきたい。一人暮らしのお年寄りとか、病人やケガ人からしたら、こんなに笑えるコメディになりませんよ。 そうそう、スマホがなくても生活できるには賛成、都心の星空の美しさに感動。 色々な意味で「気づき」のお話でありました。
[DVD(邦画)] 7点(2022-05-09 20:49:45)
3.  SUNNY 強い気持ち・強い愛 《ネタバレ》 
韓国版「サニー」が大好き!! なので、どうしても比べてしまうけど、、90年代のコギャルブームや音楽をフィーチャーしたミュージカル仕立てに確変したり、そこは面白かったと思う。監督だって、個性を主張してナンボのもんだし。 そこよりもむしろ、「人」の差が映画の出来を左右したように思います。キャスティング、と言った方がいいだろうか。韓国版は女優陣、特に青春編の主要な三人、ナミ、チュナ、スジの存在感がとにかく凄かった、、。その上、現在と過去を演じた女優同士、顔立ち (とイメージ) が近いので、現在と過去を行ったり来たりしても、観ていて全く違和感がなかった。(この構成ならば、それはかなり重要なはずです) 例えば、シム・ウンギョン → ユ・ホジョン、似てません? でこちらは、広瀬すず → 篠原涼子?? っていう。そもそも、篠原涼子って、そこでも小室ファミリー? って感じはするけど。 ちょっと脱線しましたが、90年代後半に20代だった私にとって、懐かしく、くすぐったい映画ではありました。確かに、あの頃のコギャルたちは渋谷から日本を席巻しそうな勢いがありました (笑) しかし今思えば異様な光景でしたねぇ、金髪とルーズソックスで溢れる渋谷センター街、、。彼女たちとは住む「世界」が違ったのでよく知らなかったけど、今回は中から覗かせていただいて、25年後の今、貴重な (日本史の) お勉強ができました、はい。 全体的には、冒頭でも書いた通り、音楽や文化をフィーチャーしすぎるあまりに、その分、映画の本質である友情とか、「結束力」とか、ちょっと薄味だった気がします。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-01-02 15:04:22)
4.  さいはてにて やさしい香りと待ちながら 《ネタバレ》 
眼前に広がる海という絶好のロケーションにおいしそうな珈琲、映画としてはこれだけでもう半分は勝ちというか、、。 ただ、肝心である人物の描き方が弱い気がしました。特にシングルマザーの絵里子さん。岬と彼女の合流は想像に難くありませんが、困ったことに、そこに至るまでの彼女の心境の変化がほとんど描かれていません。もちろん、彼氏の乱暴がきっかけではありましたが、それにしても、突然手の平を返したように二人が打ち解けたので、かなり違和感を感じました。以降、絵里子さんたら、顔つきも口調も洋服のセンスもまるで別人みたいになってるし、、人ってこんなに簡単に変われるものですか? 岬は以前に東京 (金沢?) で珈琲のお店をやっていて、彼女の作る味は多くの客の心を掴んでいた、というのは説明なくとも展開からわかるので、そこはよかったと思う。 全体的にみて、強く心に残る場面がなかったのが残念かな。海岸一面に巨体を揺らしながら稽古に励む相撲部員たちの光景はシュールで面白かったけど (笑) しかし本作の女性監督はかの楊徳昌のお弟子さんですか、、う~む。次作に期待。
[DVD(邦画)] 5点(2020-11-26 13:40:20)
5.  サッドティー 《ネタバレ》 
冒頭、まさかの競歩に不意をつかれる。ぐるぐるグルグル、いつまでやるんかい、、と見ていたらまさか鳥たちにね、、(笑) この予想通りいかない感じ、いいね~。好きなんだよなあ。男たちの恋。ボンさんは妄想がすぎるし、早稲田は早稲田通りのように一方通行だし、朝日はまるで競歩のように止まることを知らない。彼らはストーカー予備軍の黒い三連星だが、今泉監督は優しいから、こいつらは少しピントがずれてるだけ、と言っている。次、女たち。夏 (イチゴ) は男を見る目なさすぎだし、夕子はやや浮気性な感じだし、棚子は売り物の洋服着て微笑んだりとか思わせぶりにもほどがある。人が誰を好きになろうが勝手だし本作は男女全ての恋に肯定的ですが、DV男だけは例外。彼の行為は肯定のしようがなく犯罪的行為なので、唯一マトモに顔を捉えられていませんね。本作のテーマである恋愛観とはそう、、例えるなら柏木のヘアスタイルのようなもの。誰がどこから見ても滑稽だけど、それおかしいよとは言いにくいもの。そもそも、本人の主観的なこだわりだから、他人に「それ間違ってる」とか言われる筋合いもないしね。
[DVD(邦画)] 8点(2019-05-02 19:55:08)(良:1票)
6.  散歩する侵略者 《ネタバレ》 
