21. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 普通、ポスターが貼ってあったら裏側覗かない?そこが最後まで引っかかった。それ以外の脚本は素晴らしいの一言。原作があるのかも知れないけれど、金槌のありかの伏線、キャラ立て、話の展開、必要最小限のナレーションと素晴らしいです。この人は監督としての手腕より、脚本家として評価したいと思う。あと、お涙頂戴作品ではないこの作品を、みんなのレビューで評価している点もいいですね。これで泣けるというのは、ちょっと“?”だけど、確かに見終わった後すがすがしくなれました。 8点(2003-12-16 17:24:48) |
22. 修羅雪姫(2001)
このテの映画、大好きなんだけど7-8点はあげられない。ストーリー分かりにくい&釈以外の演技がヒドすぎるから。相手役の伊藤とのシーンはいらないっしょ、あれ。恋愛シーンとか、革命がどうとか。あと嶋田久作は何言ってるかわかんないし……。釈ちゃんの演技をこいつらがみーんな台無しにしちゃっている。釈ちゃん以外の役者総取替えして、もう1回撮ってほしい。 6点(2003-12-12 18:44:02) |
23. シャフト(2000)
《ネタバレ》 いやいや、なんですか、コレ?クリスチャン・ベイルが大企業のドラ息子で悪役っていう、ワクワクするシチュエーションだったのに、母親の遺品(?)かっぱらって現金に換えてチンピラ雇ったりしてどんどん話がショボい方向に……。その雇ったチンピラはたかだか4万ドルのためにシャフトと銃撃戦を演じる始末。いくらなんでも大義名分なさすぎ。そんで最後にクリスチャン・ベイルに引導を渡すのはシャフトじゃなかったし。こんな脚本、よく通ったね?それとも、原作のTVってこんな感じだったの???音楽だけ評価して、この点数。 2点(2003-12-09 19:34:28) |
24. 17歳のカルテ
アンジェリーナが助演女優賞獲ったのも納得。というか、この脚本は主人公をボカし、彼女にライトを当てた作品だよね?そういった意味でウィノナ・ライダーはワリを食った印象が強い。ま、それだけの大役を演じきったアンジェリーナに拍手を送りたいのは、間違いないことですが。トゥーム・レイダーしか知らない人が見たら、きっとビックリするだろうね。 7点(2003-12-08 20:45:18) |
25. ジャッカル
トマト・ロンドン(タイトル)&マッシヴ・アタック(曲)のオープニングが超クール!カコイイ!!スバラスィ!!! 本編入ったら…うんこ! 3点(2003-12-03 23:15:34) |
26. ジョンQ-最後の決断-
《ネタバレ》 うーん、深みがない。序盤の金策に駆け回るところは同情したけど、病院に立て篭もってからはとてもじゃないが同情できん。その後の展開もダラダラしてるし、解決方法もご都合主義。最初のシーンにちゃんと伏線を張っておいたところくらいか、評価できるのは。あれがなかったら、もっとご都合主義になってた。最後の判決も“おいおいおい”って叫んじゃったよ。 4点(2003-12-03 22:38:40) |
27. シティ・オブ・ゴッド
貧富の差がどうこうとか、日本は平和でどうこうとか、そんな感情が吹っ飛ぶほどの圧倒的な映像センスにまず脱帽。オープニングから、監督の非凡な映像センスが垣間見え、章立てごとに映像の色を変えるという親切心も好印象。あとストリートチルドレンをよくここまでトレーニングしたという点も高評価。役者使っちゃ、あのリアリティは出せないもんね。スタイリッシュでリアリティ、なおかつ考えさせるところもある。小説をただ映画化したのではなく、ちゃんと映画として成り立っている傑作。 9点(2003-11-28 18:50:20) |
28. 死霊のはらわた(1981)
ディス・イズ・スプラッター!この映画を中学生の時リアルタイムで観ているから、どんな残酷描写がエグい映画でも、どんなに血の量が多いバイオレンス映画も平気な体になってしまいました(笑)。当時から恐いと思ったことはなく、ゲラゲラ笑いながら観ていたから、ライミにとって恐がらそうという意識はなかったのでしょう。よって、この映画が恐かったどうこう論じるのはナンセンスだと思ってしまうのですが。ただただ、血の量の多さ、主人公と死霊との死闘のバカバカしさを堪能する映画です。 [映画館(字幕)] 7点(2003-11-27 20:30:47) |
29. 死国
原作読んだ人ならわかると思うけど、この作品はホラーじゃないっすよ。伝奇小説ですから、もとは。みんなホラーだと思ったのなら、プロモートする側の責任かな。原作には割りと忠実。終始あんな感じで地味ですよ、原作も。日本映画の中では、風景とか割かし綺麗だったと思うし、夏川の演技も○。筒井は…ワンパターンだねぇ。栗山は、演技のほうはいいとは思わんが、あの役をできるのは彼女だけだろう。佐伯ひなこでは恐すぎちゃうだろうから。でも決して、他人に薦められるほどの出来ではないよな・・・。 [映画館(字幕)] 4点(2003-11-26 15:28:39) |
30. ジャッキー・ブラウン
原作知らない人が見ても、楽しめないんでしょうね、これって。選曲や、洗練されたセリフのやりとりはQTらしくていいんだけど、日本人が諸手を挙げて“おもしろい!”といえるもんではないでしょ。QTと同時代を共有できなかったことに、やり場のない自己嫌悪。 6点(2003-11-26 00:47:16) |
31. シベリア超特急
《ネタバレ》 エンドロール後の2度に渡る大ドンデン返し!これを観ていたおかげで、シックス・センスにも驚きませんでした――!!冗談はさておき(笑)、ニッポンが誇る稀代の迷作という評判を聞いた上で拝見したので、大変楽しく見させていただきました。浜田雅功ばりのツッコミ上手でも、疲れてしまうほどのアラの多さ、やはりマイクは突っ込むのも突っ込まれるのも上手かったということで。何もかもがチープで、そこを楽しむための映画です。怒りを通り越して笑いたい人、これ以上の映画はありません。 [映画館(字幕)] 4点(2003-11-26 00:36:19)(笑:2票) |
32. 少林サッカー
《ネタバレ》 途中で帰ろうかと思った映画は久しぶり。序盤で意味もなく歌いだすシーンでそうなりました。他のシーンも意味不明なものが多々あり、序盤で苛立ちっぱなし。でもそれらは、眠れる少林寺チームが目覚めるまでの演出であったと好意的に解釈します。それでも、コメディーでワイヤーアクションを使ってバカをやるのはどうなのよ?と思う。グリーンデスティにーとか、マトリックスみたいなシリアスモノでビュンビュン飛ぶから“ああ、バカやってるなぁ”って笑えるけど、笑えるモノに笑えるモノかぶせても、説得力ないと思うけどなぁ。 3点(2003-11-25 23:25:39) |