61. JOKER 疫病神
渡部篤朗の「泣き」は、グッとくるなぁ。ラストシーンも、いい。比べるとショーケンは、添え物っぽい。 6点(2003-07-15 05:40:49) |
62. 屍者の帝国
《ネタバレ》 展開や演出のイヤな軽さと、お座成り感、そして「耽美ゾンビ」という妙な新ジャンル(勝手に命名)が気になってしょうがない。 耽美ゾンビが放つ腐臭に眉根をしかめながら鑑賞していた訳ですが、流石にこの腐臭はオッサンたる私にはツラかった。。ゾンビムービー(アニメ)としては駄作もイイ所だが、東映動画にしてはよく整っていた美術と動画、細谷佳正の危なっかしい声が、(決して好みではナイにしろ)好印象。 [DVD(邦画)] 5点(2016-09-28 03:24:58) |
63. 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
《ネタバレ》 エヴェレスト級にそびえ立つツッコミ所を帳消しにした、石原さとみの存在感に驚愕を隠せない。 [DVD(邦画)] 5点(2016-03-05 02:00:42) |
64. 13日の金曜日・完結編
特撮担当をサヴィーニに戻す事によって、スプラッタとして最低限の威厳が保たれている。脚本とキャスト、次回作を匂わせる演出は、ハッキリ言ってダメダメですが。 [DVD(字幕)] 5点(2011-11-02 00:22:11) |
65. 13日の金曜日PART3
《ネタバレ》 OPとEDの音楽が異様にダサい。その軽妙な音楽のおかげで、余計なコメディ要素が加味されたように思える。 あと、ボットン式便所での喫煙(ハッパ含む)は、超危険。メタンが充満している可能性があり、ヘタすればサマーキャンプの湖畔でアヘアヘする以上に危険。爆死を恐れる良い子は真似しないように。 [DVD(字幕)] 5点(2011-10-30 00:32:27) |
66. 呪怨 (2003)
《ネタバレ》 あぁ、怖かった。特にテレビが歪むシーンと、女子便所でもっさり現れた霊(?)と、目が写っていない写真と、エレベーターのシーンが、怖かった。被害者のほとんどが完全にコラテラル(巻き込まれ)な立場で、老若男女がさしたる理由もなく呪い殺されてしまうというのも、怖い。白塗りも怖い。幽霊屋敷「徳永家」の雰囲気も、冒頭のカッターナイフも怖い。櫛を指で弾いたような音響も、ぞわぞわと怖い。確かに不気味な恐怖感の佃煮のよーな作品だが、観た後(真夜中)に、特に内容を思い出し、怯え、布団の中や消えてるテレビのブラウン管が気になって眠れなかった!というほどの恐怖感にまでは至らないのは、何でだ?折角のファーストインパクトの怖さが、終盤あたりで失速してしまう構成のベタさのせいでしょう。うぬぬ。残念。及第ではあっても、そこまでの評価といったところ。奥菜恵も可愛かったが、寝室の黒猫の群れも、恐怖感というより脱力癒し感。ちょっと猫好きの私としては「不気味」というより「シュールで微笑ましいシーン」として可愛く観れてしまった。そこも敗因だろう。(超個人的な私見) [DVD(邦画)] 5点(2007-09-26 01:58:48) |
67. ジャーヘッド
《ネタバレ》 「20で入隊のサインなんかしたのが最大の間違いだった!」と吼えるシーンと突然中止になった射撃命令に対してキレるシーンが何とも可笑しい。可笑しいけど現実であり、悲しいけど救いもない。ついでに言わせてもらうと、同情もできない。戦争に加担することの難しさと空しさについて考える機会には、なったと思うが。それにしちゃチョッとタルいか。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-25 13:38:44) |
68. ジーパーズ・クリーパーズ
得体の知れなさと無敵っぽさ、あるようでない法則性が怖かった。しかし、あんな不気味な穴を覗こうとする馬鹿っぽさというか無謀さが、ありえなくないか?まぁ、その無謀さがなきゃ物語は進まないんだが… [DVD(字幕)] 5点(2006-01-19 22:04:50) |
69. 女優霊(1996)