返り血を浴びた侵略者が、車が飛び交う道路のど真ん中を悠々と"散歩"する。次々と激突して横転する車を後に、女は一瞬冷たく微笑んだ・・。この強烈なオープニングにまずやられました。黒沢清監督の映画としては大胆なSFであり、同時に今回はコメディ色が濃いのも特徴。特に、賢いのか間抜けなのか、最後までつかめない長谷川博己の"宇宙人"キャラが秀逸で、桜井と天野少年の絡みは可笑しくて仕方がなかった。(監督の映画でこんなに笑ったのは記憶にありません) なぜか、「CURE」の役所広司と萩原聖人の全くかみ合わない会話を思い出しました。概念を吸い取られた人間の変わりようも笑いを以て描いているが、実はこれこそ最もたるホラーでしょう。突然ぐにゃっとなってしまって、姿はそのままだがもうすでに心は抜き取られてる・・。怖い怖い。真治が愛の概念を吸い取ろうとして、脳内変換オーバーフローによって失敗し、鳴海は(その時点では)無事だった。これは素直に、愛は計り知れない、という解釈をしたい。まあ、それほど深淵なその言葉の概念を、牧師さんはまるで安全標語のスローガンのように棒読みしたわけですが・・(笑) 夫婦、岸辺、不安げな空の色、戦慄の中にも懐かしさ漂う音楽。監督ご自身が強いこだわりのあるモチーフを踏襲しつつ、(同時にファンが期待しているもの、と言える) 見たことがない世界をまた魅せてくれた。毎回思うのですが、監督の思考回路は一体どうなっているのか。その頭の中にある、「映画」という概念を覗いてみたいところです。
[映画館(邦画)] 8点(2017-09-12 00:36:12)(良:1票)
7.  ザ・ウォーク
まず、映画には絶対にあるべき (あってほしい) 人物の描写が致命的に乏しい。時間の都合上でしょうが、主人公はともかく、取り巻きたちの描写は明らかに希薄で、鑑賞後1年も経つと性格どころか名前も顔も覚えていません。そして綱渡りというたった一つの見せ場のために、映画館の大スクリーンで観ること、できれば3Dで観ること、が楽しむための絶対条件。なので、こんなのは映画と言うよりは、テーマパークのアトラクションです。本来、2~3点にしたいところだが、そうできない理由がこの映画にはあります。それはこの映画が、 "あの事件" の鎮魂であること。いつまでも泣いていないで、そろそろこの場所を見て笑顔になってください、というメッセージは痛いほど伝わってきます。ここだけは、監督の意図する思いや映画の存在意義に私も賛同します。
[映画館(字幕)] 5点(2016-02-09 02:54:22)
8.  砂漠でサーモン・フィッシング 《ネタバレ》 
みなさん書かれているが、あくまで恋愛ドラマ中心であり、「砂漠でサーモン・フィッシング」プロジェクトは映画のインパクト狙いの単なるモチーフでした。その恋愛ドラマも薄っぺらい内容に終始し、見応えはほとんどありません。特にヒロインの優柔不断さはひどいね。戦地から命からがら生還してはるばる彼女に会いにきた彼氏にあっさりサヨナラって・・。人間のこころの痛みがわからんヤツが、お魚さんを育てようとは笑止千万。この内容ならば、サーモンプロジェクトだけを描いたドキュメンタリー映画でも作った方がよっぽど有意義だったと思うが? でもせっかくだから、ユアン・マクレガーにはもう一作フィッシュ系映画に出演してもらって、ビッグ・フィッシュ、本作と合わせてユアン・マクレガー主演「お魚映画三部作」ぜひ実現させて下さい。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-01-25 15:19:29)(笑:1票)
9.  サニー 永遠の仲間たち 《ネタバレ》 
仲良しグループは名前があることが特に重要です。名前があることによって、仲間たちの連帯感や結束力はあきらかに倍増します。おまけに、仲間同士で秘密を共有しているような高揚感もある。だから仲間たちを繋ぎ止めているのはグループ名そのもの、と言っても過言ではありません。彼女たちのグループ抗争と、軍隊と民間人による大人の抗争の場面は楽しい。少女たちが、大人たちの世界には全く興味ないことを面白おかしく皮肉っていて、とても笑えます。笑い転げるというよりは、ニヤニヤ見てしまう感じ。子供の世界と大人の世界。それは近いようで、決して交わうことのない別世界なんです。最後、音楽にのって踊りまくる彼女たちは、まるで少女の頃に戻ったよう。男って大人になっても大きな子供みたいなものだが、なんだ女も一緒じゃん! ってちょっと安心しました (笑) スジが帰還し、大人になった「サニー」が勢ぞろいしたその瞬間、彼女たちはみな少女の顔になる。 (遺影のチュナまで!) 粋な演出だね~。友情を信じた者たちが、友情によって人生を救われる。ちょっと出来すぎな結末でしたが、やっぱり映画には希望がなければね。でも邦題はちょっと残念。「サニー」だけでいいんじゃない?
[DVD(字幕)] 8点(2014-02-02 17:41:51)(良:1票)
10.  最強のふたり 《ネタバレ》 
原題は「untouchable」ですか、、。確かに、車椅子の障害者と屈強な黒人の組み合わせはまさにuntouchable、恐れ多くて誰も手出しはできません。仏映画らしくもないこの映画、脚本だけを読むならいかにもマーティン・ブレストが撮りそうなお話で、対極にある男たちが育む友情はなかなか心温まるお話でございました。ただし、介護現場を軽視しているような節があり、高得点はどうかご勘弁を。
[映画館(字幕)] 5点(2013-10-27 21:06:56)
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