1. JUNO/ジュノ
傑作。ジュノの魅力と脚本のうまさ。音楽にやられました。エレン・ペイジが輝いています。脇役達も非常に良かったです。起承転結もできているしテンポも良い、長くない。大好きな作品です。 [映画館(字幕)] 9点(2008-06-22 23:02:33) |
2. シティ・オブ・ゴッド
スラム街の空気感、躍動感が圧倒的。凄い映像センス。 [DVD(字幕)] 9点(2008-04-04 13:29:18) |
3. ショーン・オブ・ザ・デッド
おもしれー。本家ゾンビを観てから観ましょう。 [DVD(字幕)] 8点(2010-12-04 01:14:34) |
4. シンデレラマン
単純に感動できます。アメリカ的なつくりが見事成功している作品。派手な演出や奇をてらったものはありませんが、しっかりとしたつくりです。 [DVD(字幕)] 8点(2008-01-24 01:07:12) |
5. シン・シティ
とにかく斬新で、それをやりきっている。面白い。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-28 23:14:15) |
6. 下妻物語
テンポの良さ、独創性、キャスティング、音楽、どれをとっても相当の完成度。「テレビドラマのような安っぽさ」のようなレビューを時折見かけるが、この映画のようなテレビドラマが過去ひとつでもあるのなら教えて頂きたいし、アニメーションやCGを使うことは安っぽさと同義ではない。後半の深田恭子の演技はすこし辛いものがあるが、それを補って余りあるロリータファッションのハマり具合。脚本のシンプルさはむしろ友情という純情の裏返しであろう。 [DVD(邦画)] 7点(2011-08-10 23:17:27)(良:1票) |
7. JSA
傑作だと思う。最初にある程度の結末はわかるが、その過程の謎を追いながら、彼らの友情とその悲劇が浮かび上がってくる。一度決着がついたと思いきや、実はウジンを殺したのは違う人だった、という点も一筋縄ではいかない構成で、素晴らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-05-13 14:28:28) |
8. シムソンズ
《ネタバレ》 良作でした。まぁカーリングというスポーツ自体のチョイスは映画として微妙だし、何よりも四人組の演技が本当に下手なので若干の気恥ずかしさはあるのですが、その分ツボをおさえた脚本と演出の良さが見えました。スポーツはやはり相手への信頼や敬意を持たなければならないし、ルールを守ることも大切なことです。ラストはもっとすっきりおさめればよかったのに、手をつないだりシムソンズの大声援が起きたり、それまで嫌味ばかり言っていたライバルが拍手を始めたり、ラストになっていきなりバランスが崩れた気がします。脚本や演出がああなってしまうとどうしようもない。ラストがなければ8点でした。 [DVD(邦画)] 7点(2011-03-18 23:11:11)(良:1票) |
9. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 見終わって最初に思ったのは「意外と普通の恋愛映画だったな」ということ。悪い意味じゃないです。妻夫木演じるツネオはジョゼのことを好きになったわけだし、ジョゼも好きだった。障害者ということも含めて、一つの個性として好きになったんだと思う。しつこいほどのラブシーンはそれの表現じゃないかな? ただ最後にツネオは逃げた。さめたって程ではないけど…やはり「逃げた」が正しい表現だと思います。個性だった障害が重荷になったんだろうなぁ。実家に連れて行く、といいつつ「ひるんだ?」と弟に言われて無言で電話を切ったシーンがそれを象徴してるんじゃないかなと思います。確実にひるんでます。最後に元カノとヨリ戻している描写もあるし、ツネオを最低な男だなーって非難するのは出来るかもしれないけど、恋愛はさめちゃうこともあるんだなっていうこと。でも実際ツネオは最低だと思います(笑) ただそういういろんなことを自分で理解してるからこそ、最後彼は号泣するんだろう。あの涙は上手い。いろんな感情を爆発的に表現しています。 「結婚なんてあり得ない」とか言っていたジョゼ。「いつかは別れる時がくる」と思いながら、一時のデートを思う存分楽しんでいるジョゼ。覚悟を決めながら恋愛してたんだなぁと思うと悲しくなります。海で写真撮るシーンもどことなく顔が悲しそうだったのは、別れを予感したからかもしれません。「いつかあんたがおらんようになったら、迷子の貝殻みたいにひとりぼっちで海の底をコロコロコロコロ転がり続けることになるんやろ。」ってのもラブホで言ってたし、彼女の哀しいけれどそう考えなければ生きていけない人生観がにじみ出ていました。でも最後のシーンでは何となく希望が見えます。一つの恋愛を通して成長していく、という一種普遍的なテーマを変わった角度から眺めた良作です。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-12 18:42:08)(良:1票) |