ラスト前の8分目までは、タラタラとしてはいるものの不気味でいい。少し匙加減が野暮ったい「恐怖感」ではあるが。しかしラストの妙な「やっつけ感」は、何?そこそこ美味しい平凡な和食店で、デザートにフルーチェ出されたかのよーな、龍画点睛(というほど大げさな作品ではないが)を欠いた感じの作品。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-04 04:52:19) |
70. 私立探偵・濱マイク/罠
三部作の締めにしちゃ、何か物足りない。しかしテレビ版の派手マイクより、下町の兄ちゃん風のマイクがエエなぁ。 5点(2003-08-14 19:28:20) |
71. 60セカンズ
スピード感やテンポの良さで退屈はしない。が、車オンチ故に「楽しめた?」と問われれば、幾分損をしている気が。言われてみれば痛快感も足りなかった気が。 5点(2003-07-06 11:37:17) |
72. 私立探偵・濱マイク/我が人生最悪の時
俺としても南原が引っ掛る。始終、邪魔な感じ?ソレが気になって・・・。でも、男の美意識?好きじゃないなりにもいい感じでした。 5点(2003-05-18 17:33:18) |
73. 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生
《ネタバレ》 ユング好きには、タマランのだろうねえ。手法に足掻く作り手の苦労は判るが、相変わらずの「一見さんお断り」的な世界観は、どうかと思う。ま、アニメ界にゃもっとひどい例あるし、お疲れさん!頑張ったね!な、評価と、素の評価で、これ。 [ビデオ(邦画)] 5点(2002-08-20 12:41:07) |
74. 13日の金曜日PART7/新しい恐怖
《ネタバレ》 トミー少年、偽ジェイソン、トミー青年と、次々と現るジェイソンの好敵手に、美味しいトコロや見せ場を持って行かれている、世知辛い世代交代(?)にもめげないジェイソン。不憫にも今シリーズに登場したのは、なんと超能力少女。 念動力や発火能力や未来透視、そして、まさかの蘇生能力を持った、贅沢なインフレ超能力少女である。 しかし、強大すぎる好敵手にも、彼は怯まない。今回も「私は私の出来る事をするまでだ。湖畔でアヘアヘしている若者(その他大勢)を、仏陀斬るまでだ。」と、寡黙な殺人鬼は背中で語ります。背骨と肋骨、見えてますが。 そして、今回もジェイソンは大忙し。様々なヴァリエーションを駆使し、今宵も見敵必殺を繰り返します。 しかし、流石に今回は強敵。少女の表情がヘン顔に歪むたび、ジェイソンは様々な超能力に対峙せねばなりません。 大木の根で動きを封じ、切った電線で高圧電撃!しかし、彼女は知りません。前回、落雷エネルギーで復活したジェイソンの体質を。「お前の全力は、それだけか?」と言わんばかりに、易々と立ち上がるジェイソン。 その後も、ドア、家具、電灯、釘、ガソリン、火炎などを駆使した攻撃に、頭からちょっぴり脳らしき液体を溢しながらも、彼は耐えてました。「こんがり焦げ目が付いちまったじぇねぇか」と、あたかも少年ジャンプの某主人公のような、格好のよさです。 しかし、窮地に立たされた強敵も、只者ではない。「亡き父が沈むクリスタルレイク」という奥の手を用意していたのです。少女は、亡き者でさえ命を与える「蘇生能力」の持ち主。ジェイソンは失念していました。「そういや、俺もこの能力で…うぬう、迂闊!」と狼狽するも、時既に遅し。冷えた湖底で、敗北の苦渋に苛むジェイソン。 ああ、今回も負け戦です。多種多様な死体を拵えはしたものの、またもや肝心なトコロで負け戦。試合には勝ったが、勝負に負けたジェイソン。地元で、この体たらく。身の置き場を、完全に逸したように思えます。 しかし、肩を落としている場合ではないぞジェイソン。地元で燻っていては、男はダメだ。母の薫りのする地元・クリスタルレイクから脱し、男は旅立たねばいかん。 次回・負け続きの男が都会で一花咲かせる時が来た!「13日の金曜日パート8 ジェイソンN.Y.ヘ!」を、ご期待ください! [DVD(字幕)] 4点(2011-11-14 09:43:29)(笑:2票) |
75. 新・13日の金曜日