10. シッコ
ドキュメンタリーをちゃんと二時間観るって意外ときつい気がしましたが、エンターテイメント性も兼ね備えていて、それほど興味の無い人でも観れますね。しかしやはりあまりに偏りすぎているというか、切り取り方によっていくらでも見せ方はあるなと思いました。 とはいえアメリカの保険制度のおかしさには誰もが気づけるようになっていて、啓発的な映画だと思います。これを観てアメリカ人はどう思ったんだろうか? [DVD(字幕)] 7点(2008-05-16 00:24:18) |
11. 白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々
人間の尊厳を描いた作品。密室の中だけでずっと見せる監督の力量と演技の質は特筆すべきでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-09 00:54:17) |
12. 白いリボン
不穏な空気をかもし出すのはハネケの十八番です。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-06 01:32:59) |
13. 少年メリケンサック
木村祐一がへたくそ。なぜ彼はあんなに起用されるのか。作品をぶち壊すほどの演技力にも関わらず主役級の露出度なのはなぜか。宮崎あおいと佐藤浩市のための映画。 [DVD(邦画)] 6点(2011-04-16 01:41:01) |
14. ジャケット
時系列モノとしては良くできていると思いますが、未来に行くことで過去の人間にアドバイスをし、未来を変えるというパターンはありがち。そしてそのパラドックスについてあまり考えていないような作りはちょっといただけないかも。拘束衣という設定にしかオリジナリティを感じませんでした。エイドリアン・ブロディの演技のおかげで成り立っているようなもんですね。全体的な雰囲気はとても好きです。精神病院モノ(というジャンルがあるならば)が好きなので、プラス1点という感じ。それにしてもレンフロ‥‥。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 17:41:39) |
15. ショートバス
なんだか暖かい気持ちになります。みんな似たような悩みを持っているはず。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-19 00:34:14) |
16. 地獄の黙示録 特別完全版
不必要なシーンが多かった気がします。焦点がぼけてしまっていてはっきりしていません。独特の雰囲気は好きです。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-30 00:01:10) |
17. 17歳の肖像
《ネタバレ》 原題はEducationです。社会勉強が一番ってことかな。ストーリーとしてはたいしたことはなく、妻子持ちの年上男性にもてあそばれて捨てられるというだけ。特に波乱もないし、特筆するようなところも無いと思います。教育、にそこまで重みのあるテーマ性を感じたわけでもないし、平凡な作品。 [映画館(字幕)] 4点(2010-06-28 23:51:16) |
18. 少林サッカー
最初は面白かったけど、飽きました。バカなことを本気でやってるのは面白いけど、それだけっていうのも芸がないかな。 [DVD(字幕)] 4点(2009-07-06 23:25:40) |
19. 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
映画としての出来が最低。山本太郎や裕木が演じた光の雨のほうが余程良い出来である。テレビの再現VTRのような安っぽさ、永田のあまりに分かりやすすぎる演出。実際の出来事に忠実に描くという点では光の雨を上回っているが、映画としての魅力は皆無である。また、それだけにあまりにも説明的描写が多すぎる場面、少なすぎる場面があり、予備知識がなければ何がどうなっているかも分からない。ただ、資料としては当時の映像なども交えてかなりまとまっているのでそういう価値はある。資料なら8点くらいつける。 [DVD(邦画)] 3点(2012-04-01 21:34:32) |