悪趣味なスプラッタと秀逸なホラー。これは誰が観ても「悪趣味なスプラッタ」寄りで、しかもチープさが鼻につくというどうしようもなさ。 長い13金シリーズという名の駅伝で、水を差す半端な区間ランナーの走りを見せられた気分。 [DVD(字幕)] 4点(2011-11-05 02:14:58) |
76. 女囚さそり 701号怨み節
一作目の衝撃、二作目の混沌さ、三作目の痛快さからして、四作目はグズグズ。 脚本のテンポ、演出が大人し過ぎて、突っ走れていない。 「さそり・梶芽衣子」の相変わらずの美しさだけで突っ走るには、色々と邪魔が多かったように思える作品。ファンとしては非常に残念なシリーズ最終作品である。 [DVD(邦画)] 4点(2009-11-09 02:36:18) |
77. 昭和枯れすすき
《ネタバレ》 過干渉で粘着質な愛を持つ兄と平凡な割りに陶酔することだけが一人前の妹。この主人公二人が、見事なまでにかみ合わない。そこが面白さなのか、またまた致命傷なのか、展開がグズグズした感じ。兎に角、その他の登場人物の全てに至る泣き言気性。これが悲しい1970年代の香りというやつか?わかんねえ。そしてラストの決着が、またわからねぇ。兄妹二人は何処に逃避するのか。そのナルシズムとしか思えない現実逃避が、何とも気に食わない。新幹線の中、車窓に置いてあるリンゴにすら腹立たしい。「若い二人は社会の裏側を見過ぎたんだよ」と無責任にいうが、「しかしそれが社会の全てだと思うのは、只の錯覚なんだ」という事を、皆、不幸酔いし過ぎて教える余裕がない。みんないい大人なのに。現代社会の不幸に過敏な傾向も何となくみっともないが、不幸に酔いしれるナルシストな時代も見苦しい。「ふ~た~り~は~枯れすすきぃ~」のフレーズまでもが嘘臭く響く。そういう時代の作品なんでしょうねぇ。しかし、散々コケにしておきながらも流石はサスペンスの名手、野村芳太郎。泥沼ながらソコソコに観入らされてしまうのが、悔しい。笑。そして新宿に流れる音声広告「パチンコ・雀荘・あいうえお」というのが、又、イイね!知る人ぞ知るマンモス雀荘。プロ雀士小島武夫もボーイとして勤務していたというかつての名スポット(らしいです)。って、作品にゃ何の関係もないのですが、少し加点。何でやねん! [DVD(邦画)] 4点(2006-07-10 20:15:01) |
78. 地獄甲子園
漫☆画太郎の原作が映像化すること自体が、もうナゲヤリ。漫☆画太郎リスペクトの私としてはこういうアホウな映画、嬉しい限りだが評価には一寸ツライ。そもそも名作が生まれるわけ、ないじゃん?C級バカムービーをこよなく愛す人等の映画です。これは。キャスティングは原作のイメージに近くて、それはそれで見事でした。しっかし何でロケ地が和歌山?永遠の謎。 4点(2004-11-16 00:16:34) |
79. ジェイソンX 13日の金曜日
《ネタバレ》 宇宙コロニー(っぽい所)フッ飛ばした時点でシリーズ最高死者数?SF考証の妙も(アルマゲドンに比べりゃ)優しさで見守れる程度ってことで。女性アンドロイド(っぽい彼女)との対決も、笑えて良い。しかし治療システム(っぽいヤツ)で復活を遂げたジェイソンは良くないなぁ。「ガンダムは格好良いが、Z・ガンダムってどうよ?」みたいな?ってことで、ホラーから娯楽映画にまで昇華した「13金」に拍手~…え?違う? 4点(2003-10-19 12:59:30) |
80. 13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ
《ネタバレ》 「呪われた地を侮ってはいけない」「僻地での停電は、皆殺しの合図」「キャンプ場でセックスは致命的」など、様々な教訓を提供してきた13金シリーズ。 今回、この作品に込められた教訓とは「都会に暮らす人間の、深刻な無関心」ではないだろうか。 しかし、ジェイソンと対峙し、あろう事か喧嘩を売ってしまったパンク少年。彼らが九死に一生を得たのは「触らぬ神に祟りなし」という、悲しい都会人の処世術なのだ。うーむ。どちらが正しいのか、正しくないのか。単純な問題では無いのだなぁ。 [DVD(字幕)] 3点(2011-11-18 08:38:55) |